2.1 バス会社(~昭和)・年表

・・内容はおもに、wikipedia、および各社の社史をもとにまとめています
・・長距離バスに関連の薄い市営バスや観光バス会社も一部とりあげています
・・昭和改元(1926.12.25)以前のものも少しいれてあります
・・本文に登場する人名に関しては敬称を省略させていただきます

明治43年
1910.5 
南信自動車㈱、営業開始
・・現在まで営業を継続するバス会社としてはこの会社が最も古い
・・1945.6 信南交通㈱(戦時統合)に統合される 
 
大正2年
1913.6.5船木軽便鉄道㈱、設立 (本社:山口県)
 
大正5年
1916.10.24
横手鉄道㈱、設立
・・この時点では秋田県横手地区と本荘地区(=日本海沿い)を結ぶことを企図する鉄道会社として発足している
・・社名に関しては以下の変遷がある
 ●1916.12.5 横荘鉄道㈱に改称
 ●1944.5.31 羽後鉄道㈱に改称
 ●1952.2.15 羽後交通㈱に改称
1916.11.6 
瀬戸内商船㈱、設立 (本社:広島県尾道市)
・・現在の瀬戸内運輸㈱の母体といえる会社である
・・バス事業は香川県の多度津港・多度津駅間にて開始
・・1943.1.27 瀬戸内運輸㈱に改称
・・1943.4.17 本社移転(愛媛県今治市)
1916 
下田自動車㈱、設立 (本社:現・静岡県下田市) 
 
大正6年
1917.2.15 
伊東自動車㈱、設立 (本社:現・静岡県伊東市)
1917.8.1 
神戸市電気局、設立
・・市バス事業の開始は1930年9月である
1917.10 
南但自動車、事業開始 (本社:現・兵庫県養父市)

大正7年
1918.11.24
伊東自動車㈱、東海自動車㈱に改称 
 
大正8年
1919.2.4
船木軽便鉄道㈱、船木鉄道㈱に改称
・・同社はこれ以降、社名を変えず令和まで継続
1919.11.5 
伊那自動車㈱、設立
・・1945.6  信南交通㈱に戦時統合される
 
大正9年
1920.2.10 
西肥自動車㈱、設立 (本社:長崎県佐世保市) 
  
大正11年
1922.7.20 
桃山自動車㈱、設立
・・桃山御陵(明治天皇の墓地)への参拝客に対するハイヤー事業を開始
・・1924.10.28 京阪自動車㈱に改称
・・1972.4.1   京阪バス㈱に改称
 
大正13年
1924.7.20 
西谷自動車㈱、設立 (本社:兵庫県 現・宝塚市)
・・西谷地区は福知山線武田尾駅を最寄駅とするがそこまでの途中が山峡地帯であり不便であったため発足
・・以下の変遷がある
 ●1924.8.8   営業開始
 ●1960.11.29 阪急バスの子会社となる
 ●1997.4.1   阪急田園バス㈱に改称
 ●2019.7.1   阪急バス㈱に吸収合併される
1924.7.25 
鶴見臨港鉄道㈱、設立  (本社:横浜市鶴見区)
・・大正末期より鉄道事業を、昭和初期よりバス事業を展開する。のちバス事業を分社化(現・川崎鶴見臨港バス)、さらに戦時中に鉄道線が国有化(現・JR鶴見線)された。現在は東亜建設工業㈱の子会社となり鉄道事業、バス事業ともおこなっておらず不動産管理などの事業を営業している
1924.7 
大阪乗合自動車㈱、開業
・・フォード車80台をもって市内主要道路に路線バスの運行をおこなった
・・車体は濃緑色であり’青バス’とよばれた 
1924.10.28
桃山自動車㈱、京阪自動車㈱に改称
1924
上毛中央自動車㈱、設立 (本社:群馬県高崎市)
・・岩崎半之助(1893~1972)により個人営業されていた高崎‐前橋間のバス路線の営業を法人化させる
 
大正14年
1925.3.20 
釧路自動車㈱、設立
・・1934.3.15 釧路乗合自動車㈱に改称 
1925.8.6 
日高小型自動車㈱、設立 (本社:和歌山県 現・御坊市)
・・以下の変遷がある
 ●1929.3   南海自動車㈱に 改称
         (この時点では鉄道業の南海鉄道との資本関係はない)
 ●1944.2   有田自動車など8社を戦時統合
 ●1951.6   南海バス㈱(初代)に改称
 ●1954.6   中紀バス㈱(本社:和歌山県由良町)が分離独立
 ●1960.8   南海電気鉄道傘下に入る
 ●1972.11.1 白浜急行バス㈱と合併し、南海白浜急行バス㈱に改称
 ●1984.10.1 路線バス事業を南海御坊バス㈱(新設)に移管
 
大正15年・昭和元年
1926.1.28旭川電気軌道㈱、設立 (本社:北海道旭川市)
・・以下の変遷がある
 ●1927.2.15 電気軌道を開業
 ●1933.3   バス事業を開始
 ●1944.9   バス事業を道北乗合自動車㈱に譲渡
 ●1952.7   バス事業(旭川地区)を道北乗合自動車㈱より譲受
 ●1983.8.1  富良野地区のバス事業をふらのバス㈱に譲渡
1926.3.6青森市、市営バス営業開始
・・篠原商会自動車部より寄付を受け発足
・・青森市には市電開業の構想もあったが冬季の多雪を考慮してためらわれた
1926.3澤タクシー、設立
・・澤 春蔵(鳥取県出身、1901-1972)が大阪にて創業
・・日本交通㈱(大阪)のスタートといえる
1926.4.22宮崎市街自動車㈱、設立
・・以下の変遷がある
 ●1926.5.10  営業開始
 ●1929.12.21 宮崎バス㈱に改称
 ●1942.11.26 都城自動車㈱ほかと合併し宮崎交通㈱となる
1926.9.18富士山麓電気鉄道㈱、 設立
・・路線バスの営業開始は1927年であり、鉄道の営業(1929年)より早い
1926小池自動車㈱、設立 (長野県北佐久郡)
・・1927.1 佐久自動車商会よりバス路線の営業を譲受
・・1937.9 千曲自動車㈱に改称
・・1982.6 千曲バス㈱に改称
1926.12.25(大正より昭和に改元)

昭和2年
1927.2.26大阪市電気局、市営バス営業運行開始
・・開業当初の市バスの車体色は濃いマルーンに窓下に白のラインが入っていた。そののち塗色変更により銀色となった
1927.3.8安房合同自動車㈱、設立 (本社:現・千葉県館山市)
・・安房自動車(現・館山市)と房州自動車(現・南房総市)の合併による
1927.3佐世保市、市営バス運行開始
1927.5.8関東自動車㈱(栃木県) 設立
1927.8.8神姫自動車㈱、設立 (当時の本社:神戸市須磨区)
・・一部は神戸姫路電気鉄道の出資によっていた。神戸姫路電気鉄道(現・山陽電鉄の西半分)が保有した神姫自動車㈱の株式はのち宇治川電気㈱を経て山陽電気鉄道㈱にひきつがれた
・・なおこのバス会社は設立時に神戸姫路電気鉄道㈱の助力を得てスタ-トした存在であって、神戸姫路電気鉄道㈱側が積極的な意思をもって系列会社として設立したものではない
1927.9.27龍神自動車㈱、設立 (本社:和歌山県 現・田辺市)
1927.12吉野山架空ケーブル㈱、設立 (本社、奈良県吉野村(当時))
・・のち吉野登山自動車㈱に改称され、1935年頃に吉野大峰ケーブル自動車㈱に再改称される
 
昭和3年
1928.1昭和乗合自動車、創業 (現・静岡県下田市)
・・のち、伊豆下田バス㈱となる
1928.10.8阪神国道自動車㈱、設立
・・新設された阪神国道に路線バスの運行をする会社である
1928.10.30奥多摩振興㈱、設立
・・青梅鉄道㈱(1929年青梅電気鉄道㈱に改称)の系列会社として発足
・・1946.4.1 青梅電気鉄道㈱のバス事業を譲受

昭和4年
1929.4.2六甲山乗合自動車㈱、設立
・・阪急系のバス会社であり六甲山の観光開発のひとつとして設立
1929.5.25大阪電気軌道㈱、乗合バス事業を開始
1929.10.20立川自動車運輸㈱、設立 (本社:東京都立川市)
・・以下の変遷がある
 ●1937.5    五日市鉄道㈱の傘下に入る
 ●1940.9.1  五日市鉄道㈱が南武鉄道㈱に合併されたため同社傘下
            の企業となる                         
 ●1944.4.1  南武鉄道㈱(=親会社)が国有化される
 ●1947.3.1  立川バス㈱に改称
 ●1954.9.10 小田急電鉄㈱傘下に入る
1929.12.28鹿児島市電気局、バス事業を開始
  
昭和5年
1930.2.1名古屋市電気局、市営バス営業開始
1930.5.24大垣自動車㈱、設立
・・以下の変遷がある
 ●1956年   中京観光自動車㈱を合併し新中京バス㈱に改称
 ●1958年   名古屋近鉄バス㈱に改称
 ●1983.12.1 日本高速自動車㈱を合併し名阪近鉄高速バス㈱に改称
 ●1994.7.1  名阪近鉄バス㈱に改称
 ●2007.10.1 ㈱三交ホールディングスの子会社となる
1930.6.24明光バス㈱、設立 (本社:和歌山県白浜町)
1930.7.31日ノ丸自動車㈱ 設立 (本社:鳥取県鳥取市)
・・当時の鳥取県会議長 米原章三(1883~1967)の指導により、まず8社の小規模バス事業者が統合して発足した。1935(昭和10)年頃には県下の半数以上の路線が日ノ丸自動車㈱に吸収合併されている。この点では鳥取県におけるバス事業は先進性があった
・・なお米原章三は放送作家・井上ひさし(1934~2010)(NHK人形劇’ひょっこりひょうたん島’を手がける)の夫人の祖父にあたる人物である
1930.9神戸市電気局、市営バス営業開始
1930茨木自動車㈱(大阪府)、設立
・・この会社は戦時中も合併されず独立を通したが1965年に近鉄に合併された。現在近鉄バスが茨木市内に路線を有するのはこの会社を合併したことによる

昭和6年
1931.1.3芸陽自動車㈱、設立 (現在・本社:広島県東広島市)
・・(旧)芸陽自動車、豊田自動車、河戸自動車が合併して設立
1931.2.26伊勢電鉄自動車㈱、設立
・・以下の変遷がある
 ●1931.3.25 営業開始
 ●1936.12.1 参急山田自動車㈱に改称
 ●1939.8.1  神都交通㈱に改称
 ●1944.2.11 県下の私鉄バス会社を戦時統合し三重交通㈱に改称
1931.12.25関東乗合自動車(株)(東京都) 設立
1931鶴見臨港鉄道㈱、バス事業を開始

昭和7年
1932.1.10 
中山道乗合自動車㈱、王子乗合自動車㈱のバス事業を承継し営業開始
・・1936.8.24 東京横浜電鉄㈱の傘下にはいる
1932.11.11
東海自動車㈱・下田自動車㈱、両社が対等合併、存続会社は東海自動車㈱ 
1932.11.28
尾道市、市営バス事業 営業開始 
1932.11 
筑摩電気鉄道㈱、松本電気鉄道㈱に改称 
1932.12.10
阪和電気鉄道㈱、乗合バス事業を開始 
1932.12.11
祐徳自動車㈱、設立 (本社:佐賀県)
・・祐徳軌道㈱の自動車部門を分社化
1932 
松筑自動車㈱ 、松本自動車㈱に改称
 
昭和8年
1933.6.6 
山陽電気鉄道㈱、宇治川電気㈱電鉄部(電力会社の鉄道部門)が分離独立して創立
・・これにより、神戸(兵庫)-明石間と明石-姫路間の電気鉄道がひとつにまとまる 
1933.8.10 
吉田自動車㈱、愛電自動車㈱に改称 (本社:愛知県 現・西尾市)

昭和9年
1934.4.1
東武鉄道㈱、川越地区にてバス事業開始
1934.11.12
佐賀市交通課、設立
・・1936.10.10 営業開始
 
昭和10年
1935.5.10 
京成乗合自動車㈱、設立
・・すでに系列化していた数社のバス会社を統合する目的で設立
・・1932.7 一部路線につき京成電気軌道㈱が直営化
1935.8.1 
東都乗合自動車㈱ 、設立
1935.9.2 
防長自動車㈱、設立
・・1956.10.25 防長交通㈱に改称  
1935.12.31
千葉郊外自動車㈱、設立
・・以下の変遷がある 
 ●1953.9.1 東洋交通㈱に改称 (本社を千葉市長洲に移転)
 ●1969.4.1 東都自動車㈱系列を離れ、京成電鉄傘下にはいる
 ●1974.4.1 ブルーバス㈱と合併し千葉中央バス㈱に改称 
  
昭和11年
1936.1.20 
愛電自動車㈱、名鉄自動車㈱に改称 (本社:愛知県名古屋市) 
1936.2.4 
日田自動車㈱、設立 (本社:大分県 現・日田市)
・・以下の変遷がある
 ●1948.4  九州自動車㈱に改称
 ●1949.3   日田自動車㈱に改称
 ●1951.12 日田バス㈱に改称
1936.4.28 
長崎・茂木乗合自動車㈱、設立 (本社:長崎県長崎市)
・・以下の変遷がある
 ●1936.8.15 長崎自動車㈱に改称 
1936.5.1 
山陽電気鉄道㈱、神戸市垂水区において乗合バス事業を開始 
1936.5.25 
㈱山陽バス、設立 
・・西大寺鉄道と下津井鉄道(現・下津井電鉄)の共同出資による
・・以下の変遷がある
 ●1937.1.1 営業開始
 ●1937.1.4 両備バス㈱に改称
 ●1952.2   下津井電鉄㈱が経営からしりぞく
 ●2007.4.1 両備運輸㈱と合併し、両備ホールディングス㈱となる 
1936.9.10 
京浜昭興㈱、設立
・・以下の変遷がある
 ●1961.12   相鉄観光㈱に改称 (相模鉄道㈱の傘下に入る)
 ●1967.5   相鉄自動車㈱に改称
 ●1997.4   相模鉄道㈱より貸切バス事業の移管をうける
 ●2005.7.23 高速バス事業に参入(横浜-河口湖)
 ●2009.4.1   バス事業より撤退し、ハイヤー・タクシー事業に特化
         (貸切バス事業⇒日ノ丸自動車興業㈱に譲渡)
         (高速バス事業⇒相鉄バス㈱に移管) 
 ●2012.6   日本交通横浜㈱に改称 (再び相鉄傘下をはなれる)
1936.10.10
佐賀市交通課、市営バス事業 開始
1936.12.15
浜松市商工課、市営バス事業 開始
・・1986.12.1 遠州鉄道㈱に移管完了

