.5.2 関東の鉄道・交通年表

・・明治5年末までは我が国の和暦においては太陰暦(旧暦)が公式使用されていたのでこの期間においては太陽暦と和暦(旧暦)を併記しました(カッコ内のほうが旧暦です)
・・関東1都6県周辺の県についても一部とりあげています

1853年(≒嘉永6年)
1853.7.8アメリカ海軍提督・ペリー、浦賀に上陸、開国を要求
1853幕府、上記の件を受け東京沖に埋立地を造成し、砲台を設けることを指示
・・これによってつくられた軍事施設が’お台場’(=大砲の台のある場所)である
 
1858年(≒安政5年)
1858.7.29日米修好通商条約、締結
・・当初の時点では、関東地方における開港地点は神奈川(現・横浜市神奈川区)であった。しかし東海道を通行する日本人とのトラブルを避けたいことのほか、水深の浅いことが理由で隣の横浜村(現・横浜市中区)に開港地点が変更することとなる
 
1869年(≒明治2年)
1869 横浜‐東京間、馬車が開業
・・外国人による経営で’エド・メール’とよばれていた
・・当時の東京港は干潟になっているところが多く大型船の入港は不可能であった。関東地方では横浜港が唯一の開港場であった 
 
1870年(≒明治3年)
1870.4 
(明治3.3)
東京‐横浜間の鉄道工事が(東京、横浜の両端より)始まる
・・軌間は当時の民部卿(=現在の財務大臣にあたる)大隈重信(1838~1922)が鉄道建築師長、エドモント・モレル(1840~1871)の進言を聞き入れることにより1067ミリとなる
・・1860年代より1870年代にかけて植民地などでは、建設費の面で狭軌鉄道の方が適しているという考え方が優勢であり、同時期に開業のあった南アフリカ、ニュージーランドなども同じ軌間を採用している
・・エドモント・モレルは結核により1871年11月5日に横浜にて30歳で死去していて、日本の鉄道の開業を見ることはなかった
1870.5 成駒屋、東京-横浜間 乗合馬車開業 
 
1872年(≒明治5年)
1872.6.11
(明5.5.6) 
鉄道の’仮開業’を祝う式典がおこなわれる
・・三条実美、大隈重信、井上勝らが品川駅に集まり挙行
・・この’仮開業’というのは’天皇臨席での開業式典’をまだおこなっていない段階での開業という意味である
・・なお余談ではあるが、1872年末までは今でいう旧暦が正規の日付とされていて、それによれば6月11日は5月6日である
1872.6.12 (明5.5.7)官鉄、品川―横浜(23.8Km) 開業 (この時点では’仮開業’とされる) 
・・一日2往復の列車が走る
・・当時の横浜駅は現在の根岸線桜木町駅である
・・この時点では現在の横浜駅付近は入り江(=平沼)を横切る細長い埋立地が造成されその中央に1本の線路が敷設されただけの状態である
・・ちなみに横浜駅南方に高島町という地名があるがこれはこの埋め立てを請け負った人物(高島嘉右衛門、1832~1914)に由来する
1872.7.10
(明5.6.5) 
官鉄、神奈川駅開業
・・現在の横浜市神奈川区鶴屋町(現在の横浜駅から東京寄りに川をわたった地点)にあった
・・この56年後、横浜駅が現在地に移ってきた1928年10月15日に廃止された 
1872.10.14
(明5.9.12) 
官鉄、新橋―横浜間の鉄道開業式挙行(明治天皇臨席)
・・天皇臨席の開業式をおこなったことで初めて正式な鉄道開業とした 
1872 乗合馬車、浅草雷門―新橋間 営業開始 

明治6年
1873.1.1 (旧暦から新暦(太陽暦)に改められる)
・・明治5年12月2日の翌日を明治6年1月1日とし、西暦による月日と和暦による月日の不一致をなくした。したがって明治5年は11か月と2日しかなく少々短い

明治13年
1880 アメリカより帰国した銀行家種田誠一・谷元道之ら、東京馬車鉄道の設立開業許可を申請 
・・設立の趣旨書には、人間が牛馬の代わりをする人力車のような存在は’醜態’であり動力に馬を使う欧米に見習うべきだとしている
   
明治15年
1882.6.25東京馬車鉄道、新橋‐日本橋 開業 (軌間:1372ミリ、4フィート半)
・・軌間が1372ミリとなったのはニューヨークの馬車鉄道にならったことによる
(なお、ニューヨークの馬車鉄道はスコットランド(英・中北部)の馬車鉄道の軌間にならったものという)
 
明治16年
1883.7.28日本鉄道、上野―熊谷間 開業
・・この時点では大宮駅はまだ開業していない
 
明治17年
1884.1(栃木県、県庁が栃木より宇都宮に移転)
1884.4.22 甲武馬車鉄道、新宿―羽村・八王子、軌道の敷設許可を請願
・・翌年、区間を 新宿―昭島―八王子に変更して再出願(→許可下付)
・・1886年12月14日に蒸気鉄道に変更して出願(→翌年3月に許可)
・・1889年に甲武鉄道として開業
(つまり、新宿―八王子間の鉄道は’甲州街道沿いに計画されたものを現在の直線ルートに計画変更した’というものではない)
1884.5.1日本鉄道、高崎まで開通

明治18年
1885.3.16 日本鉄道、大宮駅 開業
・・大宮駅が開設される以前、宇都宮方面へ至る路線を大宮で分岐させるか、熊谷で分岐させるかが問題となっていた。熊谷分岐案は足利(織物の産地であった)の資本家らにより主張された。しかし鉄道官僚の井上 勝(1843~1910)は東京~青森間を結ぶという幹線鉄道の本来の目的から外れるとして大宮分岐案を支持し、こちらのほうが実現することになった

明治20年
1887.7.11官鉄、横浜(現・桜木町)-国府津 開業
・・当時の横浜駅は行きどまり式の終点駅であった。新橋発国府津行きの列車はここで機関車を後ろにつけかえて運行された 
 
明治21年
1888.10.1 小田原馬車鉄道、国府津-小田原-湯本(現・箱根湯本)間 開業
・・軌間は1372ミリであった
・・1896.10.31 小田原電気鉄道に改称
・・1900.3.21  全線電化される 
 
明治22年
1889.1.16 水戸鉄道、小山―水戸、開業
・・水戸へは現在の常磐線に先行して現在のJR水戸線経由によって鉄道のルートが開通している 
1889.4.11甲武鉄道、新宿―立川 開業
・・このうち東中野以西(25Km)は一直線に近い線形である。以前は甲州街道沿いの宿場町(府中など)が建設に反対したので数キロはなれた人家の少ない丘陵地にルートがとられた、といわれ続けてきたがそれを裏付ける史料がないため近年はその説は否定されている
・・甲州街道沿いルートを避けた理由については諸説があるが当時の甲州街道においては甲州街道馬車会社など馬車事業者による過当競争の実態があり、経営面において甲州街道沿いに線路を敷くメリットが乏しいと判断されたものとも思われる
1889.8.11 甲武鉄道、立川―八王子、開業
  
明治26年
1893.9.1群馬馬車鉄道、高崎(八島町)‐渋川(長塚) 開業 (軌間:576ミリ)
・・営業用鉄道としては最狭のものとなる
 
明治27年
1894.7総武鉄道、市川-佐倉、開業 
1894.11.19青梅鉄道、立川‐青梅 開業 (18.5Km、軌間:762mm)
1894.12.21川越鉄道、国分寺―久米川(仮駅)(現・東村山)間 開業 
・・西武鉄道の営業路線で最も早くに開業した区間である
・・同鉄道の建設工事は甲武鉄道(現・JR中央本線)によっておこなわれ、開通後においても甲武鉄道によって営業された
・・本来は甲武鉄道が自社の支線として計画したものであるが、同社が東京市街部の路線(=新宿以東)建設におわれていたのでやむなく地元資本を利用して別会社にて開通させたものである
1894.12 総武鉄道、本所(現・錦糸町)―市川、開業
・・この区間の建設には現在江戸川区の松島付近の農民が反対運動をしていたといわれており、その地区をさけるように線路がしかれている。事実、当初は現在の江戸川区内には駅は設置されることはなかった。5年後の1999年に平井駅、小岩駅が開業している
 
明治28年
1895.3.21 川越鉄道、久米川(仮駅)(現・東村山)‐川越(現・本川越)間 開業
・・川越は新河岸川を利用し江戸(東京) まで水運が利用できたため、古くから物資の集散地として繁栄していた
・・列車1日8本ほど運行され、全列車が新宿(のち飯田町)方面から国分寺を経由し川越まで直通運転されていた。また国分寺以東が八王子発着の編成と併結運転であった。(松尾印刷㈲発行 全国鉄道汽車便覧(明治35年版)復刻による)
1895.4.3 甲武鉄道、牛込‐飯田町 開業
・・牛込駅は現存しない。飯田橋駅南西にある牛込橋にその名を残すぐらいである 

明治29年
1896.12.25日本鉄道、土浦線(現・常磐線) 田端‐土浦 開業
・・常磐線は常磐炭田で産出された石炭を田端~池袋~品川経由で京浜地域等へ輸送するのが第一の目的で建設されている
  
明治31年
1898.9隅田川汽船会社、設立
・・’1銭蒸気’と呼ばれる蒸気船を就航させる
・・現在は東京都観光汽船㈱という社名にて営業を続ける
 
明治32年
1899.1.21 大師電気鉄道、六郷橋‐川崎大師、開業 
・・日本で初めて標準軌(1435ミリ)を採用した鉄道である
・・この頃の車体色は窓下が青色、腰板がクリーム色であったといわれる
1899.4.25 大師電気鉄道㈱、京浜電気鉄道㈱に改称
・・アメリカにおいては1890年ごろからインター・アーバンと称する都市間連絡電気鉄道が爆発的に建設されていた。その影響を強く受けたものと考えられる
1899.8.27 東武鉄道、北千住‐久喜 開業
1899.12.17帝釈人車鉄道、金町‐柴又(約1.4Km) 開業
・・1896年12月に現在の常磐線の金町駅が開業し、そこから柴又帝釈天へのアクセスとして建設された。当時は複線であったといわれている。1913年に京成金町線(現・京成高砂-金町、単線)として電車運転に切り替えられている
   
明治34年
1901.2.1京浜電気鉄道、六郷橋‐八幡(現・大森海岸)‐大森停車場前(現・JR大森)開業(7.2Km)
・・京浜急行電鉄本線の最初の開業区間である。このうち現在の大森海岸‐大森停車場前間(専用軌道)は後に支線扱いとなり、さらに1937年に廃止された
・・六郷橋駅は当時大師線との分岐駅であり、現在のR15六郷橋南詰にあった
1901.6.12中武馬車鉄道、扇町屋(現・入間市内)‐師岡(現・青梅市内) 先行開業 
1901.9.1中武馬車鉄道、入間川停車場(現・狭山市駅)‐扇町屋および師岡‐青梅 開業 (全線開業)
 
明治36年
1903.12 東京市街鉄道、半蔵門-新宿駅前間 開業
・・日比谷-新宿間直通運転開始
・・既存の甲武鉄道(飯田町(飯田橋駅東方)-新宿-八王子)に影響を与え、これが同鉄道の電化を急がせる 
 
明治37年
1904.3.1 京浜電気鉄道、創業5年目にして軌間を 1435ミリより1372ミリに改める
・・開業当初の品川駅は省線品川駅から離れていたので東京市電(軌間は1372ミリ)の線路に乗り入れる必要があった
・・この1372ミリ軌間の時代が1933年まで約30年続くことになる。
1904.4.5 総武鉄道、本所(現・錦糸町)‐両国橋(現・両国)、開業
・・これからしばらくの間、両国駅がターミナルとして機能することになる 
1904.4.5 東武鉄道、亀戸線(曳舟―亀戸 ) 開業
・・上記の総武鉄道両国橋駅に乗り入れるため建設された。東武鉄道としては総武鉄道の両国橋駅をターミナル駅とした。しかしのち総武鉄道が国有化され長くは続かなかった
1904.8.21 甲武鉄道、飯田町-新宿-中野間に電車による運行を開始
・・運転間隔は10分毎とされた 
1904.9.21 京浜電気鉄道、日本初のボギー電車を採用
・・ボギー車使用の申請は前年9月に行われていたが六郷川橋梁(木製)の補強などが認可条件とされていた 
・・車体色は米・ロサンゼルスのパシフィック電鉄(=~1936)にならいえび茶色となる

明治38年
1905.4.1 日本鉄道、海岸線(1901年に土浦線より改称、現・常磐線) 日暮里―三河島 開通
・・同線の日暮里駅、三河島駅はこの時点で開業している
・・この短絡線が開通するまでは上野発の当時の常磐線列車は(東北線列車同じく)一旦田端駅まで行き、大体5分ほど停車した。その間機関車を後ろへつけかえ、反対方向にスイッチバックすることにより土浦方面に向かっていた
1905.12.24京浜電気鉄道、川崎‐神奈川 延伸開業 
・・これにより品川―横浜間が全通、7~8分おきの頻発運転実施

明治39年
1906.10.1 甲武鉄道(現・中央線)、国有化 
1906.11.1日本鉄道、山陽鉄道などの多くの半官半民の私鉄が国有化される
・・日露戦争(1904年~1905年)の時に貨物輸送において不便であったため軍部の要請により実行された 

明治41年
1908.2.18青梅鉄道、軌間を762mmより1067mmに改軌
 
明治42年
1909.6.30 京成電気軌道㈱、設立 
1909.12.16山手線、烏森(かすもり、現・新橋)-品川-池袋-上野の区間でボギー車両による電車運転開始 

明治43年
1910.12.11成宗電気軌道、成田駅前‐成田山門前 開業 (軌間:1372ミリ)
 
明治44年
1911.1.20成宗電気軌道、成田駅前‐宗吾 延伸開業
1911.4.1京浜電気鉄道、六郷川(=多摩川)鉄橋 使用開始
・・それまでは木製の橋梁(道路橋に線路が敷かれる)が使用されていた
1911.4.1利根軌道、渋川-沼田 開業 (軌間:762ミリ、動力:馬力)
1911.7.5千葉県営鉄道、成田‐三里塚 開業 (軌間:600ミリ)
・・陸軍の鉄道連隊より線路と車両を借用
・・のち、1944年に廃止
 
明治45年・大正元年
1912.4.27 京成電気軌道、帝釈人車軌道(金町―柴又、1899年開業)を買収
・・人車軌道というのは、トロッコのような台車に小さな客室をつけた客車を人力で押すことによって推進させる小規模鉄道システムである
・・のち1913年10月21日に電車運転化(現・京成金町線) 
1912.8.12 東武鉄道、佐野鉄道を合併し東武佐野線とする
・・当時の東武鉄道は佐野線を日光へのルートの一部分と位置づけていた。しかしその後日光線は起点を杉戸(現・東武動物公園)として建設されることになり、佐野線はこのあともローカル線の地位にとどまる

大正2年
1913.4.15京王電気軌道(バス)、新宿―笹塚、および調布―国分寺 開業
・・新宿-笹塚間は鉄道線路用地買収に手間取ったためバスにより先行開業された
・・しかし当時のバスは高価品であり(アメリカ)ビュイック社製のものが1台1万円ほどであった。従って1915年に新宿まで電車が開通すると同区間のバスは早速廃止された             
1913.4.15 京王電気軌道、笹塚-調布 開業
・・軌間は将来東京市電に乗り入れることを想定し1372ミリとした 
1913.10.21京成電気軌道、金町線 金町‐柴又 1372ミリに改軌のうえ電化
・・ただし従来複線であったものが単線化されている
   
大正3年
1914.12.20東京駅、開業
・・従来は東京のターミナル駅は新橋駅(東海道線など)、上野駅(東北線など)、飯田町駅(中央線)に分散していた。ドイツのベルリンにならい中間駅タイプの駅を新設した
・・当初の計画では当時最先端技術であった鉄筋コンクリート製を採用する予定であったが現場施工のコンクリート管理に自信が持てなかったため、急きょ鉄骨煉瓦建築に変更されている。 
   
大正4年
1915.4.14 武蔵野鉄道、池袋-飯能(43.7Km) 開業 
・・本来の計画では所沢は市街地北部を通る予定であったが川越鉄道線(川越‐国分寺)との接続を認可の条件とされたので所沢駅前後付近は大きなカーブとなる
1915.5.1国有鉄道(鉄道院)、総武本線 本所駅を錦糸町駅に改称
1915.5 国有鉄道(鉄道院)、東京-横浜間に電車運転開始(現・京浜東北線)
・・おおよそ15分間隔で運行 
1915.5 京王電気軌道、新宿追分―笹塚 開業
・・追分というのは街道と街道の分岐点という意味である。新宿追分駅は、当時甲州街道から青梅街道がわかれていた地点である現・新宿3丁目交差点付近にあった
1915.8.15国有鉄道、横浜駅(2代目)落成
・・所在地は地下鉄高島町駅付近である。これにより東京から西下する列車は旧横浜駅(現・桜木町駅)にてスイッチバックをする必要がなくなった

大正6年
1917.9.22中武馬車鉄道(入間川‐青梅)、この日をもって廃止
・・もともと経営状態は良くなかったが、武蔵野鉄道(現・西武池袋線、=1915~)の開業が追い打ちをかけることとなる 
 
大正7年
1918.12国有鉄道(鉄道院)、京浜線(現・京浜東北線)、12分ヘッド運行となる
 
大正8年
1919.3.1 東京市街自動車、乗合バス(新橋‐上野) 開業
・・車体色が濃緑色であったことから青バスとよばれた
1919.3.1 中央線、東京駅-万世橋間 開業
・・同時に’の’の字運転開始(中野-新宿-東京-品川-新宿-池袋-上野)
1919.6.1 小田原電気鉄道(鉄道線)、箱根湯本-強羅 開業
・・同社には 軌道線と鉄道線があった

大正9年
1920.4日本車輌製造㈱、天野工場(東京・隅田町)を買収、東京支店工場とする
1920.5.15鉄道省、設置
・・従来の鉄道院を独立させて’省’に昇格
1920.7.27東武鉄道・東上鉄道、対等合併
・・前者が存続会社となり、後者が消滅会社となる
1920.8.1 国有鉄道、山手線 渋谷駅が現在地に移転
・・この時点では島式ホームをもつ1面2線となる
・・これ以前の渋谷駅はやや恵比寿寄りにあった
・・旧・渋谷駅は貨物駅となる
 
大正10年
1921.3.29 南武鉄道㈱、設立
・・以下の変遷がある
●1927.3.9  鉄道事業開始 (川崎-登戸) 
●1940.10.3 五日市鉄道(武蔵岩井-五日市-拝島-立川)を合併
●1944.4.1  五日市・南武両線が国有化される
        (会社は解散せず砂利採取業等を継続しておこなう)
・・1966年に日本セメント㈱(現・太平洋セメント㈱)の傘下に入り、現在は太平洋不動産㈱という名称で不動産を営む企業として存続
1921.4.1 上武鉄道(現・秩父鉄道)、熊谷―行田(現・行田市) 開業 
1921.7.1鉄道省、上越南線、高崎‐新前橋‐渋川 開業
・・新前橋駅はこのときに開業
・・なお、この時点で両毛線が高崎‐新前橋駅新設地点間には線路を有している。上越南線は別途単線として開業している (単線並列式となる) 
1921.8.26西武軌道、荻窪-淀橋 開業 (軌間:1067ミリ)
・・この後2度にわたり路線の延長がおこなわれた
●1922.12.1 淀橋‐角筈(角筈(つのはず):新宿駅北側の大ガード下)
●1926.9.15 角筈-新宿駅前 (新宿駅前:東口駅ビル北側)
・・この路線の経営主体は何度も変わったが、最終的には都交通局であった
 (都電杉並線となる)
・・1963.12.1 営団地下鉄丸ノ内線開業に伴う乗客減少により廃止 

大正11年
1922.5 (あら川遊園地(私立遊園地) 開園)
・・1932年    王子電気鉄道に売却
・・1942.2.1 王子電気鉄道が東京市に鉄軌道事業等すべてを事業譲渡
・・現在同施設は荒川区営として存続 
1922.8.1 上武鉄道、行田(現・行田市)―羽生 延長開業
1922.9 目黒蒲田電鉄㈱、田園都市会社より分離
1922.10.6 池上電気鉄道、蒲田―池上 開業
・・当初大森を起点として考えられていたが用地買収が難航したため蒲田・池上間を支線として免許を受け先行開業させた 
1922.12.1東武鉄道、東上線 川越町駅を川越市駅に改称
  
大正12年
1923.3.11目黒蒲田電鉄、目黒―丸子多摩川(8.4Km) 開業
1923.9.1(関東大震災)
・・このあと東京市電気局では阪神電気鉄道から30両の中古車を購入し、さらにアメリカのフォード社より800台の自動車を購入し震災後の混乱状態に対処した 
1923.9.1 鉄道省、千葉県より県営鉄道線の木更津-久留里(軌間:762ミリ)を無償譲渡を受け久留里線とする
1923.11.1 目黒蒲田電鉄、丸子多摩川-蒲田(4.7Km) 開業 
1923.12.28小田原電気鉄道(現・箱根登山鉄道)、軌間を1372ミリより1435ミリに改軌

大正13年
1924 鶴見臨港鉄道㈱、設立
・・現在も不動産管理事業で存続 
1924 鉄道省、山手線、架線電圧を1200Vに昇圧
・・1200Vは一時的なものであり、のち1928年から1931年に1500Vに再昇圧している
 
大正14年
1925.3.11京浜電気鉄道、品川(現・北品川北方)‐高輪(現・品川駅の道路を隔てて西側)延伸開業
・・高輪‐北品川間は市電と共用して運行
・・京浜が1372ミリに改軌したのは1904年であるから、高輪駅乗り入れには相当年月がかかっている。しかしこれは8年後、品川駅構内に乗り入れとなり高輪駅は短期間に終わっている
1925.3.11京浜電気軌道、これまでの品川駅につき、200m横浜側に移動し北品川駅に改称
1925.3.24 玉南電気鉄道、府中‐東八王子(軌間:1067mm)(16.3Km) 開業
・・地方鉄道法準拠路線として建設補助金を得るため軌間は1067ミリとした。しかし新宿と八王子間を結ぶ路線としてみた場合、国有鉄道(中央線)に対する並行路線ということになり、補助金はおりなかった
1925.6.5海岸電気軌道、総持寺‐富士電機前(3.4Km)(軌間:1372mm) 開業
1925.8.15海岸電気軌道、浅野セメント前‐大師 開業
1925.10.10箱根土地㈱に対して、国分寺―萩山間に鉄道免許状下付
・・箱根土地は小平において土地分譲を行うため、輸送手段として鉄道営業を申請していた
1925.10.16海岸電気軌道、富士電機前‐浅野セメント前 延伸開業
・・これにより総持寺‐大師間全通 
1925.11.1 鉄道省、山手線 東京-上野間 開業
・・これに伴い環状運転開始 
1925.12.13鉄道省、横須賀線 電化
・・当初は電気機関車牽引による客車列車による運行である。電車化されるのは1930年のことである
・・同日に東海道本線も国府津まで電化される
1925.12.13武蔵野鉄道、所沢‐飯能 電化(1200Ⅴ)
   
大正15年・昭和元年
1926.3.10 鶴見臨港鉄道、貨物線(浜川崎―弁天橋、及び大川支線分岐点‐大川)開業
・・大川駅は製紙実業家、大川 平三郎(1860~1936)にちなむ。鶴見臨港鉄道(現・鶴見線)には浅野や安善など人名由来の駅がある
1926.4.28京王電気軌道、北沢車庫前駅(現・桜上水駅) 開設
・・駅北側には北沢車庫(現・桜上水検車区)が併設される
1926.5.12 神中鉄道、厚木‐二俣川間 開業
・・この鉄道線は横浜の都心部とは反対側から順次路線を延ばしているのが一つの特徴的な点である。のち上星川、星川、西横浜、平沼橋へと少しずつ線路をのばし、1933年12月に横浜駅まで達する 
1926.8.23京浜電気鉄道、鈴ヶ森架道橋 竣工
1926.12.1  京王電気軌道㈱、玉南電気鉄道㈱を合併
・・玉南電気鉄道(狭軌)の設立は地方鉄道として開業させて補助金を獲得する手段に過ぎなかったのですでに存在意義はなくなっていた 
1926京浜電気鉄道、大森車庫廃止、生麦車庫新設
・・生麦車庫は現在の生麦駅山側にあったようである。4線ほどの小規模なものである

