5.3 中京の鉄道・交通年表

・・東海3県については交通年表サイトが意外と少ないのでまとめてみました

天正14年
1586洪水により木曽川の流路がかわる
・・現在の岐阜市南方での流路が南にうつり現行の姿になる
・・これにより美濃国(岐阜県)と尾張国(愛知県)の境界が南に移動
・・これまでの境界は現在の境川である
 
明治13年
1880鍋田川が愛知・三重県境と定められる
・・木曽川の河口は現在と異なり多くの派川に分流していた。そのうえで江戸時代後半には海岸に人工的に干拓地(新田)が次々とひらかれていったため尾張・伊勢国境がはっきりしない状況となっていた
・・木曽川河口が現在のような姿になったのはのちの三川分流工事(1887~)においてである。したがって現在における木曽川下流はこの時定められた県境上を流れているのではない
 
明治19年
1886.5.1
(東海道線)名古屋駅、開業
・・当時の名古屋駅は現在名鉄バスセンターがある地点付近にあった 
 
明治20年
1887(木曽三川分流工事が着工される(一応の完成は1900年))
・・これ以前の状態として主なものを示す
●長良川が現・東海大橋付近にて木曽川に合流(いわば木曽川’支流’)
●木曽川(河口)は現・弥富市街地西方にて鍋田川と筏川が分流
● 現在の海部幹線水路の位置に佐屋川が流れる
 (佐屋川は木曽川の派川であったが、河床が上昇し続ける)  
 
明治21年
1888.9.1 
(東海道線)岡崎駅、開業 
・・この駅は元もとの市街地から4キロほど南に設置された。これまでは鉄道開通時に町がさびれることをおそれた一部の反対運動によるものと考えられていた。(その説は現在は否定されている)
・・現行ルート(R1沿いでなく蒲郡経由)の採用理由は勾配をきつくせずに済んだことである。蒸気機関車が勾配には弱かったことが本当の理由のようである。

明治26年
1893.12.31
参宮鉄道、津―宮川 開業
・・この路線建設にあたっては沿線の住民より建設反対の請願があった。伊勢街道はもとより伊勢神宮参拝者の往来があり潤っていたので鉄道の新設は新たな脅威となっていたからである。松阪・宮川間においては鉄道のルートは街道よりずっと南の田丸経由となった
 
明治29年
1896.9.18日本車輌製造㈱、設立 (愛知県名古屋市)
・・現在は本社ビルのみが残る
 
明治30年
1897.7.15 
豊川鉄道、豊橋(のち吉田に改称)―豊川 開業
・・豊川稲荷参拝客の輸送が主要な目的であった 
1897.11.11
参宮鉄道、宮川―山田(現・伊勢市) 開業
 
明治31年
1898.4.3
尾西鉄道、弥富‐津島 開業
・・名鉄にとって現存する区間としては最も古い
1898.5.6 
名古屋電気鉄道、開業 
・・京都に続いて2番目の電気鉄道がスタートした
・・電圧は500Vであり、アメリカにならい右側通行であった
  
明治32年
1899.1.1
岡崎馬車鉄道、岡崎駅前‐明大寺(みょうだいじ)(3.3Km) 開業
・・軌間は762ミリである
・・のち1912年に1067ミリに改軌
1899.12 
豊川鉄道、起点駅を東海道本線豊橋駅から独立させ、新たにすぐそばに吉田駅を新設 
 
明治36年
1903.8.5宮川電気、本町‐二見浦(7.2Km) 開業
・・伊勢の路面電車は全国の電気鉄道の中で7番目の開業である 
 
明治38年
1905.4.2 
瀬戸自動鉄道、瀬戸―矢田(14.6Km) 開通
・・セルポレー式蒸気動車(35人乗り)3両を導入して開業した。これは直径5センチほどの水管70本を垂直に配列し、この周囲に燃料コークスをつめて燃焼させ、蒸気を発生させる構造であった。しかし水管の劣化が著しいうえ交換に多額の費用がかかり、この蒸気動車は使用取りやめになった。その後は一時トロッコに座席と屋根をとりつけた車両を人力で押して推進させる’人車鉄道’として営業を続けた。1907.3.17には電気動力(電車)に変更された

明治39年
1906.3 
名古屋電気鉄道、右側通行を左側通行にあらためる 
1906
瀬戸自動鉄道、矢田―大曽根(1.3Km) 開業
 
明治44年
1911.2.11美濃電気鉄道、神田町‐上有知(こうずち) 開業
・・それまでは江戸時代初期につくられた上有知湊が長良川における川船の遡上可能な最上流地点として機能していた
1911.7.24美濃電気鉄道、美濃町線の終点を現在の美濃市米屋町(玉本屋旅館付近)に延長
1911.10岡崎馬車鉄道㈱、増資のうえ、岡崎電気軌道㈱に改称
 
明治45年・大正元年
1912.7.30 
(明治より大正に改元) 
1912.9.1
岡崎電気軌道、馬車鉄道線を電化し、軌間を1067ミリに改軌

大正4年
1915.1.18 
瀬戸電気鉄道、堀川まで延伸し瀬戸線全通
1915.9.10
伊勢鉄道(初代)、白子-一身田町(1918年に高田本山に改称)開業 
・・このときの一身田町駅は現在の第三セクター伊勢鉄道の東一身田駅のすぐ南の変電所あたりにあった。高田本山とは浄土真宗高田派の本寺という意味である
・・のち高田本山駅は1955.7に急曲線緩和のため線路が移設され500mほど東方に移った
 
大正8年
1919.4.27養老鉄道、池野‐揖斐 開業
 
大正10年
1921.6.13
名古屋電気鉄道㈱、子会社として名古屋鉄道㈱(初代)を設立 
1921.7.1 
名古屋電気鉄道、地方鉄道事業(郡部線)を名古屋鉄道(初代)に譲渡
・・軌道部事業(名古屋市内線)のみの営業となる 
・・つまり、名古屋市電と名鉄はもともと一つの会社であったものが枝分かれして発展した存在であった
 
大正12年
1923.10.3
美濃電気鉄道、美濃町駅を(現在の美濃市広岡町へ)移転
・・この移転は下記越美南線(現・長良川鉄道)への連絡が目的であったといわれる
1923.10.5
国有鉄道、越美南線、美濃太田―美濃町(17.7Km) 開業 

大正13年
1924.12.27岡崎電気軌道、岡崎井田‐(三河岩脇)‐門立 開業
・・当初は矢作川沿いに足助方面に延伸していく計画であったが、途中で挙母(現・豊田)経由に変更され、三河岩脇‐門立間は盲腸線となり十数年で廃止されている
 
大正14年
1926.6 
愛知電気鉄道、岡崎線を1500Vに昇圧 
1925.7.14 
豊橋電気軌道、開業 
1925.8.1
尾西鉄道、鉄道事業を名古屋鉄道(初代)に譲渡
1925.11 
犬山橋、完成 
  
大正15年・昭和元年
1926.4.2 
豊川鉄道、小坂井―豊川間を複線化 
1926.4 
愛知電気鉄道、東岡崎―小坂井 開業 
1926.7.22
美濃電気鉄道、セミボ510形(512~514) 竣工
・・正面が半円形5枚窓の当時の関西私鉄の影響を受けた車両
1926.10.1 
犬山橋に犬山線の電車運転開始 
1926.12.25
(大正より昭和に改元) 

昭和2年
1926.4.16
三河鉄道㈱、岡崎電気軌道㈱を合併
1927.6.1 
愛知電気鉄道、吉田(現・豊橋)駅に乗り入れ
・・当時の吉田駅の駅舎はは現在の伊賀鉄道上野市駅とよく似た縦長の洋館スタイルであった 
 
昭和4年
1929.7.23志摩電気鉄道、鳥羽―賢島―真珠港 開業
・・当時は1067ミリ軌間であった
1929.12.18三河鉄道、上挙母‐三河岩脇(6.4Km) 延伸開業
・・これにより、岡崎地区と挙母(現・豊田)地区が鉄道線で結ばれた。なお、本来の建設目的は最終的には愛知電気鉄道線(現・名鉄名古屋本線)とは別のルートで岡崎・名古屋間を結ぶことにあった
 
昭和5年
1930.2.1 
名古屋市、市営バス 営業開始
・・シボレー 40両を使用
1930.4.1 
伊勢電気鉄道、津新地―新松阪 (複線で)開業 (軌間:1067ミリ)
・・松阪の駅は本来は鉄道省参宮線松阪駅の裏手を想定していたが参宮急行電鉄に先を越された。そのためルートを当時の市街地の西方にあらため新駅をつくり新松阪と命名した
1930.8.5 
名古屋鉄道㈱(初代)、名岐鉄道㈱に改称
・・これは近々合併予定の美濃電気鉄道の関係者に対する配慮に基づいたものである。美濃電気鉄道には名古屋鉄道との合併に対して賛否両論が対立していたという 
1930.8.20 
名岐鉄道㈱、美濃電気鉄道㈱を合併 
1930.12.20
参宮急行電鉄、桜井―山田(現・伊勢市) 開業  (軌間:1435ミリ)
1930.12.25
伊勢電気鉄道、新松阪―大神宮前 (複線で)開業 
・・大神宮前駅は伊勢神宮入口の西北西約500mの位置にあった
・・この複線電化鉄道建設にともなう過剰融資によりメインバンクの四日市銀行は翌々年はじめに経営破たんする。また伊勢電気鉄道㈱そのものも1936年に参宮急行電鉄に身売りすることになる

昭和6年
1931.3.17 
参宮急行電鉄、山田(現・伊勢市)―宇治山田 開業 
1931.7.23
三岐鉄道、富田‐東藤原 開業 (非電化)
1931.12
豊川鉄道、豊川駅がコンクリート製の新駅舎となる

昭和7年
1932初頭
(四日市銀行、取り付けさわぎにあい休業) 
・・同銀行は伊勢電気鉄道(大神宮前まで路線延長)に過剰な融資をしていた
・・伊勢電気鉄道社長の熊沢一衛は1932.2.21に同社社長を辞任
・・これにより伊勢電気鉄道による名古屋進出は不可能となった
1932.10 
名岐鉄道、デボ755・756号(半室畳敷化)を鵜沼より高山本線の列車に連結して下呂まで運行開始(毎週土・日曜) 
・・戦時中に廃止された。高山線乗り入れは戦後もしばらく行われず1965年に復活した