昭和12年
1937.1.1 
両備バス㈱、営業開始 
1937.6.9 
金剛自動車㈱、設立 (本社:現・大阪府富田林市)
1937.9 
小池自動車㈱、千曲自動車㈱に改称 
1937.9.20
大阪交通㈱、設立
・・大阪タクシー㈱、キンタク㈱などが戦時統合する
・・以下の変遷がある
 ●1958.11.22 東京の国際興業㈱傘下に入る
 ●1961.3.30  国際興業㈱に吸収合併され、大阪支店となる
 ●2002.12.3  乗合バス事業に参入(大阪-高槻間の深夜急行バス)
 ●2004.3.1   国際興業大阪㈱として分社化
1937.11.10
大分バス㈱、設立
・・1935年にヤマサ自動車から改称した大分バス(個人経営)が株式会社化
1937.11.18
鶴見川崎臨港バス㈱、設立 (鶴見臨港鉄道㈱の子会社) 
1937 
立川自動車運輸㈱、五日市鉄道㈱の傘下に入る
  
昭和13年
1938.3.30鏡浦(きょうほ)自動車㈱、設立 (本社:千葉県館山市)
・・のち、貸切バス事業もおこなっていた(2017年まで)
1938.5鶴見臨港鉄道㈱、バス事業を鶴見川崎臨港バス㈱に譲渡
1938.12.1鶴見川崎臨港バス㈱、川崎乗合自動車㈱と合併し川崎鶴見臨港バス㈱となる
1938(陸上交通事業調整法(鉄道、バス会社に戦時統合を促す法律)制定)

昭和14年
1939.11 
大阪乗合自動車㈱(青バス)、大阪市に買収される 
1939.12 
南但自動車㈱、全但交通㈱に改称 
1939 
竹鼻鉄道㈱、岐阜自動車運輸㈱を買収しバス部門をあらたに岐阜自動車㈱として設立
・・岐阜自動車㈱は4年後の1943年に岐阜乗合自動車㈱に戦時統合される

昭和15年
1940.4 
岩崎産業㈱、設立 (本社:鹿児島県鹿児島市)
・・1923年5月創業の岩崎商店を株式会社化して設立
・・この頃は交通事業ではなく鉱山や山林経営をおこなう商社であり、南満州鉄道㈱や華中鉄道㈱に枕木を納入し好調な業績を示した
・・のち戦後に南薩鉄道㈱や三州自動車㈱を傘下に収める
 (三州自動車㈱は1964年に鹿児島交通㈱に改称)
1940.6 
亀の井遊覧自動車㈱(本社・大分県別府市)、亀の井バス㈱に改称 
1940.9.1
五日市鉄道㈱が南武鉄道㈱に合併されたことにより、立川自動車運輸㈱も南武鉄道㈱の傘下に入る
・・その後1944年に南武鉄道㈱の鉄道線は政府に買収されたが、南武鉄道㈱の会社自体は存続したため立川自動車運輸㈱もそのまま残った
  
昭和16年
1941.1.11
アサヒ自動車㈱、設立 (本社:茨城県土浦市) 
・・バス事業、ハイヤータクシー事業を営む
・・1944年 バス事業は常総鉄道㈱(現・関東鉄道)に移譲
        ハイヤータクシー事業は埼玉県内に移す
1941.2.5
北薩自動車㈱、設立 (本社:鹿児島市千石町)
1941.2.28
日本交通㈱(大阪)、設立 (本社:大阪市西区、澤タクシーを中心にして戦時統合)
1941.3.1鬼怒川水力電気㈱、小田原急行鉄道㈱を吸収合併、そのうえで小田急電鉄㈱に改称
1941.3.10静岡電気鉄道㈱、東京横浜電鉄㈱(のちの東急)傘下に入る
・・このことについて付記すると以下のようになる。1920年代前半より三重県出身の熊沢一衛(1877~1940)が専務として経営にあたっていた。しかしその後、1932年に(同じく同氏が頭取を務めていた)四日市銀行が破たんする事件が起きている。そこで彼は自らが所有する静岡電気鉄道㈱の株式を大阪電気軌道㈱(のちの近鉄)に売却して対処しようとしものの大軌側が買収に応じなかったのでやむなく東京横浜電鉄経営者の五島慶太(1882~1959)に株式引き取りの依頼をしたことによる
(四日市銀行破たんの原因は中京の鉄道のページ(1932年頃)に記述)
1941.4.1宇野自動車㈱、設立 (本社:岡山県岡山市)
・・宇野というのは地名からとったものでなく創業者(宇野三郎)の名字に由来
・・創業は1918年3月であり個人営業によりスタートしている
1941.4.1秋田市交通課、発足
・・秋田電気軌道㈱より市内電車および路線バス事業を譲受
1941.4.17弘前乗合自動車㈱、設立 (本社:青森県弘前市)
・・弘南鉄道㈱よりバス部門を譲受
・・のち、弘南バス㈱に改称
1941.4.26丸岡バス㈱、設立 (本社:福井県丸岡町)
・・1963年   京福電気鉄道㈱の傘下に入る
・・2000.4.1 京福バス㈱に改称
1941.4大川バス㈲、設立 (本社:香川県)
1941.6.30旧・相模鉄道(現・JR相模線)、完全に東京横浜電鉄傘下となる
・・それまでは同社株式を昭和産業㈱と東京横浜電鉄㈱の半々でもっていたが昭和産業がその株式を東横電鉄に譲渡したことによる
1941.10.27徳島バス統合㈱ 設立 (戦時統合)
1941.12.8(太平洋戦争、開戦)
1941呉市交通課、発足
・・沿岸タクシー買収に伴いバス事業を開始
・・翌年に芸南電気鉄道を買収し交通局に改称
   
昭和17年
1942.3.2京福電気鉄道㈱ 設立
・・配電事業を主軸に、京都と福井にて鉄道事業を兼営していた京都電燈が、配電統制令(1941制定)によって解散したことにより、残された鉄道部門(京都と福井)を営業させるため設立された
・・なお配電統制令とは、全国を9ブロックに分け、各ブロックごとに配電事業者を1社とする法令である。これによる配電体制が平成まで続いた
1942.3.7徳島バス統合㈱、徳島統合バス㈱に改称
1942.5.1東京横浜電鉄㈱が京浜電気鉄道㈱と小田急電鉄㈱を合併し、東京急行電鉄㈱となる (戦時統合)
1942.5.19神戸市電気局、神戸市交通局に改称
・・1939年に発電事業を日本発送電㈱に、配電事業を関西配電㈱に譲渡し交通部門のみが残っていたため交通局となる
1942.6.11群馬合同バス㈱、設立 (戦時統合)
・・県下7社が合併
・・1945.10.1 群馬バス㈱に改称
1942.8.17九州産業交通㈱、設立 (戦時統合)
1942.8.21仙台市電気部、市営バス事業開始
・・仙台市街自動車㈱を買収して承継
1942.9.22三原市交通局、バス事業開始
・・のち2008.4.1にバス事業を廃止
1942.11.26宮崎バス㈱、県内の宮崎鉄道㈱および都城自動車㈱と合併し宮崎交通㈱となる
 
昭和18年
1943.1.1富山地方鉄道㈱、設立 (戦時統合)
1943.2.20備北乗合㈱、設立 (戦時統合、本社:岡山県高梁市)
・・1967.2 備北バス㈱に改称
1943.2松本電気鉄道㈱、松本自動車㈱を合併 (戦時統合)
1943.3.1北海道中央乗合自動車㈱ (戦時統合) 仮営業開始
・・1949.6.3 北海道中央バス㈱に改称
1943.3.21会津乗合自動車㈱、設立 (戦時統合、本社:福島県会津若松市)
1943.3山口市 運輸水道局、発足
・・1956.6   山口市公営企業局となる
・・1959.10  山口市交通局 発足 (水道事業を分離)
・・1999.4.1 市営バス事業を廃止
1943.4.1秋北乗合自動車㈱、設立(戦時統合、本社:秋田県大館市)
1943.4.21岐阜乗合自動車㈱、設立 (戦時統合)
1943.4三州自動車㈱、設立 (本社:鹿児島県末吉町)
・・のち1964年に鹿児島交通㈱に改称
1943.4濃飛乗合自動車㈱、設立 (戦時統合、本社:岐阜県高山市)
1943.5.1神姫自動車㈱、山陽自動車㈱・播電自動車㈱・相生合同自動車㈱を合併
1943.5.15静岡電気鉄道㈱を中心にほか4社が合併し静岡鉄道㈱となる (戦時統合)
1943.5.15神姫自動車㈱、神姫合同自動車㈱に改称
・・以下の変遷がある
 ●1972.5.20 神姫バス㈱に改称
1943.6.12知多乗合㈱、設立 (本社:愛知県半田市)(戦時統合)
・・この会社の社名はうしろに’自動車’や’バス’が付かない
1943.6.26五城目軌道㈱、県下の他社を戦時統合し秋田中央交通㈱に改称
1943.7.1岩手県南自動車㈱、設立 (戦時統合)
1943.7.1福井県乗合自動車㈱、設立 (戦時統合)
・・1963.8.1 京福電気鉄道㈱に合併される
1943.7.23奈良自動車㈱、奈良交通㈱に改称
1943.7淡路鉄道㈱、淡路交通㈱に改称
1943.8.11尾三自動車㈱ほか、名鉄自動車㈱に合併される (戦時統合)
1943.10.1東京市電気局、東京都交通局に改められる
・・これまで、現在の大阪、京都と同様に東京においても東京府のなかに東京市が存在するかたちとなっていた。明治以降、東京市内に著しい人口や企業の増加がみられ、東京府のなかで東京市が実に大きな力をもつようになった。このため東京府としては上位の行政機関として東京市をスムーズにコントロールしてゆくことが困難な情勢となり、東京府内を大改造する必要に迫られた。これが東京市を23の特別区に分割し(同時に東京府を東京都に改称し)た最大の理由である。しかしながら市電・市バス事業等に関しては特別区ごとに分割するには無理があり、東京都が一括して承継することになった
1943.10.1庄内交通㈱、設立 (本社:山形県鶴岡市)(戦時統合)
・・庄内電鉄㈱を中心に庄内地区事業者が統合
1943.10.1山形交通㈱、設立 (本社:山形県山形市)(戦時統合)
・・1997.10.1 バス事業を山交バス㈱に譲渡し不動産事業が中心となる
1943.10.1岩手中央自動車㈱、設立 (戦時統合)
1943.10.13岩手県北自動車㈱ 設立 (戦時統合)
1943.11.1熊野合同交通㈱、設立 (本社:和歌山県新宮市) (戦時統合)
・・以下の変遷がある
 ●1945.5.8 熊野交通㈱に改称
 ●2020.1.1 御坊南海バス㈱を合併し熊野御坊南海バス㈱に改称
1943.11.1福島県南交通㈱、設立 (戦時統合)
1943.12.24徳島西部交通㈲、設立 (戦時統合、本社:徳島県 現・美馬市)
・・1952年    株式会社化
・・1960.3.25 高松琴平電気鉄道の100%子会社となる
・・2013.4.1   路線バス廃止に伴い貸切バス専業化
1943.12.31新潟電鉄㈱と新潟合同自動車㈱が合併、新潟交通㈱となる (戦時統合)
1943岩手県南自動車㈱、設立 (戦時統合)
1943神中鉄道㈱、相模鉄道㈱(現在のJR相模線を経営)に吸収合併される
・・神中(じんちゅう)鉄道は横浜-海老名間を営業する鉄道会社であった
・・しかし翌年6月に相模鉄道㈱の相模線(茅ヶ崎-橋本)が国有化されている