昭和2年
1927.3 (村山貯水池、完成)
・・東京府民の水がめとして建設された。湖畔の景色がすばらしく、景勝地としての注目を浴びることとなる。この結果3つの鉄道会社が路線をのばしてくる
・・なお、この貯水池の北西に位置する山口貯水池(狭山湖)は少し後の1934年の完成である 
1927.4.1 小田原急行鉄道、小田原線、新宿‐小田原 開業
・・開業当初は一部区間を単線とする計画であった 
1927.4.16 西武鉄道(初代)、村山線(現・新宿線)、東村山‐高田馬場(仮駅)間(23.7Km) 開業
・・西武鉄道(初代)(本川越-所沢-国分寺)としては所沢から東京市街へ直行する武蔵野鉄道(現・池袋線)に対して不利な条件下にあったため、東京市街に直行できる路線を求めていた
・・開業当初の仮駅は山手線の西側にあった(山手線をくぐる工事が遅れたため) 
1927.6.1 京王電気軌道、府中以西の軌間を1372ミリに改軌 
1927.6.1 京王電気軌道、調布に娯楽施設’京王閣’を開設
・・阪急の宝塚少女歌劇を手本にした演芸場がメインとなっていた
・・戦後に大東急から再独立直前に用地は売却され、現在は競輪場となる 
1927.7.15玉川電気鉄道、溝ノ口線、二子玉川‐溝ノ口 開業 (軌間:1372ミリ)
1927.10.15小田原急行鉄道、小田原線、全線複線化
・・当初計画においては一部単線とするものであったが建設途中にて全線複線ということに変更された。そのためトンネルは単線並列式となる 
1927.10.24鉄道省、赤羽駅を現在地に移転
・・それまでは現在地より300mほど北にあった
・・旧駅は西側が台地、東側が市街地となっていてすでに手狭になっていたようである
・・このとき翌年乗り入れ予定の京浜線電車用の道床も建設されるがコンクリート高架式ではなく盛土(石垣)方式となる
1927.12.30東京地下鉄道、浅草‐上野 開業 

昭和3年
1928.1.20 小田原電気鉄道、日本電力に吸収合併される
・・日本電力は1919年に設立された電力会社である。当初は関西を地盤としていたが関東への進出を実行した。しかし日本電力にとっては鉄道事業よりも当時多くの電鉄会社が兼営していた配電事業の獲得が目当てであった。儲けの薄い鉄道部門は同年の8月13日に箱根登山鉄道㈱として分離された
1928.2.1鉄道省、京浜線(現・京浜東北線)電車運行区間をを赤羽まで延伸
1928.6.7 池上電気鉄道、雪ヶ谷(現・雪が谷大塚)―五反田 開業
・・五反田で終点とするのではなく品川方面への延長を想定していたので山手線をまたぐべく高い位置に駅が建設された
1928.10.15鉄道省、横浜駅(3代目)、現在地に移転開業
・・これにより東神奈川から保土ヶ谷方面へ直線ルートとなる
(旧ルートの横浜駅は現在地下鉄高島町駅付近にあった)
・・これにより神奈川駅は廃止
1928.11.15中央本線、飯田橋駅 開業
・・従来あった牛込駅は廃止 
1928.12.28京浜電気軌道、大師線、六郷橋‐川崎大師間 複線新設軌道にルート変更
・・それまでは現在の国道409号線のルート(当時は堤状となっていた)を通っていた
   
昭和4年
1929.5.1武蔵野鉄道、西所沢-村山公園(4.2Km) 開業
・・村山貯水池開設により3つの鉄道線が開業したがその1番手である
・・村山公園駅は3度の駅名改称がなされ、現在は西武球場前と名乗る  
1929.6.20鉄道省、東北本線を尾久経由に経路変更
・・これにより、王子駅は省電京浜線(現・京浜東北線)の電車専用駅となる
1929.9.6関東鋼索電気鉄道、新伊香保‐榛名山 ケーブルカー開業
・・関東地方におけるケーブルカーの開業はこれが4番目(箱根、筑波、高尾に次ぐ)となる
1929.9.10武蔵野鉄道、飯能-吾野(14.1Km) 延伸開業
1929.10.1 東武鉄道、日光線(杉戸(現・東武動物公園)‐東武日光) 全通
・・前年からデハ5、デハ7型(のちの3200系)が大量増備された。(ただしロングシート車) 
1929.12.10京浜電気鉄道、大師線 味の素前駅 開業
・・のち、1944年に鈴木町駅に改称
1929.12.15鉄道省、東北本線 赤羽‐蕨 間 4線化
・・新設された2線は貨物専用線である
1929.12.16鉄道省、東京駅 裏側乗降場(現・八重洲口) 開設
・・小規模な改札口が設置される
 
昭和5年
1930.1.23 多摩湖鉄道、萩山-村山貯水池(4.6Km) 開業
・・多摩湖は当時の人気行楽地であったといわれる 
1930.3.15 鉄道省、横須賀線・東海道線、東京-横須賀間に電車運転開始
・・当初は雑多な形式の寄せ集め編成であったが1931.4.1よりモハ32型などによるクロスシート編成を使用開始 
1930.3.29
(。4.28か) 
鶴見臨港鉄道㈱、海岸電気軌道㈱を吸収合併し軌道線とする
・・この軌道線は1937年12月1日に廃止、バスに転換されている
1930.4.1 湘南電鉄、黄金町-浦賀、金沢八景―湘南逗子 開業
・・この1435ミリ軌間採用の理由は、地方鉄道法(1919年施行)の対象が1067ミリ、762ミリ、1435ミリに限定されていて、これらのいずれかにしなければ補助金がおりなかったからである
1930.4.5 西武鉄道(初代)、東村山-村山貯水池前(1.9Km) 開業
1930.7.13五日市鉄道、立川-南中神―拝島 延伸開業
・・五日市鉄道においては従来から石灰石や川砂利輸送をおこなっていたが青梅電気鉄道線を経由することなく南武鉄道線に貨物列車を設定するのが目的であった 
1930.10.28鶴見臨港鉄道、弁天橋‐鶴見仮停車場(2.0km) 延伸開業
・・これにより、同社軌道線(海岸電気軌道㈱合併により承継)の併行鉄道路線となる。(軌道線はのち、1937年に廃止) 
1930.12.20鉄道省、中央本線、立川-浅川(現・高尾) 電化 

昭和6年
1931.3.20 京王電気軌道、御陵線(北野-山田-御陵前、6.4Km) 開業
・・本来の計画は、東八王子(現・京王八王子) からまっすぐ西進して御陵前に至るルートとしていたが、八王子市議会の反対を受け北野にて分岐することとなった。北野駅が現在も分岐駅として君臨するのはこうした理由による
1931.4.1 鉄道省、中央本線 浅川(現・高尾)-甲府 電化
・・トンネルが低いため電車列車は入らず専ら電気機関車牽引列車が運行された。電車列車が運行されるのは1953年以降のことである 
1931.5.25 東武鉄道、業平橋(現・東京スカイツリー)‐浅草雷門(現・浅草) 延伸開業
・・それまでの浅草駅は現在の東京スカイツリー駅の南側にあり本来の浅草地区へ行くには隅田川を渡る必要があり不便であった
1931.8.1鉄道省、京浜線(現・京浜東北線)に下十条駅(現・東十条駅)開設
1931.8.11東武鉄道、宇都宮線(新栃木‐東武宇都宮) 開業 
1931.12.20東武鉄道、西新井‐大師前 開業
・・この路線の本来の建設目的は東上線との接続であった
1931.12.26京浜電気鉄道、横浜―日ノ出町 延伸開業
湘南電気鉄道、日ノ出町―黄金町 延伸開業
・・ともに,軌間1435ミリ 、電圧600ボルトであったため横浜-浦賀間相互直通運転開始
  
昭和7年
1932.3.31鉄道省、上野駅 本駅舎完成
・・4月5日に使用開始
1932.7.1鉄道省、総武線 両国‐御茶ノ水 開業
・・建設工事は大倉土木(現・大成建設)が担当
1932.7.15鉄道省、東北本線 蕨‐大宮 間 4線化
・・これにより上野-大宮間が4線化完了
1932.9.1 鉄道省、東北本線、大宮まで電車運転開始 
1932.10.1鉄道省、横浜線 東神奈川‐原町田間電化 電車運行開始
1932.10.1(東京市、隣接82町村を合併し人口が497万となる)
・・1925年に大阪市が大規模合併を行ったため第1位を譲ったが再び1位の座を奪い返す
・・この時に20区を新設し既存の15区と併せ35区となる
 
昭和8年
1933.3.15鉄道省、総武線 両国‐市川 電化
1933.3東京電燈、吾妻軌道線(渋川‐中之条) 休止
・・このころになると、バス路線の開設があり乗客が減少しだした
・・翌年に正式に廃止
1933.4.1 京浜電気鉄道、品川駅に乗り入れる。同時に1435ミリに改軌(戻す)
・・この頃には京浜側の車両が大型・高速化して東京市電線に乗り入れるのが困難なものとなってきていた。軌間を1372ミリにしておくメリットはなくなっていた
1933.4.1京浜電気鉄道・湘南電鉄、相互直通運転開始
1933.8.1 帝都電鉄、渋谷‐井之頭(現・井の頭公園)(12.1Km) 開業
・・これにより井の頭線全通 
1933.9.15鉄道省、中央線 御茶ノ水‐飯田橋間 4線化
1933.9.15鉄道省、総武線 市川‐船橋 電化
1933.9.15 鉄道省、ダイヤ改正
●中央線の客車列車の始発駅を飯田町から新宿に改める
●中央線に急行(現・快速)電車運転開始 (朝・夕のみ)
●総武線電車が中央線(御茶ノ水‐中野)に乗り入れ 
1933.12.10京成電気軌道、上野公園駅(現・京成上野駅)開業
・・ちなみに東京地下鉄道上野駅(現・東京メトロ銀座線上野駅)との連絡地下通路はこの時点で完成したものではない。あらかじめ京成側からの依頼により東京地下鉄道開業時(1927年)にすでに建設されていたといわれる 
1933.12.27神中鉄道、平沼橋‐横浜 開業
・・これにより、厚木‐横浜間が全通

昭和9年
1934.4.1 帝都電鉄、井ノ頭公園―吉祥寺(0.7Km) 開業 
・・渋谷‐吉祥寺間全通となる
1934.6.21 東京地下鉄道、銀座―新橋 開業
・・これにより、浅草―新橋間 全通
・・1927年に上野―浅草間が開通したのち万世橋、神田、三越前、京橋、銀座と少しずつ開業させていて、新橋まで到達するのに6年半の歳月を要している
・・東京地下鉄道の新橋以南の計画は(現・国道15号線の下を通るのではなく)現在東京タワーが建っているあたりを経由し、三田2丁目を通って五反田方面へ至るものであった。そのため新橋駅は駅直前にてほぼ直角のカーブを経たさきに(南北方向ではなく)東西方向をむいて設置されている
1934.9.5 東京高速鉄道㈱、設立
・・大倉土木(現・大成建設)が地下鉄建設を請け負うために設立している。大倉組は東京地下鉄道(現・銀座線浅草―新橋間の一部区間)における建設工事を受注し実績があった。しかし資金面で難があったため東京横浜電鉄の五島慶太を発起人に加えはじめて設立にこぎつけている。そのため同社経営の主導権は五島が握っていた
・・なお東京市が同社にみとめた免許区間は渋谷-丸ノ内(東京駅)間と新宿-築地間であった。したがって東京高速鉄道は本来渋谷から東京駅へと向かうはずであった。しかしのちに東京地下鉄道(新橋―浅草)に直通するよう変えられている
1934.10.6鉄道省、八高線 小川町‐寄居 開業 
・・これにより、八王子‐倉賀野 全通  

昭和10年
1935.7.10東京湾汽船(現・東海汽船)、浦賀‐大島(元村)‐下田 航路開設
・・新造船’紅梅丸’(250トン)を就航
1935.7.10京浜電気鉄道・湘南電気鉄道、品川‐浦賀間に船車連絡急行’大島号’ 運行開始
1935.9日本鉄道自動車工業、設立 (東京・品川)
・・のち戦後、東洋工機に改称
・・上信電鉄などへ車両を納入 
1935.10.1 箱根登山鉄道、小田原-強羅間直通運転開始
・・これにより同日に軌道線の箱根板橋・箱根湯本間が廃止されている
1935.12.1鉄道省(バス)、吾妻線(渋川‐真田、85km) 運行開始
 
昭和11年
1936.5.25 鉄道省、京浜東北線電車に密着連結器を装着
1936.12.23湘南電気鉄道、黄金町‐上大岡間につき、600Ⅴに降圧
1936.12.25京浜電気鉄道・湘南電気鉄道、 品川‐上大岡間に直通急行運転開始
 
昭和12年
1937.3.8京浜電気鉄道、大森支線(大森海岸‐大森停車場前) 廃止
・・京浜電気鉄道の本線開業(現・川崎市内‐現・大田区内)最初の区間の一部である。本線の品川延伸に伴い支線に降格されていた
1937.3東京湾汽船、浦賀‐大島‐下田航路につき、新造船’芙蓉丸’を就航
1937.8.8湘南電気鉄道、浦賀‐竹岡(現・千葉県富津市)間に汽船営業開始
・・湘南丸就航
・・のち、2年後(1939.11.11)に廃止。
1937.12.1鶴見臨港鉄道、軌道線(旧・海岸電気軌道㈱が1925年開業した路線) 廃止
1937.12.12鉄道省、丸ノ内に本庁舎落成
・・JR化後もJRビル旧館として使用された。のち1997年秋まで使用され、1998年に解体された
 
昭和13年
1938.3.15
~8.31
京浜電気鉄道・湘南電気鉄道、品川‐浦賀間に船車連絡急行’大島号’運行
・・大島号は季節運行の列車であり、1935年から運行されたが本年が最後となった
1938.4.1 東京横浜電鉄㈱、玉川電気鉄道㈱を合併
・・五島慶太が手に入れたかったのは玉電の路線そのものよりも玉川電気鉄道が手がけた玉電ビル(のち東横百貨店西館となる)であったといわれる 
1938.11.18東京高速鉄道、青山六丁目(現・表参道)‐赤坂見附‐虎ノ門 開業 
・・同社初の開業区間である。
・・同社のもうひとつの免許区間である築地・新宿間の路線は、同路線の工期短縮を図るため赤坂見附駅においてYの字型に分岐する枝線の形に変更された。したがって赤坂見附駅は開業当初より上下2層構造となっている
  
昭和14年
1939.1.15 東京高速鉄道(東横系)、新橋―虎ノ門(現・東京メトロ銀座線) 開業
・・当初は同社は東京地下鉄道新橋駅乗り入れを希望していたが、東京地下鉄道は東京高速鉄道との相互乗り入れなどは全く望むところではなかった。
したがって東京高速鉄道が独自に(暫定的に)新橋駅を開設。しかしのち株式買占めにより東京地下鉄道㈱の経営権が東京横浜電鉄㈱に移ると壁をぶち抜き東京高速鉄道線と東京地下鉄道新橋駅との線路が接続されてしまい、(暫定)新橋駅は使用されなくなり、現在の銀座線運行体系となる
1939.4.21京浜電気鉄道、専務取締役に東横電鉄の経営者でもある五島慶太(1882~1959)が就任
・・経営陣に東横系の役員が入り、従来の経営陣は退陣することとなった
1939.9.24 神中鉄道㈱、東京横浜電鉄㈱の傘下に入る
・・神中鉄道は現在の相模鉄道である。当時は業績がよくなかった 
1939.10.1 目黒蒲田電鉄㈱、東京横浜電鉄㈱を合併する
1939.10.16目黒蒲田電鉄㈱、東京横浜電鉄㈱(2代目)に改称
1939.11.11湘南電気鉄道、浦賀‐竹岡間の航路廃止
・・湘南丸は東京横浜電鉄に売却
・・航路権は東京湾汽船に売却
1939 東横電鉄、モハ1000型(のち3500型に改称)を運行開始
・・長軸台車をはいていて標準軌(1435ミリ)への改軌が考慮されていた
(つまり東横線を標準軌に改軌して、渋谷―横浜―横須賀を結ぶことが考えられていた)

昭和15年
1940.7.22鉄道省、川越線(大宮‐高麗川、30.6Km) 開業
1940.7.22西武鉄道、川越駅を本川越駅に改称
1940.7 ’東京地下鉄戦争’において調停書が作成される 
・・この調停書は以下2つに要約される
●早川徳次、五島慶太はそれぞれ東京地下鉄道㈱、東京高速鉄道㈱から身を引くこと
(当時地下鉄銀座線は浅草―新橋間を東京地下鉄道㈱が経営し、新橋―渋谷間を東横系の東京高速鉄道㈱が経営していた。途中から後者が前者の株式を入手し経営権を奪おうとしていた)
●東京高速鉄道㈱の東京地下鉄道㈱への経営参加は認めるが、株主議決権は棚上げすること
・・早川が去った後の東京地下鉄道㈱には元池上電気鉄道㈱社長の中島久万吉が就任した
・・早川に対しては、五島がはたらきかけ50万円もの退職金が支払われたという。これは現在の金額に直すと5億円ほどに相当する。五島が内心、早川の業績に対していかに評価していたかがうかがい知れる。しかし早川は2年後の1942年に郷里の山梨県において狭心症により61歳で他界する
1940.10.3五日市鉄道㈱、南武鉄道㈱に吸収合併される
・・五日市鉄道線は南武鉄道五日市線となる 
1940.11.1鶴見臨港鉄道、新芝浦‐海芝浦 開業

昭和16年
1941.3.1小田原急行鉄道㈱、小田急電鉄㈱に改称
1941.4.5鉄道省、横浜線 原町田‐八王子 電化
1941.6.1東武鉄道、小泉線 太田―小泉町 開業
1941.7.4帝都高速度交通営団、設立
・・のち9月4日に東京地下鉄道、東京高速鉄道(ともに現・銀座線)を承継
1941.11.1京浜電気鉄道㈱(初代)・湘南電気鉄道㈱・湘南半島自動車㈱、3社合併し新たに京浜電気鉄道㈱(2代)となる
   
昭和17年
1942.5.1 東京横浜電鉄㈱、小田急電鉄㈱と京浜電気鉄道㈱(2代)を合併しあらたに東京急行電鉄㈱(=俗称:大東急)となる
1942.5.30 箱根登山鉄道、東急の五島慶太が社長に就任
・・電力国家管理法の制定により日本電力は配電事業を失う(のち関東地区は東京電力に集約される)ことになり消滅へとむかう。子会社である箱根登山鉄道の経営権は他社に譲ることになり、結局東急の経営下に入った
・・なお、戦後の大東急分割時には小田急グループに振り分けられる結果となっている
1942.7.21 高尾登山鉄道、ケーブル線切断に伴い双方の車両が下方へ落下する大事故が発生
・・一方の車両は脱線転覆し、他方の車両は下方の終端駅車止めに激突した。死者3名、重軽傷者63名をだす
1942.8.28東京湾汽船㈱、東海汽船㈱に改称
1942.12.1東京急行電鉄(大東急)、堀ノ内‐久里浜 開業
・・本来は久里浜へは浦賀から延伸される予定であったが、隧道掘削を要するため堀ノ内分岐に改められた
・・なお、1年半後には国有鉄道も相次いで久里浜まで延長。(当時この地区には軍事施設があった)
1942.12.27東京急行電鉄(大東急)、(もと京浜・湘南線向け)デハ5300形 入籍
・・車体長は17.5m、車体幅は2.7mとなる
・・それ以前の京浜・湘南線車両はそれより幾分小型であり、地下鉄銀座線乗り入れを考慮していたサイズであった
・・製造は川崎車輌(神戸)である
・・京急独立後、デハ300形となる
 
昭和18年
1943.6.30東京急行電鉄(大東急)、平沼駅(現・京急本線内・横浜市内) 営業休止
・・平沼とはもともと(明治時代初めまで)現在の国道1号線と県道83号線の間に存在していた入江状の沼地である。明治以降埋め立てられ市街地化した
1943.7.1 東京横浜電鉄、二子玉川-溝ノ口間を1067ミリ軌間に改軌し大井町線に編入 
1943.7.1 東京市電気局、東京都交通局に改組 

昭和19年
1944.4.1 運輸通信省、南武鉄道㈱および青梅電気鉄道㈱の鉄道を国有化
1944.4.1国有鉄道(運輸通信省)、横須賀線 横須賀‐久里浜 延伸開業
1944.5.31 東京急行電鉄㈱ 、京王電気軌道㈱を合併
1944.6.2国有鉄道、山手線においてモハ63系 運転開始 
1944.6 相模鉄道のうち茅ヶ崎―橋本間のみ、国有化
・・当時の相模鉄道のうち残りの横浜―海老名(旧・神中鉄道線)などはそのまま私鉄線として存続した 
1944.7.1国有鉄道(運輸通信省)、青梅線 御嶽‐氷川(現・奥多摩) 延伸開業
1944.10.10国有鉄道(運輸通信省)、五日市線、立川-拝島間 休止
・・立川・拝島間には現在の青梅線のほか旧・五日市鉄道によって建設された鉄道線(南側を迂回したルート)があった
1944.10.14川崎市、市電営業開始
・・戦時工員輸送においてバス(民営)やトラックでは対応できなくなったためである
・・なお、市営バスの営業開始は戦後の1950.12.15である 
1944.10.20東京急行電鉄(大東急)、大師線 味の素前駅を鈴木町駅に改称

昭和20年
1945.1.2国有鉄道、長野原線 渋川―長野原 貨物営業開始
・・1944年に群馬鉄山(草津温泉北方)にて褐鉄鉱の採掘が開始されたため突貫工事にて建設された
1945.1.21 東京急行電鉄(当時)、北野‐山田‐多摩御陵(6.4Km) 休止
・・このあと線路等が撤去されるが北野-山田間については1967年に高尾線として路盤が再利用された
1945.3.10
・ほか
(東京大空襲) 
1945.4.12 川崎市電、日本鋼管前-浜町3丁目 開業
・・工員輸送のための路線である
1945.5.18運輸通信省、改組され国有鉄道運営担当が運輸省となる
1945.5.25 東京大空襲、赤レンガの東京駅が全焼する
・・3階には東京鉄道局があった
1945.5.29
・ほか 
(横浜大空襲) 
1945.5 京王線の天神橋変電所、空襲により焼失
・・天神橋は新宿と初台の中間の地点であり、同年7月までは停留所があった
1945.6.10京成電気軌道、上野公園‐日暮里間 休止
・・陸運統制令に基づく収用令が運輸大臣よりだされ、上野公園‐日暮里間のトンネルを防空壕として使うことになる
・・上野公園‐日暮里(山手線との立体交差地点)間を3線軌条式にしたうえで、山手線内側線との連絡線路を(谷中墓地の崖を削り)急造し,尾クで休車中の1等寝台車などを搬入した。しかし換気が不十分で業務可能なものではなかったという
1945.6.25京成電気軌道㈱、京成電鉄㈱に改称
1945.7.24 東京急行電鉄(大東急)京王線、新宿駅を小田急駅の西側に移転
・・ 5月の変電所喪失により電圧降下が生じ、電車が甲州街道の陸橋をわたりきることができなくなったことによる
1945.8.15(終戦) 
1945.9.22 武蔵野鉄道㈱、西武鉄道㈱(初代)を合併し西武農業鉄道㈱に改称
1945.10.1東武鉄道、浅草雷門駅を浅草駅に改称 
 
昭和22年
1947.3.15(港区が新設される)
・・麻布区、芝区、赤坂区が統合される
1947.6 相模鉄道㈱、東急より独立
・・戦後の経営民主化を理由として(東急から派遣されていた)川又貞次郎らが東急が保有する相鉄株式を取得して実行された
・・それまで鉄道事業のすべてを東急に委託していて’東急厚木線’などとよばれていた 
1947.9.26 駿豆鉄道、小田原‐小涌谷間の乗合バス路線開設免許を申請
・・この区間には箱根登山鉄道の鉄道線があったので競合路線ということになる。しかしこの時代は全国的に比較的長距離バス路線が開設されていった時期である
1947.12.1 都営バス・京成電鉄(バス)、上野広小路-市川間にて相互乗入れ開始 
    
昭和23年
1948.5.1 運輸省、鶴見線の車両を(鶴見臨港鉄道)社形電車より17m省形に置きかえ
1948.6.1 京浜急行電鉄㈱、小田急電鉄㈱、京王帝都電鉄㈱ 設立(東急から分離独立)
・・このうち京王帝都電鉄㈱は、旧・京王電気軌道と旧・小田急系の帝都電鉄線(=井の頭線)を合わせた形での発足となった。これは戦時中に施行された電力統制令により、旧・京王電気軌道にとって大きな収入源であった配電事業が関東配電㈱(現・東京電力)に譲渡させられ、弱体化してしまったことに対する補償のような意味合いがある
・・なお、上記措置によって生ずる小田急側の損失(=井の頭線を失ったこと)に対しては、東急が戦時中に手に入れた神奈川中央乗合自動車と箱根登山鉄道の株式(経営権)を小田急に与えることにより埋め合わされた
1948.10.16小田急電鉄、新宿-小田原間にてノンストップ特急運転開始 