昭和8年
1933.11.8
尾張大橋(R1の一部、現・愛知県弥富市―現・三重県桑名市) 開通 
  
昭和10年
1935.2
名古屋市電気局、路面電車の車体色を変更
 ●深紅色 ⇒ 下半分:緑、上半分:クリーム色
1935.3.28
名岐鉄道、木曽川橋梁が完成し、新一宮-笠松間が開業
・・押切町(名古屋市)-新岐阜間が全通。同区間を34分で結ぶ特急列車を設定。なおこの特急は枇杷島橋と新一宮のみを停車駅とした
1935.8.1 
愛知電気鉄道㈱と名岐鉄道㈱が合併し名古屋鉄道㈱(2代目・現名鉄)が発足
・・法手続き上では名岐鉄道㈱が存続会社となり、愛知電気鉄道㈱は解散した。合併時において前者は後者に比べ経営成績がよかったことによる。
 
昭和11年
1936.9.15 
伊勢電気鉄道㈱(現・近鉄名古屋線)、参宮急行電鉄㈱(現・近鉄大阪・山田線、大軌系)に合併される 
 
昭和12年
1937.2.1
鉄道省、名古屋駅を高架化のうえ現在地に移転
・・これ以前の名古屋駅は現在の名鉄BCの位置である 
1937.8.1 
参宮急行電鉄、伊勢線、新松阪-川端(=大神宮前のひとつ前)間 単線化
・・参宮急行電鉄にとって旧・伊勢電気鉄道線の津以南の江戸橋(津市)以南の区間はそれほど存続すべき価値のある路線ではなかった 
1937.8.20 
三信鉄道、大嵐-小和田 開通
・・これにより三信鉄道(三河川合-天竜峡、66.9Km)全通。同時に現・JR飯田線が全線開通となる
・・このとき三信鉄道の工事を担当したのは飛島組の熊谷三太郎(1871~1951)という人物であり、この工事の実績を獲得したことにより翌年・1938年1月に㈱熊谷組を立ち上げたといわれる

昭和13年
1938.4.2 
参宮急行電鉄、伊勢線 結城神社前―新松阪 単線化
・・参宮急行電鉄にとっては旧・伊勢電鉄建設区間の津-伊勢間は不要なものに過ぎなかった
1938.6.26 
関西急行電鉄(大軌系)、名古屋―桑名 開業 (軌間:1067ミリ)
・・関急名古屋駅は開業時より地下駅であり、中京圏初の地下駅といえる存在である。現在の近鉄名古屋駅の1~3番線がこの時点で開業したものである
1938.6
日本車輌製造㈱、鳴海工場 新設
・・貨車の製造を目的に建設された
1938.12.7
参宮急行電鉄、江戸橋-伊勢中川間を標準軌より狭軌に改軌
・・これにより名阪間において乗り換えが中川における1回ですむようになった 
  
昭和15年
1940.1.1 
関西急行電鉄(桑名―名古屋、大軌系)、参宮急行電鉄(大軌系)に合併される 
 
昭和16年
1941.3.15 
参宮急行電鉄㈱、大阪電気軌道㈱に合併され関西急行鉄道㈱に改称
・・前年の件とあわせると社名の紛らわしい改称があった
1941.8.12 
名古屋鉄道、枇杷島橋―新名古屋 開業
・・これにより東枇杷島(信)―押切町(1.3Km) 廃止
・・当時の新名古屋駅豊橋方面行きのりばは島式ホームであり、岐阜方面は外側のみにホームがあった。つまり2面3線の構造であった 
1941.9.10
三河鉄道、名古屋鉄道に合併される

昭和17年
1942.8.11 
関西急行鉄道、伊勢線、新松阪―大神宮前(18.8Km) 廃止
・・この路線は1930年に参宮急行電鉄線(現・近鉄大阪・山田線)が山田(現・伊勢市)まで線路を開通させたころに伊勢電気鉄道(現・近鉄名古屋線)が対抗路線として津から大神宮前駅まで線路をのばした区間の一部である。従って1930年からこの1942年までは鉄道省・参宮線もふくめると3本の鉄道があり、沿線人口に比して供給過剰の感があった
・・一方、伊勢線の新松阪以北(新松阪-江戸橋)はこの時点ではほとんど単線化されていたが存続された(1961.1.22廃止)
 
昭和18年
1943.5.10 
名古屋市電気局、東大曽根・桜山町間(6.2Km)トロリーバス運転開始
・・市電でなくトロリーバスとしたのはレールの入手がすでに困難になっていたからである
・・1951.1.16 トロリーバスは全廃
1943.7.26 
鉄道省、豊橋―辰野間を結んでいた4私鉄を買収し飯田線とする
・・4私鉄:豊川鉄道、鳳来寺鉄道、三信鉄道、伊那電気鉄道 
・・運賃は割高であったので沿線住民側から国有化運動がおこっていたといわれる
 
昭和19年
1944.3.1
東濃鉄道㈱、設立 (本社:岐阜県多治見市、戦時統合)
1944.6.1 
関西急行鉄道㈱、南海鉄道㈱と合併し近畿日本鉄道㈱となる 
1944.8.2
      ~9.4 
運輸通信省、参宮線、戦時供出に伴い複線区間を単線化
・・参宮線は1959年までは亀山・鳥羽間をさす名称であった。阿漕・山田(現・伊勢市)間は部分的に4か所ほど複線化(明治の終わりごろ)された区間があった 
1944.9.1 
名古屋鉄道、名古屋―神宮前(5.8Km)開業
・・この時点では名古屋-金山橋間が600V、 金山橋―神宮前間が1500Vであり架線電圧が異なり直通運転はできなかった
1944.10.11
運輸通信省、東海道線、大垣―関ヶ原間に迂回線開通 
1944.12.13
(名古屋地区に本格的に空襲がはじまる) 
 
昭和20年
1945.2.18 
名古屋鉄道、豊川線、国府(こう)-市役所 開業 
・・豊川海軍工廠(軍需工場)への工員輸送が目的で建設された
1945.5.14 
(空襲により、名古屋城 焼失)
1945.7.9
(岐阜市街、米軍による空襲をうける) 
1945.7.24 
近畿日本鉄道、名古屋線、揖斐・長良川橋梁 空襲により被災(橋げた2連が落下)
1945.8.15
(終戦)
1945.10.2 
名古屋市電気局、名古屋市交通局に改称 
     
昭和21年
1946.5.1 
近鉄名古屋線、揖斐・長良川橋梁復旧につき名古屋線再全通
・・これにより関西線橋梁への乗り入れ廃止
(戦災により臨時的に当時狭軌のの近鉄電車が国鉄の橋梁に乗り入れていた) 
1946.9.1
名古屋鉄道、瀬戸線 喜多山工場 供用開始
・・これまで大曽根にあった工場が移転

昭和23年
1948.4.18
名古屋鉄道、名古屋本線新岐阜駅を(東海道本線の岐阜駅近くの地点より)現在地に移転
・・各務原線ホームに接近すべく移設されている
1948.5.16 
名古屋鉄道、西部線(金山橋駅以北) 1500V昇圧
・・豊橋―新名古屋―新岐阜間に直通運転開始 
1948.11.1 
名古屋市交通局、トレーラーバス運転開始

昭和24年
1949.1.1
名古屋市交通局、民生デイゼル製のディーゼルバス運転開始
1949.2
名古屋市・名鉄・近鉄、名古屋市地下鉄路線に関する三者協定 締結
●名鉄線とは名古屋駅、水分橋駅、新川橋駅、大曽根駅において、相互乗入れをおこなう
●名古屋駅においては国鉄駅の未利用ホーム(現1・2番線)を使用 
●近鉄線とは八田駅において相互乗入れをおこなう
・・しかしのち建設資金分担の問題が起きたり、東海道線電化に伴い国鉄のホーム借用が不可となったりしたため1954年6月にこの協定は破棄された(名古屋市交通局発行、’市営交通70年のあゆみ1992’による)
1949.8
岐阜市営バス、開業 
   
昭和25年
1950.4.1 
名古屋鉄道、美濃町線、起点を柳ケ瀬から徹明町にあらためる
・・徹明町通(現・R156)の道路改良にあわせておこなわれた 
1950.8.1
名古屋市交通局、貸切バス事業開始
1950.8.4 
近畿日本鉄道・名古屋鉄道、近鉄名古屋線と名鉄本線(豊橋まで)団体臨時列車運転開始 (1953年5月まで) 
・・1959年まで近鉄名古屋線は狭軌であり、名古屋駅にて名鉄線と線路がつながっていた
・・たとえば名鉄線から伊勢中川・養老方面へ、一方近鉄からは豊川稲荷・犬山方面への列車が運行され乗客からは好評であったという
・・しかしのち新名古屋駅の配線変更や名鉄ビルの工事本格化により廃止となった

昭和26年
1951.1.16 
名古屋交通局、 トロリーバス 全線廃止
・・名古屋のトロリーバスは他の大都市のものと異なり、この時期に廃止されている。名古屋のトロリーバスは戦時中に路面電車の路線延長を計画するも線路の供給が困難であったため採用されたに過ぎない
1951.1
名古屋鉄道・国鉄、近鉄名古屋線の臨時列車を国鉄飯田線豊川駅まで乗り入れ運転開始
・・当時の近鉄名古屋線は狭軌であり名鉄線と線路がつながっていた
1951.10.25
名古屋市交通局、市バスワンマン運転 開始 
1951
国鉄、飯田線 モハ32系電車(スカ色)が横須賀線より転入
 