昭和19年
1944.1.27北海道中央乗合自動車㈱、設立登記完了 (本社:北海道小樽市)
1944.2.1道南乗合自動車㈱、設立 (戦時統合)
・・1952.3.30 道南バス㈱に改称
1944.2.3
石見交通㈱、設立 (戦時統合) 
1944.2
箱根土地㈱、国土計画興業㈱に改称
・・箱根土地(株)はもともと箱根、軽井沢など不動産開発を行う会社であった。
そのため大正末期より長野県軽井沢にて路線バスの運行を兼営していた
1944.2.11神都交通㈱、県下の私鉄・バス会社を統合し三重交通㈱に改称
1944.2.14丹後海陸交通㈱、設立 (戦時統合)
1944.3.1東濃鉄道㈱、設立 (本社:岐阜県多治見市)(戦時統合)
・・1971.5.1に第三者割当増資を実施、名鉄系となる
・・名鉄系となったあとは1974.10.21に駄知線休止、1978.11.1に笠原線廃止と鉄道線がなくなっていった
1944.4.12岩手東部乗合自動車㈱、設立 (戦時統合)
・・1951.12.16 東部バス㈱に改称
・・1966.4.27  岩手県南自動車㈱に合併され岩手県南バス㈱となる
1944.4.15東邦交通㈱、設立 (戦時統合、本社:北海道釧路市)
1944.4.21神姫合同自動車㈱、貨物部を大同貨物自動車㈱(のち姫路合同貨物㈱となる)に移譲
1944.5.5頸城鉄道自動車㈱、設立 (戦時統合)
1944.5.31京王電気軌道㈱、東京急行電鉄㈱に合併される (戦時統合)
1944.5十勝乗合自動車㈱、設立 (戦時統合、本社:北海道帯広市)
1944.6.1高知県交通㈱、設立 (戦時統合)
1944.6.1函館乗合自動車㈱、設立 (戦時統合)
1944.6.1丹波交通㈱、設立 (戦時統合、本社:京都府亀岡市)
・・1957年 京都交通㈱に改称
1944.6.16東海道乗合自動車㈱、藤沢自動車㈱と伊勢原自動車㈱を合併し、神奈川中央乗合自動車㈱となる (戦時統合)
1944.7.5日東交通㈱、設立 (戦時統合)
1944.8.1茨城交通㈱(初代)、設立 (戦時統合、本社:茨城県水戸市)
・・以下の変遷がある
 ●2008.4.1  鉄道事業(湊線)をひたちなか海浜鉄道㈱に移管
 ●2008.11.1 水戸地裁に民事再生法申請 (=倒産)
 ●2009.7.1  アイ管理㈱に改称 (清算手続のための存在となる)
            同時にバス事業を茨城交通㈱(2代目)に譲渡
 ●2014.9.25 清算手続終結にともない会社消滅
1944.8.17備北交通㈱、設立 (戦時統合、本社:広島県庄原市)
1944.11.16道北乗合自動車㈱、設立 (戦時統合)
1944.12.30東都乗合自動車㈱、中山道乗合自動車㈱および鳩ヶ谷自動車㈱を吸収合併
1944.12北薩自動車㈱、同業他社を戦時統合し、南国交通㈱となる

昭和20年
1945.1.1五戸鉄道㈱、南部鉄道㈱に改称 (本社:青森県八戸市)
・・南部というのは主に青森県東半分をさす地域名である。これは近世まで南部氏が長い間この地域を支配していたことによっている。しかしさらに以前、南部氏が発祥した時代(平安時代)においては甲斐(現・山梨県)の南部を支配地域としており、それが南部という名字を名乗った根拠である。つまり、本来は南部というのは山梨県南部という意味である
1945.3.20常総鉄道㈱および筑波鉄道㈱、両社が合併し常総筑波鉄道㈱となる
・・1965.6.1 鹿島参宮鉄道㈱と合併し関東鉄道㈱となる
1945.3.31陸前乗合自動車㈱、設立
・・宮城県栗原地区の9社が戦時統合された
1945.6信南交通㈱、設立
・・南信自動車㈱、伊那自動車㈱、大平自動車㈱、御嶽自動車㈱が戦時統合
1945.5.8熊野合同交通㈱、熊野交通㈱に改称
1945.8.1福井鉄道㈱、設立(戦時統合)(福武電気鉄道㈱と鯖浦電気鉄道㈱が合併)
1945.8.15(終戦)
1945.10.1群馬合同バス㈱、群馬バス㈱に改称
1945.10.2名古屋市電気局、名古屋市交通局に改称
1945(年末)澤 春蔵、鳥取県の要請により澤タクシー鳥取営業所を開設(個人営業扱い)
・・終戦後のこの当時、鳥取県にはハイヤー、タクシーが一台もなくなっていたという (県内の自動車はことごとく軍用に供出させられていた)
・・現在の日本交通(鳥取)のルーツといえる存在である。あくまでも日本交通㈱(大阪)の鳥取への進出は、経営者が’故郷に錦をかざる’というよりも、’鳥取県よりたのまれて開始した’というのが実情である (高田勝之助 著、’巷談・ 鳥取の自動車’より)
1945.12.1日本自動車交通㈱、設立 (東京のタクシー会社、桜のマーク)
1945.12.20東洋自動車工業㈱、国際商事㈱に改称
・・終戦後に多くの飛躍があり以下の変遷がある
 ●1946.5.15  東京急行電鉄㈱より東京観光自動車㈱を買収
             (貸切バス事業に進出)
 ●1946.11.19 東京急行電鉄㈱より東都自動車㈱を買収
             (乗合バス事業に進出)
 ●1947.6.16  東京観光自動車㈱を吸収合併
             同時に国際興業㈱に改称 
1945.12.29日本自動車交通㈱、日本交通㈱(東京)に改称
・・この会社は、1941年に設立された大阪の日本交通㈱とは関連がない
・・なお、日本交通、と称する同名の会社は愛知、群馬、沖縄など多数存在
   
昭和21年
1946.4.1奥多摩振興㈱、青梅電気鉄道㈱よりバス事業を譲受
・・この時点で青梅電気鉄道の鉄道事業は国有化(1944年)されていたが会社そのものは存続していた
1946.5.15国際商事㈱、東京急行電鉄㈱より東京観光自動車㈱を買収
1946.6.1横浜市電気局、横浜市交通局に改称
1946.6.20阪神合同バス㈱、阪急バス㈱に改称
1946.8.7京都バス㈱、設立 (本社:京都市右京区)
・・京福電気鉄道㈱の全額出資による
1946.9.20北見乗合自動車㈱、北見バス㈱に改称
1946帝産オート㈱、設立
・・戦前より静岡県大仁などで純金の採掘をしていた’帝国産金興業’という会社が当時の在日米軍サービスバス運行などを目的に設立
・・また、1950年ごろ一時期東京-熱海間に長距離路線バスを運行
1946.12.17姫路市交通局、市営バス営業開始
・・姫路市は1946年に飾磨市など多くの周辺市町村を合併している。それに先立ち交換条件として持ち出されたのがバス路線の開設である
・・また戦後の混乱期に神姫自動車㈱においてストライキが頻発していたことも市バス開設の大きな要因でもある

昭和22年
1947.3.1 
立川自動車運輸㈱、立川バス㈱に改称 
1947.6.1 
東武鉄道㈱、東武自動車㈱を合併 
1947.6.10 
名鉄自動車㈱、バス事業を名古屋鉄道㈱に譲渡し解散 
1947.6 
美山観光バス㈱、設立 (本社:群馬県高崎市) 
1947.7.1 
小湊鉄道㈱、袖ヶ浦自動車㈱を吸収合併しバス事業を開始 
1947.9.5 
徳島統合バス㈱、 徳島バス㈱に改称
1947.12.26
東京急行電鉄㈱、株主総会にて京浜急行電鉄㈱、小田急電鉄㈱、京王帝都電鉄㈱などが分離独立することが決定される
・・この背景には各方面において分離独立の’潮流’といえるものがあった
1947 
愛宕交通㈱、設立 (本社:茨城県水戸市)
・・以下の変遷がある
 ●1949.5   帝産オート㈱に買収される(帝産オート㈱水戸支店)
 ●1971.2.10 茨城交通㈱の傘下に入る(茨城オート㈱となる)
 ●2010.6.10 バス事業を茨城交通㈱(2代目)に移管
 ●2015.2.28 経営権が日産観光㈱に移る

昭和23年
1948.3.8 
尼崎市交通局、市営バス営業開始 (高洲‐鶴町、1.6Km)
・・蓄電池を用いた電気バスを使用してスタートした
・・当時は電力が余り気味であった。政府により電気バスの使用が奨励される
・・2016.3.20 阪神バス㈱に移管
1948.5.11 
長崎県交通局、長崎県公共事業部に改称 
1948.6.1 
京浜急行電鉄㈱、小田急電鉄㈱、京王帝都電鉄㈱が東急より分離独立
・・このうち京王帝都電鉄は、旧・京王電気軌道と旧・小田急系の帝都電鉄(=井の頭線)を合わせた形での発足となる。旧・京王電気軌道にとっては大きな収入源であった配電事業が戦時中に関東配電(現・東京電力)に譲渡させられたため、これを補う措置がなされる
1948.6.1 
大川バス㈲、大川自動車㈱に改組・改称 (本社:香川県大川郡) 
1948.6.30 
花巻バス㈱、設立 (本社:岩手県 現・花巻市) 
・・岩手県南自動車㈱より分離独立
1948.8.14 
新日本観光㈱、設立 (東京都、はとバス)
・・1949.1.1  団体貸切バス運行開始 (成田山新勝寺方面) 
・・1949.3.19 都内定期観光バス’はとバス’運行開始
1948.9.16
京王帝都電鉄㈱、永福町(営) 営業開始
1948.10.25
平和観光㈱、設立 (本社:東京都江東区)
・・のち、1951年に平和観光自動車㈱に改称
・・1961年 富士急行観光㈱に改称 
1948.11.8 
澤タクシー㈱(鳥取)、設立 (本社:鳥取県鳥取市)
・・1952.3 乗合バス事業 営業開始
・・1966.8 日本交通㈱(鳥取)に改称  
  
昭和24年
1949.1.5

伊丹市交通局、営業開始
・・三菱電機㈱製の電気バスを使用して運行開始
・・翌年よりガソリン車導入

1949.2伊那自動車㈱と御嶽自動車㈱が信南交通㈱より分離独立
1949.3新日本観光㈱、東京都より貸切バスの事業を譲受
1949.3北紋バス㈱、設立 (本社:現・北海道紋別市)
・・鴻紋軌道廃止後の鴻之舞地区の足を確保するため当時の紋別町が設立
1949.4.25鳴門市運輸部、市営バス営業開始
・・公営バスでありながら、香川県、兵庫県内にも路線を延ばしていたのが特徴であった
・・2013.4.1 徳島バス㈱に移管
1949.4.30神有三木電気鉄道㈱、神戸電気鉄道㈱に改称
1949.4日乃出バス(大阪府高槻市)、個人営業を株式会社に改める
・・しかし経営の実態は個人事業的なものであったようである
1949.5帝産オート㈱、愛宕交通㈱を買収し、帝産オート水戸支店を開設
1949.5茨城観光自動車㈱、設立
・・1946年    羽富自動車として土浦-竜ヶ崎間を運行開始
・・2001.6.1 全路線廃止 (路線は関東鉄道とJRバス関東に移管)
・・2002.5   会社清算
1949.6.1
日本国有鉄道公社、発足
・・なお、国鉄自動車局はバス営業のほか、トラックによる貨物営業も行っていた
1949.6.3
北海道中央乗合自動車㈱、北海道中央バス㈱に改称 
1949.6三八五(みやご)貨物運送㈱、設立 (本社:青森県八戸市)
・・のち、バス事業にも進出
1949.7.29
滋賀交通㈱、設立 (設立時の本社:滋賀県 現・甲賀市) 
1949.8.20
下津井鉄道㈱、下津井電鉄㈱に改称
1949.10.1
神戸電気鉄道㈱、 新たに免許をうけ路線バス営業再開
・・同社は戦前よりバス路線を営業していたが戦時中に神姫合同自動車㈱(現・神姫バス㈱)に営業権を譲渡していた
1949.10.3
北紋バス㈱、営業開始 (紋別-鴻之舞-丸瀬布)
1949.11.15
阪東自動車㈱、設立 (本社:千葉県我孫子市)
・・1949.12.28 営業開始
・・1958.2     東武鉄道㈱の傘下に入る 
1949.秋
湖南交通㈱、 設立 (滋賀県)
・・1949.12   乗合バス営業免許取得
・・1950.1   帝産傘下に入る。帝産湖南交通㈱となる
・・1950.2.1 営業開始
1949.12.1
(京阪電気鉄道㈱、京阪神急行電鉄㈱より淀川南岸の路線をもって分離独立)
・・本来なら淀川北岸の新京阪線も京阪本線(淀川南岸)と一括して独立するところであるが戦時合併時の業績のちがいから旧・京阪派役員の勢力が弱く一括独立は認められず、淀川南岸の京阪本線及び支線等のみによる独立となる
1949.12
湖南交通㈱、乗合バス営業の免許が与えられる
・・これは帝産オートより(比較的状態の良い)車両を提供(現物出資)されたことにより免許下付が可能となったものである
1949.12
阪急バス㈱、伊丹観光(営)開設
・・貸切バス業務開始
・・のち、1975年に営業所廃止
 