昭和24年
1949.8.6 小田急電鉄、特急列車に新型車1910系(セミクロスシート車)を使用
・・この特急電車の車体色は上半分濃黄色、下半分濃青色となった
・・小田急の1900・1910系が関東地区の民鉄車両で貫通幌を実用化した初めての例となる
1949.9.1東武鉄道、粕壁駅を春日部駅に改称
・・1944年に粕壁町が町村合併により春日部町になったことに伴う
1949.10.1小田急電鉄、新宿‐小田原間の特急を毎日運転とする 

昭和25年
1950.2京浜急行電鉄、学校裏駅(現・平和島駅)に急行退避設備完成
1950.3.1 国鉄、東海道線 東京-沼津間にてモハ80系湘南型電車運転開始 
1950.3.20 駿豆鉄道(バス)、小田原まで乗入れ開始
・・これは箱根登山鉄道線(小田急系)に対して競合路線が西武系資本により出現したことを示す 
1950.4.1京浜急行電鉄、準急(~1954)およびハイキング特急(~1965)が運行開始
1950.8.1 西武鉄道、おとぎ線(現・山口線)(多摩湖ホテル前(現・西武遊園地)-上堰堤、軌間762ミリ) 開業
・・当初は’遊戯施設’という扱いであり、蓄電池式機関車が使用された
・・翌年1951.9.16に上堰堤-ユネスコ村間延長開業
・・1972年に鉄道100年を記念し小型蒸気機関車を導入
・・1984.5に運行休止(手続き上は1985.4.25付廃止) 
1950.8.1 箱根観光船(小田急系)、芦ノ湖にて航路開設 
1950.8.1 小田急電鉄、特急電車を箱根湯本まで乗入れ開始
・・小田原・箱根湯本間は3線軌条化された
1950.12.15川崎市、市営バス営業開始 
   
昭和26年
1951.2.1 小田急電鉄、1700系特急用電車 営業運転開始
・・この系列は新しい試みがみられた
●両端の制御電動車は17m車である一方、中間車は20m車とした
●中間車は非常口を除き無扉車とした
●側窓とシートピッチが全く合っていない
・・小田急の’斬新性’が姿をみせはじめた系列である 
1951.3.1 川崎市、トロリーバス営業開始 
1951.3.16 京浜急行電鉄、大師線、600Vから1500Vに昇圧
・・これにより同社の全線が1500Vとなる
1951.3京浜急行電鉄、500形電車 運転開始
・・2扉車でクロスシートを備える
・・外装は赤の地に窓回りが黄色という新デザインとなる(この塗装が6年間ほど同社車両の標準塗装となる)
1951.3国鉄、横須賀線、70系電車 運転開始
1951.4.14 国鉄、武蔵野競技場線(三鷹―武蔵野競技場前 3.2Km)開業
・・武蔵野グリーンパーク野球場は、かつてプロ野球球団であった国鉄スワローズが1951年の1シ-ズンのみ本拠地としていた
・・同線は1959.11.1に廃止された
1951.4.24 国鉄、桜木町駅北方にて電車が全焼(桜木町事故) 
・・トロリー線が垂下していてパンタグラフに引っ掛かり、切れたトロリー線が車体に接地(ショート)し火花を発生させた。
・・当時の関東地区の電車にはほとんど貫通幌の設置がなく車内にいた乗客は隣の車両に逃げることができなかった
・・モハ63型による火災事故はこれが初めてなのではなく、以前からあったという。松戸や高円寺においてボヤ騒ぎ事件があった
1951.8.20 小田急電鉄、特急列車に座席指定制実施 

昭和27年
1952.1.1京浜急行電鉄、塩浜‐桜本(2.3km)を川崎市に譲渡
1952.3.25 西武鉄道、高田馬場-西武新宿 開業
・・本来の計画においては西武新宿駅は国鉄(現・JR)駅の東側に設置する予定であった
・・また同時に新宿線として一体化すべく線区名の改称があった
●村山線(高田馬場‐東村山)   ⇒ 新宿線
●川越線の一部(東村山‐本川越) ⇒ 新宿線 
1952.3.25西武鉄道、武蔵野線を池袋線に改称
1952.春京浜急行電鉄、ダイヤ改正 (ハイキング特急を増発)
●下り9本、上り7本とする
●下りの’城ケ島号’と’三崎号’は品川‐浦賀間を無停車で運行(所要65分)
1952.4.1国鉄 高崎線、大宮‐高崎 電化 
1952.5.1京成電鉄、特急’開運’号 運転開始 (車両:1500形2連) 
1952.5.20東京都交通局、上野公園-今井橋間にてトロリーバス開業 
1952.7.10京成電鉄、架線電圧を全線1500Ⅴに統一
1952.7.15 西武鉄道、おとぎ線(多摩湖ホテル前-ユネスコ村、3.7Km)地方鉄道に転換の上’山口線’に改称
・・1984.5.14 休止(案内軌条式新交通システムに改造するため)
  
昭和28年
1953.5.1京成電鉄、上野公園駅を京成上野駅に改称
1953.5.28京成電鉄、開運号に新車1600系を導入
・・私鉄初のリクライニングシートを採用
・・のち、1967.11.12に廃止
1953.7.1 東武鉄道、高崎駅前-渋川駅前 軌道線廃止
・・これはまだモータリゼーションによるものではなく、大型バスの出現によるところが大きい
1953.8.1新京成電鉄、路線バス事業 開始
1953.9.13京浜急行電鉄、ハイキング特急の一部につき、品川‐浦賀間無停車運行開始
1953.9.23 国鉄、中央東線 浅川(現・高尾)-塩山(えんざん)間 電車運転開始
・・甲府までの電化は1931年にすでに完成されていたが、この区間はトンネル区間の盤下げ工事をせず電化されたのでトロリー線が低く一般の電車は入線できなかった。1952年に屋根を特別に低くしたモハ71形電車が製造され電車列車の運行が可能になった
1953.10.21新京成電鉄、軌間を1067ミリより1372ミリに改軌
・・のち、6年後1959年11月30日に1435ミリに再度改軌している
1953.12.1京浜急行電鉄㈱、明治運輸合資会社を買収
・・明治運輸は1918年頃より横浜‐富津航路を営業していた

昭和29年
1954.3.27京浜急行電鉄、不定期週末特急を運行開始(1便のみ)
・・土曜の午後に品川から浦賀方面に運行
(当時は週休2日制は一般的でなく、土曜が午前のみという会社が多かった)
1954.4.15 国鉄、常磐線電車が朝夕のみ有楽町駅乗り入れ
・・当時は山手線と京浜東北線が線路を共用していたため、現在の京浜東北線の南行きとして使用されている空間(線路)を活用することができた
1954.7.25京浜急行電鉄、三浦半島一周定期遊覧バス’さざなみ号’ 運行開始
・・この当時は’定期観光バス’といわず’定期遊覧バス’とよばれていた
1954.8京浜汽船㈱、設立 (本社:川崎市駅前本町)
・・前年の12月に買収した明治運輸合資会社を改組し京急の傍系会社とした
・・客船を3隻、貨物船を1隻保有
1954.10.16東京急行電鉄、5000系電車(青ガエル) 営業運行開始
1954.10.29東武鉄道、東上線 志木-川越間 複線化
1954.12.25国鉄、千葉気動車区 開区
・・気動車区としては初のものであり、稲毛-西千葉間の線路北側にあった
・・千葉県の国鉄はこの頃から1970年頃まで気動車の活躍が盛んであり’気動車王国’といえる状況であった
・・のち千葉県内の多くの路線が電化完了し、1975年3月に閉区となる
 
昭和30年
1955.2(横浜中華街に牌楼(門)が完成、’中華街’と刻まれる)
・・以前は南京町などと呼ばれたが徐々に中華街とよばれるようになる
1955.4.1東京急行電鉄、東横線ダイヤ改正
●渋谷‐桜木町間に急行列車復活 (所要時間:34分)
1955.4.21新京成電鉄、全線開業(27.4Km)
1955.10.1 国鉄 御殿場線、松田-御殿場間に小田急のディーゼル車乗り入れ開始
1955.12 相模鉄道、5000系電車 登場
・・ボディマウント方式(機器類を台枠ではなく車体からつりさげる)とした 
  
昭和31年
1956.3.17
(土)
東海汽船、浦賀‐大島航路(浦賀大島ロマンス航路) 就航開始(週末のみ)
・・芙蓉丸が就航
1956.3.17京浜急行電鉄、上記航路開設に合わせ 品川→浦賀間に’大島号を運行
・・品川発は12:40で途中停車駅は京浜川崎、横浜、横須賀中央の3駅で所要時間は63分であった
・・18年ぶりに浦賀‐大島航路連絡列車の復活となる
1956.3.22
(木)
京浜急行電鉄、平日ダイヤ改正
●週末特急(品川‐浦賀)が(正式に)2往復となる(3月24日(土)より運行)
・・同時にラメール、パルラータという愛称を付与
(この2列車は毎週土曜日午後に下り便としてのみ運行)
1956.6.27京浜急行電鉄、品川‐北品川間の併用軌道を専用軌道化
1956.12.22東武鉄道、上毛電気鉄道乗り入れ急行 (浅草-上毛電気鉄道中央前橋)運行開始
・・2両編成であり、午前7時ごろ前橋をでて、午後8時ごろ浅草をでる1日1往復のダイヤが設定されていた(所要約2時間30分)
1956.10.10国鉄、上野‐日光間に準急日光号 運転開始
・・車両はキハ44800(のちのキハ55)が、紅葉の見ごろの時期に間に合わせて新規投入された
・・これまでの気動車は上半分がクリーム色、下半分が濃青色であったがこの車両は全体がクリーム色で窓下に日光の神橋をイメージした赤いラインが入る塗装であった
・・この列車は途中停車駅を宇都宮のみとし、上野宇都宮間は約80分で走破した 
1956.11.19国鉄、田町―東京―田端間において山手線と京浜東北線の分離運転開始 
・・それまではラッシュ時は1分40秒間隔で電車の運行がおこなわれていた
・・これにより、常磐線電車の有楽町乗り入れは廃止される
1956.11.19国鉄、中央線、10両運転開始
1956.11国鉄、高崎線に電車列車運行開始
・・高崎第二機関区にモハ80系配置
・・この主目的は上野駅の列車到着線の混雑を防ぎ、少しでも同駅の構内作業を軽減することにあった

昭和32年
1957.3.17京浜急行電鉄、ダイヤ改正
●特急・急行とも終日20分ヘッド運行となる
1957.3京王帝都電鉄、京王線 高幡不動駅 70mほど新宿寄りに移設
1957.5.18 都市計画第2号線(現・東京メトロ日比谷線)、建設計画が決定される 
1957.7.6 小田急電鉄、新型特急車3000系(SE車) 営業運転開始
・・営業運転開始後、連日満席となったという
・・当時は8両の連接車であった 
1957.7.21赤城登山鉄道(ケーブルカー、東武系) 利平茶屋―赤城山頂(1.0Km)
・・のち1967.11.5に休止、1968.6.1に廃止
・・利平茶屋まではバス路線もあったが悪路であったことが不利に作用した
1957.9.24 東武・東急・営団3社、日比谷線開業後に相互直通運転とすることを合意
・・のち、相互直通運転の対象車両の規格は18m3扉車とすることになった。東武鉄道は通勤車については当時すでに20m車が標準となっていたため20m車を主張していたが営団側では急曲線の建設に有利な18m車を主張したため最終的には18m3扉車採用に決定した
1957.10.1 国鉄、上越線、80系電車運転開始 
1957.11.15京王帝都電鉄、井の頭線 1000系電車(初代) 運転開始
・塗装は従来の色調(ダークグリーン)が変更されライトグリーンとなる 
1957.12.1 国鉄、両毛線、新前橋-前橋間 電化
1957.12.17東京都交通局、上野懸垂線(モノレール)開業 (東園-西園、0.3Km)
・・日本初のモノレールである 
1957.12国鉄、101系電車(試作車)、運転開始
 
昭和33年
1958.2.10 京成電鉄、京成千葉駅(現・千葉中央駅)が現在地に移転
・・それまでは中央区中央1丁目にあった。戦後復興の都市計画により国鉄の旧・本千葉駅跡地を利用してつくられた
1958.4.14 国鉄、東北本線、宇都宮まで電化
・・交直分界点の決定に時間がかかり高崎線より少し遅れた 
1958.8月末京浜急行電鉄、逸見駅 新幹線中間駅タイプの待避線保有駅となる
1958.9.7京浜急行電鉄、ダイヤ改正
●最高速度が時速100kmに上げられる
・・ハイキング特急第二房総号は品川‐浦賀間48分運転(10分短縮)となる
(ハイキング特急は三浦半島一周バスや房総半島の鋸山登山の客を対象)
1958.10.1 国鉄、ダイヤ改正
●特急’あさかぜ’、20系固定編成客車化 
1958.12.20 上信電気鉄道(バス)、下仁田―本庄、高崎―万場、前橋―万場 運行開始
・・いずれも現在においては存在しない長距離路線バスである
・・のち同社の路線バス路線は大幅に縮小され現在は高崎‐京目―前橋などわずかでしか残っていない 
1958.12.23(東京タワー、完成)

昭和34年
1959.2.1国鉄、横須賀線 日中の運行を30分ヘッドから15分ヘッドに増発
1959.4.1 小田急電鉄、ダイヤ改正
●新宿-箱根湯本間に’準特急’新設(途中停車駅は小田原のみ)
(車両は2320系・両開き2扉固定クロスシート車導入、所要1時間30分)
・・準特急は1963年に廃止 
1959.4.14 国鉄、東北本線、上野-宇都宮間に80系電車運転開始 
1959.4.20 国鉄、新前橋電車区 発足
・・1956年に高崎第二機関区に配属されたモハ80系もこちらに移管される 
1959.5.22国鉄、東北本線、宝積寺‐黒磯 直流電化
・・黒磯は’東京のリゾート地’ということでここまでを直流とした 
1959.7.1 国鉄、東北本線、黒磯‐白河 交流電化 
1959.7.9京浜汽船(京急系)、横須賀港‐富津港 航路 就航開始
・・横須賀港は現在の小川町付近である
・・4~10月は1日3往復、11月~3月は1日2往復運航、所要時間:75分
・・のち、1971年に廃止
1959.7.16横浜市交通局、トロリーバス 開業
1959.9 国鉄、日光線、電化 
1959.11.1国鉄、中央本線支線 三鷹‐武蔵野競技場 廃止
・・武蔵野競技場は国鉄スワローズの球場であった
1959.11.30京成電鉄、改軌(1372mm→1435mm)完了
・・地下鉄都営浅草線乗り入れのため
  
昭和35年
1960.4.25国鉄、南武線 中原電車区 発足
・・施設が老朽化していたため矢向電車区の車両が移管された 
1960.4京王帝都電鉄(バス)、八王子地区にてワンマンバス運行開始
1960.5.1 上信電気鉄道、物見平ロッジ(現・長野県佐久市)営業開始
・・同社バスの下仁田―(長野県)中込線はここで乗り換えとなっていた
(戦後のこの路線の特色は群馬長野両県連絡というよりも観光開発に比重がおかれていた)
・・同施設は同年7月1日に’山荘あらふね’と改称している
・・10年後の1970年4月1日佐久市に譲渡された
1960.5東京汽船、久里浜港‐金谷港 自動車航送 開始
1960.6.1国鉄、横須賀線の列車が川崎駅に終日停車となる
・・これまではホームも狭く、10~17時のみに限定されていた
1960.8国鉄、上野‐長野原間に準急’草津’号(80系電車) 運転開始
・・当時非電化の長野原線区間は蒸気機関車(C11,C58など)牽引とした。(ただし2年後には気動車化される)
1960.9.7 箱根ロープウェー、大涌谷‐桃源台間完成
・・これにより’箱根ゴルデンコース’とよばれる回遊コースが完成した
・・それまで小田急グループとしては箱根登山鉄道のバスを伊豆箱根鉄道(西武系)経営の有料道路に強引に乗り入れさせるなどの手段をとっていた
(伊豆箱根鉄道側にとっては自社経営の土地にてライバル社が営業行為をおこなっていることになり実に受け入れがたい迷惑なことであった)
1960.10.9東武鉄道、日光線、特急’けごん’、’きぬ’ に1720系特急用電車運転開始
 
昭和36年
1961.3.20 国鉄、中央本線 浅川駅を高尾駅に改称 
1961.4.17国鉄、五日市線、拝島―(武蔵五日市)-武蔵岩井 電化 
・・当時の武蔵五日市駅はスイッチバック式の構造であった
1961.6.1 国鉄、常磐線、取手―勝田 交流電化開業
・・茨城県石岡市柿岡(筑波山の東約5Km)にある気象庁地磁気観測所における観測に影響を与えないようにするため、ここから半径30Km以内においては鉄道の電化は原則的には交流電化とすることが義務付けられている。したがって当線のほか水戸線、つくばエクスプレスなどもこの範囲においては交流電化となっている。
1961.7.1国鉄、京浜東北線 南浦和駅 開設
・・地元の請願により開設 (請願駅)
1961.8.13伊香保ケーブル鉄道、伊香保駅‐榛名山駅 開業
・・戦時中の鉄材供出ののち線路等の設備を整えての再開業
1961.9.1京浜急行電鉄、駅名改称
●学校裏   ⇒ 平和島
●横須賀汐留 ⇒ 汐入
●横須賀堀内 ⇒ 堀ノ内
・・このうち、学校裏駅は開設当時は現在地よりやや南方に位置していた
1961.11.1営団地下鉄、丸ノ内線 新中野‐阿佐ヶ谷 延伸開業
1961 国鉄、中央線、中野‐荻窪間 高架化工事開始
・・東京オリンピック (1964年)開催に伴う環状7号線整備建設(羽田空港と競技会場の駒沢競技場・戸田漕艇場を結ぶ)に関連する工事である

昭和37年
1962.1.1日本ニッケル㈱、日丹線(丹荘‐西武化学前、6.1Km)を新設の上武鉄道㈱に移管
1962.1.23営団地下鉄、丸ノ内線 南阿佐ヶ谷‐荻窪 延伸開業 
1962.1 小湊鉄道、キハ200型気動車 運転開始
・・同時期に製造された国鉄のキハ20系に準じたディーゼル車である。のち、ほとんどの車両にクーラーが取り付けられ長く使用され続ける 
1962.2.1草軽電気鉄道、上州三原‐草津温泉 廃止
・・これにより同社はバス会社として存続することとなる
・・なお、上州三原はJR吾妻線の万座・鹿沢口駅のすぐ北に存在した
1962.4.14国鉄・富士急行、新宿‐大月‐河口湖 間に直通列車’かわぐち’ 運転開始
・・富士急行においてキハ58000型気動車(国鉄キハ58系に準じる)を投入
1962.4.16国鉄、浦和電車区 開設
1962.5.31 営団地下鉄・東武鉄道、日比谷線と伊勢崎線 相互直通運転開始 
1962.7.15国鉄、信越本線 松井田駅 2kmほど東に移転。スイッチバックは廃止
・・当初駅名は’八代’に改称する予定であった(鉄ピク134p34)
1962.10.1 国鉄、常磐線、勝田―高萩 交流電化開業 
1962.12.1 常磐急行交通(バス)、東京(新橋)―水戸―日立 運行開始 (R6経由) 
1962.12.1 上信電気鉄道(バス)、高崎(飯塚)―鬼石 急行便運行開始
1962.12.1東武鉄道、伊勢崎線 松原団地駅 開業
1962 都市交通審議会(答申第6号)、地下鉄6号線(現・都営三田線)を西馬込・泉岳寺方面より西高島平方面へ至る路線 として示される
・・この時点で東京都交通局が建設することになった。泉岳寺―西馬込間と馬込検車場は浅草線と共用し1435ミリ軌間を採用することとされた
1962西武鉄道、501系電車(4両編成、2M2T)のうちの5編成につき、中間にサハ2両を挿入し2M4T編成を組成
・・加速性能が悪く6年後にとりやめ

昭和38年
1963.2.17 小田急電鉄、新宿駅を地上と地下の2層に改める 
1963.2.23東武鉄道、上毛電気鉄道への乗り入れ廃止 
1963.3.16 小田急電鉄、3100系電車(NSE車) 営業運転開始
・・運転台を屋根上に上げる構想はこれより10年以上前からあったといわれる 
1963.3 国鉄、山手線、103系試作車(ウグイス色、8連)試運転開始
1963.4.17東武鉄道、一般車両の塗色変更を決定
・・ベージュの地に窓回りがオレンジ色とする
・・この塗装は長くは続かず1974に再変更(セイジクリーム)される
1963.4.1 京王帝都電鉄、京王線新宿駅 地下化
・・当時は5面4線の構造であった
1963.4.28 国鉄、千葉駅、現在地に移転
・・それまでは総武線の東千葉駅寄り800mの地点(現在千葉市民会館のある地点)にあった。従って東京方面から木更津方面行きの列車はここでのスイッチバックを余儀なくされていた
1963.5.1 国鉄、常磐線、高萩‐平 交流電化開業 
1963.8.4京王帝都電鉄、京王線 1500Vに昇圧
1963.8.4京王帝都電鉄、5000系電車 運転開始
1963.9京浜汽船、横須賀‐富津航路を木更津港まで延伸
1963.10.1 京王帝都電鉄、京王線特急運転開始(新宿―京王八王子) 
・・所要時間は当初40分であり、のちに35分運転となった
・・車両は新鋭5000系4連
1963.10.1国鉄、山手線 8両編成化
・・このとき京浜東北線(下十条区)の101系(黄色)が品川電車区に転入
1963.10.1国鉄、常磐線 準急’ときわ’につき、7往復中6往復を451系電車化
1963.11.4 小田急電鉄、ダイヤ改正
 ●特急列車をスピードアップ(新宿・小田原間62分運転開始)
・・特急列車はこのころが最も速かった 
 (2018年現在で最速列車(休日・スーパーはこね)は64分である)
1963.11.1西武鉄道、池袋線において 民鉄初の10連運転開始
・・朝のラッシュ時に実施 (所沢‐池袋間)
1963.11.1京浜急行電鉄、’湘南’のついた駅名を改称
・・湘南○○ ⇒ 京浜○○
1963.11京成電鉄、3150系電車において座席をボックスシートにした車両を4両増備
・・車両番号:3191~3194
1963.12.11京王帝都電鉄、京王線東八王子駅、新宿寄りに数百m移転の上、京王八王子に改称
・・6連対応となる
・・営業キロは0.2Km短縮となる
1963.12.18京王帝都電鉄、京王線全区間において6連運転開始
1963.12.31東京汽船㈱、旅客船部門を子会社の東京湾フェリー㈱に譲渡
・・これ以降は曳船業務を主体に営業
1963京浜急行電鉄、営業車両の全車が赤に白帯となる

昭和39年
1964.1.1東京湾フェリー㈱ 旅客営業開始
・・親会社の東京汽船㈱より旅客船事業を承継
1964.3.23 日本鉄道建設公団、発足
・・1960年代初頭においては国鉄が主要幹線や首都圏の路線の輸送力増強に追われ地方の新線整備に手を付けることができなかったため国鉄に代わって新線建設をおこない、完成後貸し付けることを目的に設立された
・・公団発足に関しては当時自民党議員の田中角栄(1918~1993)が大きく関与した
1964.3.25京浜急行電鉄、小島新田‐塩浜 休止
・・同時に小島新田駅を300m川崎寄りに移設
1964.3.28東京湾フェリー、浦賀港‐金谷港 航路 廃止
・・これに伴い京急の南房総連絡は浦賀より京浜久里浜に変更
1964.3 東武鉄道、快速専用車6000系 14両増備 
1964.4京浜汽船、横浜‐富津航路に新造船’湘南丸’就航させる
1964.春京浜急行電鉄、ハイキング特急のノンストップ便がなくなる
1964.4.29 京王帝都電鉄、動物園線(高幡不動-多摩動物公園、2.0Km) 開業 
1964.5.18 新宿駅東口民衆駅ステーションビル’マイシティ’ 完成
1964.5.31東武鉄道、6000系使用の日光線快速運転開始
1964.8日本カーフェリー㈱、設立
・・1965.4に川崎‐木更津航路にて営業開始
・・のち、1990.12にシーコムに営業譲渡
1964.9.17 東京モノレール、浜松町‐羽田空港 開業
1964.9.29国鉄、中央本線 小仏(こぼとけ)‐相模湖 複線化
1964.10.1国鉄、東海道新幹線(東京‐新大阪) 開業
1964.10.10
~10.24
(東京オリンピック 開催) 
1964.12.13営団地下鉄、東西線、九段下-高田馬場(5.4Km) 開業 
1964 都市交通審議会(答申)、6号線(現・都営三田線)における計画を変更
・・この計画変更で、泉岳寺以南において東急池上線・大井町線・田園都市線方面へと線路を接続することに改められた。また西高島平‐東武東上線和光市間をあらたにむすび東武東上線とも相互乗り入れすることになった
・・この時点で都営三田線は狭軌20m4扉車が採用されることになる
(しかし翌1965年に東急は三田線乗り入れ計画をとりやめる意向を示す)