昭和27年
1952.2.1 
名古屋市交通局、市電のビューゲルによる集電方式を採用開始
・・のち4~8月に全車両をビューゲル化工事施工
・・このころ全国的に多くの路面電車がビューゲル化されている
1952.5.10
国鉄、ダイヤ改正
 ●飯田線に全線を4時間半で走破する快速列車を設定
1972.12.1
三岐鉄道、気動車列車を国鉄に乗り入れて四日市まで運転開始
1952.12.17
(ビル管理会社、名鉄ビルディング㈱、設立)
・・当初松坂屋が百貨店として入店することが内定していたが同社ではビル管理会社への出資をためらっていた。テナントとしての入店を主張し名鉄との折り合いがつかなかった
・・1954.4に㈱名鉄百貨店に改称 
1952
三重交通、津市内にてワンマンバスを運行

昭和28年
1953.7.21 
国鉄、東海道線、浜松―名古屋 電化 
1953.11.11
国鉄、東海道線、名古屋-稲沢 電化 
  
昭和29年
1954.2.28
名古屋市交通局、路面電車においてワンマンカー運行開始 (尾頭橋‐下之一色‐築地口)
・・我が国の路面電車において初のものとされる
1954.6.20 
(名古屋テレビ塔、開業) 
1954.7.26 
豊橋交通㈱ 、豊橋鉄道㈱に改称
1954.10.1 
名古屋鉄道、渥美線を豊橋鉄道に譲渡 
1954.11.25
名古屋鉄道、新名古屋駅、3面2線化 
・・新名古屋駅の利用者数は予想を超える伸びがあった。各列車の乗降に要する停車時間を短縮するための工夫であった
1954.12.1
(名鉄百貨店名古屋本店、開店)
・・名鉄百貨店の開設の動きはは1937年ごろよりはじまっていた。しかし諸般の事情より戦後に持ち越された
・・開業には大阪の阪急百貨店に指導をあおいだ
・・なお、この時点では地上4階建てであった。地上10階建てになるのは1957.7.27のことである
1954.12.25
名古屋鉄道、豊川線(国府-新豊川) 全通
1954.12.25
名古屋鉄道、小坂井支線(伊那-小坂井、1.2Km) 廃止
・・名鉄電車による飯田線豊川駅乗り入れがなくなる

昭和30年
1955.5.1
名古屋鉄道、新豊川駅を豊川稲荷駅に改称
1955.7.7
国鉄、東海道線、豊橋―大垣間にモハ80系湘南型電車 運転開始 
1955.7.15
近畿日本鉄道、名古屋線 高田本山駅付近 線路を移設(直線状化)
1955.7.20 
国鉄、東海道線、稲沢―米原 電化
1955.11.11
国鉄、飯田線、佐久間-大嵐 新線に移設
・・佐久間ダム(1956.10竣工)建設に伴い水没する区間が生じたため線路を山を隔てた東側に移すことになった
・・これにより廃止された駅が豊根口、天龍山室、白神の3駅であり、かわりに相月、城西、向市場、水窪の4駅が新設された 
1955.11 
名古屋鉄道、5000系、竣工 

昭和31年
1956.9 
近畿日本鉄道、名古屋線、四日市付近のルートを変更
・・旧・諏訪駅の西400mの地点に新たに近鉄四日市駅がつくられた
・・これまで四日市市内に急曲線があったため、名古屋線は19m車が限界であった
1956.10
名古屋市交通局、リアエンジンバス 導入
    
昭和32年
1957.3.18(名古屋駅前に地下商店街(現・テルミナ)開業)
1957.4.1国鉄、浜松‐豊橋間にてモハ80系電車運転開始 
1957.9名古屋鉄道、5200系電車 竣工
・・5200系電車は地味な存在であったが先進性を伴った優美な車両
 ●パノラミックウインドウの採用(国鉄急行形より1年早い)
 ●下降式2連窓の採用(近鉄名古屋線特急車より1年早い)
 ●ホロを埋め込んだ全面貫通路
1957.10.1国鉄、準急’東海’号(東京-大垣) モハ80系電車に置きかえられる
1957.11.15名古屋市交通局、地下鉄1号線 名古屋‐栄町(2.4Km) 開業
・・あらかじめ地下鉄用地として用意してあった錦通りの直下を通る
1957国鉄、飯田線 モハ52系電車が阪和線より転入
 
昭和33年
1958.6.27 
名古屋鉄道、三河線 西中金-足助間の延伸断念(免許失効) 
・・当時はバス全盛時代でありバスで十分対処できると判断されていたと考えられる
1958.10.13
近畿日本鉄道、取締役会にて名古屋線の標準軌化を決定 
・・改軌は伊勢湾台風襲来に伴う復旧以前のこの時点ですでに決まっていた
(名古屋線の改軌は1952年ごろから検討され始めていた)
1958.11
国鉄、準急’東海’号の車両をモハ91系(のち153系に改称)に置き換え

昭和34年
1959.1.1
(愛知県挙母(ころも)市、豊田市に改称)
1959.3.14 
名古屋鉄道、5500系電車 竣工 
1959.3.25
名古屋市交通局、路面電車 東山公園‐星ヶ丘 延伸開業
・・ただしこの区間は2年後に休止
1959.4.1
名古屋鉄道、知立駅が現在地に移転
・・同時に三河線がこの駅から分岐する支線のような線路配線となる
1959.4.1
名古屋鉄道(バス)、平戸橋自動車(営) 廃止
1959.4.1
名古屋鉄道(バス)、挙母自動車(営) 開設
1959.7.15
国鉄紀勢本線、全通 (三木里―新鹿間開業により全通)
・・同時に紀伊木本駅を熊野市駅に改称
 (熊野市(市制)の発足は 1954.11.3である)
・・このときに亀山―多気間が参宮線より紀勢本線に移籍
1959 9.26
(伊勢湾台風 襲来) 
1959.10.1 
名古屋鉄道、三河線 挙母(ころも)駅を豊田市駅に改称 
1959.10.1
(再建名古屋城、竣工式 挙行)
1959.11.27
近鉄名古屋線(78.8Km)、標準軌間に拡幅完了
・・11月19日より伊勢中川方面から開始され、わずか9日間で完了した。
・・これを指示(予定を繰り上げ)したのは当時の社長、佐伯 勇(1903~1989)である
1959.12.12
近畿日本鉄道、名阪特急 直通運転開始 

昭和35年
1960.3.27
名古屋鉄道、平坂(へいさか)線(西尾‐港前、4.5Km) 廃止
1960.4.22
名古屋鉄道、高富線(長良北町‐高富、5.1Km) 廃止
1960.5 
小牧飛行場、第2種空港指定され名古屋空港に改称 

昭和36年 
1961.1.20 
三重交通、神都線(伊勢市内の路面電車) 廃止
1961.1.22
近畿日本鉄道、伊勢線、江戸橋―新松阪 廃止
・・この路線は旧・伊勢電気鉄道が昭和初期に建設した区間であり、戦時中に単線化されながらも1067ミリゲージのまま存続していた 
1961.3.1 
国鉄、ダイヤ改正
 ●準急’伊那’(名古屋―豊橋―(飯田線)―辰野)新設(モハ80系使用) 
1961.3.24 
近畿日本鉄道、伊勢中川駅西方に短絡線開設
・・本来の計画は川合高岡・久居間に直線ルート建設の予定であった。用地買収ができず断念 
1961.5.6 
名古屋鉄道、7000系(1次車) 竣工
・・名鉄パノラマカーは1961年から1975年まで合計116両が製造された
・・1962.5.26にブルーリボン賞受賞
1961.5.15
名古屋市交通局、路面電車 覚王山‐星ヶ丘 休止
・・地下鉄建設工事による
・・東山公園‐星ヶ丘間の路面電車営業期間は2年余りしかなかったことになる 
1961.6.1 
名古屋鉄道、7000系電車 特急として運転開始 
1961.7.30
名古屋鉄道、西尾線安城支線(安城‐南安城) 廃止
1961.9.1 
国鉄、中央線千種駅 現在地に移転
・・やや北へ移転し半掘割構造となった
1961
近畿日本鉄道、桑名駅 8番線(=最も山側) 新設 
 
昭和37年
1962.3.21 
名古屋鉄道、モンキーパークモノレール線(1.2Km) 開業
1962.6.17 
名古屋鉄道、岡崎地区の3線 廃止
・・岡崎駅前‐福岡町(福岡線)、岡崎駅前‐岡崎井田(岡崎市内線)、岡崎井田‐大樹寺(挙母線の一部、600V区間)の3線
・・以上の3線区は直流600Vである 
1962.2.25 
国鉄、中央線、金山駅開業
・・この時点では東海道線にはホームがなかった。中央線の当時は少ない普通列車のみが停車した

昭和38年
1963.4.1
名古屋市交通局、東山線 池下‐東山公園 延伸開業
1963.4.8
近畿日本鉄道、鈴鹿線 鈴鹿市‐平田町 延伸開業
1963.11.2 
名古屋鉄道、7500系電車 竣工
・・7000系パノラマカーとよく似た外観を持つが少し床が低くなった
・・回生ブレーキつきなので変電所容量の小さい支線には入れなかった
 (回生制動使用時に変電所のヒューズが飛び停電となった事例がある)
 このため、名古屋本線、犬山線、常滑線、河和線のみの限定運用となる
1963.10.15
三重交通(バス)、新江戸橋‐新松阪 近畿日本鉄道より承継し運行開始
・・1961年1月まで近鉄伊勢線という鉄道線があったがその廃止後バス路線化されたものである
・・新松阪は現在三重県道756号線と百五銀行松阪中央支店となる 
 