昭和25年
1950.1帝産湖南交通㈱、設立 (本社:滋賀県草津市)
・・1950.2.1 営業開始
1950.3.5根室交通㈱、設立
・・1950.12.20 営業開始
1950.3夕張乗合自動車㈱、設立
・・1950.4.1  営業開始
・・1956.7   夕張バス㈱に改称
・・1963.10.1 夕張鉄道㈱に吸収合併される
1950.4.1沖縄バス㈱、設立 (本社:沖縄県那覇市)
・・公営バス管理所(現・南城市佐敷)によるバス事業を引き継ぐ
・・同社はのちにおいて沖縄本島の乗合バス事業者で倒産(民事再生法の適用)したことのない唯一の会社である
・・また、東陽バス㈱と並び創立以来ほかのバス会社との合併をしていないことも特筆すべき点といえる
・・1950.5.23 営業開始
1950.5.4帝産オート㈱、在日米軍サービスバスの余剰車両の使用認可を受け、観光バス事業を開始
・・現在では普通に使用されている’観光バス’や’バスガイド’ということばをはじめて使用したのは同社である。それまでは一般的にはそれぞれ’遊覧バス’、’バス案内人’という言葉が使われていた。
(オール帝産40年史(神奈川県立川崎図書館所蔵)による)
1950.5.4県南バス㈱、設立
・・三八五貨物運送㈱のバス部門を独立させる
・・1953年 乗合バス営業開始
1950.5東日本観光バス㈱、設立 (本社:東京都品川区)
・・佐賀県の祐徳自動車㈱の系列会社である。バスのカラーリングもよく似たもの(赤とクリームのツートンカラー)としていた
・・1950年代には夏季限定ながら東京(上野)-軽井沢間に長距離バスを運行していた
・・1995年に観光バス部門は日の丸自動車興業㈱に譲渡
1950.5.24広島バス㈱、設立
・・1950.8.26 営業開始
1950.6.2東運輸㈱、設立 (本社:沖縄県石垣市)
・・1950.9.2 営業開始
1950.6.25(朝鮮戦争、勃発)
1950.7.31京阪自動車㈱・阪急バス㈱、京阪自動車の淀川右岸(北岸)の路線を阪急バスに譲渡する契約が成立
・・現在阪急京都線とよばれる鉄道線は戦前は京阪電気鉄道㈱の路線であった。のち阪急と京阪は戦時合併を経て戦後に京阪側が分離独立するのであるが、当線が阪急側に残ることになったため阪急と京阪のバス会社間においても営業エリアの変更が実施されることになる
1950.8.5出雲市、運輸課を設置
・・9月3日に営業開始
1950.8.12長崎県公共事業部、長崎県交通部に改称
1950.8.17小田急電鉄㈱、武蔵野乗合自動車㈱を買収
・・武蔵野乗合自動車㈱はもとは小田急系ではなく国際興業㈱傘下にあった
1950.8.25苫小牧市交通部、市営バス営業開始
1950.8.26広島バス㈱、帝産オート㈱中国支社をひきつぐかたちで営業開始
1950.9.1武蔵野乗合自動車㈱、小田急バス㈱に改称
・・小田急バスの営業エリアが小田急沿線のほか(京王線以北の)JR中央線の吉祥寺、三鷹までおよんでいるのは被買収会社(武蔵野乗合自動車㈱、本社:吉祥寺南口)の営業エリアを引き継いだことによる
1950.9.6群馬中央バス㈱、群馬バス㈱より分離独立する形で設立 (本社:群馬県前橋市)
・・戦時統合して設立された群馬合同バス㈱において経営者であった岩崎半之助は、半数近くの株式を持つ大株主であった。しかし終戦後の労働組合運動の高ぶりや、それに乗じた一部の勢力により立場を追われ、結果小規模ながら分割独立して再スタートすることになる
1950.10.20山佐バス㈱、設立 (本社:広島県広島市)
・・営業エリアが広島県の山県(やまがた)郡と安佐郡にまたがることから命名
・・1950.11.10 営業開始
・・1950.12.26 広島郊外バス㈱に改称
・・1964年        広島交通㈱に改称 
1950.10.23加越能鉄道㈱、設立 (本社:富山県高岡市)
・・石川県、富山県の鉄道建設(富山・金沢間など)を目的に富山地方鉄道㈱の出資により設立。のちに北陸鉄道㈱にも出資に参加させる
・・1951.6.30 営業開始
・・2010.10.1 加越能バス㈱に改称
1950.11.16京都国際観光自動車㈱、設立 (本社:京都市)
・・京阪電気鉄道㈱の出資による
1950.12.1国際興業㈱、東都乗合自動車㈱を合併し、路線バス事業を直営化する
・・なお、この東都乗合自動車は、現在営業中の東都観光バスとは関係はない
1950.12.15川崎市交通局、市営バス営業開始
1950.12.20高松バス㈱、設立 (本社:香川県高松市)
・・1986.4.1 高松琴平電気鉄道㈱よりバス部門の譲渡をうける
        同時にコトデンバス㈱に改称
・・2005.6  ことでんバス㈱に改称
1950.12.26山佐バス㈱、広島郊外バス㈱に改称
1950㈲高知駅前ハイヤー、設立
・・のち1997年に㈱高知駅前観光に改称

昭和26年
1951.2.6 
明石市、市営バス営業開始
・・当初は競合を避けるべく神姫自動車との協定があり、市営バスは海岸側のR250沿いを担当し、神姫は内陸側のR2沿いを担当する協定になっていた。
・・ しかし、時代がくだり内陸側に住宅団地が多く造成されるようになるとこの協定はくずれていく
・・交通局に昇格する前は交通事業課という組織名で運営
・・のち2012年に民営バス(神姫、山陽)に移管されている
1951.3.6 
那覇交通㈱、設立 (本社:沖縄県那覇市)
・・以下の変遷がある
 ●1951.4.25 営業開始
 ●1974.8.1  ㈱首里バスを吸収合併
 ●2003.6.20 民事再生法の適用を申請
 ●2004.7.18 廃業(那覇バス㈱(第一交通系)に営業譲渡)
1951.3.19
山陽急行バス㈱、設立
・・山口県周辺の長距離路線バス営業を目的としてつくられた合弁会社
・・1988年に路線バスをサンデン交通に譲渡している 
1951.3月末 
帝産オート㈱、在日米軍より委託されていたサービスバスの運行委託を終了
1951.4.16 
名古屋観光自動車㈱、設立
・・2002.4.1 他2社(日本急行バス㈱、ドラゴンツアーズ㈱)と合併し名古
        屋観光日急㈱となる
1951.6.1
京阪自動車㈱、前年7月の契約にもとづき、一部を除く阪急京都線沿線(=淀川北岸)のバス路線を阪急バス㈱に引き渡し実行
・・これにより阪急バスは一挙に広い営業エリアを手中に収めることになる
1951.6.29 
神奈川中央自動車㈱、神奈川中央交通㈱に改称 
1951.8.7 
東陽バス㈱(沖縄県)、設立 
・・同社は沖縄本島の南部に路線をもつ
1951.9.1
大野交通自動車㈱、設立
・・福井県乗合自動車㈱より分離独立
・・のち、1976年に京福電気鉄道にバス路線を譲渡
1951.9 
新居浜市、市営バス事業 開始
・・1965.10.1 瀬戸内運輸㈱に買収される
1951.11尼崎市交通部、貸切バス事業 開始
・・のち、1995年に廃止
1951.12.16
岩手東部乗合自動車㈱、東部バス㈱に改称
・・1966.4.27 岩手県南自動車㈱に合併され、岩手県南バス㈱となる  
1951.12.25
澤タクシー㈱(鳥取県)にバス事業の免許が与えられる 
・・既営業の日ノ丸自動車㈱側からの付与に反対する圧力も多少あったという
1951.12.26
つつじ観光バス㈱、設立 (本社:群馬県館林市) 
1951.12.30
十和田鉄道㈱、十和田観光電鉄㈱に改称 
1951 
㈱星野温泉、設立 (長野県軽井沢町)
・・1914年に星野温泉旅館として創業、のち貸切バス事業を兼営していた
・・1995年 ㈱星野リゾートに改称
1951
高槻市、市営バス路線免許を申請
・・市議会の議決を経て路線開設を申請する。しかし市内に2事業者の並存は不要とのことで却下される(高槻市内にはすでに日乃出バスが営業中) 
1951
尼崎市、貸切バス事業 営業開始
1951
平和観光㈱、平和観光自動車㈱に改称
・・のち、1961年に富士急行観光㈱に再改称
 
昭和27年
1952.1.25網走バス㈱、設立
・・以下の変遷がある
●1952.7.5   営業開始
●1962.10.23   名鉄傘下に入る
●2012.4.2   名鉄が㈱タカハシに株式を譲渡
1952.2.15羽後鉄道㈱、羽後交通㈱に改称
1952.2下津井電鉄㈱、両備バス㈱より資本をひきあげる
1952.3.7八風(はっぷう)バス㈱、設立 (本社:三重県桑名市)
・・社名は朝明川南岸地域を東西にたどる旧街道の八風街道にちなむ
1952.3.21八風バス㈱、乗合バス営業開始
・・初の運行区間は桑名駅前―梅戸(現・いなべ市)
1952.3.27三重いすゞ自動車㈱、設立 (本社:三重県津市)
・・三重交通㈱の子会社として発足。このため三重交通の車両はいすゞ製が大半を占める
1952.3.30道南乗合自動車㈱、道南バス㈱に改称
1952.3澤タクシー㈱、鳥取県において一般路線バス事業を開始
・・このあと既存の日ノ丸自動車㈱と激しい企業闘争が続いた
・・この年の12月に大阪-鳥取間の長距離バス開設の申請をおこなっている
1952.7.1宗谷バス㈱、設立 (本社:北海道枝幸町、のち稚内市に移転)
・・日本国内のバス会社のなかで最北の営業エリアをもつ
・・1952.7.15 営業開始 (道北乗合自動車㈱より一部の路線を承継)
1952.7.7沿岸バス㈱、設立 (本社:北海道羽幌町)
・・このあと道北乗合自動車㈱より日本海沿いのエリアを譲受し開業
1952.9.12日産観光㈱、設立 (本社:茨城県水戸市)
・・2015.2.28 茨城交通㈱より茨城オート㈱の経営権を譲受
・・2019.4.1  高速バス(水戸-東京)事業 開始
1952.12.11北日本観光自動車㈱、設立 (本社:石川県金沢市)
1952政府、国鉄バスの事業範囲についての見解を示す
・・国有鉄道線に対して先行・代行・培養・短絡の4原則に基づくものとする、とした
1952川崎市交通部、発足
・・地方公営企業法の適用をうけ独立採算制をとる

昭和28年
1953.2.9 
国際観光バス㈱、設立
・・東京日野自動車㈱の傘下企業であった
・・2007.12.27 国際興業観光バス㈱に営業譲渡され会社解散 
1953.2.18 
東洋観光㈱、設立 (本社:神奈川県横須賀市)
・・京急系の貸切バス会社である
1953.3
日乃出バス㈱・阪急バス㈱、日乃出バス㈱のバス事業を阪急バス㈱に譲渡する契約を締結
・・高槻市の要請に応じて阪急バス㈱が仲介し、一旦阪急バス㈱の帰属になる
1953.5.15
沖縄バス㈱、系列会社として沖縄自動車貿易㈱(現・沖縄ふそう自動車㈱)を設立する
・・この関係で沖縄バス㈱は三菱車を採用してきた
1953.6.14
ニュー東京観光バス㈱、営業開始
1953.6.15 
水上観光自動車㈱、設立
・・以下の変遷がある
●1960.3   東武鉄道㈱の傘下に入る
●1972.11.1 関越交通㈱に改称
●2002.10   吾妻観光自動車㈱を吸収合併 
1953.7.22
東京急行電鉄㈱、貸切バス事業 開始
1953.8.1
新京成電鉄㈱、路線バス事業 開始
1953.9.1 
千葉郊外自動車㈱、東洋交通㈱に改称 
1953.9.15
日ノ丸自動車㈱、山陰中央鉄道㈱(米子市-法勝寺)を合併
・・この鉄道には一部 旧・池上電気鉄道(現・東急池上線)の開業時に使用されていた車両が当鉄道に譲渡されていて廃線時まで使用されていた
・・1967.5.15 当鉄道線が廃止される
1953.9.30 
岡崎観光自動車㈱、設立 (本社:愛知県岡崎市)  
1953.9
両総観光自動車㈱、設立 (本社:千葉県 現・山武市)
1953.10.1 
一宮観光自動車㈱、設立 (本社:愛知県一宮市) 
・・1999.4 岐阜観光バス㈱および瀬戸観光バス㈱と合併し、名鉄西部観光バス㈱となる
1953.11.3 
中部観光自動車㈱、設立 (本社:愛知県名古屋市)
・・以下の変遷がある
●1965,2.1   東急に買収される 
●1965.3.30 東急鯱バス㈱に改称   
●2009.10.1 新会社(鯱バス㈱)に事業譲渡される 
1953.12.1
尼崎市交通部、尼崎市交通局に改組
1953.12.25
東邦交通㈱、設立 (本社:北海道釧路市)
・・阿寒バス㈱が 貸切部門を分社化
・・1989.5.15 くしろバス㈱に改称
1953 
青森市、青森バス㈱を買収
・・この頃国鉄津軽線が開通したため、高収益路線を失った青森バス㈱は経営難に陥っていた
・・翌年に一般路線、貸切バス事業を譲受
1953 
吾妻観光タクシー㈱ 設立
・・1962年   吾妻観光自動車㈱に改称
・・2002.10 関越交通㈱に吸収合併される 
  
昭和29年
1954.2.11大東京観光自動車㈱、設立
・・鳥取県の日ノ丸自動車㈱の出資による
・・その後、近鉄系、クリスタル系と経営主体が変わり、東京バス㈱となる
1954.2.25高槻市交通部、市営バス事業 営業開始
1954.2.26瀬戸観光自動車㈱、設立 (本社:愛知県瀬戸市)
・・1999.4 一宮観光自動車㈱、岐阜観光自動車㈱と合併し名鉄西部観光
      バス㈱となる
1954.3.26秋北乗合自動車㈱、秋北バス㈱に改称
1954.6中紀バス㈱、設立 (本社:和歌山県由良町)
・・南海自動車㈱(初代)より分離独立
1954.7両備バス㈱、岡山バス㈱を吸収合併
1954.7.26豊橋交通㈱、豊橋鉄道㈱に改称
・・この日付に関しては別の文献では色々な(別の)日付が記載されるが本サイトでは’鉄道百年略史’(鉄道図書刊行会 発行)に従った
1954.8.6豊橋観光自動車㈱、設立 (本社:愛知県豊橋市)
1954.8.10岐阜観光自動車㈱、設立 (本社:岐阜県岐阜市)
・・1999.4 一宮観光自動車㈱、瀬戸観光自動車㈱と合併し名鉄西部観光
       自動車㈱となる
1954.8.13西濃観光バス㈱、設立 (本社:岐阜県大垣市)
・・2004.7 華陽観光バス㈱と合併し西濃華陽観光バス㈱となる
 (同社は2013.12.21 廃業)
1954.8県南バス㈱、都タクシー㈱を吸収合併し三八五交通㈱となる
1954.9.8三重急行自動車㈱、設立
1954.9.10立川バス㈱、小田急電鉄㈱の傘下に入る
1954.12.9白浜急行バス㈱、設立
・・南海電気鉄道㈱を中心に和歌山県下のバス会社の共同出資により設立された合弁会社である
・・1955.2      大阪-白浜間(約200Km)の長距離路線バスを運行開始
・・1972.11.1 南海バス㈱(初代)と合併し南海白浜急行バス㈱となる
1954.12.16日本空港リムジン交通㈱、設立
・・1971.10.1に東京空港交通㈱に改称
1954.12.13浜松観光自動車㈱、設立 (本社:静岡県浜松市)
・・1955.2.18 営業開始
1954北陸鉄道㈱、この頃から6、7年ほど労使紛争が頻発する
1954山梨観光自動車㈱、設立
・・山梨交通㈱と富士山麓電気鉄道㈱の共同出資による
1954オリンピック観光㈱、設立 (本社:東京都)
・・1964.4 大東京観光自動車㈱と合併し近鉄大東京観光バス㈱となる