昭和40年
1965.1.24東海汽船、江ノ島‐大島航路 開設
・・さくら丸(1200t) 就航
・・のち、1974.1.16 航路廃止
1965.4.6日本カーフェリー、川崎港‐木更津港 就航
1965.6.1 鹿島参宮鉄道㈱、常総筑波鉄道㈱を吸収合併し関東鉄道㈱に改称
1965.7.11大山観光電鉄、大山鋼索線 開業
1965.秋京浜急行電鉄、ハイキング特急(=1950~)がすべて廃止となる
・・最後まで残っていたのは特急城ケ島、第一房総、油壺、鷹取、第二房総号の5本であった
・・・・さらに3年後には週末特急(ラメール号・パルラータ号)もなくなる
1965.12.15国鉄、横須賀線、逗子まで15両編成運転開始
・・付属編成は逗子駅の構造上久里浜側に連結されることになる
 (一方、東海道線は東京側連結であり、統一できず)
1965.12
~1966.4
京浜急行電鉄、車両の性能別に改番を実施
・・もと700系は600系(2代)となる
1965東京急行電鉄、(溝ノ口方面から)大井町線・池上線経由による都営地下鉄三田線との相互乗り入れ計画を撤回
・・これは1964年に鉄建公団が設立され、その後において渋谷―二子玉川間の新線建設のめどが立ったことによると考えられる
 
昭和41年
1966.3.16営団地下鉄、東西線 中野‐高田馬場、および九段下‐竹橋 開業
・・これにより、中野‐竹橋間がつながる
1966.3.16 国鉄、営団地下鉄東西線(中野‐竹橋)と相互直通運転開始 
・・これより前は中央快速線は新宿―四ツ谷間にてラッシュ時に300%ほどの
混雑状態であった
1966.3.27京浜急行電鉄、野比‐津久井浜 延伸開業
1966.3.27京浜急行電鉄、ダイヤ改正
●休日は品川発7:00~22:30の間につき、特急が10分毎運行となる
・・この時点では週末特急は残っていてパルラータ(久里浜行き、所要時間54分)、ラメール(津久井浜行き)となっている(ファン1966年6月号)
1966.4.1 東京急行電鉄、田園都市線 溝の口-長津田 開通
・・この区間は1956年9月26日に、まず銀座線規格で建設申請がおこなわれた(地下鉄銀座線に直通運転する構想であった)。ちなみにそれ以前の段階の計画としては鉄道ではなく、’東急ターンパイク’(自動車専用有料道路)の建設が考えられていた。(建設申請は1954年3月30日である。この当時は日本道路公団はまだ設立されていない)
1966.4.1 国鉄、京浜東北線、103系による10連運転開始 
1966.4.23小田急電鉄、向ヶ丘遊園モノレール線(向ヶ丘遊園‐向ヶ丘遊園正門) 開業
・・ロッキード式(鉄製線路の上を鉄製車輪が走行)を採用
・・同方式の採用は世界の中でもここと姫路モノレールのみに終わる
・・のち、2000年に休止(台車に亀裂)のうえ、2001年に正式廃止となる
1966.4.28 国鉄、中央線、中野―荻窪間 複々線化
・・最初に従来の複線部分の両側に高架線を新設し、のちに空いた中央部分を高架化する方法が採られた 
1966.5.2ドリーム交通、大船‐ドリームランド 開業 (東芝式)
・・のち、1967.9.23 運行終了
1966.5.10京浜急行電鉄、川崎駅付近高架線(上り)使用開始 (ファン1966年6月号)
1966.5.16西武鉄道、小手指(こてさし)検車区 開設
・・のち2001年7月に小手指車両基地に改称
1966.5.20 京浜急行電鉄、川崎駅付近高架線(下り) 使用開始 
1966.6.1 小田急電鉄、特急列車の愛称を整理
●はこね号・・・・小田原まで無停車
●さがみ号・・・・向ヶ丘遊園と新松田に停車(新設)
●えのしま号・・江ノ島線特急
1966.6.1茨城交通、水戸市内の路面電車 廃止
1966.6.16京浜急行電鉄、鮫洲駅 新幹線中間駅タイプの退避設備使用開始
1966.7.7京浜急行電鉄、津久井浜‐三浦海岸 延伸開業
・・同時に終日につき、特急が10分おきに運行されるようになる
1966.7.11東京湾フェリー、横浜港‐木更津港 就航
・・のち、1972年に廃止
1966.7日本カーフェリー、川崎港‐市原港 就航
・・のち、1975年に休止
1966.12.10京浜急行電鉄、川崎駅 待避線完成
1966.12.15群馬バス・群馬中央バス、高崎‐前橋(R17、高前バイパス経由線)開業 
・・この路線開設には、ほかに東武、上信、上毛と県央部に路線をもつ5社すべてが免許申請に加わっていた
・・のち、令和に入ってからは群馬中央バスが平日1日3往復ほど存続しているのみである(2022年12月時点)
1966.12.15国鉄、横須賀線、東京‐逗子間 15両編成列車運行開始
 
昭和42年
1967.2.1国鉄、水戸線 小山‐友部 交流電化
1967.4.1 西武鉄道、池袋線、豊岡町駅を入間市駅に改称
・・この直前の1966年11月に旧・武蔵町が入間市に改称している
1967.4.1 ドリーム交通、大船-ドリームランド 跨座式モノレール廃止 
1967.4.28 東京急行電鉄、こどもの国線 長津田-こどもの国 開業
・・こどもの国協会より受託 
1967.5.1 川崎市交通局、トロリーバス廃止
・・ 赤字が理由である
1967.5.24京成電鉄、千葉線 新千葉‐千葉中央 高架工事完了
1967.5.27京浜急行電鉄、扉の開閉につき、車掌がスイッチ操作を行うよう変更
・・それまでは車掌の合図に従い運転手が操作していた
1967.6.20 流山電気鉄道㈱、 流山電鉄㈱に改称
1967.7.3 国鉄、中央線、特別快速運転開始
・・ 当初は1時間に3本運転し、中野、立川間は三鷹のみ停車とした
1967.9.14営団地下鉄、東西線 大手町‐東陽町 開業
1967.9.23ドリーム交通、ドリームランドモノレール(大船‐横浜ドリームランド) 運行終了
・・車両が重すぎて軌道桁にひび割れが生じていた。陸運局の勧告に従う
1967.10.1 小田急電鉄、新宿-箱根湯本間に特急’あしがら’新設
・・途中停車駅は新原町田(現・町田)、小田原であった 
1967.10.1京王帝都電鉄、高尾線(北野―高尾山口、8.65Km) 開業
・・厳密には北野-山田間は御陵線(戦時中に休止)の一部区間復活という扱いである 
1967.11.1東京モノレール㈱、日立運輸㈱と合併し、日立運輸東京モノレール㈱となる
1967.11.19京浜急行電鉄、生麦駅 同社初の橋上駅舎となる
1967.12.1京成電鉄、国鉄千葉駅前駅(現・京成千葉駅)開業
1967.12.3国鉄、常磐線 103系電車 運転開始
・・101系にはなかったエメラルドグリーンの塗装が新鮮であった
1967.12京成電鉄、3200系電車において座席をボックスシートとした車両を8両増備
・・車両番号:3291~3298

昭和43年
1968.2.25 東武鉄道、日光軌道線(日光駅前-馬返) 廃止 
1968.3.28国鉄、総武線 千葉‐成田 電化
1968.4.1東京急行電鉄、田園都市線 長津田‐つくし野 延伸開業
1968.4.10 都市交通審議会、都市交通審議会答申第10号を運輸大臣に提出
・・この中に地下鉄8号線(現・東京メトロ有楽町線、成増・池袋―有楽町・明石町(新富町))の建設計画が示される
・・このあと東武鉄道は東上線の乗り入れ先を(都営三田線より)営団有楽町線に変更している。したがってこの時点で東上線和光市-西高島平間は建設されないことになった
(東武側としては①三田線経由のルートは大幅な迂回となること、②池袋を通らないことが池袋の発展にマイナスとなること、の2点を理由とした) 
1968.4.27 国鉄、御殿場線、国府津-御殿場間 電化
・・続いて1968.7.1に御殿場-沼津間が電化された(全線電化)
1968.5.1京成電鉄、勝田台駅 開業
1968.6.10東武鉄道、木崎‐徳川河岸 廃止
1968.6.15京浜急行電鉄、ダイヤ改正
●快速特急という種別を設定
●朝・夕の急行を廃止
●羽田空港への直通列車を廃止(最終運行日は6月8日)
●愛称つき特急(’ラメ-ル号’・’パルラータ号’)(=品川‐久里浜)の廃止
1968.6.16茨城交通、茨城線(赤塚‐石塚)のうち、大学前‐石塚間(12.3km)廃止
1968.6.21 京浜急行電鉄、品川-泉岳寺 開業
1968.6.21東京都交通局、浅草線 泉岳寺‐大門 開業
1968.6.30 小田急電鉄、キハ5000・5100型による国鉄御殿場線乗り入れ終了
・・キハ5000・5100型は関東鉄道に売却された
1968.7.1 小田急電鉄、3000系SSE車による御殿場線乗り入れ開始
・・SSE車はSE車を5連に短縮し少々の改造を施した車両 
1968.7国鉄、横須賀線 113系電車化 完了
1968.9.1 国鉄、両毛線、小山-前橋間 電化 (全線電化となる) 
1968.9.25国鉄、東北本線、赤羽-与野間に2線増設
・・このとき増設された2線を現在東北・高崎線の列車が走行している。つまりこれ以前は京浜東北線電車と東北・高崎線列車が同じ線路を走行していた
1968.9.29東京都交通局、トロリーバス 全線廃止
1968.9.30国鉄、上野駅 高架第6ホーム(11,12番線) 使用開始
1968.9.30京王帝都電鉄、相模原線 多摩川鉄橋 完成
1968.10.1 国鉄、ダイヤ改正
●上野―大宮間にて京浜東北線と東北・高崎線が完全に分離運転となる
 (赤羽‐与野間線路増設による) 
1968.10.29東京急行電鉄、蒲田駅 高架化され5面4線となる
1968.10 国鉄、山手線、10両編成運転開始 
1968.11.3東武鉄道、竹ノ塚駅ステーションビル開業
・・4階から上が集合住宅となる新しい試みが実行される
1968.12.27東京都交通局、6号線(現・三田線) 志村(現・高島平)‐巣鴨 開業
・・当初は東武東上線と相互乗り入れの計画があったので車両の規格は20m4扉車となる
(なお、のち東武側は営団有楽町線乗り入れに計画変更している)
 
昭和44年
1969.3.1国鉄、東京鉄道管理局を3つに分割
・・東京北鉄道管理局、東京南鉄道管理局、東京西鉄道管理局が発足
1969.3.29 営団地下鉄、東西線 東陽町―西船橋 開業 
1969.4.1川崎市交通局、市電廃止
1969.4.8国鉄、中央線、荻窪‐三鷹 複々線化 
1969.5.11 東京急行電鉄、玉川線(渋谷‐二子玉川園) 廃止
1969.5.29京王帝都電鉄、聖蹟桜ヶ丘駅 高架化
1969.9.20 東武鉄道、急行’りょうもう号’に1800系新型車投入 
1969.10.14西武鉄道、秩父線開業 (吾野‐西武秩父)
・・同時に池袋‐西武秩父間に特急ちちぶ号運転開始
1969.10 国鉄、東北・高崎線 15両編成運転開始 
1969.秋 上信電気鉄道(バス)、(この年の秋を最後に)市の萱‐山荘あらふね 運行中止
・・これにより上州と信州を結ぶという社名は形式的なものにもどってしまった
・・また、山荘あらふねは翌年4月1日付けで佐久市に譲渡されている
1969.12.20営団地下鉄、千代田線、大手町‐北千住 開業 

昭和45年
1970.3.7 湘南モノレール、大船―西鎌倉 開業
・・1971.7.1 湘南江の島まで開業(全通) (延長6.6Km) 
1970.3.9京浜急行電鉄、平日朝の区間特急のうち6本を10連化
・・私鉄による10連運転は西武鉄道(1963年)に続き2番目
1970.3.17 国鉄、根岸線 磯子-洋光台 延伸開業  
1970.4.1京王帝都電鉄、井の頭線 永福町車庫を富士見ヶ丘に移転
1970.6.3京王帝都電鉄、京王線 北野‐京王八王子 複線化
1970.7.10京王帝都電鉄、京王線 八幡山駅付近 高架化
1970.12.1京浜急行電鉄、平和島駅~大森海岸駅付近 下り線も高架化
1970.12.20東武鉄道、東上線 大和町(やまとまち)駅を和光市駅に改称
1970京浜汽船、横浜‐富津航路 廃止
 
昭和46年
1971.2.1 国鉄、五日市線、大久野-武蔵岩井間(0.6Km) 廃止
1971.2.1国鉄、五日市線 武蔵五日市‐大久野 旅客営業廃止
・・貨物営業廃止は1982年11月
1971.3.1東武鉄道、東上線に急行列車を新設
・・当初池袋・川越間の停車駅は成増、志木のみであった
1971.3.1東武鉄道、東上線 森林公園駅 開業
1971.3.7 国鉄、’山手線’の読み仮名を’やまてせん’から’やまのてせん’に戻す 
・・もともとは江戸の街から東方の地域(隅田川の方角)を’川の手’、南方の地域(東京湾の方角)を’海の手’、西方の地域を’山の手’とよんでいた。そのため明治時代に当鉄道が開通したとき以降も’やまのてせん’よばれていた。戦後になってアルファベットでも示すにあたり、当線の国鉄部内の略称である’ヤマテ’がもとになり’YAMATE LOOP LINE’と表示されたため、それにもとづき戦後しばらく’やまてせん’として一般化していた
1971.3.7国鉄、長野原‐大前 間 開業
・・このとき長野原線が吾妻線に改称される
1971.4.1京王帝都電鉄、ダイヤ改正
●特急の速度を向上(105Km/h)、新宿‐京王八王子間35分運転開始
1971.4.20 営団地下鉄、千代田線、北千住―綾瀬 開業 
1971.4.20国鉄、上野‐万座・鹿沢口間に臨時特急’白根’ 運転開始
・・157系電車を使用
1971.4.30京王帝都電鉄、井の頭線 全列車5両化
1971.7.1 国鉄、房総西線 千倉-安房鴨川 電化
・・これにより房総西線(現・内房線)が全線電化となる 
1971.12.15京王帝都電鉄、井の頭線、永福町に待避線を設置し、急行列車運転開始
1971国鉄、上野駅 高架ホーム1面増設
1971京浜汽船、横須賀‐富津航路 廃止

昭和47年
1972.1.8東京モノレール、新平和島駅を流通センター駅に改称
1972.3.15 小田急電鉄、9000系電車 営業運転開始
・・営団地下鉄千代田線乗り入れ用車両である
・・正面のデザイン(貫通路両隣の窓を大きくする)はのちの電車に影響を与えた
1972.4.1横浜市交通局、市電およびトロリーバスを全廃 
1972.5.23 京王帝都電鉄、6000系電車 営業運転開始
・・20m4扉車である。当初は相模原線系統の標準仕様ということで考えられていたが結局は京王線もこの仕様となる
1972.6.4国鉄、総武線 新小岩‐津田沼 4線化
1972.7.5国鉄、幕張電車区 開設
1972.7.15 国鉄、総武本線、錦糸町―東京(地下線) 開業
・・これまでは1時間に1,2本の101系電車による快速電車が御茶ノ水方面に運行されているのみであり、普通列車主体であった 
1972.7.15国鉄、房総東線、全線電化、同時に外房線に改称 
1972.7.15 国鉄、房総西線、内房線に改称 
1972.9.1東京湾フェリー、横浜-木更津航路(=1966~) 廃止 
1972.10国鉄、ダイヤ改正
●常磐線快速、柏駅に停車となる
●常磐線快速、全列車が10両編成化
1972.11.12東京都交通局、都電27系統の一部区間(赤羽-王子駅前) 廃止
・・都電の赤羽終点は現在の地下鉄南北線の赤羽岩淵駅付近であった
1972.12.16横浜市交通局、地下鉄1号線、伊勢佐木長者町-上大岡(5.2Km) 開業
1972.12.21京成電鉄、3500系電車 営業運転開始
1972,および1975 相模鉄道、5000系電車の機器を流用し5100系(アルミ車体)を新造
・・これにより同社線は1975年に20m4扉車に統一されることになる 

昭和48年
1973.4.9国鉄、根岸線 洋光台-大船 延伸開業 (根岸線全通)
1973.6.16京成電鉄、京成上野‐日暮里間 営業休止(大規模工事のため、半年間)
1973.12.16京成電鉄、京成上野-日暮里間 営業再開
・・この時点では1面2線の営業であり、4線化されるのは1976年である
 
昭和49年
1974.1.17京浜急行電鉄 金沢文庫電車基地 完成
1974.1相模鉄道、新6000系電車にて淡緑色を基調にした塗装に変更
・・のち、1977年6月に新カラー化が完了
1974.5.17京浜急行電鉄、上大岡駅 12両編成運転対応しホーム延長(225m)
1974.5.26京浜急行電鉄、横浜駅 2面2線から島式1面2線にかわる
1974.6.1 小田急電鉄、多摩線、新百合ヶ丘―小田急永山(6.8Km) 開業 
1974.6東武鉄道、鉄道車両(一般車)の車体色をセイジクリームに変更開始
1974.7.2東武鉄道、北千住-竹ノ塚 複々線化 
1974.7.23東武鉄道、伊勢崎線 新越谷駅 開業
1974.7.30京王帝都電鉄、京王線 中河原駅付近 高架化
1974.8.6東武鉄道、東上線 朝霞台駅 開業
1974.10.1 東京都交通局、三ノ輪橋-早稲田間を一括して’荒川線’と呼称
・・従来は一括した名称がなかった。正式名としては東から三河島線、荒川線、滝野川線、早稲田線と4つにわけられていた
1974.10.30営団地下鉄、有楽町線 池袋‐銀座一丁目 開業 
1974.12.2 京浜急行電鉄、 私鉄初の12連運転開始
1974東京都、官庁街にミニバス運行
・・東京駅~霞が関~新橋駅間にて運行
・・業務交通において自家用車からの転移を図るも乗客が少なく1983年廃止

昭和50年
1975.3.10 国鉄、千葉気動車区(=1954~) 閉区 
1975.3.10国鉄、ダイヤ改正
●鹿島線ほか、特急’あやめ’(東京‐鹿島神宮、4往復) 新設
1975.4.26 京浜急行電鉄、三浦海岸-三崎口 延伸開業
・・三崎口駅は中間駅構造であり本来は油壺を終点とする計画であった。しかし付近住民による(自然破壊反対を理由とした)要望により油壺延伸は断念される 
1975.7日本カーフェリー、川崎‐市原航路(=1966.7~) 休止
1975.10 京王帝都電鉄、京王線新宿駅、4番線を閉鎖して3番線乗車ホームを拡幅
・・20m車8両編成対応の工事である 
1975.11.1新京成電鉄、車両基地を五香よりくぬぎ山に移転
1975.12.14東京急行電鉄(バス)、デマンドバス(東急コーチ自由が丘線)を自由が丘駅-駒沢間にて運行開始
・・デマンドバスとは利用者が呼び出す(停留所のボタンを押す)ことにより本来のルートをはずれ寄り道するようにしたものである
・・のち、この他にも同様な路線が開設された
●1979.9.30 東急コーチ鷺沼線  (鷺沼駅-宮崎台駅)
●1981.9.30 東急コーチ青葉台線(青葉台駅-藤が丘駅)
1975.12.21京成電鉄、京成上野駅 駅部分改良工事完成
・・4線使用開始

昭和51年
1976.3西武鉄道、所沢‐(武蔵野線)新秋津 貨物列車用短絡線 使用開始
・・これにより所沢‐池袋、所沢‐国分寺間の貨物列車の運行がなくなる
1976.3国鉄、青梅・五日市線用としての103系電車が豊田電車区に配属
・・青梅線、五日市線の新性能化が行われる
1976.4.8相模鉄道、いずみ野線(二俣川‐いずみ野) 開業
1976.5.6東京都交通局、6号線(現・三田線) 高島平‐西高島平 延伸開業
1976.6小田急電鉄、本厚木駅付近 高架化
1976.7.14京成電鉄、京成上野駅 改良工事完了
1976.10.1 国鉄、東京・品川間の地下線(現・横須賀線) 開業
・・当初は総武快速線の列車が品川まで延長運転された
・・この時点では横須賀線列車はこの地下線には乗り入れず、東海道線の線路を走行して東京駅(高架)に発着
・・横須賀線と総武線の直通運転が実現するのは4年後の1980年10月である
1976.10.15京浜急行電鉄、新馬場駅 上り線も高架化
・・従来は北馬場駅、南馬場駅と別々の駅であったが統合される
1976.11.1東武鉄道、東上線 一部の列車を10両編成化
     
昭和52年
1977.4.7 東京急行電鉄、新玉川線(現・田園都市線の一部)渋谷―二子玉川園(現・二子玉川)開通
・・当時の社長、五島 昇(1916~1989)による政界への働きかけもあり、鉄道建設公団(現・鉄道・運輸機構のP線(=民鉄が対象)方式を活用して建設された
1977.8.8新京成電鉄、本社を鎌ヶ谷市に移転

昭和53年
1978.3.31 小田急電鉄、小田原線、代々木上原-東北沢 複々線化
・・この日より営団地下鉄千代田線と相互直通運転開始
1978.3京浜急行電鉄、230形電車 大師線にて定期運行終了
1978.5.20 新東京国際空港(成田)、開港 
1978.5.21京成電鉄、京成成田‐成田空港(現・東成田) 開業
・・同時に京成上野‐成田空港間に’スカイライナー’運転開始
1978.6京浜急行電鉄、2両の電車(旧・京浜デ51、旧・湘南デ1)を久里浜工場にて復元保存
1978.7.1東京都交通局、地下鉄路線名を改称
●1号線 ⇒ 浅草線
●6号線 ⇒ 三田線
1978.7.21京王帝都電鉄、笹塚駅 高架化
1978.7.31国鉄、南武線 旧型国電運転終了
1978.10.2国鉄、ダイヤ改正
●高崎地区に115系1000番台 配属
●東北線、上野を起終点とする鈍行客車列車を電車におきかえ
1978.10.31京王帝都電鉄、京王新線(新宿‐笹塚、3.6Km) 開業 
1978.10台東区、上野駅-浅草間に 英・レイランド社製2階建バス運行開始 
・・車高は約4.3mであり、日本の道路運行車両法(3.8m以下)に抵触するため特別許可を要した
1978.11.30西武鉄道、狭山線 狭山湖駅 300m西所沢寄りに移転し3面6線に拡張
・・翌年3月25日に西武球場前駅に改称
1978.12.21東京都交通局、新宿線 岩本町‐東大島 開業
・・線路の軌間は京王線に合わせ1372mmを採用
1978.12.27京浜急行電鉄、デハ800形電車 営業運転開始
・・のち1979.7.8にローレル賞受賞 
 
昭和54年
1979.3.9北総開発鉄道、北初富‐小室 開業
・・運行される列車は新京成線に乗り入れ松戸まで運行
1979.3.25西武鉄道、新宿線 入間川駅 新駅舎使用開始、駅名改称(→狭山市駅)
1979.3.25西武鉄道、狭山線 狭山湖駅を西武球場前駅に改称
1979.4.1関東鉄道㈱、以下の2線を新設の鉄道会社に移管
●筑波線(土浦-岩瀬) ⇒筑波鉄道㈱
●鉾田線(石岡-鉾田) ⇒鹿島鉄道㈱ 
1979.7.7 国鉄、総武本線 新検見川―千葉 複々線化 
1979.7.8京急800型電車、鉄道友の会より1979年度のローレル賞を受賞
1979.10.1 国鉄、東海道貨物線、鶴見―(横浜羽沢)―戸塚 開業
 
昭和55年
1980.2京成電鉄、鉄道車両の塗色をファイアオレンジに統一
1980.3.16 京王帝都電鉄・東京都交通局、京王線・都営新宿線、相互乗り入れ開始
1980.3.27 営団地下鉄、有楽町線 銀座一丁目―新富町 開業 
1980.7.23東武鉄道、伊勢崎線足利市駅 高架化 
1980.10.1 国鉄、横須賀線・総武線 相互乗り入れ開始
・・同時に新川崎駅、東戸塚駅が開業 
1980.12.27小田急電鉄、7000系特急車(LSE車) 営業運転開始 
1980.12.27東京急行電鉄、8090系電車 営業運転開始 