昭和39年
1964.2.8
(社団法人)名古屋市交通局協力会、東山公園内において東山モノレールを営業開始
1964.2 
名古屋鉄道、7500系につき付随車が4両増備される
・・これにより7両編成(=奇数)のパノラマカー列車が登場
・・ただし1967年4月に電装化され、7両編成はなくなる 
1964.3.10
国鉄、中央本線 大曽根‐勝川 複線化
1964.3.15
名古屋鉄道、各務原線 全線複線化および昇圧(1500V)
・・これにより犬山線との直通運転が可能となり、名古屋方面から犬山経由新岐阜行きといった列車が登場した
1964.4.4 
伊勢湾自動車運送船㈱、設立
・・近鉄、名鉄の折半出資による
・・1973.5   伊勢湾フェリー㈱に改称
・・2010.10.1 近鉄、名鉄が経営から撤退 
1964.4.25
名古屋鉄道、岩倉支線(岩倉-小牧、5.5Km) 廃止
1964.7
日本車輌製造㈱、豊川工場 新設
・・当初は主に貨車の製造を行う
1964.9.14 
名古屋鉄道、河和線、特急列車運転開始 
1964.10.4
名古屋鉄道、鏡島線(千手堂‐西鏡島、4.4Km) 廃止
1964.11.14
名古屋鉄道、笹島高速センター 開設
・・名鉄BC完成(1967年)までの一時的な高速バスのりばであり、現在の名鉄レジャックの位置にあった
                                     昭和40年
1965.3.18 
(博物館明治村、開業)
1965.3.21 
名古屋鉄道、犬山線、特急列車運転開始 
1965.4.25 
名古屋鉄道、一宮線(岩倉-新一宮) 廃止
・・名岐バイパス(R22)建設に伴い同線の廃止か立体交差化を求められたことによる。名鉄では廃止という決断をした 
1965.5.11 
(大名古屋ビルヂング 竣工)
・・このビルができる前は4つほどの銀行が軒を並べていた 
1965.7.1
国鉄・東濃鉄道、土岐津駅を土岐市駅に改称
1965.7 
名古屋鉄道、キハ8000系 竣工
・・1966.7.26にブルーリボン賞 受賞 
1965.8.5 
名古屋鉄道・国鉄、神宮前―高山間に準急’たかやま’運転開始
・・キハ8000系が新調された。キハ8000系の下回りは国鉄キハ58系に準じたものとしている
1965.10.15
名古屋市交通局、2号線(現・名城線) 市役所―栄町(1.3Km) 開業
・・当初は複線鉄道としてでなく単線並列のかたちで運行 
1965.12
名古屋鉄道、鳴海‐須ケ口間にATS使用開始

昭和41年
1966.3.5 
名古屋鉄道・国鉄、準急’たかやま’を急行に格上げ
・・国鉄において同日付で運行距離が100Kmを超える準急を急行に格上げする措置を全国的に実行 
1966.3.16 
名古屋鉄道、瀬戸線 特急列車設定(毎時2往復) 
・・車両は旧型電車にスカーレット色を塗布し、パノラマカーと同じミュージックホーンを装備したものとした
1966.5.14 
国鉄、中央西線、名古屋‐瑞浪 電化
・・これ以前は名古屋―多治見間の普通列車は20数往復であり、半数以上が客車列車であった。またデイタイムは1時間に1本ほどの運転であった
1966.6 
名古屋市交通局、新住居表示の実施にあわせ地下鉄の駅名を改称
 ●伏見町→伏見 
 ●栄町  →栄
1966.12.25
名古屋鉄道、昼間時間帯の名古屋本線と犬山線の特急 毎時4本運転開始 
  
昭和42年
1967.3.3
名古屋市交通局、栄バスターミナル 開設
1967.3.18
博物館明治村、もと京都市電北野線のN電を運行開始(路線延長:770m)
1967.3.30 
名古屋市交通局、2号線 栄―金山(3.0Km) 開業 
1967.4.1
名古屋市交通局、星ヶ丘バスターミナル開設
1967.6.1 
名鉄バスセンター、開業
・・ニューヨークの事例を研究し建設された
1967.10.24
名古屋鉄道、知立自動車(営) 開設
1967.12.1 
近鉄名古屋駅、4・5番線のりば増築
・・国鉄用地を借用して地下駅を拡幅 
1967.12.17
名古屋鉄道、岐阜市内線・揖斐線直通急行 運転開始
・・ここで使用されたのは大正末期製造の510形など丸みを帯びた正面5枚窓の車両であるが、これらは大正期に関西私鉄に流行したスタイルが影響している
・・当初は忠節以東は認可の関係で単行で運行された。のちに認可がおり市街側でも2連での運行となる

昭和43年
1968.5.3
名古屋鉄道、津島駅付近 高架化
1968.6.2
名古屋鉄道、岐阜市内線・谷汲線に直通急行を運行開始
1968.9.1 
豊橋鉄道、田口線、本長篠―三河田口 廃止 
1968.9.1
名古屋市営地下鉄、1号線名古屋駅 ホームを北側へ100m延長
・・この時点では同駅は終点駅であった。混雑をおさえるため乗降ホームの分離がおこなわれた 
 
昭和44年
1969.2.3
(名古屋市、人口が200万人を超える)
1969.2.20
名古屋市交通局、市電下之一色線 (尾頭橋‐下之一色(しものいっしき)、6.5Km) 廃止
1969.2.23
名古屋鉄道、堀田駅付近 上下線とも高架化
・・堀田駅は新幹線中間駅タイプの線路配線となる
 (地平時代は一般的な2面4線の退避可能駅構造であった)
1969.3.1
名古屋市交通局、藤ヶ丘工場 開設
1969.4.1 
名古屋市交通局、1号線(現・東山線) 星ヶ丘‐藤ヶ丘、および名古屋-中村公園 延伸開業
・・1号線の東側の当初の終点は上社付近とする予定であったが車庫用地の確保が課題でもあった。そこで当時区画整理事業が進行していた藤森地区付近にて車庫を建設することになり終点を藤ヶ丘に変更した。なお9haにわたる車庫用地は区画整理組合より無償譲渡をうけている
1969.5.1 
名古屋市交通局、地下鉄路線の呼称を変更
 ●1号線→東山線
 ●2号線→名城線
1969.9.4
国鉄、東海道本線 113系使用開始
・・東京地区にて113系1000番台が新製投入されたため捻出された
1964.10.1
国鉄、高山本線 全線にてCTC化実施
・・同時に客車列車がなくなる
1964.10
国鉄、関西本線 名古屋‐亀山間 客車列車のSL牽引を廃止
・・最後の頃のSLはC57型であった 
1969.11.29
名古屋鉄道、中部電力の要請により大井川鉄道の株式の10%を取得
・・中部電力は大井川鉄道の株主であった。名鉄の鉄道経営のノウハウに期待を託した 
・・大井川鉄道はのち2015.8.31に名鉄グループをはなれ、エクリプス日高(北海道のホテル事業者)の経営下にある
1969.12.21
名古屋鉄道、新名古屋駅に自動券売機を設置
   
昭和45年
1970.3.1 
近畿日本鉄道、志摩線の標準軌化完了につき特急列車運行開始 
1970.6.25
名古屋鉄道、田神線 開業
・・美濃町線の電車が各務原線に乗り入れ、新岐阜駅地上ホームに発着
1970.7.15 
名古屋鉄道、ディーゼル急行’たかやま’を急行’北アルプス’に改称
・・同時に(冬季をのぞき)富山地鉄立山まで運転開始(冬季は飛騨古川まで) 

昭和46年
1971.2.1
名古屋市交通局、路面電車の一部区間廃止
 ●栄‐笹島町  (1.8Km)
 ●上飯田‐菊井町(6.8Km)
・・上記のうち、前者は名古屋において初の市内電車開業区間である
1971.3.29
名古屋市営地下鉄、名城線、金山―名古屋港(6.0Km) 開業
・・当初は一部区間を除き国鉄臨港線に併行した高架線での建設が計画されていた 
1971.5.1 
東濃鉄道㈱、名古屋鉄道の傘下に入る
・・第三者割当増資を行う 
1971.6.12 
東濃鉄道、 笠原線(多治見―笠原)、旅客営業休止
1971.10.12
名古屋鉄道(バス)、星ヶ丘‐豊田市駅 開業
・・のち、2004.4に星が丘・赤池間が廃止される
1971.12.20
名古屋市営地下鉄、名城線、市役所‐大曽根(4.6Km)開業
・・当初は土居下、森下経由の計画であったが名鉄瀬戸線との二重投資になることを避けるため黒川経由に変更された 

昭和47年
1972.2
国鉄、中央西線 名古屋‐多治見間にモハ72系電車運転開始
1972.7.13
東濃鉄道、駄知線、水害により土岐川橋梁流出し営業休止
・・のち1974.10.24付で正式に廃止 
1972.9.27
名古屋鉄道、新鵜沼駅東方に鵜沼連絡線を新設
・・高山本線乗り入れ列車が運行 
  
昭和48年
1973.3.4
名古屋鉄道、挙母線 上挙母(うわごろも)‐大樹寺 廃止
1973.3.5 
名古屋市交通局、電気バスを試験的に導入(1979.1まで) 
1973.9.1 
国鉄、伊勢線 河原田-津 全通 
1973.12.1
名古屋市交通局、地下鉄東山線 全編成6連化

昭和49年
1974.1.27
(土川元夫(名古屋鉄道㈱会長在職)死去)
・・名鉄に2扉クロスシート車が多かったのはこの人物の方針によっている。生前、彼は2扉クロスシート車以外の新造車の増備を認めることはなかった。したがって名鉄にて3扉車が増備されるのはこれ以降となる
1974.3.31
名古屋市交通局、市電運行終了
1974.3.30
名古屋市交通局、地下鉄4号線 金山‐新瑞橋 延伸開業
1974.9 
名古屋鉄道、ダイヤ改正
●列車種別を特急(座席指定)、特急(座席指定なし)、急行、準急、普通の5つとした 
1974.12.18
名古屋市交通局協力会、東山モノレール 廃止
・・すでに6月に休止していたが正式な廃止扱い

昭和50年
1975.2.4 
(市バス)名古屋バスターミナル(名古屋ターミナルビル2階) 開業 
1975.6.30
名古屋鉄道、7000系9次車 竣工
・・翌月にかけて両開き扉を持つ中間車が12両増備された
1975.9
名古屋鉄道、美濃町線 急行列車を廃止し、普通のみの30分ヘッド化
・・急行は短距離の乗客にとっては不便なものであり、乗客減を招いた
1975.11.15
衣浦臨海鉄道、半田線、東成岩―半田埠頭 開業
・・衣浦臨海鉄道は貨物専用鉄道である 
1975.12.12
名古屋市営バス、車体上半分クリーム色、下半分緑色に変更開始
・・この塗装はあまり長くは続かず、平成のはじめ頃には見かけなくなっていた
1975
名古屋鉄道、東急3700形12両(2M1T、4編成)を購入して3880形(クハは2880形)と命名して使用
・・東急旧型車は1980年に9両が増備された。最後の編成は1986年まで運用された