昭和30年
1955.1.31 
大阪観光興業(㈱、大阪緑風観光㈱に改称 
・・同年中に貸切バス事業に参入
・・最近まで’大阪はとバス’の愛称を使用
1955.4.7 
名古屋観光自動車㈱、設立
・・2002.4 ほか2社と合併し名古屋観光日急㈱となる 
1955.5.25 
日光交通㈱、設立
・・2008.4.1  東武ダイヤルバス㈱を吸収合併
1955.6 
近江鉄道㈱、バス部門を近江バス㈱(初代)に譲渡
・・1957.10 近江バス㈱(初代)を合併
1955.9
永井運送㈱、設立 (本社:群馬県前橋市)
・・従来個人営業であった永井運送店を法人化
1955.10.1 
西大寺鉄道㈱が両備バス㈱(初代)を吸収合併したうえで両備バス㈱(2代目)に改称。同時に本社移転(岡山県西大寺市→岡山市錦町) 
1955.11.7 
藤田観光㈱、設立 (本社:東京都文京区)
・・藤田興業㈱の観光部門が独立して発足
・・のちバブル崩壊後の1995.10に自動車部が国際自動車㈱(のちKM観光となる)に売却される
1955
㈱日本交通観光社、設立 
・・旧国鉄バスの駅業務の委託業者を統合する目的でつくられた
・・のち1988年にJRバス各社分社化に合わせ分割される
1955 
層雲峡交通㈱、設立 (北海道上川町) 
・・道北バス㈱より分離独立したが1963年に再合併している
 
昭和31年
1956.2.29奥多摩振興㈱、京王帝都電鉄㈱の傘下に入る
・・京王帝都以外に東京都や小田急もこの会社の経営権をねらっていたといわれる
1956.3.10駿豆鉄道㈱、箱根登山鉄道㈱に対し、小涌谷-湖尻間のバス乗り入れ協定の破棄を通告
1956.4.1佐賀市交通課、佐賀市交通部に改組
1956.4.26取手バス㈱、大利根交通自動車㈱に改称
1956.5.12神姫合同自動車㈱、神姫自動車㈱に改称
1956.6大十㈱、設立 (和歌山県海南市)
・・1994.4.1 野上電気鉄道の廃止をうけ路線バスを営業(ブランド名:大十オレンジバス)
1956.8.9阪急バス㈱、庄内車庫 新設認可を受ける
・・のち2020年に閉鎖となる(商業施設が建設される)
1956.9.17㈲琴平タクシー、設立 (本社:香川県琴平町)
・・1969.12   琴平バス㈱に改組・改称
・・2005.8.1 高速ツアーバス運行開始
・・2013.8.1 高速乗合バス運行開始
1956.10.25防長自動車㈱、防長交通㈱に改称
1956.11.13成田バス㈱、千葉交通㈱に改称
1956大垣自動車㈱、中京観光自動車㈱を合併し新中京バス㈱に改称
  
昭和32年
1957.6.1駿豆鉄道㈱、伊豆箱根鉄道㈱に改称
1957.6.11奈良観光バス㈱、設立 (本社:奈良県奈良市)
1957.6.24群馬バス㈱、東京急行電鉄㈱の傘下に入る
・・ただし、この44年後の2001年には再び東急グループからはなれている
1957.8.19国鉄自動車局、長・中距離路線への進出意思表明
1957.10.14四国交通㈱、設立
・・徳島西部交通㈱より分離独立
・・1963.8.1 徳島バス㈱が100%出資の子会社となる
1957.10.23函館バス㈱、東京急行電鉄㈱の傘下に入る
・・当時同社においては労働組合が強く長期ストライキなどがあり、経営不振となっていた。そのため結果としては東急が救いをさしのべたかたちとなる
1957.10近江鉄道㈱、近江バス㈱(初代)を合併
1957.12.7定山渓鉄道㈱(本社:札幌市)、東京急行電鉄㈱の傘下に入る
・・当時の東急には道内のバス会社をすべて系列化して一元化する構想があった
・・なお、同社は東京急行電鉄㈱がその後(2011年現在の時点においても)60%ほどの株式を持つ筆頭株主となっている。また現状としては道内では東急が経営に参加し続けている唯一のバス会社となっている。
1957大三島観光交通㈱、設立 (本社:現・愛媛県今治市大三島町)
・・瀬戸内運輸㈱等の出資により設立
・・1964年に瀬戸内海交通㈱に改称
1957丹波交通㈱、京都交通㈱(初代)に改称
1957華陽観光バス㈱、設立 (本社:岐阜県)

昭和33年
1958.1
伊丹市交通局、広畑車庫 使用開始
1958.2.21
日本観光興業㈱、設立 (本社:横浜市鶴見区)
・・以下の変遷がある
●1959.3   京急傘下に入る
●1998.4.1   京急観光バス㈱に改称
●2008.3.15 バス事業より撤退
●2016.12.1 京急バスリアルエステート㈱に改称
1958.2
阪東自動車㈱、東武鉄道㈱の傘下に入る
1958.4.1
八風(はっぷう)バス㈱、三重交通㈱の傘下に入る 
1958.6.25
関門急行バス㈱、設立
・・関門急行線(山口―福岡)の路線バスを運行するための合弁会社、西鉄など5社の出資による、しかし1978年ごろに同路線の廃止ともに会社解散
・・1958.8.1 営業開始
1958.7.18
日本急行バス㈱、設立 
1958.8.16
帝王帝都電鉄㈱、府中(営) 営業開始
・・東府中(営)を移転して開設
1958.8
東京急行電鉄㈱、北海道中央バス㈱(本社:北海道小樽市)の株式の買収工作をおこなう
・・しかし、経営陣が東急傘下に入ることに強い反対意思をもっていたことのほか、労働組合も経営陣に協力体制をとったこと、地元企業を守ろうと考えた小樽の多くの小株主たちが東急側による株式の買占めに対して応じなかったことのためこの企ては失敗した。この時期において拡大路線をとっていた東急側が敗れた数すくない事例といえる
(東急側が株式買収工作において敗れた事例としてはほか、東海自動車㈱、千曲自動車㈱がある)
1958.11.4
上田交通㈱、東京急行電鉄㈱の傘下に入る
・・東急グループの創業者、五島慶太(1882~1959)の郷里は長野県小県郡にあった
1958.11.18
北九州観光バス㈱、設立
・・1959.2.1 営業開始
1958新中京バス㈱、名古屋近鉄バス㈱に改称
1958吉野熊野観光自動車㈱、設立 (本社:和歌山県新宮市)
・・1973年 南紀開発㈱に改称
・・1988年 バス事業を奈良交通㈱に譲渡 (奈良交通南紀支社となる)
1958国土計画興業㈱、軽井沢周辺の路線バス(’高原バス’とよばれた)事業を西武自動車㈱(初代)に譲渡

昭和34年
1959.2.1
阪神電気鉄道㈱自動車部、西宮車庫 開設
1959.3
芸陽自動車㈱、芸陽バス㈱に改称 (本社:広島県 現・東広島市) 
1959.4.1
名古屋鉄道㈱、挙母(営)(現・豊田(営)) 開設
・・これに伴い、平戸橋自動車(営)は廃止
1959.4.11 
(伊東下田電気鉄道㈱(のちの伊豆急行、東急系)、設立)
・・この鉄道会社の設立においても伊豆半島において従来から利権をもっている東海自動車㈱や西武グループとの波乱があった。新たに(東急系の)バス路線を開設しないことを条件に認可され設立となった。したがって伊豆半島においては現在まで東急・伊豆急系のバス会社は存在していない
1959.5.21 
北見バス㈱、東京急行電鉄㈱の傘下に入る
・・当時同社は年25%ほどの株主配当をだせるほどの超優良企業であったのでその点が東急の標的となる原因になってしまった
・・系列化の方法としては、東急傘下に入った定山渓鉄道㈱が北見市の有力者に働きかけて北見バス㈱の株式を入手するという手がとられた
 (小堺昭三 著 ’西武VS東急戦国史 中編’による)
・・このほか、以降において東急傘下に入ったバス会社には次のようなものがある ( )内は傘下入りの年月日 
 ●宗谷バス (1959.12.28)
 ●北紋バス (1960.6.10)
 ●斜里バス (1964.1.23)
 ●網走交通 (1965.5.30)  
・・しかしその50年後の2009年には東急が株式を売却し傘下を離脱
1959.5 
宇治田原自動車㈱、京阪の傘下に入る 
1959.5.29
中越自動車㈱、東急の傘下に入る
1959.6.10 
北都航空バス㈱、設立 (本社:北海道札幌市) 
・・以下の変遷がある
 ●1961.5.1  北都バス㈱に改称
 ●1967.2.8  北都ハイヤー ㈱を吸収合併し北都交通㈱となる
 ●2004.6.17 民事再生手続を申請
1959.6.25
宇治田原自動車㈱、京阪宇治交通㈱に改称
・・2006.4.1 京阪バス㈱に合併される
1959.6 
明光バス㈱ 、近鉄の傘下に入る
・・明光バス㈱はこれまで親会社であった南海との関係が悪化していたという。一方この頃白浜ビーチゴルフ倶楽部が東急主導で再建されるなどの事実があり、近鉄としては関東資本の進出を食い止めたいという意思もあったといわれる
(鉄道ピクトリアル・1995.12・臨時増刊南海特集号による)
1959.7.1 
仙南交通㈱、設立 (本社:宮城県仙台市)
・・秋保(あきう)電気鉄道㈱と仙南交通自動車㈱が合併して設立
・・1970.10.1 宮城バス㈱、宮城中央バス㈱と合併し宮城交通㈱となる 
1959.8.21
日本観光興業㈱(本社:横浜市鶴見区)、京急傘下に入る
1959.9.1 
あおいタクシー㈱、設立 (本社:愛知県小牧市)
・・のち、1992年にあおい交通㈱ に改称
1959.12.28
宗谷バス㈱、東京急行電鉄㈱の傘下に入る 
1959.12 
志村観光バス㈱、設立 (本社:東京都板橋区)
・・1969.11 東都観光バス㈱に合併される 
  
昭和35年
1960.2北陸日本交通㈱(近鉄系)、金沢地区において新規バス路線開設認可を申請
・・一挙に395Kmもの乗合バス路線開設とした。当時北陸鉄道㈱においてはストライキが多くおこなわれていた。そこで近鉄では’1県1社の弊害’を強調し’新しい競争路線の確保’を主張して北陸地区進出を計画した
1960.3.11帝産オート㈱、川越市内の路線を東武鉄道㈱に譲渡
1960.3.23北港観光バス㈱、設立 (本社:大阪市旭区)
1960.4京王帝都電鉄、八王子地区にて路線バスのワンマン化開始
1960.5.30富士山麓電気鉄道㈱、富士急行㈱に改称
・・なお社名については、富士急行の場合、うしろに‘電鉄‘などがつかない
1960.5若松市運輸部、若松市交通局に改称
1960.6.10北紋バス㈱、定山渓鉄道㈱と資本提携、東急の傘下に入る
1960.7.1神戸電気鉄道㈱、会下山(えげやま)車庫 開設
1960.10.1長岡鉄道㈱、中越自動車㈱と栃尾鉄道㈱を合併し越後交通㈱に改称
1960.11.10阪急バス、加島(営)新設(加島車庫を昇格)
・・同時に大阪(営を廃止
1960.11.24山梨交通㈱、国際興業㈱の傘下に入る
・・当時山梨交通は経営陣の放漫経営により経営状態がよくなかったという。そこで同県出身で国際興業㈱経営者の小佐野賢治(1917~86)が郷土企業の発展に尽くしたいと経営参加を申し出た。事態は紛糾(のち山交騒動とよばれる)したが結局1962年には旧経営陣は総退陣した
1960.11.29三河観光自動車㈱、設立
1960.11.29阪急バス㈱、西谷自動車㈱を買収
・・西谷自動車㈱はのち、阪急田園バス㈱に改称される
1960.12.26北海道拓殖バス㈱、設立 (本社:北海道音更町)
・・1961.1 営業開始
1960平和観光自動車㈱、富士急傘下にはいる

昭和36年
1961.3.25

徳島バス㈱、南海電気鉄道㈱の傘下に入る

1961.3

ニコニコ自動車商会(本社:広島県府中市)、ニコニコバス㈱に改称
・・1970.2 尾道鉄道㈱を吸収合併し中国バス㈱となる

1961.6.12東京ヤサカ観光バス㈱、設立
・・’やさか’というのは’ますます栄える’という意味の古語である
1961.7.20福島電気鉄道㈱、福島県南交通㈱を合併
1961.8帝京観光バス㈱、設立
1961.10.1京成電鉄㈱、金町(営) 開設
1961.10.19船木鉄道㈱、鉄道線廃止に伴い、バス専業となる
1961.11.16名神高速自動車㈱、設立
・・阪急を中心につくられた高速バス会社であるが、のち1965年阪急が日急バスの大口出資者になり、大きな存在意義を失う (1968年に解散)
1961平和観光自動車㈱、富士急行観光㈱に改称
 