昭和56年
1981.3.16東武鉄道、杉戸駅を東武動物公園駅に改称
1981.3.17箱根登山鉄道、1000系電車(ベルニナ号) 営業運転開始
1981.3.30京浜急行電鉄、本社を泉岳寺ビルに移転統合
1980.4.1国鉄、横浜線 原町田駅が小田急駅寄りに移転の上、町田駅に改称
・・なお、町田は本来は’原町田’という地名であったが近代以降’町田’とよばれるようになった
1981.7.5 国鉄、総武線、津田沼―新検見川 複々線化
・・これにより千葉までの複々線化完了 
1981.9.1江ノ島鎌倉観光㈱、江ノ島電鉄㈱に改称
1981.9 京王帝都電鉄、京王線新宿駅改良工事完了
・・1番線降車ホームの撤去と1番線線路の東側への移設を行う
・・10両編成対応のための工事である
 
昭和57年
1982.3.1国鉄、高崎駅 新駅舎完成
1982.4.14国鉄、高崎駅駅ビル’モントレー’ 開業
1982.7.17京成電鉄、3600系電車 営業運行開始
1982.10.1新京成電鉄、8両編成列車 運転開始
1982.10.2国鉄、立川駅 橋上駅舎化
1982.10.19京王帝都電鉄、新宿駅 全ホームが10連対応になる
1982.11.1国鉄、五日市線 武蔵五日市‐大久野(この区間は貨物営業のみ) 廃止
1982.11.2山万(不動産業)、ユーカリが丘線(ユーカリが丘‐女子大‐中学校) 開業
・・案内軌条を中央に配置した方式を採用。のちこの方式が愛知県の桃花台線においても採用されたが同線の廃止後は国内唯一の採用例となる
1982.11.15国鉄、ダイヤ改正
●常磐線、上野口の旧型客車普通列車の運転がなくなる
1982.12.1京浜急行電鉄、谷津坂駅を能見台駅に改称
1982.12.27京浜急行電鉄、2000系電車 営業運転開始
・・シートピッチは850mmであり、集団見合い形のクロスシート車となる
  
昭和58年
1983.3.2国鉄、赤羽駅の赤羽線(現・埼京線)ホームが高架化される
1983.6.1 東武鉄道、熊谷線(熊谷‐妻沼) 廃止
・・熊谷線は戦時中に軍需工場のあった群馬県太田地区へのルートとして建設されたが途中で建設中止となり、行きどまり線となった 
1983.6.24営団地下鉄、有楽町線 池袋‐営団成増 開業 
1983.7.17 京王帝都電鉄、京王線、初台‐幡ケ谷 地下化 
1983.8.20国鉄、欧風客車’サロンエクスプレス東京’ 営業運転開始
1983.8.28京急2000系電車、鉄道友の会より1983年度のブルーリボン賞を受賞
1983.8国鉄、常磐線中電の外装をロ-ズピンクよりクリーム10号の地に窓下に青20号の帯という塗装に変更
・・つくば博輸送に伴うイメージアップを図る
1983.9.22山万、ユーカリが丘線 中学校‐公園 延伸開業
・・環状ルートが完成する
1983.10.1京王帝都電鉄、若葉台検車区 開設
1983.10.1国鉄、東北線 土呂(とろ)駅 開業
1983.10.2国鉄、赤羽線 10両編成となる
・・これ以前は池袋駅の関連で8連であり、車体色も総武線と同じカナリア色であった
・・なお、これ以前の池袋駅の赤羽線のりばは現在の8番線(山手線外回りの一部列車が発着)である
 
昭和59年
1984.3.9 京王帝都電鉄、京王線、7000系ステンレス車 営業運転開始
1984.3.19住宅・都市整備公団、千葉ニュータウン線 小室‐千葉ニュータウン中央 開業
1984.3.21京王帝都電鉄、井の頭線、1000系’グリーン車’ 全廃
1984.3.31 東京都交通局、都市新バスシステム導入(都01系統、新橋駅東口―渋谷)
 (グリーンシャトル) 
1984.4.9東京急行電鉄、田園都市線 つきみ野‐中央林間 延伸開業
1984.6.1 国鉄、上野―大宮間に’ホームライナー’を運行開始
・・上野―東大宮間のあさま号の回送列車を有効利用(ライナー券300円にて乗客を乗せる)したものである (のちに’ホームライナー鴻巣’に改称)
・・1988.7.6に鴻巣まで延長され’ホームライナー鴻巣’となる 
1984.10富士急行、モハ1形 復元工事開始
・・前年に上田交通で不要となったため里帰りさせた。85年に静態保存化
1984.11.3国鉄、高崎線 北鴻巣駅 開業
1984.12.31京王帝都電鉄、京王線 2010系’グリーン車’(=車体色が緑) 廃止

昭和60年
1985.1.17国鉄、常磐線 中電の15両編成列車 運転開始
1985.3.2京浜急行電鉄、新逗子駅 開業
・・従来の京浜逗子駅と逗子海岸駅を統合
1985.3.14国鉄、東北新幹線 大宮‐上野 延伸開業
・・これに伴い上野‐大宮間の’新幹線リレー号’は廃止
1985.3.14国鉄、ダイヤ改正
・・新たな列車呼称として’新特急’ 新設 (185系電車使用)
●新特急’あかぎ’(上野-前橋、渋川)
●新特急’水上’ (上野‐水上)
●新特急’草津’ (上野-万座・鹿沢口)
●新特急’なすの’(上野‐宇都宮、黒磯)
・・その後、新特急という呼称は2002年12月改正時に使用されなくなる
1985.3.17
       
(国際科学技術博覧会(つくば博) 開催) 
・・9月16日まで開催
1985.3.25京浜急行電鉄、1500系電車 新造
1985.4.1京浜急行電鉄、1500形電車 営業運転開始
1985.4.1京浜急行電鉄、ダイヤ改正
●逗子線急行を6連より8連化
1985.4.25西武鉄道、山口線(西武遊園地-西武球場前、2.8Km)、案内軌条式鉄道(AGT)として再開業
1985.7.20 伊豆急行、2100系電車(リゾート21)、営業運転開始 
1985.8.12 京成電鉄、京成本線、青砥―京成高砂(1.2Km) 複々線化 
1985.9.30 国鉄、埼京線(赤羽―大宮) 開業
・・同時に川越線が電化し、池袋‐川越間の直通運転開始 
1985.10東武鉄道、6050系電車 営業運転開始
・・当初は6000系を不燃化改造等を行い使用する予定であったが、冷房装置取付が不可能であったので主要部品再利用のうえで車体新造となる
1985.10東武鉄道、一般通勤車の塗装を変更
・・白地に窓下にブルーとライトブルーの細い帯が入る
      
昭和61年
1986.1.21新京成電鉄、8800形電車 導入
・・側窓は1段下降窓となる
・・8800形は全車日本車両製である
1986.2.18国鉄、211系電車(1000,3000番台、寒冷地仕様) 営業運転開始
1986.3.3国鉄、京葉線(千葉港(ちばみなと)‐西船橋) 旅客営業開始
1986.3.3国鉄、211系電車(田町電車区)、東海道線東京口にて営業運転開始
1986.3.9 東京急行電鉄、9000系電車 東横線にて営業運転開始
・・車端にボックスシート(計2ボックス)が点対称の位置で設置される
・・なお、このあと関東私鉄のボックスシート併設車は他社でも採用された
●1990年 相模鉄道8000系
●1992年 横浜市地下鉄3000形
●1993年 相模鉄道9000系
●1993年 都営三田線6300形
●1994年 京浜急行電鉄600形(当初はオールクロス、ただし長続きせず)
●1994年 住宅・都市整備公団9100系
●2002年 京浜急行電鉄1000系(2代)(2006年の5次車まで)  
1986.4.2 国鉄、横須賀線 西大井駅が開業 
1986.7.25国鉄、EF55型電気機関車(ムーミン) 復活運転開始 
1986.8.20京王帝都電鉄、日野市内にミニバス路線 運行開始
・・高幡不動駅‐JR日野駅‐JR豊田駅‐平山城跡公園駅
1986.8.26東武鉄道、日光線 杉戸高野台駅 開業
1986.10.6国鉄、両毛線、前橋駅高架化
1986.10.9野岩鉄道(会津鬼怒川線)、開業(新藤原‐会津高原)
・・東武鉄道との相互乗り入れ運転開始 
1986.11.1国鉄、ダイヤ改正
●東海道線、朝夕通勤時間帯に’湘南ライナー’(東京‐小田原) 運転開始
1986.12.31上武鉄道、全線廃止 (丹荘-西武化学前、6.1Km)
  
昭和62年
1987.1.1東武鉄道(バス)、館林‐藤岡線、および館林‐古河線を廃止
・・これにより、館林市は日本の中で唯一の’路線バスのない市’となる
1987.3.31国鉄、五日市線 西秋留駅を秋川駅に改称
1987.4.1 国鉄、分割民営化
・・関東(および甲信越・東北地方)はJR東日本の経営となる
1987.4.1京成電鉄、千葉線の国鉄千葉駅前駅を京成千葉駅に改称
・・同時に従来の京成千葉駅を千葉中央駅に改称
1987.4.1 筑波鉄道、全線(土浦―岩瀬、40.1Km)廃止 
1987.4.4 JR東日本、高崎線、EF55・旧型客車’トントンパンダ’号(高崎→上野)運転
1987.5.13 JR東日本、’国電’にかわる愛称として’E電’を採用すると発表
・・しかしほとんど普及せず
・・一応、公募というかたちはとっている。公募の結果上位から数えて20位でしかなかったにかかわらず採用されている。あらかじめから採用が決定していたものとしか考えられない
1987.7.21 JR東日本、東京駅丸の内北口にてエキコン(東京駅ステーションコンサート)が開催
・・作曲家 團 伊玖磨(だん いくま (1924~2001))氏等の協力があり実現
・・2000.11.9をもって終了
1987.8.12営団地下鉄、和光検車区 発足
・・東武東上線和光市駅の西方にある車両基地であり、営団有楽町線の車両を検車を行う
1987.8.25 東武鉄道、東上線、和光市-志木(5.3Km) 複々線化 
1987.8.25 営団地下鉄、有楽町線、営団成増―(東武東上線)和光市 開業
・・この日より東武東上線と相互直通運転開始 
1987.12.13京浜急行電鉄、南太田駅 新幹線中間駅風の退避設備が完成
1987.12.21東武鉄道、伊勢崎線 玉ノ井駅を東向島駅に改称
 
昭和63年
1988.3.13JR東日本、東北・高崎線列車のうち東北貨物線経由赤羽どまりのものを池袋まで延長運行開始
1988.3.15 秩父鉄道、SL列車’パレオエクスプレス’ 運行開始
・・運行当初はJR東日本から借り入れた旧型客車が使用される
1988.3.21 東京都交通局、都市新バスシステム(都03系統、新宿駅西口-晴海ふ頭)運行開始 (グリーンアローズ) 
1988.3.22小田急電鉄、1000系電車 営業運転開始
1988.3.24 いすみ鉄道、開業
・・JR東日本木原線を承継 
1988.3.28千葉都市モノレール、2号線 スポーツセンター-千城台 開業
1988.4.11 真岡鐵道(下館―茂木、41.9Km)、開業
・・JR 東日本より真岡線を引き継ぐ
1988.4.20 JR東日本、快速’リゾートライナー21’運行
・・伊豆急行2100系(リゾート21)3次車を使用し東京駅まで乗り入れる
 (私鉄車両による東京駅乗り入れは初のケースとなる)
1988.5.21京王帝都電鉄、相模原線 多摩センター-南大沢 開業
1988.5 JR東日本、107系電車0番台 竣工 (東北線・日光線にて運行)
・・1988.6.1 定期運行開始 
1988.6.8 営団地下鉄、有楽町線、新富町-新木場 開業 
1988.6.25 JR東日本、山手線 103系電車が運行終了
・・翌日より全列車が205系となる 
1988.6.28JR東日本、川崎駅 橋上駅舎化
1988.7.1 営団地下鉄、03系電車 運転開始
・・日比谷線に3000系の後継車として登場
1988.7.6JR東日本、湘南新宿ライナー(小田原-新宿、東海道貨物線経由)運転開始 
1988.8.9 東武鉄道、伊勢崎線、竹ノ塚―草加(4.1Km) 高架複々線化
・・これにより、谷塚駅が高架化される
1988.8.9東武鉄道、ダイヤ改正
●浅草-東武宇都宮間に快速急行’しもつけ’ 運転開始
●日中の準急を毎時4本から6本に増発
●日中の日比谷線直通列車を毎時4本から6本に増発
●日中の浅草始発の普通列車を毎時4本から2本に減便
1988.10.17営団地下鉄、丸ノ内線 02系電車 営業運転開始
1988.10.24JR東日本、オリエント急行 日本一周運行開始
1988.11.4 西武鉄道、4000系電車、竣工
・・101系電車の主電動機などが再用される
・・1988.12.5 営業運転開始 
1988.11 JR東日本、107系100番台 竣工 (高崎支社管内にて運行) 
1988.12.1 JR東日本、中央線国分寺駅 2面4線化
・・これ以前は1面2線のみであった
1988.12.1 JR東日本、京葉線 南船橋―新木場、および市川塩浜―西船橋 開業
                       千葉みなと―蘇我 旅客営業開始
・・これにより京葉線の運行が新木場―蘇我間が主体となる
・・またこの時点で東京ディズニーランドの近くに舞浜駅が設置されている。当初は’ディズニーランド駅’とする予定であったが、駅名を安易に利用した商業施設の開設(たとえば、’パチンコ●●ディズニーランド駅前店’など)が危惧されたため、ウォルト・ディズニー・カンパニーの了承が得られず、マイアミ・ビーチ(アメリカ・フロリダ州にある都市)をもじって’舞浜’とした
1988.12.17JR東日本、高崎線 北上尾駅 開業

平成1年
1989.1.31新京成電鉄、路線バスに新デザイン塗装車 導入
1989.3.11 JR東日本、ダイヤ改正
●東海道線、2階建グリーン車 運用開始
●東海道線、快速’アクティー’(東京―熱海) 運転開始
●横浜線、103系が引退、205系に統一される
1989.3.9東京急行電鉄、池上線 旧型電車 運行終了
1989.3.17秩父鉄道、秩父鉄道車両公園 開園 (三峰口駅構内)
・・のち、展示車両は劣化が激しく2019年に解体された
1989.3.19東京急行電鉄、池上線 荏原中延駅付近 地下化
1989.3.25 横浜博覧会協会、日本丸駅-山下公園駅間にてレトロ調気動車列車運行
・・同年10月1日まで運行
・・2両編成2本が新調された。この4両の車両は横浜博終了後に三陸鉄道に譲渡されたのちミャンマーに再譲渡された
1989.3.29わたらせ渓谷鐵道、わたらせ渓谷線(桐生‐間藤、44.1Km) 開業
・・JR東日本より足尾線の移管を受ける
1989.4.1秩父鉄道、西武鉄道秩父線からの直通列車運行開始
・・運行区間:飯能-三峰口、および飯能‐野上
1989.5.20 (東武博物館、開館) 
1989.6.25京浜急行電鉄、青物横丁駅付近 上り線高架化
1989.10.7京成バス、都内均一区間の運賃を180円に改定
 
平成2年
1990.2.25東武鉄道、業平橋駅高架ホーム南側に頭端式地平ホーム3線を新設
・・これは従来曳舟駅終着や曳舟駅で列車分割(浅草駅は6連が限界のため)となっていた朝の一部の列車を当駅まで10両編成で乗り入れられるようにした
1990.3.10JR東日本、京葉線 新木場‐東京 延伸開業 (京葉線全通)
・・このときに、観光列車’シャトルマイハマ’(165系改造) 運転開始
1990.3.27小田急電鉄、多摩線 多摩センター-唐木田 延伸開業
1990.3.30京王帝都電鉄、相模原線 南大沢‐橋本(4.4Km) 開業
1990.4.4 相模鉄道、いずみ野線 いずみ野‐いずみ中央 延長開業 
1990.4.21JR東日本、東京駅(および駒込駅)において自動改札機使用開始
1990.4.28JR東日本、スーパービュー踊り子号(東京ほか-伊豆急下田) 運転開始
1990.5.31 相模鉄道、いずみ線の延伸開業により大手私鉄としての条件を満たしたため、日本民営鉄道協会より大手私鉄としての認定をうける 
1990.6.1 東武鉄道、日光線 100系特急用車’スペーシア’ 営業運転開始 
1990.6.19京成電鉄、スカイライナーに新型車(AE100形) 営業運転開始
・・前面には地下鉄線乗り入れ対応の非常口が設けられる
1990.8.2西武鉄道、本川越駅 構内改良工事完成 (3面5線⇒1面2線)
1990.10.12会津鉄道、会津高原-会津田島間 電化
1990.12.25相模鉄道、8000系電車 導入
・・一部車両にボックスシートを採用
・・日立製作所による製造となる
1990.12.2京浜急行電鉄、新馬場‐大森海岸間の高架化完了
・・これまで国道15号線との立体交差部は長い鉄橋のような鋼鉄製高架線があった

平成3年
1991.1.16京浜急行電鉄、穴守稲荷‐羽田空港 営業休止
・・この時点での羽田空港駅は空港連絡の機能をはたしていなかった
・・2年後に再開業
1991.2.1 東武鉄道、伊勢崎線 急行りょうもう号用 200系 営業運転開始 
1991.2京王帝都電鉄、6000系に5扉車 運用開始
・・5両編成x4編成が製造された
・・整列乗車に関して苦情があり2000年に4扉化改造をうける
1991.3.16JR東日本、ダイヤ改正
●内房線特急’さざなみ’、外房線特急’わかしお’を京葉線経由に変更
●相模線、電化
●常磐線、2階建普通車クハ415-1901 使用開始
1991.3.16 小田急電鉄・JR東海、あさぎり号を’連絡急行’から特急に格上げ
・・運行区間も沼津までに延長された(2012.3.16まで)
・・車両も新車が導入された(小田急:RSE20000系、JR東海:371系) 
1991.3.19 JR東日本、成田‐成田空港 開業
1991.3.19 JR東日本、特急’成田エクスプレス’ 運転開始
1991.4.1小田急電鉄、1000系ワイドドア車 営業運転開始
・・扉開口時の幅は2mあった。のち1998年に1.6mまでにしか開かないように改造された
1991.4.27京王帝都電鉄、府中駅 上下線とも高架化
1991.7.21東武鉄道、急行専用車300系(6連)、350系(4連)を営業運転開始
・・旧・1800系をリニューアルした車両である
・・宇都宮線の’ビジネスライナー快速急行しもつけ’(’急行しもつけ’を改称)に使用される
1991.9.1東武鉄道、全特急列車を100系(スペーシア)に置きかえる
1991.12.1JR東日本、駅名改称 (吾妻線)
●長野原 ⇒ 長野原草津口
1991.12.1 JR東日本、ダイヤ改正
●山手線、6扉車・サハ204型を組み込み11両編成化 
1991.12.10東京都営地下鉄、12号線、練馬―光が丘(3.8Km) 開業
・・関東地区初のリニア地下鉄である 

平成4年
1992.3.3京王帝都電鉄、8000系 入線
・・5月11日に営業運転開始
1992.3.29東京急行電鉄、田園都市線 2000系電車 営業運転開始
1992.4.1 東武鉄道、東上線列車の秩父鉄道線への乗り入れ廃止 
1992.4.1 千葉急行電鉄、千葉急行線 千葉中央-大森台(4.2Km) 開業
・・のち1995.4に大森台-ちはら台(6.7Km) 延伸開業
1992.4.16京浜急行電鉄、品川‐久里浜間に’京急ウイング号’ 運転開始
・・座席定員制の列車で夕方の平日下り便のみ設定
・・のち、2019.10.26に’イブニング・ウィング号’に改称
1992.4.20 JR東日本、215系オール2階建電車 運転開始
・・のち、2021年3月に営業運転終了 
1992.5.11京王帝都電鉄、京王線 8000系 営業運転開始
1992.6.1西武鉄道、6000系通勤型電車 営業運転開始
・・営団有楽町線乗り入れ対応車であり、西武初の10両固定編成となる
1992.11.28京浜急行電鉄(バス)、鎌倉駅前‐大仏前間ほかにてレトロ調バス’りんどう号’
運行開始
1992.12.1東武鉄道、野田線 全車20m車に統一される (3000系使用終了)
1992.12.3 JR東日本、成田線、空港第2ビル駅 開業 
1992.12.3 京成電鉄、空港第2ビル駅 開業 
1992秩父鉄道、3000系(もとJR165系) 運行開始
1992横浜市交通局 ブルーライン 3000形 運転開始
・・新横浜‐あざみ野間延伸に対応するため新製される
・・運転室直後にはボックスシートを備える(1次車(1992~93製造)のみ)
  
平成5年
1993.1.11相模鉄道、9000系電車 導入
・・編成中2両の中間車にボックスシートが設置される
1993.3.1京王帝都電鉄 府中駅 高架化に伴い新駅舎使用開始
1993.3.1 JR東日本、209系、京浜東北線にて営業運転開始 
1993.3.18 JR東日本、ダイヤ改正
●八高北線、一部列車にキハ110系使用開始
●成田エクスプレス、6両編成を基本とする
1993.3.18営団地下鉄、06系電車 千代田線にて営業運転開始
・・1編成(10両編成)のみに終わる
・・車体中央部の扉間が狭く設計されており座席は6人用となる。(このことがホームドア化に対応できない欠点となる)
・・のち、2015年8月に廃車
1993.3.18営団地下鉄、07系電車 有楽町線にて営業運転開始
・・07系はのちに東西線に移籍
1993.3.25東武鉄道、業平橋駅 貨物列車の乗入れを廃止 
1993.4.1 JR東日本、209系、南武線にて営業運転開始 
1993.4.1京浜急行電鉄、空港線 穴守稲荷‐羽田(1998年に天空橋に改称)間 再開業
1993.6.23東京都交通局、三田線 6300系 営業運転開始
・・1・2次車(1993~94製造)は車端部にボックスシートを備える
1993.7.16(横浜ランドマークタワー、開業)
1993.8.1相模鉄道、大和駅付近 地下化 
1993.8.26(レインボーブリッジ、開通)
1993.9.27東京国際空港、沖合に移転、新ターミナル開業
1993.10.26JR東日本、株式上場
1993.11.15東武鉄道、東上線 ふじみ野駅 開業
1993.12.6 西武鉄道、新宿線に特急’小江戸’号 運転開始
・・これに伴い特急’おくちちぶ号’は廃止となる  
      
平成6年
1994.3.27 真岡鐵道、SL列車’SL真岡’運行開始
・・客車は50系3両が採用されている
1994.3.29京浜急行電鉄、600形電車 新造
・・オールクロスシート(一部座席収納可能)として登場したが2004年度より扉間の座席をロングシート化改造を行う
1994.4.25京浜急行電鉄、生麦駅 下り待避設備使用開始
1994.8 JR東日本、E217系(量産先行車、1次車) 竣工 
1994 秋 住宅・都市整備公団、9100形電車(C-Fryer) 営業運転開始
・・翌年4月の印西牧の原延伸に対応して製造された(8連×2本)
・・車端には固定クロスシート(各車両片側の車端・計8席)をそなえる
・・この5年後に2次車(8連×1本、クロスシート半減)が増備される
1994.10.15西武鉄道、池袋線 10000系’ニューレッドアロー’ 運転開始
1994.11.27東京急行電鉄、田園調布駅(目蒲線ホーム) 地下化
1994.12.3 JR東日本、ダイヤ改正
●E217系、横須賀・総武快速線にて営業運転開始 
1994.12.6西武鉄道、有楽町線 新桜台‐練馬間 単線暫定開業
1994.12.7 営団地下鉄、池袋‐小竹向原 複々線化 
・・従来の有楽町線の下に新線(将来、新宿・渋谷方面に延伸予定)を新設
1994 東武鉄道、高崎‐渋川間のバス路線を関越交通に移管 