昭和51年
1976.2.15
名古屋鉄道、瀬戸線 堀川‐東大手 廃止
・・同時に土居下‐東大手 休止 (一時的に土居下が起終点となる)
 (土居下は東大手の北方500mにある地点)
1976.3.18
近畿日本鉄道、名古屋線、ダイヤ改正
 ●名古屋・(伊勢若松)・平田町間に直通急行新設
 ●弥富駅、急行が停車するようになる
1976.4.26
国鉄、岡多線、岡崎―新豊田(19.5Km) 旅客営業開始
・・113系電車が所要28分で運行
・・のちに愛知環状鉄道に移管された
1976.10.1 
名古屋鉄道・国鉄、急行’北アルプス’を特急に昇格 
1976.10
名古屋鉄道、美濃町線 870形電車 営業運転開始
・・もと札幌市電A830形であり、側窓を開閉可能にするなど改造された
1976.12.21
名古屋鉄道、6000系(=3扉通勤車) 竣工
・・当初は路線バスのような小型のクロスシートを装備していた。のち1985年ごろからロングシート化されはじめた
・・名鉄の3扉通勤車(新車)の導入は他の大手私鉄よりずいぶん遅かった。これは1961年から71年まで社長を務めた土川 元夫(1903~74)の方針によるところが大きい。彼はパノラマカーを名鉄列車体系の中心に据え、座っての通勤という理想を抱き続けていた
   
昭和52年
1977.3.18 
名古屋市交通局、鶴舞線、伏見―八事 開業
・・規格は名鉄との協定により軌間を1067ミリ、電圧は1500V、車両は20m4扉となった。 
1977.3.20 
名古屋鉄道、ダイヤ改正
 ●特急のうち座席指定ではない列車を’高速’という種別に改称 
1977.5.25 
衣浦臨海鉄道、碧南線、東浦-権現崎 開業 
1977 
国鉄、神領区(中央西線)に首都圏より103系転属
・・最終的には70両配属された(塗色はスカイブルー)
・・103系は1999年に定期運用を離脱し、2000年に全車廃車となる 
 
昭和53年
1978.2.20
名古屋鉄道、瀬戸線 小幡駅 3代目駅舎 供用開始
1978.3.19
名古屋鉄道、瀬戸線 1500Ⅴに昇圧
1978.3.19
名古屋鉄道、瀬戸線 6600系電車 運用開始
・・運転上のコストが意識され非冷房車とされたため、本線用の6000系と異なり窓が開閉でき構造となる
1978.3.28
近畿日本鉄道、名古屋線 10100系(ビスタカー)3重連運転開始
・・名古屋‐鳥羽間の運行で5月28日まで実施
1978.4.1 
名古屋市営バス、名古屋駅前―東新町-名古屋駅前を循環する10号系統(のち幹線15系統となる)に 専用カラーの車両を導入
・・現在のアイボリーとブルーのツートンカラーはこの時点よりはじまる
1978.4.1
名古屋市交通局、日進工場(鶴舞・桜通線用施設) 開設
1978.8.20
名古屋鉄道、瀬戸線、栄町乗り入れ開始
・・従来の特急は急行にあためられる
・・名古屋側ターミナル名は’栄’ではなく’栄町’となった。当初は’栄’とする予定であったが旧来より’栄町’よばれつづけていたことから当時の社長 竹田弘太郎(たけだこうたろう、1916~1991)の指示により’栄町’となった
(中村隆義著、鉄路風雪の百年による) 
1978.9.18
北恵那鉄道(中津町‐下付知) 廃止
・・なお、下付知から先は1959年まで付知森林鉄道があった
1978.10.1 
名古屋市営地下鉄、鶴舞線、八事―赤池(5.4Km) 開業 
1978.11.1 
東濃鉄道、笠原線 廃止 
1978.12.27
名古屋鉄道、100系豊田線・地下鉄鶴舞線乗入れ用電車 落成
・・20m4扉車となった。また側窓は固定1枚窓となり、当時としてはほかに例のない思い切ったデザインとなった
1978
名古屋鉄道、5200系電車 特別整備工事開始(80年まで)
 ●車体腐食の問題を生じさせていた下降窓をユニット窓に取り替え
 ●先頭部のホロを撤去
・・なお軽量車体の強度に限界があるため冷房化は行われていない
  
昭和54年
1979.7.29 
名古屋鉄道、豊田線(赤池‐梅坪、15.2Km)開業
・・地下鉄鶴舞線と相互直通運転開始 
1979.7
名古屋市交通局、バスの整備につき、緑区森の里の新工場に移転
1979.8 
国鉄、関西線、名古屋―八田 電化 
1979.12.27
名古屋市交通局、市バス144号系統新設(大森車庫‐玉野川学園)
・・守山区志段味地区へ市バス路線が拡充される

昭和55年
1980.2.15
名古屋市交通局、都市高速道路3号線を経由するバス路線 新設
・・のち、2022年に廃止
1980.4.2
岩倉駅西口BT、使用開始
1980.7.1
名古屋市交通局、地下鉄東山線 5000系電車 営業運転開始
1980.8.24
名古屋鉄道、美濃町線 880形 営業運転開始
  
昭和56年
1981.3名古屋市交通局、バスロケーションシステムを設置(神宮東門‐権野)
1981.11.27名古屋市交通局、地下鉄鶴舞線 伏見‐浄心(2.9Km) 開業
 
昭和57年
1982.2.23
名古屋鉄道、7000系白帯車 営業運転開始
・・特急専用車として4連 5編成が整備された
・・1999.5 運転終了
1982.3.21
名古屋鉄道、新岐阜駅の各務原線ホームが6連対応となる
・・ダイヤモンドクロスが東方へ移設され、岐阜市内線との連絡線を撤去
1982.3.28 
名古屋市交通局、基幹バス1号系統(東郊線、栄―星崎10.5Km) 開業
・・道路事情から路肩走行方式となった
1982.4.1 
国鉄・名古屋鉄道、広見駅を可児駅(国鉄)、新可児駅(名鉄)に改称
1982.5.11 
名古屋鉄道、羽島線(江吉良-新羽島) 開業 
1982.5.17
国鉄、117系近郊型電車 運転開始(6両編成、9本) 
・・’東海ライナー’と命名される
1982.5
国鉄、関西線、八田―亀山 電化
・・神領区の113系2000番台4両編成が投入された 
1982.7.31
豊橋鉄道、豊橋市内線 井原‐運動公園前 開業
・・路面電車線の新規開業は非常に珍しい
1982.9.21
名古屋市交通局、地下鉄東山線 中村公園‐高畑(3.1Km) 開業
1982.11.15
国鉄,東海道線において153系及び155系の運転終了 

昭和58年
1983.2.15
名古屋鉄道(バス)、西春駅西口‐名古屋空港 バス運行開始
1983.3 
(名古屋鉄道、野外民族博物館’リトルワールド’を開業)
1983.5
日本車輌製造㈱、名古屋工場 閉鎖
1983.7.5 
国鉄、ダイヤ改正
●急行’伊那’(豊橋―飯田) 廃止 
1983.10.31
名古屋市交通局、東山線 250形電車 営業運転開始
・・250形は中間電動車700形を先頭車化(切妻形状)したものである
 
昭和59年
1984.3.16
名古屋鉄道、名鉄時刻表Vol.1 発売
1984.5.8
~12
名古屋鉄道、八百津線にて富士重工製のレールバス(改良型・12.5m車)を試運転
・・このあと八百津線における導入を決定。3両の発注を行う
1984.7.1
名古屋鉄道、7000系(9次車=両開き2扉車)のうち2両を先頭車化
1984.7.20
(名古屋港ポートビル、開業)
1984.10.6
樽見鉄道、樽見線(大垣―神海) 開業
・・ハイモ180という富士重工製レールバスが投入された。ハイモとはハイスピードモーターカーというところから命名された
・・当初は客車列車もあったが2006.3.5に全列車レールバス化された 
1984.12.1
名古屋鉄道(バス)、三菱ふそう製ノンステップバス、名犬線(名鉄BC‐小牧)にて試験運行開始
1984.12.10
名古屋鉄道、8800系’パノラマデラックス’ 竣工
・・この列車は7000系からの改造車である
・・1984.12.15より営業運転開始
・・1985.8.4にブルーリボン賞 受賞 
 
昭和60年
1985.3.4
名古屋鉄道、三河線 猿投‐西中金(8.5Km)にて富士重工製レールバスを運行開始
1985.3.9
名古屋鉄道、犬山線岩倉駅 駅舎地下化
1985.3 
名古屋鉄道、神宮前駅 配線変更工事完了
・・従来の’線路別’から’方向別’にあらためられる 
1985.4.7
犬山駅東口バスターミナル、使用開始
1985.4.30
名古屋市交通局・名古屋鉄道、基幹バス2号系統(新出来町線) 開業
・・全国初の中央走行方式を採用
・・また名鉄バスに合わせ後乗り前降りとなった 
1985.8.29
名古屋市交通局、東山線 100形電車 運転終了
・・100形は開業時(1957年)に投入された車両