昭和37年
1962.2.16新東自動車興業㈱、設立 (本社:文京区小石川)
・・企業・官公庁の保有する自動車の運行管理業務を担う
・・のち、1971年に大新東㈱に改称
1962.4.1東京急行電鉄㈱、日吉(営) 営業開始
・・港北区日吉4丁目に所在
1962.4.17宮城バス㈱(初代)、設立
・・仙台鉄道㈱、古川交通㈱、塩釜交通㈱が合併した
・・2年後に宮城バス㈱(初代)は仙北鉄道㈱に吸収合併され宮城バス㈱(2代目)となる
・・なお仙台鉄道㈱はかつて北仙台‐西古川間に軽便鉄道路線を有していた会社である
1962.5.1北陸鉄道㈱及び福井鉄道㈱、名鉄傘下に入る
1962.5.7関西高速自動車㈱、設立(阪神を中心にして南海、京阪が参加)
・・阪神電鉄が積極的にこの会社を設立した理由は、日本急行バスの計画する名古屋―神戸線においてR43上の名神西ノ宮―神戸間が阪神電鉄の営業エリアと競合することになるため、防御的な面で身内資本による新たな高速バス会社を設立すべきであると考えたことによる
(大阪市立中央図書館所蔵、阪神電気鉄道80年史による)
1962.6.12東北急行バス㈱、設立 (現・本社:東京都江東区)
・・1962.8.1 営業開始
1962.7.12福島電気鉄道㈱、福島交通㈱に改称
1962.9.12常磐急行交通㈱、設立
・・出資者は、京成・東武・常総筑波・鹿島参宮・茨城交通・日立電鉄の6社
・・1962.12.1 営業開始
・・1977年    路線廃止
・・1978.3   会社解散
1962.9群馬中央バス㈱、前橋駅前に本社社屋を新築
・・鉄筋コンクリート製の近代的な社屋となる
・・のち、本社は2007年に同市小屋原町に移転
1962.10.20東京急行電鉄㈱、高津(営) 営業開始
1962.12.18
秋北バス㈱、国際興業傘下に入る 
1962.12
(諮問機関 国鉄自動車調査会、国鉄バスの新しい事業分野として‘鉄道線の補完’という項目を加えることを答申する)
・・これにより、先行・代行・培養・短絡・補完、が国鉄バスの5原則となり、以降国鉄バスが都市間バス事業に本格参入する根拠が確立される
1962
道北乗合自動車㈱、道北バス㈱に改称 
1962
兵庫日本交通㈱、設立 (本社:兵庫県尼崎市)
・・日本交通㈱(大阪)の兵庫(営)(1957~)を分社化
・・貸切バス、およびタクシ-事業を営業
 
昭和38年
1963.1.25東野鉄道㈱、東武鉄道㈱の傘下に入る
・・のち、2016年に東武は同社株式をみちのりHDに譲渡
1963.3.31芦有開発㈱、乗合バス事業開始
・・自社所有の有料道路(芦屋市・神戸市有馬間)に路線バスを運行する
・・1977.9.21 乗合バス事業を阪急バス㈱に営業譲渡
1963.3宇部市運輸局、宇部市交通局に改称
1963.5.15日の丸自動車興業㈱、設立 (本社:東京都文京区)
・・1963.7 目黒区において観光バスの営業を開始
・・のち、1都3県に営業所をおく 
1963.6.25大阪空港交通㈱、設立
・・阪急バス㈱と日本航空㈱の共同出資による
・・1964.5.1 営業開始
1963.7.15長崎県交通部、長崎県交通局に改称
1963.8.1福井県乗合自動車㈱、京福電気鉄道㈱に合併される
1963.8.7奥多摩振興㈱、西東京バス㈱に改称
・・奥多摩振興㈱は1944年4月に青梅電気鉄道㈱の鉄道線が国有化されるまでは同社のバス部門であった
1963.9.1新日本観光㈱、はとバス㈱に改称
1963.9.1尼崎市交通局、武庫(営) 設置
1963.9福井鉄道㈱、名古屋鉄道㈱の傘下に入る
1963.10.1西東京バス㈱、高尾自動車㈱と五王自動車㈱を吸収合併
1963.12諏訪自動車㈱、松本電気鉄道㈱の傘下に入る
1963大東京観光バス㈱、日ノ丸自動車㈱(鳥取県)より、近鉄の傘下に移る
1963丸岡バス㈱、京福電気鉄道㈱傘下に入る
1963.11阪急バス㈱、尼崎(営) 開設 (尼崎市猪名寺草場146)
・・のち、1978年に300mほど南に移転し伊丹(営)となる
・・現在この敷地には尼崎稲園高校が建つ
  
昭和39年
1964.1斜里バス㈱、東急傘下に入る
1964.2大阿蘇観光バス㈱、設立
・・九州産業交通㈱の系列であり貸切専業である
・・2005.4  九州産交観光㈱に改称
・・2015.10 九州産交バス㈱に吸収合併される
1964.2東京観光バス㈱、京都交通㈱(初代)傘下から日本通運㈱傘下に移る
1964.2名鉄東京観光バス㈱、設立 (本社:東京都荒川区)
・・もと官営工場の千住製絨所の跡地を使用
1964.3.12四国急行バス㈱、設立 (本社:愛媛県松山市)
・・1965.3.18 営業開始
・・1977.1   営業廃止
・・1977.2.1   会社解散
1964.3札幌観光バス㈱、設立 (本社:北海道札幌市)
1964.3阪神電気鉄道㈱、名古屋地区貸切バス事業を開始
・・のち、1978年に分社化
1964.4.1熊延鉄道㈱、鉄道事業廃止に伴い熊本バス㈱に改称
1964.4.1大阪市交通局、井高野(営) 開設
1964.4.14仙北鉄道㈱、宮城バス㈱(初代)を合併し宮城バス㈱(2代)に改称
・・同時に本社を仙台市に移転
・・1970年には県下の他社と合併し宮城交通㈱となる
1964.4.16おんたけ交通㈱、名鉄グループに入る
1964.4大東京観光自動車㈱、オリンピック観光バス㈱を合併し近鉄大東京観光バス㈱に改称
1964.4亀の井バス㈱、西鉄傘下に入る
1964.5.1大阪空港交通㈱、営業開始
1964.5.11上信電気鉄道㈱、上信電鉄㈱に改称
1964.5.16京王帝都電鉄㈱、府中(営)桜ヶ丘支所 開設
1964.7.10    名神高速道路開通による高速長距離バス免許申請に関する公聴会を東京にて開催(7月15日まで)
1964.7.23岩手急行バス㈱、設立
・・以下の変遷がある
●1964.8.1   路線バス営業開始 (盛岡-一関間)
●1976.6.11 路線バス事業を廃止、貸切専業になる
●2003.11.1 高速バスに参入(仙台-一ノ関、東日本急行と共同運行)
●2008.8.1  高速路線バス(仙台-平泉)に参入
1964.7.28昭和バス㈱(沖縄県)と沖縄青バス㈱が合併、琉球バス㈱となる
1964.8.5北見バス争議、発生
・・会社寄りの(従来の)労働組合とは別に、私鉄総連加盟を目指す新しい労働組合ができ2つの労働組合が対立
・・同社が東急傘下入り(1959年)するまでは労使関係は良好であったという
1964.9.1三州自動車㈱、鹿児島交通㈱に改称
1964.10.1東京急行電鉄㈱、駒沢(営) 営業開始
1964.10九州国際観光バス㈱、設立 (本社:熊本県熊本市)
・・九州3県の11社局が九州横断バスを運行する目的で合弁して設立
・・のち九州産業交通の子会社となる
・・1999.12 会社清算のうえ解散
1964.8.1
京都国際観光自動車㈱、京阪宇治交通㈱の貸切バス部門および琵琶湖汽船自動車㈱京都(営)を譲受
・・京都府下において最大の貸切事業者となる
1964.11.30関東乗合自動車㈱(東京都)、関東バス㈱に改称
1964四国急行バス㈱、設立
・・高松-松山間の都市間バスの運行をおこなう民間バス会社として、伊予鉄道㈱、瀬戸内運輸㈱、琴平参宮電鉄㈱、高松琴平電鉄㈱の出資により設立された
1964広島郊外バス㈱、広島交通㈱に改称

昭和40年
1965.2.1中部観光自動車㈱、東急に買収される
・・経営者の放漫経営が災いする
・・同年4月に東急鯱バス㈱に移管される
1965.2.1名古屋鉄道、春日井(営) 開設
1965.2.3関西高速自動車㈱、運輸省の指導により、出資者に新たに近鉄を加え、京阪を外すかたちで改組し、日本高速自動車㈱に改称
・・この時の出資比率は、近鉄5、阪神3、南海2であった
・・ほぼ同じころ、日本急行バス㈱も名鉄、京阪、阪急の3社を中心にした構成にかわる
1965.2.15広島バス㈱、芸陽バス㈱の経営に参加
1965.3.30東急鯱バス㈱、設立 (本社:愛知県名古屋市)
1965.3.30日ノ丸自動車㈱、鉄道線(米子市駅‐法勝寺駅、12.4km)の廃止を決定
・・理由は並行する道路の整備によりバスが速く走れるようになったことや鉄道線の設備の老朽化などである
1965.3軽井沢別荘建設㈱、設立 (本社:長野県上田市)
・・2000.8 一般貸切旅客運送事業を開始
・・2015.3 軽井沢バス㈱に改称
1965.6.1関東鉄道㈱、設立 (本社:茨城県土浦市)
・・鹿島参宮鉄道㈱が常総筑波鉄道㈱を吸収合併のうえで改称
1965.6国土計画興業㈱、国土計画㈱に改称
1965.6.28近畿日本鉄道㈱、茨木バス㈱(大阪府)よりバス路線を譲受する
・・茨木バス㈱は関西では、西谷自動車㈱、金剛自動車㈱とならび戦時統合されずに残った数少ない中小バス事業者のひとつであった
1965.9.10第一交通産業㈱、設立 (本社:北九州市小倉北区)
・・のち沖縄県の那覇バス㈱、琉球バス交通㈱の筆頭株主となる
1965.10.1瀬戸内運輸㈱、新居浜市より市営バス事業を買収
1965.11.16広島バス㈱、帝産広島バス㈱に改称
1965.11名古屋鉄道㈱、防長交通㈱よりニュー東京観光バス㈱を買収
1965.12.27根室交通㈱、名古屋鉄道㈱の傘下に入る
・・地元においては名鉄の出資は好意的に受け入れられた
    
昭和41年
1966.2.4越後交通㈱、東急グループを離脱
・・中越自動車㈱(=1960年に合併したバス会社)が東急系であったため、越後交通㈱も東急傘下に入っていた
1966.3.31昭和乗合自動車㈱(静岡県)、伊豆箱根鉄道㈱の傘下に入り伊豆下田バス㈱に改称
1966.4.1東京急行電鉄㈱、新羽(にっぱ)(営) 営業開始
1966.4.27岩手県南自動車㈱が東部バス㈱を合併、岩手県南バス㈱となる
1966.7.6九州急行バス㈱、設立
・・福岡-長崎間の都市間バス運行のための合弁会社であり、西鉄、昭和,祐徳、西肥、長崎県の5社局の出資による
・・1966.9.20 営業開始
1966.7おおさきバス㈱、設立 (本社:広島県大崎上島町、山陽商船㈱系)
・・1967年 営業開始
・・のち(2000年代) さんようバス㈱に改称
 (なお大崎上島には島の北部に垂水港があり、一方南部には明石港がある
 がさらに’さんようバス’が登場し兵庫県南部と類似して面白い)
1966.8.4川越観光自動車㈱、設立 (当時の本社:埼玉県川越市)
・・以下の変遷がある
●1998.4.1  一般路線バス事業に参入
●2001.3.31 観光バス事業 営業終了(路線バスが主たる事業となる)
●2003年    東武グループ再編により朝日自動車㈱傘下となる
1966.8.4東洋観光㈱、大阪西鉄観光バス㈱に改称
1966.8澤タクシー㈱、日本交通㈱(鳥取)に改称
・・なお日本交通㈱(大阪)はタクシー事業を主軸として1941年に発足(戦時統合)している。経営者は同一であるが別会社である  
1966.11京都国際観光自動車㈱、京阪国際観光自動車㈱に改称
・・京阪グループにおいて唯一の貸切専業事業者となったため

昭和42年
1967.3.16阪急バス㈱、能勢(営) 開設
1967.4.1中国鉄道㈱(岡山県)、中鉄バス㈱に改称
・・同社は元来は現在のJR津山線、吉備線を営業する鉄道会社であったが戦時中に鉄道線は国有化され、戦後はバス会社として存続した
1967.4.1佐賀市交通部、佐賀市交通局に改組
1967.4.25永井運送㈱、永井運輸㈱に改称
1967.6.1阪急バス㈱、西宮(営) 新設 (西宮市深津町)
・・実質的には西宮北口車庫を移転したもの
1967.7.15南四国急行バス㈱、設立
・・1964年設立の四国急行バス㈱と同じく高松―高知間の民間長距離バス会社として設立
・・出資者は土佐電気鉄道㈱、高知県交通㈱、四国交通㈱、高松琴平電鉄㈱、琴平参宮電鉄㈱であった
1967.8.15東名急行バス㈱、設立 (本社:東京都渋谷区)
・・1969.6.10 営業開始
・・1975.4.1  全路線廃止
・・1975.10.1 会社解散
1967.10.24名古屋鉄道㈱、知立自動車(営) 開設
1967京阪国際観光自動車㈱、本社および車庫を上鳥羽に移転

昭和43年
1968.3.21
岐阜乗合自動車㈱、新名古屋観光バス㈱を吸収合併
・・これに伴い名古屋(営)(現・北名古屋市)を開設
1968.3.30
出雲市自動車部、解散
・・市営バス路線は一畑電気鉄道㈱に譲渡される
1968.4.1 
大阪名鉄観光バス㈱、設立 (本社:大阪府東大阪市)
・・以下の変遷がある
●2003.9 クリスタル(外資系企業)に買収される
      (これにより㈱クリスタル観光バス(大阪)となる)
●2007.4.6 大阪バス㈱に売却される
●2014.4.1 大阪バス近畿㈱に改称 
1968.4.1 
奥能登観光開発㈱、設立
・・北陸鉄道㈱の子会社であり、当初はレストランなどを運営
・・1999年 北陸鉄道㈱より奥能登地区のバス路線の譲渡を受ける
・・2008年 能登中央バス㈱に合併される(→北鉄奥能登バス㈱となる)  
1968.4.25 
濃飛乗合自動車㈱、名鉄傘下に入る 
1968.6.19
 東日本急行㈱、設立 (本社:宮城県仙台市) 
・・仙台-盛岡間の都市間バス運行のため発足
・・宮城バス㈱、宮城中央バス㈱、岩手県南バス㈱、花巻バス㈱、岩手中央バス㈱の5社の出資による
・・のち株主は岩手急行バス㈱(60%)と宮城交通(33%)にほぼ集約された形となる
1968.7.27
防長交通㈱、近畿日本鉄道㈱の傘下に入る
・・同社株式の60%を近鉄が取得
 