平成7年
1995.1 西武鉄道、新宿線地下線建設による線増計画、無期延期し事実上撤回 
1995.3.25 東武鉄道、伊勢崎線、草加-越谷間の複々線化が完成
・・東武鉄道の北千住-越谷間が京阪複々線をぬき私鉄最長の複々線となる 
1995.3.26 小田急電鉄、特急列車から’走る喫茶室’のサービスが廃止される 
1995.4.1 京浜急行電鉄、品川―横浜間にて快速特急120Km/h運転開始
・・これにより品川―横浜間が15分半となった 
1995.4.1 北総開発鉄道、千葉ニュータウン中央-印西牧の原 開業 (第2種鉄道) 
1995.4.1千葉急行電鉄、大森台‐ちはら台 延伸開業
1995.7.2JR東日本、東京駅 中央線ホームを1層高い位置に移転
・・中央線を高層に移転することにより、新たに山手・京浜東北線(北行き)用新スペースを捻出し移設。さらにつぎつぎと各線線路を移設することにより東北・上越新幹線新ホーム用スペースを確保するという目的があった
1995.9.19銚子電気鉄道、犬吠駅にて’銚電のぬれ煎餅’ 販売開始
1995.11.1 東京臨海新交通㈱、新交通システム’ゆりかもめ’ 開業 
1995.11.26武蔵野市、日本で初めてのコミュニティバス’ムーバス’運行開始
1995.12.1 JR東日本、ダイヤ改正
●常磐線、E501系 上野‐土浦間にて運転開始 
1995.12.17東京急行電鉄、田園調布-多摩川園間(0.9Km)の複々線を線路別より方向別に改良 

平成8年
1996.1.9京王帝都電鉄、井の頭線 1000系電車 営業運転開始
・・同線においては初の20m車となる 
1996.3.16JR東日本、埼京線 新宿‐恵比寿 延伸開業
・・途中に位置する渋谷駅はホーム用地がとれず、南方(旧・貨物駅)にずれる
1996.3.16 JR東日本、ダイヤ改正
●京浜東北・根岸線より205系が引退
●鶴見線大川支線、クモハ12型(17m旧国)引退
●八高(南)線、八王子―高麗川間 電化
 (103系3000番台など運転開始)
●八高(北)線、高麗川―高崎間、車両をキハ110系に統一
●埼京線電車、恵比寿まで延伸
●特急’東海’(東京-静岡)、373系電車に置きかえ
●大垣夜行、373系に置きかえ (新愛称:快速’ムーンライトながら’) 
1996.3.23 小田急電鉄、30000系特急車(EXE車) 営業運転開始 
1996.3.30 東京臨海高速鉄道、新木場-東京テレポート 開業 
1996.3京成電鉄、3500系電車 車体更新工事 開始
・・5年後の2001年3月に打ち切りとなる
1996.4.1群馬県太田市、21条バス(シティーライナーおおた) 運行開始
1996.4.27 東葉高速鉄道(西船橋―勝田台) 開業 
・・同時に営団地下鉄東西線との相互直通運転開始
・・同線車両は新車ではなく営団車5000系をリニューアルして充当
1996.7.6 JR東日本、五日市線 武蔵五日市駅 高架化 
1996.9.20YCAT、横浜駅東口(スカイビル)に移転
1996.10.30(埼玉県)日高市、市内循環バス 運行開始

平成9年
1997.3.22JR東日本、東北新幹線 特急やまびこ号にてE2系電車 営業運転開始
1997.3.25東武鉄道、伊勢崎線、草加‐越谷 複々線化 
1997.6.23 小田急電鉄、喜多見‐和泉多摩川(2.4Km) 複々線化 
1997.9 丸ノ内・JRビル(旧国鉄本社ビル)、閉鎖
・・翌年に解体された 
1997.10.1JR東日本、北陸新幹線 高崎‐長野 開業
1997.10.1JR東日本、東京駅 東北・上越新幹線のりばが2面4線化される
・・旧9、10番線ホームがかさ上げ改造され20、21番線ホームとなる
1997.10.1 JR東日本、ダイヤ改正
●北陸新幹線、’あさま’ 新幹線列車として新設
●常磐線、上野‐勝田間にE653系を使用して’フレッシュひたち’運転開始
1997.12.19東京都交通局、大江戸線、新宿―練馬 開業 
1997.12.20JR東日本、E4系新幹線電車(Max) 営業運転開始
1997.12.28京王帝都電鉄、井の頭線 渋谷駅 改良工事完成
・・ホームの拡幅実施
    
平成10年
1998.3.14 JR東日本、ダイヤ改正
●京浜東北・根岸線、209系への 置きかえ完了
1998.3.26西武鉄道・帝都高速度交通営団、西武池袋線と営団有楽町線において相互直通運転開始
1998.3.28京浜急行電鉄、2100形電車 営業運転開始
・・シートピッチは850mmである
1998.3.31東武鉄道、急行’りょうもう’号において1800系電車使用終了
1998.4.1京浜急行電鉄、久里浜線 野比駅をYRP野比駅に改称
・・横須賀リサーチパーク(通信関連の研究施設がある)開園に伴う
1998.4JR東日本、赤羽駅、京浜東北線が上下線とも高架化される
・・これ以前は京浜東北線のみ盛土のうえにホームがあった
1998.7.1 京王帝都電鉄㈱、京王電鉄㈱に改称
・・会社創立50周年事業としておこなわれた 
1998.10.1京成電鉄、千葉急行電鉄㈱より千葉中央‐ちはら台(10.9Km)を京成千原線として承継 
1998.11.1品川駅に東西連絡通路(レインボーロード)が供用開始
1998.11.18京浜急行電鉄、空港線、天空橋(羽田駅を当日より改称)‐羽田空港(2代)(3.2Km) 延伸開業
・・同時に京成電鉄・東京都交通局・京浜急行電鉄、成田空港‐羽田空港(2代)間にてエアポートと特急 運転開始
・・のち、この羽田空港駅(2代)には改称がある
●2010.10.21 羽田空港国内線ターミナル駅に改称
●2020.3.14   羽田空港第1・第2ターミナル駅に改称
1998.11.26多摩都市モノレール、立川北―上北台(東大和市)(5.5Km) 開業 
1998.12.6JR東日本、東北貨物線の赤羽付近、高架化され20年ぶりに複線に戻る
1998.12京成電鉄(バス)、京成幕張本郷駅‐幕張新都心間にて連節バス運行開始

平成11年
1999.2.27相模鉄道、ダイヤ改正
●いずみの線 快速列車運転開始
1999.3.10 相模鉄道、いずみ野線、いずみ中央‐湘南台 延伸開業 
1999.3.16東武鉄道、ダイヤ改正
●急行’りょうもう’号が特急に昇格
 (200,250系化により110Km/h運行が可能になった) 
1999.4.18(財)碓氷峠交流記念財団、碓氷峠鉄道文化むら 開園
1999.4.18JRバス関東(小諸支店)、横川‐軽井沢間に観光路線’めがねバス’運行開始
・・R18旧道経由
・・熊ノ平以東は信越本線のアプト式時代のルートのそばを通る。多くの旧トンネルを見ることができる
1999.7.17 小田急電鉄、ダイヤ改正
●18時以降に新宿を発車する特急列車を’ホームウェイ号’と命名
●’さがみ’、’あしがら’号は廃止とし’サポート号’を新設
・・このうちホームウェイ号は、公募の結果においては実際’ホームタウン’が1位であったのであるが、当時すでにJR東日本に同名の列車(ホームタウンとちぎ など)があったため’ホームウェイ’となった
・・一方サポート号はのち6年ほどで姿を消した
1999.7.31京浜急行電鉄、ダイヤ改正
●これまで快速特急の略称であった快特が正式名称となる
●横浜方面から羽田空港への直通列車が設定された
1999.8.29横浜市営地下鉄 1号線、戸塚-湘南台 延伸開業 
1999.11.21JR東日本、八王子駅 中央線上りホームを3番線より2番線に変更
1999.11.25東武鉄道、野田線 新鎌ヶ谷駅 開業
・・新京成線・北総線との乗換駅となり連絡運輸を開始
1999.12.4 JR東日本、ダイヤ改正
●横須賀・総武快速線、全列車E217系化によりスピードアップ 
 
平成12年
2000.1.10多摩都市モノレール、立川北‐多摩センター 延伸開業
2000.1.27運輸政策審議会、第18号答申を発表、2015年までに整備すべき路線を列挙
・・この中に’神奈川東部方面線’という鉄道路線があり、(相鉄)二俣川‐新横浜‐(東急)大倉山間が構想されている
・・なお、この時点ではJR直通線(2019~)は構想の中に入っていなかった。JR直通線は上記の答申路線建設に伴い横浜駅経由の人の流れが減少することを危惧しJR東が後年参入したものである
2000.2.3営団地下鉄、東西線 05N系電車 営業運転開始
・・前面のデザインが大きく変更された。前面窓は8角形のような印象になる
2000.2.21西武鉄道、20000系通勤型電車 営業運転開始
・・101系初期車の置換えを目的とする 
2000.3.11 JR東日本、ダイヤ改正
●E231系(通勤タイプ)、中央・総武緩行線にて営業運転開始
●E231系(近郊タイプ)、宇都宮線に投入
・・E231系はMT比が2対3となっている
・・E231系は2007年までに2622両が製造された。通勤タイプと近郊タイプはほぼ半々となっている
2000.4.1JR東日本、さいたま新都心駅 開業
2000.5.15東武鉄道、日光線栃木駅 高架化
2000.6.15西武鉄道、所沢車両工場 閉鎖
2000.8.6 東京急行電鉄、新玉川線を田園都市線に編入
・・これと同時に二子玉川園駅を二子玉川駅に改称
2000.8.6 東京急行電鉄、東横線、田園調布‐武蔵小杉間複々線化
・・同時に多摩川園駅を多摩川駅に改称
2000.8.6東京急行電鉄、目蒲線 多摩川駅を境に目黒線、東急多摩川線に分割
2000.9.26東京都交通局、三田線 三田‐目黒 延伸開業
・・東急の目黒線と相互乗り入れ開始
2000.12小田急電鉄、特急ロマンスカー’ホームウェイ’ 多摩線に乗り入れ開始
2000秩父鉄道、パレオエクスプレスの客車を自社所有の12系に変更

平成13年
2001.2.1小田急電鉄、向ヶ丘遊園モノレール線(=1966~) 廃止
2001.3.4西武鉄道、池袋線 練馬-中村橋間にて立体交差方法を変更
・・3月3日夜から3月4日未明にかけて大規模な工事が行われた
・・鉄道線が上側、道路が下側となる
2001.3.27 京王電鉄、ダイヤ改正
●京王線に新種別’準特急’を設定 (停車:特急停車駅+分倍河原、北野)
2001.3.28 東京急行電鉄、ダイヤ改正
●東横線、特急運転開始 (停車駅:自由が丘、武蔵小杉、菊名、横浜)
2001.3.28 東武鉄道、伊勢崎線、越谷-北越谷間 複々線化完成
・・これにより北千住-北越谷間19Kmが複々線となる 
2001.3.28埼玉高速鉄道、赤羽岩淵‐浦和美園(14.6Km) 開業
・・同時に営団地下鉄南北線、東急目黒線(武蔵小杉まで)相互直通運転開始
2001.3.31 東京臨海高速鉄道、りんかい線 東京テレポート-天王洲アイル 開業 
2001.4.23 東武鉄道、1800系通勤車化改造車編成 営業運転開始
・・扉の増設などは行われず格下げ改造車となっても美観を保っていた
・・館林検修区に配属され群馬・栃木県下の支線区で運用
・・のち、2006年7月まで運用されたが解体された  
2001.7.9西武鉄道、小手指検車区を小手指車両基地に改称
2001.8.4JR東日本、青梅線に201系改造展望車 運転開始
2001.12.1 JR東日本、ダイヤ改正
●湘南新宿ライン 開業
●高崎線より115系の運用がなくなる
●中央線特急’あずさ’・’かいじ’にE257系を導入

平成14年
2002.2.10小田急電鉄、3000系電車(2代) 営業運転開始
・・日車式ブロック工法を採用、幕板に継ぎ目が入る
・・製造コストを意識した車両である
2002.2.24相模鉄道、10000系電車 営業運転開始
・・8000系、9000系と異なりクロスシートの設置はない
・・JR東日本のE231系をベースに設計される
2002.3.3 JR東日本、常磐快速線、E231系(0番台) 営業運転開始
2002.3.23武蔵野市、コミュニティバス’ムーバス’運行開始 (受託運行:関東バス㈱)
2002.3 JR東日本、東京モノレールの株式を買収 
2002.4.15京浜急行電鉄、1000系(2代)(1次車) 営業運転開始
・・車端にクロスシートを備える。(車端のクロスシートは2006年の5次車まで)
2002.4.21 JR東日本、山手線、E231系500番台、営業運転開始 
・・MT日比は6対5である
・・6扉車は1編成に2両に増えた
2002.5.2東京急行電鉄、5000系(2代目) 営業運転開始
2002.10.1 東急車輌製造㈱ 、東京急行電鉄の完全子会社となる
・・東京証券取引所での上場を廃止
2002.10京王電鉄、6000系、7000系の帯につき、全車えんじ色から京王ピンク、ブルーに変更完了
2002.12.1 東京臨海高速鉄道、りんかい線(天王洲アイル-大井町-大崎) 延伸開業
・・これにより、りんかい線は全線開業となる 
2002.12.1 JR東日本、埼京線、大崎まで延伸
・・上記りんかい線と相互直通運転開始
・・これにより、川越-大崎-新木場間が1つの運転系統として確立
・・なお、りんかい線を運行する電車は東京臨海高速鉄道、JR東日本とも先頭車前面に非常脱出口が設置されていない。これはりんかい線のトンネル径が大きく非常時において側扉からの脱出が可能なためである
2002.12.1JR東日本、管内のエル特急、新特急といった呼称を廃止

平成15年
2003.3.12西武鉄道、池袋線 練馬駅‐練馬高野台駅間 複々線化
2003.3.19 東武鉄道・営団地下鉄・東京急行電鉄、伊勢崎線・半蔵門線・田園都市線において相互直通運転開始
・・これに伴い東武業平橋駅の地上ホーム(3~5番線)は廃止となる 
2003.4.4JR東日本、両毛線栃木駅 高架化
2003.4.6小田急電鉄、特急’あさぎり’号につき、座席番号を連番式からJR式に変更
2003.4.20東京都交通局、都営地下鉄12号線を大江戸線と改称
2003.10.1JR東海、東海道新幹線 品川駅 開業
2003.10.1新京成電鉄、バス事業を3つの子会社に移管
  
平成16年
2004.1.29京浜急行電鉄 駅名改称
●京急安浦 ⇒ 県立大学 
2004.1.31 東京急行電鉄、横浜駅地下化
2004.2.1 東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線、直通運転開始 
2004.3.13JR東日本、上越新幹線 本庄早稲田駅 開業
2004.3 JR 東日本、池袋駅北方において埼京線北行き線路と湘南新宿ライン南行き線路の立体交差化工事が完了
・・10月の湘南新宿ライン増発にむけての準備である
・・当初の計画時点では池袋-板橋間に貨物列車(板橋駅付近に砕石積載場があった)の設定があったため25パーミルを超える勾配線に作り替えることは不可能とされ、池袋駅南方に設定する予定であった。しかしのち、板橋の砕石積載場が廃止となったため貨物列車の設定がなくなり33パーミル勾配線建設が可能になり池袋駅北方にての立体交差が実現している
2004.4.1 東京地下鉄㈱(東京メトロ)、営業開始
・・この時点での持株比率は政府:53.4%、東京都46.6%であった 
2004.4.1 新東京国際空港、成田国際空港に改称 
2004.4.1 京成電鉄、京成本線 博物館動物園駅 廃止 
2004.4.24横浜ベイブリッジ、下層部に一般道(R357)を併設
2004.7.1 千葉ニュータウン鉄道㈱、住宅・都市基盤整備公団より小室-印旛日本医大 間の線路の譲渡を受け第3種鉄道事業者として営業開始 
2004.10.16JR東日本、ダイヤ改正
●湘南新宿ラインを本格的に整備
・・新宿経由の宇都宮線、高崎線全列車にグリーン車が連結
・・211系とE217系の乗り入れがなくなりE231系にほぼ統一
●東北線、上野口に残っていた115系の定期運用がなくなる
●東海道線、東京口にてE231系が運用開始
●常磐線、中電の表示につき、上野‐取手間においては’快速’と表示
●総武線、E257系500番台が特急’さざなみ’’わかしお’にて運転開始
・・183系、189系電車を置きかえ 
2004.10.16JR東日本、上越線、高崎問屋町駅(高崎‐井野間) 開業
2004.10.18東武鉄道、野田線 5070系 運行終了
2004.11.25東武鉄道、伊勢崎線 太田駅 高架化 
2004.12.11小田急電鉄、ダイヤ改正
●特急’サポート’ 廃止
●特急’えのしま’ 大幅削減  
2004.12JR東日本、南武線 103系電車 運転終了
2004年度京浜急行電鉄、600形電車につき、扉間のクロスシートをロングシート化改造開始
・・ツイングルシートは発想としては斬新なものであった。しかし座席収納機構はほとんど活用されなかったという。混雑の緩和にはロングシート化のほうが合っていたようである。しかし車端部のクロスシートを残したところは’京急らしさ’を感じさせる

平成17年
2005.3.14京浜急行電鉄、’KEIKYU BLUE KSKY TRAIN’(604F) 運転開始
2005.3.17東武鉄道、東上線 ダイヤ改正
●池袋‐寄居間直通列車(土休日に残っていた)を廃止
●小川町‐寄居間にてワンマン運転開始
2005.3.19 小田急電鉄、50000系特急車(VSE車) 営業運転開始 
2005.3.31 日立電鉄、この日をもって鉄道廃止(常陸太田‐鮎川) 
2005.4.17 JR東日本、山手線、運行する車両をE231系500番台に統一 
・・これにより、205系は同線より撤退
2005.7.9JR東日本、ダイヤ改正
●常磐線、上野‐取手間に特別快速運転開始(停車駅は中電と同じ)
2005.8.24 首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、秋葉原-つくば、開業
・・つくば側は石岡市にある地磁気観測所に対しての影響を防ぐべく 交流電化を採用している。一方、秋葉原側はトンネルの高さ(=建設費)をおさえるため直流電化が採用された。(交流電化は万一の事故時にパンタグラフをたたんだ場合の絶縁保持のため、トロリー線を高めにしなければならない)
2005.10.9JR東日本、南武線 矢野口駅付近 高架化
2005.11.18JR東日本、京葉線 103系電車 営業運転終了
2005.12.10JR東日本、ダイヤ改正
●高崎線、211系列車にグリーン車連結開始
●武蔵野線、205系に統一、103系撤退
●特急しおさい(東京―銚子)、183系が撤退
  (E257系500番台、255系によりおきかえ) 
●特急あやめ、183系が撤退(E257系500番代におきかえ)
2005 NW コーポレーション、設立
・・西武鉄道の株式がこの会社に移される

平成18年
2006.3.15秩父鉄道、6000系電車(もと西武101系) 営業運転開始
2006.3.18JR東日本(・東武鉄道)、ダイヤ改正
●新宿―東武日光間に直通特急運転開始
 (東武鉄道の社内においては多くの反対があったが社長の決断にて実現)
●東海道線・伊東線、113系が撤退
●東海道線、E217系投入
●横浜線、快速が菊名駅に停車
●常磐線、103系が撤退 
2006.3.18 東武鉄道、ダイヤ改正
●急行’りょうもう’’しもつけ’号など有料急行を特急に統合
●久喜、南栗橋にて運転系統を分離(浅草-伊勢崎間の準急などがなくなる)
●準急列車の廃止
●伊勢崎線の太田-伊勢崎間などワンマン化
●日光線の日中の快速を区間快速化
2006.3.18 東武鉄道、伊勢崎-太田間 全列車ワンマン化
・・伊勢崎始発の列車は’りょうもう’号をのぞき全列車太田どまりとなる 
2006.3.18箱根登山鉄道、小田原‐入生田間 3線軌条を2線化
・・これにより、小田原‐箱根湯本間は小田急車のみによる運行となる
・・なお、入生田には箱根登山鉄道の車庫があるため入生田‐箱根湯本間は3線軌条が存続
2006.7.3 東武鉄道、1800系(通勤改造車)運用終了
・・館林以北のワンマン化実施に伴い8000系に置きかえられる 
2006.7.8 JR東日本、ダイヤ改正
●上野駅を発着する宇都宮線・高崎線の全列車にグリーン車を連結
2006.7.22 京浜急行電鉄、横浜駅 島式1面2線から2面2線に改良される 
2006.10.1京浜急行電鉄㈱、川崎鶴見臨港バス㈱を完全子会社化
2006.11.25京成電鉄、船橋駅が上下線とも高架化される 
2006.12.10新京成電鉄、京成千葉線に乗り入れ開始
2006.12.26JR東日本、E233系0番台、中央快速線にて営業運転開始 

平成19年
2007.3.17
JR東日本、E501系 常磐線土浦以南の運行終了
・・これ以降は土浦以北や水戸線に専用される
2007.3.18JR東日本、ダイヤ改正 
●特急’東海’(東京‐静岡) 廃止
●常磐線、上野駅発着の普通電車がE531系に統一される
 (E501系は主に水戸以北や水戸線に転出)
2007.3.31京浜急行電鉄、1000形6次車 営業運行開始
・・車端にクロスシートは設置されていない
・・京急における初の無塗装車の導入となる
(これにより在京8大手私鉄が新車(通勤車)につき、無塗装車を採用することになる)
2007.4.1 鹿島鉄道、鉄道線全線(石岡-鉾田) 廃止
2007.4.1JR東日本、鉄道博物館(さいたま市大宮区) 開館
2007.12.1秩父鉄道、三峰ロープウェイ 廃止
2007.12.25東京急行電鉄、池上線・東急多摩川線 7000系(2代) 営業運転開始
・・この列車は3両編成であり、中間車のみに車端にクロスシートをそなえる
・・前頭部は流線形を採用
2007.12 JR東日本、E233系1000番台、京浜東北・根岸線にて営業運転開始
・・2010年1月に209系全車をおきかえる
2007 日本レストランエンタプライズ(J東系、弁当販売会社)、オーベントー(O-bento)の販売を終了
・・O-bentoは米国産有機米を使用し現地で食材を加工し、冷凍食品として日本に空輸された割安駅弁であった。加工食品として輸入されるのでコメの輸入枠の制限を受けないメリットがあった 
    
平成20年
2008.3.15JR東日本、武蔵野線 越谷レイクタウン駅 開業 (南越谷駅・吉川駅間)
2008.3.15 小田急電鉄、座席指定特急の地下鉄のり入れ開始
・・また同日、60000系特急車(MSE車) 営業運転開始 
2008.3.15JR東海、東海道新幹線 全列車が品川・新横浜に停車となる
2008.3.28東京急行電鉄、6000系(2代) 営業運転開始
・・大井町線向けの車両であり、前頭部は流線形となる
・・当初は6両編成であったが2017年より7両化される
2008.3.30 東京都交通局、日暮里・舎人ライナー、日暮里―見沼代親水(みぬまだいしんすい)公園 開業 
2008.3.30 横浜市交通局 地下鉄4号線グリーンライン(日吉-中山、13.0Km) 開業
・・鉄輪式リニアモーターカー方式が採用される 
2008.3 JR東日本、E233系3000番台、東海道線にて営業運転開始
・・2012.4に東海道線の211系のおきかえを完了する
・・2013.3に高崎線の211系のおきかえを完了する
2008.4.1 ひたちなか海浜鉄道、茨城交通より湊線(勝田-阿字ヶ浦)を承継し開業
2008.4.26西武鉄道、30000系電車 営業運転開始
・・デザイン面で工夫が凝らされた(正面は生みたて卵のようなイメージとした。スカートの部分も一体化してデザインされる)
・・同社の通勤型車両としては初の拡幅車体(最大幅:2975ミリ)を採用
2008.6.14 東京地下鉄、副都心線(池袋―渋谷) 開業
2008.6.14 東武鉄道、東上線、TJ ライナー 運転開始
2008.6.22東京急行電鉄、目黒線 武蔵小杉‐日吉(2.8Km) 延伸開業
  
平成21年
2009.1.18JR東日本、EF55型機関車(愛称:ムーミン) 臨時快速列車にてさよなら運転
2009.3.8小田急電鉄、以下の工事が完了
●和泉多摩川‐登戸間 多摩川橋梁が複々線化
●登戸-向ヶ丘遊園間  3線化(上り2線、下り1線)
2009.3.14JR東日本、南武線 分倍河原・谷保間に西府駅が開業 
2009.3.14JR東日本、川越線 日進・指扇間に西大宮駅が開業
2009.3.16東京地下鉄、東西線 快速列車を廃止、速達列車を通勤快速に統一
2009.7.11 東京急行電鉄、田園都市線、一部複々線化により溝ノ口まで大井町線列車が乗り入れ開始 
2009.8.30ひたちなか海浜鉄道 ミキ300形 営業運転開始
・・2008年に廃止された三木鉄道(兵庫県)から車両を購入
・・形式名はミキ300形のまま変更していない
・・他の車両と併結運転はされていない
2009.10.1 JR東日本、ダイヤ改正
●特急’成田エクスプレス’にE259系投入 
2009.10.3京成電鉄、日暮里駅 下り線ホームが3階に移設される
・・線路両側にホームを備えたドーム状のものとなった
2009.12.6 JR東日本 中央線、三鷹―国分寺間連続立体化工事完成
・・これにより武蔵境、東小金井、武蔵小金井駅が高架化される 
 