昭和61年
1986.3.24
名古屋鉄道、3880系(もと東急3700系)電車 さよなら運転
1986.3.28
名古屋鉄道、瀬戸線 6750系電車(1次車) 営業運転開始
・・1次車は6600系と同スタイルの車体をもつ
・・日本の大手私鉄において最後に製造されたツリカケ駆動車である
1986.4.18
名古屋鉄道、新名古屋駅に女性駅員を起用
・・高校を卒業したばかりの若い女性を登用、’フレッシュメイツ’という愛称を採用
1986.6.12 
名古屋鉄道、5700系電車、竣工
・・2扉クロスシート車としては11年ぶりの製造である
・・JR東海の快速列車充実の情勢に対応しての増備となる
1986.6.26
名古屋鉄道、5300系電車、竣工
・・この系列は上記5700系と異なり5000系、5200系の機器を流用
1986.7.1
豊橋鉄道、1900系電車(もと名鉄5200系の車体流用)営業運転開始
・・冷房化は路面電車用のものなら搭載可能であるとして設置
・・下回りの部品は旧国鉄車のものを利用
1986.8.28
長良川鉄道㈱、設立 (本社:岐阜県関市)
1986.10.1 
名古屋鉄道、三河線 梅坪-豊田市 高架複線化 
1986.11.1
国鉄、ダイヤ改正
●東海道線快速を30分ヘッド化
・・117系を4両編成化(先頭車のみ新造)して列車数を増加
●関西線の113系2000番台(4両編成)を165系(3両編成)に改める 
1986.12.11
長良川鉄道、国鉄より越美南線(美濃太田‐北濃、72.1Km)を承継し開業
      
昭和62年
1987.2
名古屋鉄道、美濃町線 新関‐美濃間につき日中は1時間毎運転となる
1987.3.27 
伊勢鉄道(2代目、第三セクター)、国鉄伊勢線をひきつぎ開業
1987.3.31
名古屋市交通局、3扉バスを試験的に導入
1987.4.1
国鉄、分割民営化
・・東海道新幹線および中京・静岡地区の在来線はJR東海の経営となる 
1987.7 
名古屋鉄道、須ヶ口駅 構内配線線路変更
・・従来の’線路別’より’方向別’に変更
1987.12.28
名古屋市交通局、桜通線用の6000系電車 鶴舞線にて営業運転開始
1987.12
名古屋鉄道(バス)、前後駅バスターミナルに乗り入れ開始

昭和63年
1988.1.31 
愛知環状鉄道、高蔵寺―岡崎 開業
・・このうち新豊田―岡崎間は国鉄岡多線からの移管路線である 
1988.2
名古屋鉄道、鉄道友の会よりエバーグリーン賞を受賞
1988.3.6
JR東海、381系電車にてクロ381型(前面展望タイプ) 営業運転開始
1988.3.13
JR東海、東海道新幹線・東海道本線 三河安城駅 開業
1988.3.13
JR東海、ダイヤ改正
 ●名古屋-大垣間に’ホームライナーながら’ 運転開始
 ●東海道線、快速をスピードアップ(名古屋‐岐阜間19分)
 ●飯田線、豊橋‐豊川間、20分ヘッド化
1988.5.12 
中日本エアラインサービス㈱、設立
・・出資者は名古屋鉄道㈱(80%)および全日本空輸㈱(20%)である
1988.6.1
名古屋鉄道、岐阜市内線 徹明町-長良北町(3.9Km) 廃止
・・この廃止の公式の理由としては下記・中部未来博への交通の支障になるという点が示された
1988.6.2 
名古屋鉄道、1000系’パノラマSUPER’ 竣工
・・1988年から1994年まで4連19本が製造された
・・1988.7.8に営業運転開始 
1988.7.8
(岐阜中部未来博、開幕)
1988.10.1 
名古屋市交通局、新・引山バスターミナル 使用開始 
1988.11.16
JR東海、東海道線蒲郡・三ヶ根間に三河塩津駅を開業
・・蒲郡競艇場への最寄駅となる 
  
昭和64年・平成元年
1989.1.8 
(昭和より平成に改元) 
1989.3.11 
JR東海、ダイヤ改正
●蒲郡―大垣間にて新快速運転開始
●関西線、213系投入、165系を置きかえ
●太多線・高山線・紀勢線などにキハ11型気動車 運行開始 
1989.3.25 
樽見鉄道、樽見線、神海-樽見 延長開業 
1989.4.23 
名古屋鉄道、小牧線、小牧駅付近地下化 
1989.5.2 
三重交通、名鉄BC-桜台 高速バス運行開始
・・三重県北部のニュータウンと名古屋とを直結する路線が開設された 
1989.7.5
名古屋鉄道、8800系中間車(4両) 竣工
・・トイレ付の車両であり、DX特急の3連化のための増備である
1989.7.9 
JR東海・名古屋鉄道、金山(総合)駅営業開始
 ●JR、東海道線のホームを設置
 ●名鉄、金山橋駅を現在地に移転のうえ’金山’に改称
1989.7.9 
JR東海、ダイヤ改正
 ●311系を新快速に投入、120Km/h運転開始
 ・・311系は同社211系5000番台、213系5000番台に続く3形式目
1989.7.11 
(東山スカイタワー、開業) 
1989.7.15
~11.26 
(世界デザイン博覧会、開催) 
・・会場は名古屋城、白鳥、名古屋港の3か所であった
1989.7.15 
名古屋鉄道、8800系’パノラマDX’3両固定編成 運用開始 
1989.7.31
名古屋市交通局、中型バス 導入
1989.9.10 
名古屋市交通局、桜通線、中村区役所‐今池(6.3Km) 開業 
1989.9.10
名古屋市交通局、名城線、久屋大通駅 開業
・・新たに開業した桜通線との交差地点に設置

平成2年
1990.3.10 
JR東海、ダイヤ改正 
 ●快速’みえ’(名古屋―松阪)、新設 (車両はキハ58+キハ65)
 ●急行’のりくら’、特急に格上げし’ひだ’に統合(同時にキハ85系化)
 ●新快速、運転区間を大垣・豊橋間に拡大(全列車311系化)
 ●特急’北アルプス’、運転区間を新名古屋・高山間に短縮
1990.4.1 
名古屋鉄道、金山―神宮前 複々線化 
1990.5
名古屋鉄道、キハ20系気動車、4両新造
1990.6.6
名古屋鉄道、瀬戸線 6750系電車 竣工
・・側窓が3連窓となり、4連固定編成となる
1990.9.30 
名古屋鉄道、瀬戸線 東大手-大曽根 間 高架化 
1990.10.29
名古屋鉄道、ダイヤ改正
 ●名古屋本線、高速を特急に格上げ
  (特急を毎時4本運転とした)
 ●特急列車の120Km/h運転開始 

平成3年
1991.1.31 
名古屋鉄道、キハ8500系 竣工 
1991.3.16
名古屋鉄道、高山本線乗り入れディーゼル車を8500系に置きかえ 
1991.3.25 
桃花台新交通、桃花台線(小牧―桃花台東、7.4Km)開業 (愛称:ピーチライナー) 
・・列車の折り返しはテニスのラケット型のループ線を用いておこなわれる仕様であった。従って運転台は先頭車のみにあった(最後部は簡易運転台のみ設置)。側扉も進行方向右側のみにあった。
・・2006.10.1 廃止
1991.10.21
名古屋鉄道、ダイヤ改正
 ●豊田市-新鵜沼間の季節臨時特急 廃止(三河線の特急がなくなる)
 ●3400系および800系の休日運用 廃止
 ●小牧線 昼間時間帯につき20分ヘッド化
1991.12.1 
東海交通事業、城北線、尾張星の宮―勝川 開業 
1991中部HSST開発、大江・東名古屋港間に実験線(1.5Km)新設 

平成4年
1992.3.14 
JR東海、ダイヤ改正
 ●特急’南紀’をキハ82系よりキハ85系に置きかえ 
1992.3.27 
名古屋市交通局、低公害バス(ディーゼル・電気ハイブリッドバス) 導入
1992.5.17 
名古屋市交通局、東山線、5050系 営業運転開始
1992.10.24
名古屋鉄道、名古屋本線 本宿駅付近 高架化
1992.11.14
名古屋鉄道、瀬戸線 駅名改称
●大森 ⇒ 大森・金城学院前
1992.11.24
名古屋鉄道、ダイヤ改正
●DX特急を廃止
・・使用されていた4編成のうち3編成はのち西尾‐佐屋間特急に充当
●豊橋方面の特急(毎時4往復)のうち1本を知立通過として速達化
1992.12.20
名古屋鉄道、犬山線西春駅 橋上駅舎化
 
平成5年
1993.3.18 
東海交通事業、枇杷島-尾張星の宮 開業 
1993.4
名古屋鉄道、豊田線 6両化
1993.8.1 
JR東海、ダイヤ改正
●快速’みえ’にキハ75系使用開始 
1993.8.12
名古屋市交通局・名古屋鉄道、鶴舞線と犬山線の相互直通運転開始 

平成6年
1994.7.3
名古屋鉄道、瀬戸線 尾張旭駅 100mほど東へ移転
・・従来は相対式2面2線の形状であった
1994.7.26
名古屋鉄道、1000系1編成を’ブルーライナー’として登場させる 
   
平成7年
1995.3.16 
JR東海、東海道本線 尾頭橋駅 開業 
1995.4.5 
名古屋鉄道、ダイヤ改正
●快速急行 新設 
1995.7 
名古屋鉄道、新一宮駅高架化完了 
1995.8.1
名古屋鉄道、瀬戸線 6000系16両 転入
・・これに伴い3780系のうち一部が廃車
1995.8.1 
名古屋鉄道、瀬戸線 尾張旭駅に急行列車が停車となる
1995.10.14
JR東海、臨時EF58・旧客列車(名古屋駅―豊橋―飯田線) 運転
・・当時JR東海にはイベント列車用にスハ43系客車が3両在籍していた。その客車を使用し東海道本線を快走する列車が運行された 
1995.12.22
名古屋鉄道、瀬戸線 印場駅 (再)開業 
1995 
東濃鉄道(路線バス)、名鉄BC―多治見駅 廃止 
1995 
名古屋鉄道、 女性乗務員につき、このころより’パノラマメイツ’という愛称が使用されなくなる

平成8年
1996.3.16
JR東海、ダイヤ改正
●飯田線、特急’ワイドビュー伊那路’ 運転開始
・・従来の急行’伊那路’(165系)を新型車(373系)におきかえる 
1996.6.3 
名古屋鉄道、瀬戸線 6000系12両が転入
・・これにより3780系が引退
・・同線は6600系および6000系のみになり、全車3扉車となる 
1996.9.16
JR東海・名古屋鉄道、豊橋駅 橋上駅舎化
・・名鉄線ホームへは歩行距離が長くなった(不便になった)
1996.12.17
JR東海、豊川駅 橋上駅舎完成
 