昭和44年
1969.3.23神戸市交通局、石屋川車庫 開設
1969.3東京観光バス㈱、会社解散
・・同社は京都交通㈱(初代)系列の企業であったが1964年に日本通運㈱の傘下企業となっていた
1969.4.1東都自動車㈱、東洋交通㈱の株式を京成電鉄㈱に売却
1969.4.1日本乗合自動車協会、日本バス協会に改称
1969.4.28阪急バス、千里(営) 開設
・・従来の吹田(営)新千里出張所を格上げ
1969.4西武自動車㈱、西武バス㈱に改称
1969.5.31上田丸子電鉄㈱、上田交通㈱に改称
1969.6東野鉄道㈱、東野交通㈱に改称 (本社:栃木県宇都宮市)
1969.9.10㈱名鉄岐阜観光、設立
1969.9.24永楽観光自動車㈱、福島交通㈱傘下に入る
・・もとは雄別鉄道㈱の系列会社であったが福島交通㈱に買収された
・・車両は福島交通と同じカラーリングであった
1969.10.1京成電鉄、長沼(営) 開設
・・千葉(営)草野車庫を独立させる
1969.10.2十和田観光電鉄㈱、国際興業㈱の傘下に入る
・・1968年5月に十勝沖地震があり同社は大きな被害を受け、その際支援を受けたことによる
1969.11.2江若鉄道㈱、江若交通㈱に改称
1969.12㈲琴平タクシー、琴平バス㈱に改組
1969帝産オート㈱、仙台支店を帝産観光バス仙台㈱として分社化
・・2006.1.23 富士交通㈱と合併し、帝産富士交通㈱に改称する
・・2008年末   事業廃止

昭和45年
1970.2ニコニコバス㈱、尾道鉄道㈱を吸収合併し中国バス㈱に改称 (本社:広島県福山市)
1970.2近鉄大東京観光バス㈱、東京近鉄観光バス㈱に改称
1970.3.19三重交通㈱、桑名(営)を同市小貝須に新築
1970.5.30南部鉄道㈱、南部バス㈱に改称 (本社:青森県八戸市)
・・前年に鉄道事業を廃止しバス専業になったことによる
・・のち、2017.3.1 全事業を岩手県北自動車に譲渡(翌年会社消滅)
1970.7華陽観光バス㈱、岐阜乗合自動車㈱の傘下にはいる
1970.8松電観光バス㈱、設立  (本社:長野県松本市)
・・2000.4 ほか4社を合併しアルピコ観光バス㈱に改称
1970.9永井運輸㈱、貸切バス事業(営業所:群馬県桐生市) 開始
1970.10.1宮城中央交通㈱が宮城バス㈱(2代目)、仙南交通㈱を合併し、宮城交通㈱となる
1970.10.12阪急バス㈱、清和台(営) 開設
1970.12.25関門急行バス㈱、バス事業より撤退
・・福岡-山口線は西日本鉄道㈱と山陽電気軌道㈱に承継される
1970.12日本高速自動車㈱、阪神、南海の持ち株を近鉄が引き受け、近鉄系となる
  
昭和46年
1971.2.10茨城オート㈱、設立 (本社:茨城県水戸市)
・・帝産オート㈱が資本をひきあげ、かわりに茨城交通㈱が出資して設立
1971.2.15茨城オート㈱、営業開始
・・2010年5月31日まで路線バス、貸切バス、特定バス事業をおこなっていた
1971.4.16東海自動車㈱、小田急電鉄㈱の傘下に入る
1971.4伊丹市交通局、山田(営) 開設
1971.5.1東濃鉄道㈱、名鉄の傘下に入る
・・第三者割当増資を行う
1971.6.1頸城鉄道自動車㈱、頚城自動車㈱に改称
1971.6日本急行バス㈱、阪急と京阪が経営から退き、名鉄系となる
1971.6.1山陽電気軌道㈱、サンデン交通㈱に改称
1971.9.1帝産広島バス㈱、広島バス㈱に改称
・・このころ帝産オートが資本をひきあげ、かわりに広島電鉄㈱が経営に参加
1971.11.25前田観光自動車㈱、設立 (本社:京都府福知山市)
1971新東自動車興業㈱、大新東㈱に改称
 
昭和47年
1972.1㈱山口運送、設立 (本社:宮崎県宮崎市)
・・2013.8.1 高速ツアーバスを乗合化
1972.4.1京阪自動車㈱、京阪バス㈱に改称
1972.4.20成田空港交通㈱、設立 (本社:千葉県成田市)
・・京成電鉄㈱の出資による
1972.4南国交通㈱、貸切部門を南国交通観光㈱に移管
1972.5.20神姫自動車㈱、神姫バス㈱に改称
1972.6.27阪急バス、能勢町内にて国内初の電話呼び出し式デマンドバスを運行開始
1972.11.1水上観光自動車㈱、関越交通㈱に改称
1972中日臨海バス㈱、特定旅客自動車運送事業 開始
・・大阪府堺市石津に営業所を設置

昭和48年
1973.1.24 
千葉海浜交通㈱、 設立 (本社:千葉市 現・美浜区)
・・1973.4.1 営業開始
1973.4.5
千里山バス㈱、設立 (本社:大阪府摂津市)
1973.4
西武バス㈱、国際興業㈱との路線調整により浦和駅以東より撤退 
1973.5.31 
定山渓鉄道㈱、㈱じょうてつ に改称 (本社:札幌市白石区)
1973.6 
近江鉄道㈱、バス事業を近江バス㈱(2代目)に譲渡
・・1986.4 再び近江鉄道㈱に合併される 
1973.9.26 
東武ダイヤルバス㈱、設立
・・鬼怒川温泉の旅館からの配車要請にもとずく送迎運行を目的として発足
・・2000.10.1 東武鉄道㈱鬼怒川(営)閉所に伴い路線バス事業を承継
・・2008.3.6 日光交通㈱に吸収合併される 
1973.10 
大分バス㈱、近鉄の傘下に入る
1973 
堀川自動車㈱、堀川バス㈱に改称 
 
昭和49年
1974.4.1
東洋交通㈱、ブルーバス㈱と合併し千葉中央バス㈱となる
1974.5 
㈲丸一、設立 (本社:石川県七尾市)
・・丸一運輸㈱(1972年設立)の整備部門として設立
・・以下の変遷がある
 ●2006.11 株式会社化、㈱丸一観光に改称
 ●2008.12 高速ツアーバス’グリーンライナー’を運行開始
 ●2013.8   高速ツアーバスを乗合化
1974.7.6
神戸電気鉄道㈱、会下山車庫 廃止
・・現在は小型の戸建て住宅が建ち並ぶ
1974.7.8
神戸電気鉄道㈱、唐櫃(営) 営業開始
1974.7.15 
岩手県南バス㈱、会社更生法の適用を申請
・・1976.5.24 申請取り下げ
           (岩手県交通㈱が新設されたため) 
1974.9.1 
平和交通㈱、設立 (本社:千葉県千葉市) 
・・千葉市の西小中台地区の要望に応え乗合タクシーの運行を行うため発足
・・1990年 東京-千葉県間の深夜急行バスを運行開始
・・2009年 東京-千葉県間の昼行高速バスを運行開始
1974.11.18
山形交通㈱、鉄道線廃止に伴い、バス専業となる
1974.12 
㈲団地交通、設立 (本社:千葉県千葉市)
・・2008.3.1  あすか交通㈱となる
 
昭和50年
1975.1.27日本海観光バス㈱、設立 (本社:石川県加賀市)
・・2017.8 高速路線バスを運行
1975.3.20名古屋鉄道㈱、宮城交通㈱の経営に参加
1975.5㈱ロータリーエアーサービス(旅行会社)、設立 (本社:東京都新宿区)
・・2005.7 高速ツアーバス’キラキラ号’を運行させるため㈱旅バスを設立
1975.6.2阪急バス㈱、伊丹観光(営)を廃止、車両を尼崎(営)に移す
1975.6.5伊那自動車㈱、伊那バス㈱に改称
1975.6.10仙台バス㈱、設立 (本社:宮城県仙台市)
・・1975.9.4 営業開始
1975.7仙南交通㈲、設立 (本社:宮城県仙台市)
・・1997年 株式会社に改組
1975.9.8道南バス㈱、会社更生法適用を申請
・・1975.12.8 札幌地裁が会社更生手続開始を決定
・・1990.9.30 札幌地裁が会社更生手続終結を決定
1975.10.1東名急行バス㈱、会社解散
1975.12.3千葉内陸バス㈱、設立 (本社:千葉県四街道市)
1975.12.15和歌山バス㈱、設立 (本社:和歌山県和歌山市)

昭和51年
1976.4.1和歌山バス㈱、営業開始
・・南海電気鉄道㈱より和歌山県内のバス路線を移管される
 (橋本(営)と高野山(営)管内の路線を除く)
1976.4.8神戸電気鉄道㈱、星和台自動車(営) 営業開始
1976.6.1岩手県交通㈱、設立 (本社:岩手県北上市)
・・岩手中央バス㈱、岩手県南バス㈱、花巻バス㈱の3社が合併して新発足
・・このうち岩手中央バス㈱が国際興業㈱系列であったので新会社も国際興業㈱系列となる
・・2003.10.1 本社移転(岩手県盛岡市)
1976.6.16豊和トラベルサービス、設立 (本社:東京都中央区)
・・HIS系の旅行会社であり、スキーツアーを主力商品とした
・・以下の変遷がある
 ●2003.4 ㈱オリオンツアーに改称
 ●2012.5  ㈱オー・ティー・ビー(バス事業者)を設立 
1976.9.1京福電気鉄道㈱、大野交通自動車㈱よりバス路線を譲受
1976.11.12オリエンタルランド交通㈱、設立 (本社:千葉県浦安市)
・・㈱オリエンタルランド(TDLの運営会社)の100%出資による
・・1989.8.1 京成電鉄㈱の資本参加をうけ㈱東京ベイシティ交通に改称

昭和52年
1977.4.1 
三八五(みやご)バス㈱、設立 (本社:青森県八戸市)
・・三八五流通㈱傘下の貸切バス専業事業者である 
・・三八五とは青森県内の土地名(三戸、八戸、五戸)に由来する
1977.6.9
琵琶湖汽船自動車㈱、琵琶湖汽船㈱に改称
1977.6.24 
尾小屋鉄道㈱、小松バス㈱に改称 
1977.7.1
阪急バス㈱、山口(営) 開設
1977.8.5 
上信観光バス㈱、設立 (本社:群馬県高崎市)
・・1977.9.6 営業開始 
1977.9.21
阪急バス㈱、芦有開発㈱より芦屋‐有馬間の路線バス事業を承継
1977.10.1
琵琶湖汽船㈱、貸切バス部門を汽船バス㈱に譲渡
・・のち、汽船バス㈱は1998年に会社解散
 
昭和53年
1978.3.18
広交観光㈱、設立 (本社:広島県広島市)
・・広島交通㈱の観光バス部門を分社化
・・2002.3.16 高速路線バスに参入 
1978.3 
常磐急行交通㈱、会社解散 
1978.4.1
京阪バス㈱、交野(営) 開設
1978.4.15
㈱協同バス、設立 (本社:埼玉県行田市)
1978.5 
全但交通㈱、全但バス㈱に改称
1978.6.15
前田観光バス㈱、設立 (本社:札幌市手稲区)
・・のち、三洋観光バス㈱に改称
・・2011.7.1 大阪バス㈱傘下に入り札幌バス㈱に改称
1978.6亀の井バス㈱、本社を別府市鶴見に移転
1978.9.18 
名古屋阪神観光バス㈱、設立 (本社:愛知県名古屋市)
・・1964.3に阪神電気鉄道㈱直営で開業したが1978年に分社化
・・2002.3  クリスタル(外資系企業)に売却される
       (これにより㈱クリスタル観光バス(名古屋)となる)
・・2007.4.6 大阪バス㈱に売却される
1978 
中央交通㈱(大阪府)、ドイツ・ネオプラン社の輸入総代理店 となる

昭和54年
1979.1.16 
㈲岩泉中央観光、設立 (本社:岩手県岩泉町)
・・1996.4    岩泉中央観光㈱に改称
・・2001.7    東日本交通㈱に改称
・・2017.6    本社を盛岡市に移転
・・2018.4.24 ㈱みちのりホールディングス傘下に入る
1979.2.27
宮城交通㈱、経営危機に陥る。会社側は労使合意破棄を通告 
1979.7.25 
船橋バス㈱、設立 (本社:千葉県船橋市)
・・2007.10.1 船橋新京成バス㈱に吸収合併される 
1979.7.25
名古屋鉄道㈱、名古屋(営)が愛知県長久手町横道に移転
1979.8.1
上信小型バス㈱、設立 (本社:群馬県高崎市)
・・のち、上信観光バス㈱に改称
1979.8
阪急バス㈱、伊丹(営) 新設
・・付近にあった尼崎(営)を移転(のち、この敷地には尼崎稲園高校が建つ)
  
昭和55年
1980.3.26
日本交通㈱(大阪)、磯路車庫 開設
1980.4 
イーグルバス㈱、設立 (本社:埼玉県川越市) 
・・当初は企業送迎バスなどを担当した
・・1989.6   貸切バス営業開始
・・2013.8.8 高速路線バス運行開始
1980.11.20
神姫ゾーンバス㈱、設立 (本社:神戸市西区押部谷町)
・・1981.9.1 営業開始 
1980
阪急バス㈱、伏尾台(営) 開設
 