平成22年
2010.3.13JR東日本、武蔵小杉駅 横須賀線ホーム 新設
・・島式1面2線となる
2010.5.7東京地下鉄、東西線 15000系電車 営業運転開始
・・運転室直後も含め全車ワイド扉を採用
・・東西線の遅延対策のため久方ぶりにワイドドアが採用される。戸袋窓も設置されたため縦長の窓がズラッと並ぶ
2010.5.16京浜急行電鉄、ダイヤ改正
●金沢八景駅に快特、および京急ウィング号が停車となる
●エアポート急行が新設される
2010.5.30 JR東日本 両毛線 伊勢崎駅、高架化 
2010.6.30JR東日本、’特急成田エクスプレス’につき、253系による運行終了 
2010.7.5京成電鉄、京成高砂駅において金町線用高架5番ホームが使用開始
・・これにより本線と金町線の直通列車がなくなる
2010.7.17 成田スカイアクセス、開業
・・同時に新型スカイライナーにより160Km/h運転を実施 
2010.夏京浜フェリーボート、京浜工業地帯の運河をめぐるクルーズ船 就航
・・土日に2回運行、運賃:2500円、のりばは象の鼻パークにある桟橋
2010.10.21京浜急行電鉄、空港線 羽田空港国際線ターミナル駅 開業 (=中間駅)
・・羽田空港のD滑走路使用開始に伴う旅客増加に対応
2010.10.21京浜急行電鉄、空港線 羽田空港駅(2代)を羽田空港国内線ターミナル駅に改称
2010.11.4東京地下鉄、16000系電車 千代田線にて営業運転開始
2010.11 JR東日本、中央線、西国分寺―立川間連続立体化工事完成
・・なお、JR東日本には三鷹・立川間の複々線化の予定はないといわれる
2010.12.4 JR東日本、ダイヤ改正
●おはようとちぎ、ホームタウンとちぎ廃止
 (これにより黒磯駅には定期優等列車の発着がなくなる) 

平成23年
2011.1.16JR東日本、E331系連接式電車、京葉線にて定期運用終了
2011.4.9JR東日本、南武線に快速列車運転開始
・・この時は登戸以北が各駅停車となる
2011.5JR東日本、高崎支社 リゾート列車’リゾートやまどり’ 工場出場
・・従来のリゾート列車’やまなみ(うち2両)’および’せせらぎ’を再改造
2011.6.20JR東日本、京葉線 201系電車 営業運転終了
・・これにより、京葉線よりスカイブルーの電車がなくなる
・・また、JR東日本より201系の運用がなくなる  
2011.8.31JR東日本、山手線 6扉車 営業運転終了
 
平成24年
2012.2.29 (東京スカイツリー、竣工) 
観光施設としての営業は5月からである
2012.3.16JR東海、371系電車(特急’あさぎり’、小田急新宿‐沼津) 定期運行終了
・・のち、臨時列車として運行され、さらに2015年に富士急行に譲渡される
2012.3.17東武鉄道、業平橋駅をとうきょうスカイツリー駅に改称
・・この駅の改称はこれで3回目となる
 (吾妻橋駅⇒浅草駅(初代)⇒業平橋駅⇒とうきょうスカイツリー駅)
・・一部の特急列車が停車開始
2012.3.17 小田急電鉄・JRダイヤ改正
●特急あさぎり号が再び新宿‐御殿場間のみの運転にもどる
 (同時に小田急のみによる片乗り入れの形態にもどる)
  (車両は60000系MSE車が使用される)
2012.4.2 東京急行電鉄、新東急車輌㈱の全株式をJR東日本に譲渡
・・この前日である4月1日に東急車両製造㈱の鉄道車両事業部門を新東急車輌㈱(2011.11.9設立)に譲渡するという手続をふんでいる
・・4月2日に譲渡と同時に新東急車輌㈱は㈱総合車両製作所に改称された
2012.4.19㈱ケイエム観光、お台場レインボーバス(品川‐お台場) 運行開始
2012.4 東京地下鉄、銀座線、1000系投入  
2012.5.18東武鉄道浅草駅、外観リニューアル工事が完成
2012.8.19 京王電鉄、調布駅付近地下化 
2012.10.21京浜急行電鉄、蒲田駅下り線高架化(=上下線とも高架化)
2012.11.29東武鉄道、スカイツリートレイン(634型電車) 営業運転開始
・・6050系のうちの4両を展望車仕様に改造
  
平成25年
2013.2.22京王電鉄、ダイヤ改正
●京王線、特急列車復活 (分倍河原、北野が停車駅に加わる)
2013.3.15 東京急行電鉄、東横線渋谷駅を地下に移転
・・同日より東京メトロ副都心線と相互乗入れ運転開始 
2013.3.15東京急行電鉄、9000系電車(=車端クロスシートあり)が東横線にて運用終了
・・以降は大井町線で活躍
2013.3.15JR東日本、新幹線200系電車 営業運転終了
2013.3.16JR東日本、浦和駅 東北貨物線にもホーム設置
2013.3.23小田急電鉄、下北沢駅 地下化
2013.3.25 ひたちBRT、第1期区間開業(日立港土地再開発用地―JR大甕駅東口)
・・旧・日立電鉄の線路敷きを有効活用したもの
・・2018.3.16 第2期区間開業(常陸多賀駅まで暫定乗り入れ)
2013.6.15東武鉄道、野田線 60000系電車 導入
2013.6 JR東日本、107系0番台 全車廃車 
2013.9.17京成電鉄㈱、本社移転 (押上⇒八幡駅前)
2013.10.1 横浜新交通㈱、㈱横浜シーサイドラインに改称
2013.10.19東武鉄道 伊勢崎線 伊勢崎駅、高架化 
2013.12.3上信電鉄、7000形電車 営業運転開始

平成26年
2014.1 JR東日本のEV-E301系’ACCUM’、総合車両製作所(横浜)にて落成
・・ディーゼル車に代わる蓄電池駆動電車である
・・愛称の由来は蓄電池を意味するaccumlater(アキュムレーター)である
2014.2.28京王電鉄、京王線(笹塚‐仙川) 連続立体化工事開始
・・これにより25か所の踏切が廃止される 
2014.3.15 JR東日本、ダイヤ改正
●烏山線にてEV-E301系蓄電池駆動電車’ACCUM(アキュム)’運転開始
●特急’草津’ の使用車種を651系に変更
2014.3.23秩父鉄道、1000系(もと国電101系)運行終了
2014.4.16船橋新京成バス㈱、習志野新京成バス㈱を吸収合併
2014.8.29新京成電鉄、8800形(8806F)新塗色となり営業運転開始
・・白を主体に腰板下部がピンクとなる
2014.9.30新京成電鉄、すべての営業列車が6両編成となる
・・8両編成列車がなくなる。同様の短縮化傾向は関西の神戸電鉄、能勢電鉄泉北高速鉄道においてもみられる
2014.10.4JR東日本、南武線 E233系8000番台 営業運転開始
2014.11.1箱根登山鉄道、3000形電車(アレグラ号) 営業運行開始
2014.12.1 西武鉄道、東村山駅(新宿線ホーム)の発車メロディが東村山音頭となる
・・2016.3.31まで使用
・・東村山音頭は1963年にご当地ソングとしてリリースされた。その後1976年にリメイク版がバラエティ番組’8時だョ全員集合’において一時期恒例の演目とされたことにより全国的に知られたものとなった 
2014.12.7JR東日本、豊田車両センター所属の115系電車(スカ色)が全車運用離脱
    
平成27年
2015.1.31東武鉄道、東上線 小川町以南において8000系電車の運用終了
・・川越市・小川町間にT‐DATCというATCを導入開始したことに伴う
2015.2.28京成電鉄、3300形 さよなら運転
・・従来から赤電とよばれた鋼製車(北総リース車を除く)がなくなる
2015.3.14 JR東日本、上野東京ライン 開業
・・もともとは上野-東京間において長距離列車専用線路はつながっていたが、東北新幹線東京延長工事にあたり土地を捻出することになり、やむなく撤去されていた。今回は線路を立体的に重層化することにより実現した
2015.3.14 JR東日本、ダイヤ改正
●上野-東京ライン 開業
●五日市線 デイタイム減便 (20分ヘッド⇒30分ヘッド)
●南武線、快速運転区間を登戸以北にも拡大
2015.5.31相模鉄道、平日朝ラッシュ時に特急列車運転開始 
2015.7.18 横浜市交通局 ブルーライン、快速列車運転開始 
2015.8.8東京メトロ、06系電車 廃車
2015.11.15小湊鐵道、里山トロッコ 運転開始 
2015.11相模鉄道、相鉄デザインブランドアッププロジェクト 正式発表
・・数年後の新宿乗り入れなどを踏まえ、車両・駅舎・制服などの一新を図る
2015.12.5 京成電鉄、シティライナー  廃止
・・かわりにモーニングライナー、イブニングライナーが新設される
   
平成28年
2016.2.20西武鉄道、本川越駅 西口使用開始
・・一方東口は’蔵のまち口’に改称 
2016.3.25JR東日本、415系電車 定期運用終了
2016.3.26東武鉄道、野田線 ダイヤ改正
●急行列車を新設
2016.3.26西武・東武・東急・メトロ・横浜高速、副都心線経由の日中の最速達列車に’Fライナー’という愛称を付与
・・運行系統は以下の2系統である
●西武池袋線-(副都心線)-横浜中華街
●東武東上線-(副都心線)-横浜中華街
・・車両は一般的なロングシート車であり、特別料金も徴収しない
2016.3.26

小田急電鉄、ダイヤ改正
・・日中のダイヤを30分ヘッドから20分ヘッドに変更
・・日中のダイヤを急行列車中心から快速急行を中心にしたものに変更
(快速急行の相模大野以東の停車駅:上原、下北、登戸、新百合、町田)
●特急ロマンスカーの停車駅に伊勢原駅と海老名駅を追加
●多摩線直通の特急列車を廃止
●JR東日本E233系(2000番台)が多摩急行として多摩線に入線 
2016.3.26JR東日本、ダイヤ改正
●青梅線、青梅以西につき、30分間隔運転を45分間隔に変更
●中央線、東京‐武蔵小金井間の列車を毎時1本削減
2016.10京浜急行電鉄、1000系・16次車 竣工
・・車端部に片側のみボックスシートが設置される
2016東京地下鉄、9000系(=南北線)の試作車及び1次車(計8編成)につき、改修工事(2018年度まで)
●車端ボックスシートが撤去される
 
平成29年
2017.3.25 東京地下鉄、日比谷線に20m車13000系本格運転開始
・・この20m車化は東武鉄道のプラットホームにホームドアを設置できるようにすることが最大の目的である 
2017.3.25西武鉄道、40000系電車 営業運転開始
・・一部編成にはロング・クロス転換シートを装備
2017.3.25西武・メトロ・東急・横浜高速、座席指定列車’S-TRAIN’運行開始
・・平日と土休日で運行系統が異なる(平日:有楽町線方面、土休日:横浜方面)
・・車両は西武鉄道40000系(0番台)(=デュアルシート)を使用
2017.4.1東武鉄道、伊勢崎線 松原団地駅を獨協大学前(草加松原)駅に改称
2017.4.21 東武鉄道、ダイヤ改正
●500系特急用電車’リバティ’ 営業運転開始
●野田線に特急列車’アーバンパークライナー’新設 
2017.4.24(川崎市、人口が150万人を超える)
・・なお、この時点での大都市人口の順位は、東京23区、横浜市、大阪市、名古屋市、札幌市、福岡市、神戸市、川崎市、京都市、さいたま市・・となる
2017.4東京都交通局、都電荒川線に’東京さくらトラム’という愛称を付与
2017.7.14 小田急電鉄、2018年3月の複々線全面完成にともなうダイヤ改正において朝方に運転される通勤特急の名称を’モーニングウェイ’および’メトロモーニングウェイ’に決定したと発表 
2017.7.21 JR東日本・伊豆急行、観光列車’ザ ロイヤル エクスプレス’ 運行開始 (横浜-伊豆急下田)
・・東京急行電鉄が催行し、JR東日本と伊豆急行が運行する団体臨時列車である
・・車両は伊豆急行2100系(5次車)が改装された 
2017.8.10 東武鉄道、鬼怒川線、SL列車’大樹’(C11 207+14系座席車ほか) 運行開始 
2017.9.29京王電鉄、京王線に5000系(2代目) 営業運転開始
・・先頭部は流線形を採用
・・デュアルシートを備える
2017.9 JR東日本、107系100番台 全車定期運用終了
・・一部の車両は上信電鉄にうつる 
 
平成30年
2018.1.3JR東日本、東北本線黒磯駅 構内を完全直流化
・・デッドセクションは駅北方に移る
2018.2.11相模鉄道、20000系電車 営業運転開始
・・相鉄・東急直通線乗り入れ対応車
・・車両の製造は日立製作所笠戸事業所による
2018.2.22 京王電鉄、京王線にて座席指定特急運転開始(午後の帰宅時間帯のみ) 
2018.3.3小田急電鉄、以下の工事が終了する
●東北沢‐梅ヶ丘間    複々線化
●代々木上原-東北沢間 再複々線化
●登戸駅構内      4線化(下り1番線使用開始)
・・これにより代々木上原・登戸間(11.7Km)複々線化完了
・・17日に列車増発を伴うダイヤ改正をおこなう
2018.3.10西武鉄道、西武新宿‐拝島間に座席指定列車(拝島ライナー) 運転開始
・・夕~夜間に下り便が5往復設定(1時間ヘッド)
2018.3.16日立電鉄交通サービス(バス)、ひたちBRT線につき、大甕(おおみか)駅前-河原子間を延伸開業、常陸多賀駅前まで暫定乗り入れ
2018.3.16JR東日本、高崎車両センター所属の115系電車 定期運行終了
・・両毛線などの同系使用列車が211系に置き換わる
2018.3.17 小田急電鉄、70000系特急電車(GSE) 営業運転開始 
2018.3.17小田急電鉄、ダイヤ改正
●多摩急行(種別)を廃止
●特急’あさぎり’号(新宿‐御殿場)を’ふじさん’号に改称
●特急ロマンスカーの向ヶ丘遊園駅、新松田駅の停車がなくなる
●土休日の下り’スーパーはこね’が新宿・小田原間にて最速59分運転となる
2018.3.28 東京急行電鉄、田園都市線 2020系電車 営業運転開始
・・同時に大井町線用の6020系も運転開始となる 
2018.3.28東京急行電鉄、大井町線(急行列車用)6020系 営業運転開始
・・先頭部は流線形であり、ブラックフェイスとなる
2018.3.28 京浜急行電鉄、2000系電車 運行終了 (2011F) 
2018.6.28JR東日本、千葉駅ビル (改装後)全面開業
2018.10.5東京地下鉄、千代田線 6000系定期運用終了
2018.10.20秩父鉄道、ふかや花園駅 開業 (永田・小前田間)
2018.12.8JR東日本、常磐線 大甕駅 地下駅舎化
2018.12.14東京急行電鉄、大井町線にて有料座席指定サービス’Qシート’運用開始
・・平日夜の一部の長津田行き急行列車において実施  
 
平成31年・令和1年
2019.1.23 
東京急行電鉄・東京都市大学、ハイグレード通勤バス(たまプラーザ→渋谷マークシティ) 実験運行開始
・・東急バスの貸切用車(スーパーハイデッカー、24人乗り)が使用される 
2019.1.26
京浜急行電鉄、金沢八景駅 橋上駅舎化
2019.2.11
東京都交通局、大江戸線 勝どき駅において大門方面新ホーム使用開始
2019.2.23
東京地下鉄、丸ノ内線 2000系 運転開始
2019.2.27 
東京急行電鉄、8090系電車 運用終了 (恩田工場へ回送)
・・この系列は東急線における運用は終了したが一部は秩父鉄道、富山地方鉄道において現役運行中である
2019.3.3
京浜急行電鉄、大師線 産業道路駅 地下化 
2019.3.10 
上信電鉄、700型電車(2両1編成) 営業運転開始
・・もとJR東日本107系100番台の車両である。塗装は上半分がクリーム色、下半分がグリーンと比較的地味なものとなった 
2019.3.15 
JR東日本、一部の列車(東北新幹線のグランクラスなど)を除き、弁当などの車内販売を終了
・・理由は販売額の減少による 
2019.3.16
西武鉄道、池袋・秩父線において001系特急電車’ラビュー’ 営業運転開始
2019.3.16 
東武鉄道、東上線 ダイヤ改正
●川越特急(池袋-小川町、1日2~4本運行) 新設
・・和光市、志木に停車せず朝霞台に停車する
2019.3.16
東京地下鉄、千代田線(支線) 北綾瀬駅に10両編成列車入線
・・支線も10両にして本線と統一しておくと本線のダイヤが乱れた時に対処しやすくなるため実施された
2019.3.16小田急電鉄・京王電鉄、下北沢駅改札口を分離
・・井の頭線は開業当時、帝都電鉄(小田急系)の経営であり、同じ小田急グループに属していた。戦後井の頭線は京王の路線となるが改札口は共同使用であった
2019.3.16
JR東日本、ダイヤ改正
●中央東線、特急列車名を’あずさ’、’かいじ’のみとする(スーパー~は廃止)
●中央東線、定期特急列車をE353系に統一(E257系を置換え)
●中央東線、特急列車を全車指定席とする
●中央線、中央ライナーを特急’はちおうじ’に格上げ
●青梅線、青梅ライナーを特急’おうめ’に格上げ(東京‐青梅、1日1往復)
●特急’富士回遊’(新宿‐河口湖)を新設 (大月以東’かいじ’に併結)
2019.3.16
小田急電鉄、ダイヤ改正
●新宿‐代々木上原間にて普通列車10連開始(代々木八幡ホーム改良)
●開成駅が再び急行停車駅となる(ホーム延長に伴う)
2019.3.31 
横浜シーサイドライン、金沢八景駅を150m西へ移転(軌道を延長) 
2019.4.11
秩父鉄道、三峰口駅の秩父鉄道車両公園(1989~)のリニューアルを発表
・・展示車両の劣化が激しく解体されることになる。この中には元・阪和電気鉄道(現・JR西日本阪和線)の電気機関車も含まれている
2019.4.20
京浜急行電鉄、横浜みなとみらい地区にて屋根なし2階バス運行開始
2019.4.20
相模鉄道、12000系電車 営業運転開始
・・相鉄・JR直通線対応車である
・・東急線対応車と異なるのは、正面が非貫通である点と広幅車体である点
・・この車両は前年登場の20000系と異なり、総合車両製作所の製造である
2019.4.25 
東京急行電鉄㈱、鉄道事業の譲渡先の受け皿会社として、東急電鉄分割準備㈱を設立
・・2019.9.2   東急電鉄㈱に改称
・・2019.10.1 営業開始
2019.5.1 
(元号を平成より令和に改元) 
2019.6.16 
京浜急行電鉄、800系 運行終了 (当日は特別貸切列車として運行)
・・これにより同電鉄線より 4扉車がなくなる
2019.7.5 
東京地下鉄、丸ノ内線の方南町支線において6両運転開始
・・方南町-中野坂上-新宿-池袋間の直通系統が新設される 
2019.9.2 
東京急行電鉄㈱、東急㈱に改称
・・この会社は、いわゆる’持ち株会社’である 
2019.9.17 
京急グループ11社、本社を横浜みなとみらい地区に移転開始
・・翌月28日までに完了 
2019.10.1 
東急電鉄㈱、東急㈱より鉄道事業を承継し営業開始
・・これにより、持ち株会社としての東急㈱と鉄道事業担当の子会社としての東急電鉄㈱に分離される形が完成する
2019.10.1 
東急電鉄、田園都市線 南町田駅が南町田グランベリーパーク駅に改称
・・同日より 平日も急行が停車
2019.10.26
京浜急行電鉄、ダイヤ改正
●土休日日中の一部快特にて座席指定サービス’ウイング・シート’ 開始
・・下りは泉岳寺‐上大岡間、上りは三崎口‐上大岡間にて適用
・・快特列車の2号車のみを座席指定制とした
●‘京急ウィング号‘を’イブニング・ウィング号’に改称
2019.10.26
京成電鉄、ダイヤ改正
●スカイライナーを増発し、デイタイムも20分ヘッドで運行
●新形式車3100系が営業運転開始
 (車体に成田スカイアクセス線の案内カラーであるオレンジラインが入る) 
2019.11.1 
東京都交通局、上野懸垂線(モノレール、東園-西園、0.3km) 休止 
2019.11.1
ウィラーエクスプレス、IKEBUS運行開始
・・池袋駅界隈を20分ヘッドで運行
・・車体は真っ赤なものとし、シャシーには5軸を有する
2019.11.11
小田急電鉄、5000形電車を報道陣に公開
・・車体デザインはシンプルにまとめられている。千代田線には乗り入れない
2019.11.16
JR東日本、山手線 上野-大崎駅間にて始発より16時まで運休
・・高輪ゲートウェイ駅設置工事に伴い線路を海側に数10m移設するため
2019.11.22
東急電鉄、3020系電車 営業運転開始
・・田園都市線2020系、大井町線6020系と同じ系列であり、近い将来に開業する東急新横浜線(日吉‐新横浜、相鉄線とつながる)対応の車両
2019.11.25
東急電鉄、池上線・多摩川線、1000系緑一色ラッピング車編成(1013F)を運行開始
2019.11.30
相模鉄道、相鉄・JR直通線開業に伴いダイヤ改正
●直通列車は主に海老名-新宿間の運行とし、一部の便を大宮までとする
●西谷駅に特急、快速が停車
2019.11.30
JR東日本、ダイヤ改正
●埼京線、デイタイム快速につき、武蔵浦和以北を各駅停車とする
(また、デイタイムの本数見直しを行い、快3普9より快6普6に変更) 
2019.12.15
東武鉄道、野田線 高柳‐六実(むつみ)間 複線化
・・これにより船橋-柏間が全区間複線となる
2019.12.16
江ノ島電鉄(自動車部)、路線バスダイヤ改正
●横浜駅-大船駅線など6路線を廃止 (運転手不足による) 
・・これにより同社の路線は横浜駅から撤退することになる
2019.12.27
新京成電鉄、80000系電車 営業運転開始 (6両編成1本)
 