平成9年
1997.3.12
名古屋鉄道、舞木(まいぎ)定期検車場 竣工
・・鳴海工場が付近高架化により移転を要したことによる
1997.4.5
名鉄、ダイヤ改正
●特急、名古屋―豊橋間47分運転開始
1997.11.1
岐阜乗合自動車、和良線、(八幡(営)から)祖師野上までとなる
・・飛騨金山駅にはいかなくなる
1997.12.2 
名古屋臨海高速鉄道㈱ 設立
・・筆頭株主は名古屋市であり、70%以上を占める
・・のち2004年に’あおなみ線’(名古屋―金城ふ頭)を開業
 
平成10年
1998.4.1名古屋鉄道(バス)、藤が丘駅‐米野木駅 休止
 
平成11年
1999.4.1
名古屋鉄道、美濃町線 新関‐美濃(6.3Km) 廃止
・・同区間の営業係数は400ほどであったという
・・一方で長良川鉄道と接続のため、新関‐関(0.3Km) 開業
 (しかしこの開業区間は6年後に全線廃止に伴い短命に終わる)  
1999.5.6
JR東海、313系電車 営業運転開始 
1999.5.10 
名古屋鉄道、7000系、7700系白帯車 特急運用より退く 
1999.5.10 
名古屋鉄道、以下の用語を改称
●指定席車  ⇒特別車
●一般席車  ⇒一般車
●座席指定券 ⇒ミューチケット 
1999.5.10
名古屋鉄道、ダイヤ改正
●一部の特急の知立通過をとりやめ、同駅には全列車停車
1999.7.13
JR東海、関西本線 165系電車 運転終了
1999.11.2
豊明市、コミュニティバス’ひまわりバス’ 運行開始
・・運行は名古屋鉄道㈱に委託(知立(営)が担当)
・・車両は日野リエッセ2台を充当
1999.12.4 
JR東海、ダイヤ改正
●有料指定制快速’セントラルライナー’(名古屋-中津川)運転開始
 ・・313系8000番台を投入
●急行’かすが’、キハ75系に置きかえ
●急行’たかやま’(大阪‐飛騨古川)を特急’ひだ’に格上げ
●名鉄の特急’北アルプス’号を特急’ひだ’号に併結運転
1999.12.23
JR名古屋駅、セントラルタワーズ 開業 
    
平成12年
2000.3.28 
犬山橋、鉄道専用橋となる 
 
平成13年
2001.3.3
JR東海、関西線 春田駅 開業
2001.3.4
豊橋鉄道、全列車が旧・東急7200系に置き換わる(⇒3連x9編成)
・・旧・名鉄7300系はとりあえず 4両のみ予備車として残る
2001.3.23 
名古屋にてガイドウェイバス(大曽根―小幡緑地)が開業
・・乗車しての印象としては乗客数に比べ設備が立派すぎる感じがする。また運行速度が遅い。ガイドウェイ設備を撤去し車体幅2.3mほどの車両を使用し一般的なバス専用道として活かしたほうが望ましいと思われる
・・2009.10.1 JR東海バスと名鉄バスが撤退、市バスのみが残る 
2001.4.14
名古屋鉄道、瀬戸線 尾張瀬戸駅新駅舎 使用開始
・・(特記)この時点でホーム奥にあった留置線エリアも新ホームとして活用されたため0.1Km営業区間が長くなっている
2001.10.1 
名古屋鉄道、ローカル線 一部廃止(計30.8Km)
●谷汲線、全線(黒野―谷汲)
●揖斐線、黒野・本揖斐間 
●竹鼻線、江吉良・大須間
●八百津線、全線(明智―八百津)
2001.10.1
名古屋鉄道、3400系電車(愛称:いもむし) 定期運行離脱
2001.10.1 
JR東海・名古屋鉄道、ダイヤ改正
●特急’北アルプス’(新名古屋―高山) 廃止
・・公式的な理由としては少両数のみの気動車維持は効率がよくないためとしている          

平成14年
2002.3.20
近畿日本鉄道、名古屋線 蟹江駅に急行列車が停車となる
2002.4.1名古屋鉄道(バス)、名鉄BC‐愛知青少年公園 休止
2002.4.7
JR東海、関西線八田駅 高架化
・・同時に東方へ500m移転
2002.10.1
名古屋鉄道(バス)、名犬バイパス線 廃止
2002.10.1豊山町、豊山タウンバス(コミュニティバス) 運行開始
・・上記の名古屋鉄道のバスが廃止されたことに伴う
・・運行はあおい交通に委託される
2002.12
近畿日本鉄道、21020系’アーバンライナーnext’ 営業運転開始
・・定期運用としては2003年3月のダイヤ改正より開始 
 
平成15年
2003.3.14 
愛知環状鉄道、2000系電車 営業運転開始
・・2000系電車はJR東海313系をベースにしてつくられた 
2003.3.27 
名古屋市交通局、上飯田連絡線、平安通―上飯田 開業
・・この区間は名鉄小牧線にあわせた規格での建設である 
2003.3.27
名古屋鉄道、磁気記録式カード’トランパス’ 運用開始
・・すでに名古屋市交通局で運用しているカード’ユリカ’に参入
2003.3.27
名古屋鉄道、名古屋本線 前後駅 下り副本線使用開始
・・これにより上下線とも退避可能となる
2003.4.1 
三岐鉄道、近鉄より北勢線(西桑名-阿下喜、20.4Km)を引き継ぎ営業開始 

平成16年
2004.4.1名古屋鉄道(バス)、星ヶ丘豊田線のうち、星ヶ丘駅‐赤池駅間を廃止
2004.5.11名鉄バス㈱、設立 (本社:名古屋市中村区)
2004.10.1名鉄バス㈱、営業開始
・・名古屋鉄道㈱よりバス事業の移管をうける
2004.10.6
名古屋臨海高速鉄道、あおなみ線(名古屋―金城ふ頭) 開業 
2004.10.6
名古屋市営地下鉄、名城線、名古屋大学―新瑞橋(5.6Km) 開業
・・これにより、 名城線は環状運転となる
・・同時に金山‐名古屋港間は’名港線’に改称
2004.10.6
名古屋市交通局、東山線 駅表記変更
●藤ケ丘 ⇒ 藤が丘
   
平成17年
2005.1.29
名古屋鉄道、一部の駅名を改称
●新名古屋 ⇒ 名鉄名古屋
●新岐阜    ⇒ 名鉄岐阜
●新一宮    ⇒ 名鉄一宮 
2005.1.29 
名古屋鉄道、2000系および2200系 営業運転開始 
2005.1.29 
名古屋鉄道、ダイヤ改正
●列車種別に’快速特急’を新設
●豊橋-中部国際空港間直行便の設定 (のち2011.3に廃止)
●三河(海)線、名古屋本線への直通急行が廃止
●蒲郡線、特急および急行 全廃
2005.1.29 
名古屋鉄道、名古屋本線東笠松駅 廃止
・・1日の平均乗降人員が223人であり名古屋本線中最下位であった 
2005. 2.17
中部国際空港 開港
・・これに伴い名鉄バス等による名古屋空港アクセスバスも中部空港アクセスバスに転換 
2005.3.1
(愛知万博 開催、9月25日まで) 
2005.3.6
愛知高速交通、東部丘陵線(藤が丘-八草)開業 (愛称:リニモ) 
・・日本初のリニアモーターカーによる常設実用路線である
2005.3.6
名鉄バス、リニモ開業に伴い路線再編
 ●藤が丘駅‐日進駅の路線を長久手古戦場駅‐日進駅に改める
2005.4.1 
名古屋鉄道、岐阜市内線および美濃町線、揖斐線廃止
2005.8.7 
名古屋鉄道、7500系 全車運用終了
・・これに先立ち名鉄ではバリアフリーの一環として各駅ホームのかさ上げ(レール面上1070ミリ)を決定している。すると7500系の床面高さは990ミリであり、プラットホームより逆に低くなってしまうため廃車が促される要因となった
2005.10.1 
愛知環状鉄道、100系が引退し2000系のみの運行となる 
2005.10.1 
名鉄バス、基幹バスの名鉄BC-瀬戸駅前-赤津系統につき、名鉄BC-瀬戸駅前および、瀬戸駅前-赤津に路線を分割 
2005.12.18
JR東海、蒲郡駅 上り線も高架化

平成18年
2006.3.5
樽見鉄道、客車列車を廃止
2006.3.20
(西春町と師勝町が合併し北名古屋市となる)
2006.3.18 
JR東海、ダイヤ改正
 ●急行’かすが’(名古屋-奈良) 廃止 
2006.10.1 
桃花台新交通、桃花台線(小牧-桃花台東、ピーチライナー)廃止
2006.11.25
名古屋鉄道、名古屋本線鳴海駅 高架化(上下線とも)
2006.12.16
名古屋鉄道、河和線、椋岡駅及び布土(ふっと)駅 廃止
・・1日の乗降客数が300人以下であるため
  
平成19年
2007.6.30
名古屋鉄道、瀬戸線 尾張旭検車場 供用開始
・・これまで喜多山において行ってきた業務が移管された
2007.7.14
名古屋鉄道、名鉄岐阜駅 新駅舎 供用開始
2007.10.1 
養老鉄道、近鉄養老線をひきつぎ第二種鉄道事業者として開業
・・近鉄が第三種鉄道事業者として線路などの施設を保有 
 
平成20年
2008.3.26
名古屋市交通局、東山線 N1000系 営業運転開始
2008.4.1
名鉄バス、長久手古戦場駅‐日進駅の路線を廃止
2008.8
JR東海、日本車輌製造㈱を連結子会社化するためのTOB(公開買い付け)実施
2008.10.15
日本車輌製造、JR東海が50.86%の株式を取得し、連結子会社となる 
2008.10.16
三重交通、名古屋‐桑名線、上り便がなくなる
2008.11.23
名古屋鉄道、常滑線 太田川駅付近 高架化
2008.12.27
名古屋鉄道、’ミュースカイ’を列車種別として使用開始 
2008.12.28
名古屋鉄道、モンキーパークモノレール線 廃止
 