昭和56年
1981.5諏訪自動車㈱、諏訪バス㈱に改称
1981.6.22東京急行電鉄㈱、中延(営) 廃止
1981.12.8帝産オート㈱、観光バス事業を分社化、あらたに帝産観光バス㈱を設立
・・1982.1 営業開始
  
昭和57年
1982.6千曲自動車㈱、千曲バス㈱に改称
1982.6イワサバス㈱、設立 (本社:兵庫県尼崎市)
1982.9.1日本交通㈱(鳥取)・日ノ丸自動車㈱、鳥取県内にて競合していた路線の調整が完了
1982.9.24阪急バス㈱、芦屋浜出張所を芦屋(営)に昇格
1982千曲バス㈱、創立55周年記念事業の一つとしてボンネットバスを運行
・・千曲バスでは、すでに1969年にボンネットバスの使用は廃止されており、備北バス、伊那バスからの譲受車にての運行となった
1982南九州高速バス㈱、設立 (本社:鹿児島市上荒田町)
・・鹿児島県の3社(鹿児島交通、林田産業交通、南国交通)の共同出資により設立された
・・鹿児島・宮崎間、鹿児島・熊本間の高速バスの路線を営業
・・のち2004.3.13に会社が清算された
  
昭和58年
1983.1.25セレモニー観光㈱、設立 (本社:大阪府寝屋川市)
・・こののち数回の社名変更があった。2015年よりプリンセスライン㈱となる
1983.6.21ふらのバス㈱、設立 (本社:北海道富良野)
・・富良野地区は旭川電気軌道㈱の営業エリアであったが乗客の減少が著しく路線維持が困難になってきたため同社より第三セクターによる新会社設立が提案された
・・出資は旭川電気軌道㈱が3分の2、富良野市が3分の1をおこなう
・・1983.8.1 旭川電気軌道㈱富良野(営)を承継し営業開始
・・1987.4.1 快速ラベンダー号(富良野-旭川)運行開始
1983.8.1川中島自動車㈱、会社更生法の適用を申請
1983.9常交中小型自動車㈱、設立 (本社:福島県いわき市)
・・常磐交通自動車の子会社である
・・2006.2.1 タクシー会社グリーンキャブ傘下に入り新常磐交通㈱に改称
       同時に常磐交通自動車㈱よりバス事業を承継
1983.11.1本四バス㈱、設立 (本社:広島県尾道市)
・・因の島運輸と旅客船業者が共同出資して設立
・・1999.4.1 中四開発㈱と合併し本四バス開発㈱となる
1983.12.1名古屋近鉄バス㈱が日本高速自動車㈱を合併、名阪近鉄高速バス㈱となる
・・1994年 名阪近鉄バス㈱に改称 
1983西武自動車㈱(2代目)、設立
・・1998.8.1 西武総合企画㈱に改称
 
昭和59年
1984.3.6御坊南海バス㈱、設立 (本社:和歌山県御坊市)
・・1984.10.1 営業開始(南海白浜急行バス㈱の路線バス部門を承継)
・・2020.1.1   熊野交通㈱に吸収合併される 
1984.7㈱亜希プロ、設立 (本社:埼玉県浦和市)
1984.9.2祐徳バス㈱、設立 (本社:佐賀県鹿島市)
・・2006.4.1 親会社の祐徳自動車㈱より路線バス事業が全面移管される
1984.10.26川中島自動車㈱、松本電気鉄道㈱の傘下に入る
・・松本電気鉄道が6割以上の株式を取得
・・同時に川中島バス㈱に改称

昭和60年
1985.2.19
阪急バス㈱、宝塚(営)を安倉に移設
・・それまでは宝塚市栄町にあった
1985.6.14
平和観光㈱ 設立
・・のち、富士急平和観光㈱に改称
・・2014.12.1 富士急山梨バス㈱に吸収合併される 
1985.7.1
寝屋川バス㈱、設立 (本社:大阪府寝屋川市)
1985.7
日本城タクシー㈱、路線バス事業を開始
1985.8.8 
徳島バス南部㈱、設立 (本社:徳島県那賀町) 
1985.8.8 
徳島バス阿南㈱、設立 (本社:徳島県阿南市) 
1985.9.2 
和歌山南海観光バス㈱、設立
・・南海白浜急行バス㈱の貸切バス部門を承継
・・以下の変遷がある
●2003.1  クリスタル(外資系企業)に売却される 
       (これにより㈱クリスタル観光バス(和歌山)に改称される)
●2007.4.6 クリスタルより大阪バスに経営権が移る
●2007.10  大阪バス傘下を離脱 
1985.10.16
越後交通観光バス㈱、設立 (本社:新潟県柏崎市)
・・以下の変遷がある
 ●1985.11.1 営業開始
        (越後交通㈱の和山線廃止代替バスを運行)
 ●1998.10.1 越後北観光バス㈱に改称
 ●2002.7.15 越後柏崎観光バス㈱に改称
 ●2012.10.1 北越後観光バス㈱に改称
 ●2017.10.1 越後交通㈱に吸収合併される
1985.12.7 
しろはと交通㈱、設立 (本社:福井県春江町)
・・2016.6 東京バスグループ入りし、福井バス㈱となる 
 
昭和61年
1986.1 
㈱桜交通、設立 (本社:福島県白河市) 
・・設立からしばらくの間は貸切バスの会社であった
・・以下の変遷がある
 ●2003.12.28 高速バス事業に参入(仙台-福島、仙台-郡山)
 ●2014.7    ㈱旅バスより高速乗合バス’キラキラ号’を承継
 ●2015.4    ㈱富士セービングバスより’旅の散策’を承継
1986.2.1 
広栄交通㈲、設立 (本社:埼玉県坂戸市) 
・・以下の変遷がある
 ●1979.2   個人営業にて創業 (事業所:埼玉県川越市) 
 ●1983.2   事業所を坂戸市に移転
 ●1986.2   有限会社化
 ●1995.3   株式会社化
 ●2013.7.31 高速ツアーバス’ブルーライナー(関東-関西)’ 乗合化
1986.2.25 
㈲つくしの観光バス、設立 (本社:福岡県筑紫野市) 
・・2014年8月まで高速乗合バス’ブルーライナー’(大阪-福岡)を運行
1986.3.7 
新交佐渡貸切バス㈱ 設立 (本社:新潟県 現・佐渡市)
・・のち新潟交通佐渡㈱に改称 
1986.4.1 
新交貸切バス㈱、設立 (本社:新潟市寺山)
・・2002.4.1 新潟交通観光バス㈱に改称
・・2007.4.1 新潟交通西㈱および新潟交通北㈱と合併
1986.4.1 
高松バス㈱、 コトデンバス㈱に改称
1986.4.23
日本交通(鳥取)、雲山車庫 開設
1986.4 
近江鉄道㈱、近江バス㈱(2代目)を合併 
1986.6.13 
杉崎観光バス㈱、設立 (本社:神奈川県小田原市)
・・杉崎運輸㈱(1957年創業の貨物運輸会社)がもとになっている
・・のち日本で初めて、韓国・現代(ヒュンダイ)社製観光・高速用大型バス’ユニバース’を導入したことでも知られる
1986.6.16
岩手県交通㈱、国際興業㈱の傘下に入る 
1986.6
東信観光バス㈱、設立 (本社:長野県佐久市)
・・千曲バス㈱が設立
1986.7.3 
早池峰バス㈱、設立 (本社:岩手県遠野市)
・・岩手県交通㈱の遠野エリアの廃止代替路線を承継する目的で設立
・・1986.10.1 営業開始
・・2017.4.1  再びバス路線が岩手県交通に移譲される  
1986.7.9
新福島交通㈱、設立 (本社:福島県福島市) 
1986.10.1 
福島交通㈱、鉄道およびバス部門を新福島交通㈱に譲渡 
1986.10.1
京成電鉄㈱、江戸川(営) 開設
1986.12.1
浜松市交通部、市営バス事業廃止
・・遠州鉄道㈱に移管(完了)
1986.12.5
多野観光㈱、貸切バス事業開始 (本社:群馬県新町(現・高崎市))
1986.12.12
新福島交通㈱、福島交通㈱に改称 
  
昭和62年
1987.1.1東武鉄道㈱、群馬県館林市内からバス路線を完全撤退
・・同市は路線バスのない市となる
1987.4.1国鉄民営化に伴い、国鉄バスもJR旅客6会社に分割された(1年間は鉄道会社が直営)             
1987.5.1阪急観光バス㈱、設立 (本社:大阪市北区)
・・1988.4.1 営業開始
1987.8.18大崎自動車㈱、設立 (本社:長崎県大島町(現・西海市))
・・長崎自動車㈱大島出張所を分社化
・・2004.10.1 さいかい交通㈱に吸収合併される
1987.8.24京筑交通㈱、設立
・・西鉄豊津(営)を分社化
・・1987.11.1 営業開始
1987.8.28瀬戸大橋高速バス㈱、設立 (本社:香川県丸亀市)
・・1988.4.10 営業開始
・・1992.7.1  会社解散
1987.9.3日ノ丸自動車㈱、本社を鳥取市古海に移転
1987.11.16掛川バスサービス㈱、設立
・・静岡鉄道㈱100%出資による
・・静岡鉄道㈱掛川(営)を分社化
・・大井川鉄道㈱の掛川地区バス路線を承継
1987.12.4南越後観光バス㈱、設立 (本社:新潟県六日町(現・南魚沼市))
・・越後交通㈱より魚沼市・南魚沼市周辺のエリアを分社化
  
昭和63年
1988.2.8横浜交通開発㈱、設立 (本社:神奈川県横浜市)
・・横浜市と横浜市交通局協力会の出資による
・・2007.12.9 一部の路線の移管を受けバス事業開始
1988.2.17大牟田交通㈱、設立 (本社:福岡県大牟田市)
・・以下の変遷がある
 ●1988.4.8 営業開始
 ●2001.8.1 西鉄バス大牟田㈱に改称
 ●2003.8.1 高速バスの管理委託を受ける
 ●2010.2.1 高速バスの直営を開始
1988.3.1西日本JRバス㈱、設立 (本社:大阪府大阪市)
・・1988.4.1 営業開始
1988.3.1㈱北部観光バス、設立 (本社:沖縄県名護市)
・・新規参入が規制され営業開始は10年のちの1998.4.15にずれこむ
1988.3.2中国JRバス㈱、設立 (本社:広島県広島市)
・・1988.4.1 営業開始
1988.3.3JRバス関東㈱、設立 (本社:東京都渋谷区)
・・1988.4.1 営業開始
1988.3.5JRバス東北㈱、設立 (本社:宮城県仙台市)
・・1988.4.1 営業開始
1988.3.5奈良交通㈱、エヌシーバス㈱を設立
・・小型バス使用路線を担当させる
1988.3.28千曲バス㈱、東京のタクシー会社㈱グリーンキャブの傘下に入る
・・社内には、グリーンキャブの資本が入ることに相当な反発もあり、この直前には1か月以上に及ぶストライキがあった。当時千曲バスにはゴルフ場の保有があり、これの獲得が目当てなのであって千曲バス従業員たちにとっては何ら利益をもたらさないものと危惧されたからである
1988.4.1JR旅客鉄道本州3社のバス部門を新会社に営業譲渡
・・JR東日本⇒JRバス関東、JRバス東北         
・・JR東海 ⇒JR東海バス
・・JR西日本⇒西日本JRバス、中国JRバス
1988.4.1日本交通観光社、JRバス各社の分社化にあわせて地域ごとに分割
 ●北海道・・・・・日交観北海道  (現・北海道ジェイアールサービスネット)
 ●関東・東北・・日本交通観光社(現・ジェイアールバステック)
 ●東海・・・・・・・東海交通事業
 ●関西・・・・・・・近畿交通事業  (現・ジェイアール西日本交通サービス)
 ●北陸・・・・・・・北陸整備    (現・ジェイアール西日本金沢メンテック)
 ●中国・・・・・・・中国交通事業   (現・ジェイアール西日本広島メンテック)
 ●九州・・・・・・・九州交通企画   (現・九州鉄道営業)
・・このうち、現在のジェイアールバステックは高速乗合バス事業を、東海交通事業は鉄道事業(城北線、枇杷島―勝川)を営業している
1988.4.1尼崎交通事業振興㈱ 設立 (本社:尼崎市東塚口町)
・・尼崎市交通局および尼崎交通労働組合の共同出資により設立
・・当初は車両の清掃などを担当した
・・2004年より一部バス路線の運行を受託
1988.4.6群馬中央バス㈱、太田(営) 廃止
1988.5大野交通㈱、設立 (本社:大分県 現・豊後大野市)
・・大分バス㈱三重(営)を分社化
・・2010.10.1 竹田交通㈱と合併し、大野竹田バス㈱となる
1988.5国東観光バス㈱、設立 (本社:大分県杵築市)
・・大分交通㈱系の会社である
1988.6.20大阪運輸振興㈱、設立 (本社:大阪市西区)
・・以下の変遷がある
●2014.4.1 大阪シティバス㈱に改称
●2020.4.1 関西空港までのリムジンバスを運行開始
1988.9.1西武秩父バス㈱、設立 (本社:埼玉県所沢市)
・・1989年    営業開始(秩父(営)を分社化)
・・1996.4.1 西武観光バス㈱に改称
・・2017.4.1 西武高原バス㈱を吸収合併し、軽井沢(営)とする
1988.9ニューワイン交通㈱、千歳(営) 開設
1988.10山陽急行バス㈱、路線バス事業をサンデン交通㈱に譲渡し、サンキュウ観光バス㈱に改称
1988.12.21四国高速バス㈱、設立 (本社:香川県高松市)
・・コトデンバス㈱、琴平参宮電鉄㈱、大川自動車㈱の出資による
1988中日臨海バス㈱、一般貸切自動車運送事業 開始
1988ニュープリンス観光バス㈱、設立 (本社:東京都八王子市)
 
昭和64年
 1989.1.8
(昭和より平成に改元) 
  
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