令和2年
2020.1.3
東京地下鉄、銀座線 渋谷駅 新ホーム使用開始
・・従来より130mほど東方に移転
2020.1.20
JR東日本、山手線 E231系 営業運転終了
2020.1.21
京浜急行電鉄、本社ビル(みなとみらい)1Fに京急ミュージアムをオープン
2020.2.28
東京地下鉄、日比谷線 03系電車 営業運転終了
2020.3.13
JR東日本、中央総武緩行線 6扉車(サハE230)を連結した2編成が運転終了
・・これにより6扉車は国内より姿を消す
2020.3.14 
JR東日本、山手線・京浜東北線 高輪ゲートウェイ駅 開業
2020.3.14
JR東日本、南武線(浜川崎支線) 小田栄(おださかえ)駅 本設駅に格上げ
・・当駅発着にかかわる運賃計算上の特例扱いがなくなる
2020.3.14
JR東日本、常磐線 佐貫駅を龍ヶ崎市駅に改称
2020.3.14
JR東日本、常磐線 富岡‐浪江間運転再開、全区間復旧となる
・・同時に品川・上野‐仙台間を直通する特急ひたち号を3往復設定
・・なお常磐線の特急は全列車指定席とする
2020.3.14
JR東日本、ダイヤ改正
●中央線、三鷹以東の早朝深夜の緩行線経由(=各駅停車となる)を廃止
●中央線、E233系の一部編成にてトイレ使用開始 (4号車に設置)
●サフィール踊り子号運転開始 (スーパービュー踊り子号は廃止)
2020.3.14
JR東日本、組織改正
●中原電車区 ⇒ 鎌倉車両センター中原支所
2020.3.14
京浜急行電鉄、6駅につき、駅名改称
●産業道路                ⇒大師橋
●花月園前                ⇒花月総持寺
●仲木戸                 ⇒京急東神奈川
●新逗子                 ⇒逗子・葉山
●羽田空港国際線ターミナル(2010年開業)⇒羽田空港第3ターミナル
●羽田空港国内線ターミナル(2010年改称)⇒羽田空港第1・第2ターミナル
2020.3.14 
東武鉄道、野田線 ダイヤ改正
●運河‐柏‐船橋間にて急行運転開始 (急行運転区間が全線に拡大)
●大宮‐船橋間(=全区間)において急行列車を日中30分ヘッドで運転 
2020.3.14
西武鉄道、ダイヤ改正
●池袋線、秩父線の全特急を新型車両10000系’Raview’に統一
2020.3.14
首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、TX‐3000系 営業運転開始
2020.3.21
JR東日本、山手線 原宿駅新駅舎 使用開始
・・ホームも内回り線と外回り線で別々となる
・・旧駅舎の解体はオリンピック終了後の予定
2020.3.26小田急電鉄、5000系電車(2代) 営業運転開始
・・優美なデザインの通勤型車両である
2020.3.27
東武鉄道、20000系電車 営業運転終了
・・車両は改造され20400系となり、宇都宮線などで再使用される
2020.3.30
東急バス、深夜急行バス(ミッドナイトアロー)を全線にて運休
2020.4.1
東京都建設局、京浜急行本線の泉岳寺-新馬場間につき、連続立体交差化事業を開始すると発表
●品川駅、地平に移設(2面4線)
●北品川駅、高架化(相対式2面2線、およびホーム外側に保守線)  
2020.6.6 
東京地下鉄、日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅 開業(神谷町・霞が関間)
・・建設資金の大半が森ビル㈱の負担によっている 
2020.6.6
東武鉄道、ダイヤ改正
●特急’しもつけ’(浅草‐東武宇都宮) 廃止
●北千住‐東武動物公園間の普通列車は一部を除き日比谷線直通とする
●浅草発着の日中の普通列車を北千住どまりとする
●日比谷線への座席指定直通列車’THライナー’新設
●野田線、大宮‐柏 間に特急’アーバンパークライナー’2往復新設
2020.7.12
JR東日本、飯田橋駅 ホームを200m西方へ移設、新西口供用開始
2020.7.23
横浜市交通局、横浜駅前‐山下ふ頭間に連接バス’BAYSIDE BLUE’を運行開始
2020.8.31
㈱豊島園(=西武グループ)、豊島園遊園地を営業終了
2020.9.30 
浜松町BT、営業終了
2020.9.30
秩父鉄道、三ヶ尻線 熊谷貨物ターミナル-三ヶ尻(3.86Km)貨物営業終了
・・この日をもって同鉄道の貨物輸送事業が終了する
2020.9
東京都、東京国際クルーズターミナル(お台場)を開業
2020.10.1
東京BRT、プレ運行開始(虎の門ヒルズ-晴海BT)
2020.10.1
京浜急行バス、品川BTを駅前に移転
2020.10.24
JR東日本、東京駅丸の内南口‐竹芝地区間に無料のバスを運転開始
・・燃料電池バスを使用、30分ヘッドで運行
2020.10.31
東武鉄道、東上線 東武竹沢‐男衾間に、みなみ寄居駅が開業 
2020.11.26
(茨城県)境町、日本初の自動運転バスの定常運行を開始
・・フランス製小型バス’ナビヤ・アルマ’を使用
・・運行はBOLDLY㈱(ソフトバンク系ベンチャー企業)に委託される
2020.11
東京都交通局、三田線用6500系電車1編成(8両編成)が納入される
・・直線基調のデザインとなる
・・扉付近が広々としている点は他車にない評価点である
・・入札の結果、近畿車両が13編成104両の製造を担当する
2020.12.21
JR東日本、横須賀線 E235系(1000番台) 営業運転開始
・・ボックスシートの設置がなくなる
2020.12.31
平成エンタープライズ(バス)、イオンモール春日部線 運行終了(廃止)
・・路線バスとしてのPHVバス使用はこの路線が国内初である
 
令和3年
2021.1.22JR東日本・JR東海、ムーンライトながらにつき、今後運行しないと発表
2021.2.14横浜シーサイドライン、金沢八景駅 1番線使用開始
2021.3.12JR東日本、特急’踊り子’号につき、185系電車の運行終了
2021.3.12JR東日本、215系電車 定期運用終了
2021.3.12小田急電鉄、特急列車において車内販売を終了
2021.3.13鉄道会社各社、ダイヤ改正において終電の時刻を繰り上げ
2021.3.13JR東日本、内房線ほか末端区間においてE131系電車が営業運転開始
・・1M方式を採用し、2両単位の編成となる
2021.3.13JR東日本、ダイヤ改正
●東海道線・・通勤快速が廃止となる
●宇都宮線・・通勤快速が廃止され、快速ラビットに統一される
●高崎線・・・・通勤快速が廃止され、快速アーバンに統一される
●東北・上越新幹線・・上野・大宮間が1分短縮(最高速度:130km/hに向上)
2021.3.13東急電鉄、ダイヤ改正
●田園都市線・・(日中・渋谷口)急行:準急:各停本数 4:2:8⇒3:3:6
●大井町線・・(日中)急行:各停本数        4:10 ⇒3:9 
●東急多摩川線、池上線、世田谷線・・(日中)各停本数 10   ⇒8  
2021.3.13相模鉄道、ダイヤ改正
●日中の新宿方面の列車につき、相模鉄道線内は全列車各駅停車とする
2021.3.13西武鉄道、駅名改称
●(山口線) 遊園地西  ⇒ 西武園ゆうえんち
●(多摩湖線)西武遊園地 ⇒ 多摩湖
・・多摩湖駅については1936年開設以来今回で4回目の駅名改称となる
2021.3.19京浜急行電鉄、’ウィング・シート’の前売り(8日前分より)販売開始
2021.4.5京王電鉄バス、日野駅‐日野自動車前線にて日野製連節バス 運行開始
2021.4.5京王バス、高尾駅南口‐館が丘団地線にて日野製連節バス 運行開始
2021.4.19小田急電鉄、海老名駅付近にロマンスカーミュージアム開業
2021.4.24
~25
JR東日本・東武鉄道、八王子‐東武日光間に臨時特急’スペーシア八王子日光’を運転
・・東武の電車がJR中央線を走行するという珍しい機会となる
2021.4.28富士急行㈱、鉄道事業につき、2022年4月1日に目途に富士山麓電気鉄道㈱に分社化すると発表
2021.5.6京浜急行電鉄、1000系電車にてデュアルシート車両(1890番台)を増備
・・また、車内にトイレも設置される
2021.5.31京王バス・京王電鉄バス、八王子・豊田地区における’100円割引運賃’終了
2021.6.23東京BRT、一部の便につき、虎の門ヒルズまで延長運行開始
2021.7.20京浜急行電鉄、ドレミファインバータ電車(1033F)が機器更新に伴い運行終了
2021.7.23(東京オリンピック、開会式)
2021.8.7東京地下鉄、半蔵門線 18000系電車 営業運転開始
・・先頭部は流線形を採用
・・8000系(=1980~)の置きかえを目的とする
2021.8.7東武鉄道、特急’りょうもう’号用200系電車に、旧・1800系(赤地に白帯)復刻カラーを施し運転開始
2021.8.16川崎鶴見臨港バス、定員制特急着席バス(川崎駅→浮島バスターミナル)実証運行開始(2022.2.15まで)
・・1日3便、運賃:340円 
2021.8.31東武鉄道、特急列車車内での車内販売、飲料自販機の営業を終了
2021.9.5(東京お台場・大江戸温泉物語、営業終了)
・・借地権が12月で切れるためそれに先立ち閉館となる
2021.9.6相模鉄道、21000系電車 営業運転開始
・・ほとんど20000系と同一であるが東急目黒線乗り入れ対応車のため8両編成としている
2021.10.1JR東日本、E4系新幹線電車(Max) 定期運行終了
2021.10.1京王バス、渋谷駅‐新宿‐新橋駅間に水素燃料電池バスを使用した新路線開業(052系統)
・・1日3往復
2021.10.1横浜市交通局(バス)、109系統(横浜駅‐大黒ふ頭)に特急便新設
・・平日の朝夕のみの運行で首都高(ベイブリッジ)経由である。車両は赤色塗装のハイデッカー車(セレガーラ)を使用
・・現金使用乗車が排除される点が特筆される
2021.10.16東武鉄道、SL大樹ふたら号(下今市‐東武日光ほか) 定期運行開始
・・列車愛称’ふたら’は日光二荒山神社にちなむ。
2021.10.20東京メトロ18000系電車、グッドデザイン賞を受賞
2021.10.23
~24
JR東日本、山手線電車内回り(池袋‐新宿‐品川)を2日にわたり終日運休
・・渋谷駅ホーム拡幅のための工事である。この工事を機により山手線ホームは1枚の島式ホームに改められる
2021.10.30京成電鉄、スカイライナー全列車 運転再開
2021.11.6
~7
JR東日本、青梅‐熱海間に臨時特急’あたみ’を運転
・・今年から特急に格上げ、車両はE257系を使用、所要時間:約2時間30分
2021.11.14箱根登山バス、小田原駅‐元箱根港、および箱根湯本‐元箱根港 期間限定便運行開始 (芦ノ湖ライナー)
2021.11.18JR東日本、相模線 E131系電車 運転開始
・・4両編成となる。トイレの設置はない
2021.12.5JR東日本、品川駅 京浜東北線北行きホーム拡幅に伴い、山手線新宿方面列車と同一ホーム乗り換え可能となる
2021.12.13横浜市交通局、ブルーラインにて来年5月より4000系電車を導入予定と発表
・・前面は中央を境に左右に折れる直線状のデザインとなる
2021.12.16フジエクスプレス、ハチ公バス(渋谷区コミュニティスバス)の神宮の杜ルートの運行から撤退
・・東急バスに移管となる
2021.12.20JRバス関東、東京駅-東京ビッグサイト-東京フェリーターミナル 運行開始
・・1日13往復、全所要時間:35分
2021.12.24京浜急行電鉄、1000系1890番代(ロング・クロスシート)の愛称を’ル・シエル’(フランス語で’空’の意味)に決定
 
令和4年
2022.1.17東急バス、二子玉川駅‐宇奈根(世田谷区)間にてオンデマンドバスの実証運行開始(2月13日まで)
2022.2.1川崎市交通局、川崎駅西口・元住吉間などのバス路線を再編
2022.2.20晴海客船ターミナル、営業終了
・・レインボーブリッジをくぐれない客船があったりしたこと、2020年にお台場に新ターミナルが開業したことによる
2022.2.26京浜急行電鉄、ダイヤ改正
●久里浜線、久里浜‐三崎口間につき、平日日中が20分おきの運行となる
2022.3.6東武鉄道、特急きりふり号(=2006~) 運行終了
・・これに伴い、350系(もと1800系)の定期運行がなくなる
2022.3.11小田急電鉄、50000系電車(VSE)(=2005~) 定期運用終了
・・早期引退の理由は車体傾斜装置の部品調達が困難になったためである
・・のち、定期外の運行についても2023.12.10運行終了
2022.3.12小田急電鉄、ダイヤ改正
●経堂駅、終日急行停車となる
●江ノ島線、特急を除き藤沢駅で運転系統を分割
●多摩線、日中の新宿発唐木田行き急行を多摩線内各駅停車とする
●ホームウェイ号、全列車を海老名に停車とする
●メトロホームウェイ号、全列車を成城学園前に停車とする
●ふじさん号、土休日の臨時便(1往復)を廃止 ⇒3往復体制となる
2022.3.12野岩鉄道、ダイヤ改正
●普通列車の運転本数を大幅削減(上下34本 ⇒20本)
●電化区間(=会津田島以南)の普通列車につき、気動車列車のみとする
●東武鉄道線に乗り入れる列車をAIZUマウントエクスプレスとリバティ会津のみとする
2022.3.12京王電鉄、ダイヤ改正
●準特急という種別を廃止
●特急列車が笹塚と千歳烏山にも停車となる
2022.3.12東武鉄道、ダイヤ改正
●日中の日比谷線直通各停列車が運転区間短縮される
・・6本のうち南栗橋ゆき2本が北春日部どまりになる
●日光線、南栗橋以北の急行列車を平休日とも1日下り2本のみに削減
・・行楽客は帰路につき有料特急を利用しない場合は普通列車利用となる
●日光線、ワンマン運転を新栃木以北(含・鬼怒川線)にも拡大する
2022.3.12東武鉄道、6050系電車 定期運用離脱
2022.3.12東京地下鉄、ダイヤ改正
●日比谷線、THライナーにつき、を午後10時台の1本を午後5時台に変更
●千代田線、メトロホームウェイ号運転時刻を変更
2022.3.12JR東日本、ダイヤ改正
●宇都宮線(宇都宮以北)・日光線、全列車E131系電車による運転となる
●川越線・八高南線、ワンマン運転開始
●成田エクスプレス、大宮‐新宿間の運転をとりやめ
●常磐線、日中の土浦以北は5両編成を主体とする。土浦で乗り換えとなる
●常磐線、日中の特別快速を廃止し、1時間3本としたうえ品川発着に統一
●相模線、八王子への直通運転廃止、ワンマン運転開始
2022.3.12東急電鉄、ダイヤ改正
●東横線、日中の列車種別ごとの本数を変更(特4:急4:各10⇒4:4:8)
●目黒線、奥沢駅において通過待設備供用に伴い朝の急行を速達化
 (奥沢駅はこれに先立ち、上り方向のみ新幹線中間駅タイプとなる)
2022.3.20東武鉄道、竹ノ塚駅 完全高架化完了
2022.3.28品川区、コミュニティバス(西大井駅‐大森駅) 運行開始
2022.4.1荒川区、コミュニティバス’町屋さくら’(=2014~) 廃止
2022.5.30西東京バス、通勤ライナー(新宿‐高尾) 運行再開
2022.6.9JR東日本、東北新幹線 E2系に旧200系の塗装を施した列車を運行開始
2022.7.18東武鉄道、蒸気機関車C11 123 営業運転開始
2022.7.22東急電鉄・相模鉄道、双方の新横浜線の線路がつながり、レール締結式挙行
2022.7.29東急電鉄、東横線において2023年度に有料着席サービス(Q SEAT)導入予定と発表
・・4号車と5号車にロング・クロス車を連結し運行予定
2022.7.31東急バス、深夜急行バス(ミッドナイトアロー) 全路線運行終了(廃止)
2022.7.31東急バスTOKYU E‐Liner(=通勤高速バス)(虹ヶ丘‐渋谷)運行終了(廃止)
2022.8.6東京地下鉄、有楽町線 全区間においてワンマン化を実施
2022.8.27東京地下鉄、ダイヤ改正
●銀座線、平日日中と休日の運転本数を1時間あたり18本から12本に削減
●丸ノ内線、中野坂上‐方南町間の3両編成列車を廃止し、6両編成に統一
2022.9.24横浜市交通局、地下鉄グリーンラインにつき、6両編成連列車が運行開始
2022.9いすみ鉄道、’レストラン列車’ 運行終了
・・キハ28型気動車が(エンジン部品交換困難などにより)11月で運転終了となるため
2022.11.26京浜急行電鉄、ダイヤ改正
●日中の快速特急10分ヘッドダイヤを改め、快特と特急を交互運行とする
2022.11.26京成電鉄、ダイヤ改正
●金町線・東成田線・千原線、一部の時間帯においてワンマン化実施
●新鎌ヶ谷駅に一部スカイライナーが停車
 
令和5年
2023.2東京都交通局、浅草線5300系、サイレント引退
2023.3.18東急電鉄、東急新横浜線(新横浜‐日吉) 開業
・・同時に急行列車が廃止される
2023.3.18相模鉄道、相鉄新横浜線(西谷‐新横浜) 開業  
2023.3.18JR東日本、ダイヤ改正
●高崎線、特急’草津’につき、’草津・四万’に改称、また全車指定席とする
●常磐線、特急’ひたち’につき、全列車を品川発着とする
●東武線直通、定期列車を’スペーシア日光’、’きぬがわ’各1往復に削減
●東海道線、快速‘アクティー’(=1989.3~)を廃止
2023.3.31京浜急行バス、横浜地区においてBYD社製小型電気バスを運行開始
2023.3.31群馬中央バスほか群馬県下各社、ぐんま県共通バスカード(ぐんネット)取扱終了
・・ICカードに移行
2023.4.1相模鉄道、星川駅に副駅名’FB古河電池 本社前’を付与
2023.6.1小田急バス、新宿‐よみうりランド線 期間便運行開始
・・6月の日曜日のみ1日1往復運行
2023.6.24茨城県知事、つくばエクスプレスにつき、土浦への延伸構想を公表
2023.7.1住友不動産商業マネジメント、ガーデンシャトル(羽田ガーデン-有明ガーデン)
無料バス運行開始
2023.7.1東急バス、渋24系統(渋谷駅‐成城学園駅)につき、単独運行となる
・・小田急バスが撤退
2023.7.15東武鉄道、新型特急’スペーシアX’(N100系) 運行開始
2023.7.29
~8.15
JR東日本、SLぐんま(水上方面、横川方面)につき、C61形蒸気機関車に不具合が見られたためD51形を使用
2023.8.2京王電鉄、京王線新宿駅につき、改良工事を推進すると発表
・・駅自体をやや北側に移動させ、併せて頭端部に改札口を新設し東京メトロ丸ノ内線への乗り換えを容易にする
2023.8.5ほかJR東日本、臨時特急’鎌倉’(吉川美南‐鎌倉)(武蔵野貨物線生田トンネル経由)運行
2023.8.10東急電鉄、東横線 有料座席指定サービス’Q SEAT’ 開始
・・PM1930以降の下り急行列車5本が対象となる。座席料金は500円
2023.8.10Dts creation、八ッ場(やんば)ダム付近にて、水陸両用バス’にゃがてん号’
運行開始
・・1周50分、運賃:2500円
2023.8.21
及び28
小田急電鉄、新宿本社を移転
・・移転先:小田急第一生命ビル(新宿区西新宿)
2023.8.26宇都宮ライトレール、宇都宮芳賀ライトレール線(14.5Km) 開業
2023.9.3相模鉄道、星川駅の2・3番線にてホームドア運用開始
2023.9.9
及び10
東武鉄道・JR東日本、臨時特急’スペーシア八王子日光’(八王子‐東武日光)運行
・・車両:東武100系、北朝霞経由
2023.9.23東武・野岩・会津・J東、DL大樹号、下今市→会津若松 臨時運行
・・復路便は翌日に運行
・・牽引機関車はDE10型
2023.9.23なの花交通バス、東京ひとめぐりバス(TOKYO LOOP)(日本橋‐お台場)1年間の期間限定で運行開始
・・運賃:200円
・・のち、24年5月26日に運行終了
2023.9.26西武鉄道、東急・小田急より環境に配慮した車両(中古車)を導入すると発表
●小田急8000系・・国分寺線での使用を予定
●東急9000系・・・・多摩川線、多摩湖線、狭山線、西武秩父線を予定
2023.9東京都観光汽船、水上バス・海上バス 毎週火曜日を休航とする
2023.10.1京王電鉄、運賃値上げ。初乗り:130円⇒140円
・・消費税加算を伴わない値上げとしては28年ぶりとなる
・・また、相模原線の加算運賃は廃止
2023.10.2東急バス、深夜バス 運行再開(あくまで翌年3月29日までの試行)
・・たまプラーザ駅→虹が丘(営)など6路線にて実施
2023.10.5西武鉄道、旧2000系のみによる編成(2031F)、ラストランツアー実施、引退
2023.10.27JR東日本、来春において房総特急を全車指定席化すると発表
2023.10.28東海汽船、東京湾夜景クルーズ(横浜大桟橋→東京竹芝)、運航開始
・・翌年3月末までの特定の土日に運行
・・所要時間:95分、運賃:1000円
2023.10.31京成電鉄㈱、再来年4月に新京成電鉄㈱を吸収合併すると発表
2023.11.6東京臨海高速鉄道、25年下期より新型車(70‐000系)導入予定と発表
・・27年上期までに8編成(80両)をおきかえる
2023.11.11JR東日本、団体臨時列車’DLレトロ八高号’運行
・・DD51(プッシュプル)と旧型客車を使用
2023.11.18
及び19
JR東日本、山手線(大崎‐渋谷‐池袋)運休 (18日:外回り、19日:内回り)
・・渋谷駅の山手線ホーム及び線路を20cmかさ上げし、埼京線ホームと同じ高さにするため(線路下の東西連絡通路の天井の高さを同一にする)
2023.11.25京浜急行電鉄、ダイヤ改正
●エアポート急行を急行に呼称変更
●イブニング・ウィング号の一部(14,16号)につき、快特の後尾に併結とする
2023.12.1JRバス関東、東京駅‐東京港フェリーターミナル線、減便
・・(実質)10往復運行から5往復運行となる
2023.12.1JR東日本、渋谷駅に東西自由通路(2本)新設
2023.12.2JR東日本、E233系中央線快速のグリーン車、高尾駅電留線にて公開
2023.12.10小田急電鉄、50000系電車(VSE)運行終了
2023.12.23川崎鶴見臨港バス・横浜市交通局、綱島駅BT発着便の全便につき、新綱島駅BT発着に変更
・・東急バスの一部便(日81,92,93)についても同様の措置がとられる
2023.12.24JR東日本、鶴見線、E131系電車 運転開始
2023.12.31平成エンタープライズ、イオンモール羽生線(羽生駅イオンモール)運行終了
 
令和6年
2024.1.1西武鉄道、鉄道運行に関するすべての電力を再生可能エネルギー由来のものにてまかなうようになる
2024.1.1朝日自動車、イオンモール羽生線 運行開始
2024.2.29京浜急行バス、大井町・大森地区‐お台場間の系統につき、運行終了
2029.2.29上毛電鉄、800系電車(もと営団03系) 営業運転開始
2024.3.16首都圏新都市鉄道、ダイヤ変更
●快速停車駅に八潮を追加
2024.3.16JR東日本、ダイヤ改正
●常磐線、土浦-水戸 間、ワンマン運転開始
●特急’しおさい’、’さざなみ’、’わかしお’、全車指定席となる
●特急しおさい、259系電車を使用開始(成田エクスプレスより転用)
●京葉線、通勤快速、全廃 (快速は朝の2往復のみ存続)
●成田エクスプレス、八王子発着の2往復が新宿発着となる
●鶴見線、全区間においてワンマン運転開始
2024.3.16東武鉄道、ダイヤ改正
●野田線、特急アーバンパークライナー 全廃
●日光・鬼怒川線、スペーシアⅹ使用の特急列車を毎日6往復に増強
2024.3.16小田急バス、宿44(新宿駅西口‐武蔵境駅南口) 廃止
2024.4.1東急バス㈱、㈱東急トランセを吸収合併
2024.4.1東急バス、横浜市青葉区にて、連節バス’タンデムライナー’ 運行開始
2024.4.1箱根登山鉄道㈱、小田急グループの3社(箱根観光船㈱など)を合併し小田急箱根㈱に改称
2024.4.13西武バス、土曜日のダイヤを当面の間、日祝ダイヤで運行
2024.4.16東武鉄道、野田線、2025年春に80000系(5両編成)導入予定と発表
●野田線は将来的には全列車が5両編成とするとのこと
2024.5.7東急電鉄、東横線 Qシート車連結列車を1日7本に増発
●その一方でQシート車を2両から1両に減車
2024.5.10
京王電鉄、2026年初めに2000系電車を導入すると発表
・・オールロングシートである。5号車の一部にフリースペース(シートなし)設定
2024.5.10
上信電鉄、500形電車2連(もと西武101系)、西武カラーを施し運行開始
2024.5.15
関東バス、八景島シーパラダイス線、2階建バスの運行を一時とりやめ
●車両不具合による
2024.5.26なの花交通バス、東京ひとめぐりバス(晴海・豊洲地区運行、=23年9月~)、運行終了
2024.7.1神奈川中央交通、戸塚-ドリームハイツ線、連節バス’ツインライナー’導入
2024.8.1西武バス、土曜ダイヤ、再設定
2024.9.1川崎鶴見臨港バス、日中時間帯に羽田空港第3ターミナルに乗り入れ再開
2024.10.5西東京バス、青梅駅‐つるつる温泉、運行開始
●土休日のみ1日5往復、運賃:~440円
2024.11.18
と19
東海汽船、東京‐下田航路、トライアル運航
●運賃:7500円、所要時間:2時間10分
2024.11.25京浜急行電鉄、イブニング・ウイング号、京急蒲田・京急川崎・横浜からの乗車も可能になる
2024.11.27JR東日本、久留里線末端部(久留里‐上総亀山)の廃止予定を表明
2024.12.1東急バス、代官山循環線、完全キャッシュレス化
2024.12.2京成バス、深夜急行バス 新橋→稲毛線 運行再開
 
令和7年
2025.3.8東武鉄道、野田線 5両編成列車(80000系) 運行開始
2025.3.14JR東日本、南武線、発車メロディー、当日をもって廃止
・・ワンマン化による
2025.3.15 
JR東日本、ダイヤ改正 
●常磐線、特急ときわ号 全列車品川乗り入れ
●常磐線・水戸線、501系電車使用取りやめ、531系に統一
●横須賀・総武線、E235系電車に統一(E217系の運用とりやめ)
2025.3.15
秩父鉄道、ダイヤ改正
●急行列車を2往復から3往復に増強
2025.5.6
東武鉄道、伊勢崎線・館林‐太田間、一部列車が2連化
 
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