平成21年
2009.3.29
JR東海、高山線鵜沼駅 橋上駅舎化
2009.10.1
JR東海バス、一般路線バスを全廃
・・瀬戸支店 廃止 
2009.10.1 
JR東海バス・名鉄バスがガイドウェイバスより撤退(名古屋市営バスのみが残る)
・・設備が立派過ぎて民間企業(名鉄)には負担(使用料)が重すぎたものと思われる (これでは建設する意味がないようにも思われる) 
2009.11.1
JR東海、佐久間レールパーク 閉園
 
平成22年
2010.10.1 
岐阜バスコミュニティ八幡、岐阜乗合自動車より委託を受けていた美濃八幡線、荘川八幡線 廃止

平成23年
2011.2.11 
名古屋鉄道・名古屋市交通局ほか、非接触式ICカード乗車券’manaca’
運用開始 
2011.3.14 
(リニア・鉄道館、開館) 
2011.3.26
名古屋鉄道、ダイヤ改正
●豊橋‐中部空港間直通の列車を廃止
●河和線(富貴以南)および知多新線の全列車を各駅停車化
2011.3.26
名古屋鉄道、瀬戸線 6750系電車 定期運用離脱
2011.3.27 
名古屋市営地下鉄、桜通線 野並―徳重 開業 
2011.9.30
JR東海、関西線 213系5000番台 運転終了
2011.12.17
名古屋鉄道、太田川駅付近 高架化
2011
名古屋鉄道、新鵜沼駅のJR線への連絡線線路撤去
  
平成24年
2012.2.29
名古屋鉄道・名古屋市交通局ほか、磁気記録式カード’トランパス’ 運用終了 
2012.3.16
JR東海、飯田線 119系電車 定期営業運転終了
2012.3.20
近畿日本鉄道、名阪ノンストップ特急全列車を津駅に停車させる
 
平成25年
2013.3.16JR東海、ダイヤ改正
●中央線、セントラルライナー 廃止
●中央線、日中の名古屋‐多治見間の快速列車が減便(4本⇒3本)
2013.3.16JR東海、117系電車の定期運用を廃止
・・JR東海の117系は2013年度中に全車廃車
2013.6鵜沼連絡線跡地、道路として再利用される
 
平成26年
2014.4.6
名古屋鉄道、瀬戸線 6000系 営業運転終了
・・これ以降、4000系に統一される
2014.10.1
名鉄海上観光船、師崎(もろざき)-伊良湖(いらご)間 フェリー廃止 
 
平成27年
2015.3.1 
JR東海、武豊線 電化 
2015.4.1 
四日市あすなろう鉄道、近鉄内部・八王子線を引き継ぎ、第二種鉄道事業者として開業
・・四日市市が第三種鉄道事業者として線路などの施設を保有
2015.7
(テルミナ地下街、ゲートウォークに改称)
2015.8.1 
JR東海、紀勢線・参宮線、キハ25系(2次車) 営業運転開始
・・車内はロングシートとなった
● これによりキハ40系やキハ11形はミャンマーに譲渡される
2015.8.30
名古屋市交通局、東山線 5000系電車 営業運転終了
2015.8.31
名古屋鉄道、大井川鉄道の経営から手を引く
・・同社の筆頭株主はエクリプス日高(リゾートホテル等経営)に移る
2015.11.30
JR東海、キハ40系、紀勢本線 多気―新宮間での運転終了
・・キハ40系はこののちミャンマー へ譲渡された
 
平成28年
2016.3.26
JR東海、ダイヤ改正
●特急’しなの’号 全便名古屋駅始発となる(大阪しなの が廃止)
●大垣-米原間にてJR西日本車の使用廃止
2016.5.8
近畿日本鉄道、名古屋線 川原町駅 上り線も高架化
2016.10.2
JR東海、高山本線 高山駅 新駅舎使用開始
 
平成29年
2017.4.17(JRゲートタワー、全面開業)
2017.7.1名古屋市交通局、東山線の全区間においてワンマン運転実施
 
平成30年
2018.7.24 
アイシン精機・スギ薬局、豊明市内においてデマンドバス’チョイソコ’を運行開始
・・豊明市の支援を受け社会実験として運行、当初は12月25日までとしたが延長される
・・異業種からの参入となる
・・車両はトヨタ・ハイエースを使用 
 
平成31年・令和1年
2019.3.16
明智鉄道、客貨混載事業を開始
・・日本郵便㈱より受託 
2019.4.27 
養老鉄道、東急池上線で使用の7700系電車を購入、運行開始 
2019.5.1 
(平成より令和に改元) 
2019.9.20
中部国際空港、第2ターミナル(LCC専用) 開業
2019.11
名古屋鉄道、西枇杷島駅 待避線撤去工事開始
2019.12.1 
名古屋鉄道、9500系電車 営業運転開始
・・同系列で2両編成のものは9100系と呼称 
2019.12.23
名古屋鉄道、5300系電車 5305Fの廃車に伴い形式消滅
・・これにより、同社一般車において2扉車が姿を消す
 
令和2年
2020.8.30 
JR東海・近畿日本鉄道・養老鉄道、桑名駅新駅舎供用開始
・・これにより各社の改札口が別々となる 
2020.11.1
JR東海、特急’ワイドビュー南紀’につき、グリーン車の連結を廃止
 
令和3年
2021.1.16名古屋鉄道、西枇杷島駅 新駅舎使用開始
・・ただしホーム有効長は4両分のままである
・・駅の構造は相対式2面2線の一般的なものとなる
2021.3.15名古屋鉄道、平日の犬山線の一部急行列車(2本)に特別車連結編成を使用
2021.5.22名古屋鉄道、ダイヤ改正
●ミュースカイは昼間時間帯を中心に名鉄名古屋以北の運転とりやめ
●各線の終電の繰り上げ(5~30分)
2021.6.1山県(やまがた)バスターミナル、開業 (岐阜県山県市)
2021.10.30名古屋鉄道、ダイヤ改正
●尾西線や各務原線の一部の区間、豊川線の昼間時間帯を30分ヘッド化
●瀬戸線の昼間時間帯につき変更(準急2・普通4⇒普通6)
2021.12.6ウィラー、名古屋地区にて定額移動サービス’mobi’ 提供開始
・・利用者は月5000の契約によりタクシー(名鉄交通第三、及びあんしんネットなごやが受託運行)を利用することができる
 
令和4年
2022.3.5JR東海、315系電車 運転開始
・・車長は20.1mであり、車体幅は2978mmである
・・クロスシートの設置はない
・・なお、同月中に(国鉄時代に投入された)211系(4連×2)が引退となる
2022.3.12JR東海、特急列車の愛称の先頭に冠していた’ワイドビュー’を削除する
2022.3.12JR東海、ダイヤ改正
●中央線、ホームライナーの運転区間を名古屋‐瑞浪に統一
●中央線、終日にわたり快速・普通列車の編成両数を8両編成に統一
●関西線、区間快速の停車駅に春田および八田を追加
2022.3.12JR東海・愛知環状鉄道、平日夕方の中央線列車につき、瀬戸口まで直通運転開始
2022.3.19名古屋鉄道、瀬戸線、小幡‐大森金城学院間の上り線が高架化
2022.4.2名古屋市交通局(バス)、ダイヤ改正
●高速1号線(1980~、栄‐森の宮団地)を廃止
2022.6.11JR東海、リニア新幹線 岐阜県駅(仮称) 起工式
・・中央本線の美乃坂本駅北側に建設される
2022.7.1JR東海、ハイブリッド気動車HC85系 特急ひだにて営業運転開始
2022.9.3及び4名古屋市交通局、名古屋駅‐栄間にて連節バスの実証運行を実施
2022.9.30東濃鉄道、駄知BT 営業終了(閉鎖)
2022.11.1(ジブリパーク、開園)(愛知県長久手市、愛・地球博公園内)
2022.11.12名古屋市交通局、新たにロゴマークを制定
 
令和5年
2023.1.4名古屋市交通局、駅名改称
●市役所   ⇒ 名古屋城
●中村区役所 ⇒ 太閤通
●伝馬町   ⇒ 熱田神宮伝馬町
●神宮西   ⇒ 熱田神宮西
・・上記のほか、本陣駅に中村区役所の副駅名が付く 
2023.3.18名古屋鉄道、ダイヤ改正
●知多新線、昼間の河和線直通列車が廃止。早朝深夜以外の特急廃止
●西尾線、休日の特急廃止
●広見線、特急廃止
2023.3.18JR東海、ダイヤ改正
●高山本線、特急’ひだ’全列車がHC85系での運行となる
2023.7.1JR東海、紀勢本線 特急’南紀’全列車がHC85系による運行となる
2023.7.8と9JR東海、キハ85系サヨナラ運転
・・キハ85系200・300番台は1992年初頭に製造されているので31年ほど使用されたことになる
2023.10.1名鉄バス、セントレアリムジン(伏見・栄‐中部空港) 運行再開
2023.10.6JR東海、中央線 211系電車 定期運用終了
・・これにより、同線は315系(=全席ロングシート)に統一される(各停・快速)
 
令和6年
2024.1.4三重交通、みえブルーライン(津駅‐三重大学病院) 運行開始
・・1日13往復、運賃:230円
2024.3.16JR東海、ダイヤ改正
●中央線、名古屋-中津川間の快速・普通列車を315系におきかえ、また130km/h運転 実施
●中央線、昼間時間帯の快速につき、新たに新守山と神領を停車駅に加え、区間快速とする
2024.5.10名古屋鉄道、今年度の設備投資計画を発表
●今後増備の9500系、9100系電車に貫通路を設置
・・運行中の異常事態の発生に対応
2024.10.1下呂市、げろバス金山(下呂市金山地区のコミュニティバス)が全路線デマンド化
 
令和7年
2025.1.14名古屋鉄道㈱、本社移転(エニシオ名駅)
2025.6.22三重交通、一部のバス路線を桑名駅西口に乗り入れ開始
2025.6.30JR東海、311系電車、営業運転終了
 
               (TOPへもどる)