5.5 全国の鉄道・交通年表
明治18年
明治18年
1885.10.1 | 国有鉄道、高崎-横川 開業 ・・この路線は東西両京を結ぶ(旧中山道沿いのルートの一部)だけでなく、太平洋側地域と日本海側地域を短絡する路線として重要な意味をもっていた ・・なお、途中にある松井田駅はわが国初のスイッチバック式の駅であった |
明治20年
1887.12.15 | 日本鉄道、現・東北線 郡山-仙台-塩竈 開業 ・・当初の計画では仙台駅は現在駅の東方2Kmほどの地点に設置される予定であったが町の衰退をおそれた住民の反対により現在地に建設された ・・この時代にはすでに鉄道を忌避する考え方がなくなっていることがわかる |
明治22年
1889.7.1 | 国有鉄道、(東海道線)新橋-神戸 全通 |
明治23年
1890.4.16 | 日本鉄道、岩切‐一関 延伸開業 ・・東北本線の仙台・一関間は陸羽街道(R4)から東方へ相当離れたルートをとっている。陸羽街道沿いの町による鉄道忌避説も存在するが、(東方を流れる)北上川にやや近い平野部に線路を敷き、勾配を避けたためともいわれる |
明治24年
1891.9.1 | 日本鉄道、(東北線)上野―青森 全通 |
明治32年
1899.10.15 | 国有鉄道、東海道線 関ヶ原-近江長岡間に柏原経由の新線開業 ・・従来の深谷経由の北寄りのルートは25パーミルの勾配があり、急こう配を回避する目的で新たに建設された |
明治34年
1901.5.27 | 山陽鉄道、神戸―下関 全通 |
1901.11 | 官営八幡製鉄所、軌条工場操業開始 ・・国産のレールが生産できるようになるのはこの時点からである |
明治39年
1906.3.31 | 政府、鉄道国有法 公布 ・・日露戦争時において貨物輸送に支障が多く発生した。軍部の要請による |
明治40年
1907.4.1 | 政府、帝国鉄道庁 設置 ・・従来の鉄道作業局(=現業機関)を改組して設置 |
明治41年
1908.12.5 | 政府、鉄道院 設置 ・・鉄道局(監督機関)、帝国鉄道庁(現業機関)を統合の上廃止 |
明治44年
1911.9.1 | 松山電気軌道、開業(軌間:1435ミリ) ・・開業区間は、住吉‐本町、札ノ辻‐道後であった。のち同月内に両区間がつながる。道後まではすでに伊予鉄道が開業していたためと競合路線となる ・・開業後まもなく(11月)大阪市電気局より、もと2階建てであった電車のうち2両を購入。(2両は有蓋貨車、無蓋貨車に改造され使用) |
明治45年・大正元年
1912.3.12 | 鉄道院内にてジャパン・ツーリスト・ビューロー(JTBの前身)が創立 ・・鉄道院第2代総裁、原敬(1856~1921)の決断による ・・このころになると国際親善や富国増のためには外客誘致が必要であることが認識されるようになっていた |
1912.6.15 | 鉄道院、新橋―下関間に初の特急を運転 ・・所要時間は25時間10分であった ・・この列車は関釜連絡船や朝鮮半島の急行列車と接続していた |
1912.7.30 | (明治より大正に改元) |
大正9年
1920.5.15 | 鉄道省が鉄道院に代わり発足 ・・国有鉄道を管轄する省庁は1943年まで鉄道省とな。しばらくこの体制がつづき、戦時中の1943年に運輸通信省、1945年に運輸省となる。 |
大正12年
1923.7 | 鉄道省、ダイヤ改正 ●東京―下関間に3等車による特急列車が新設される(のちに’櫻’と命名) ・・下りの場合1・2等特急(のちの’富士’)より30分先行するダイヤとした (東京発、3等特急:8時15分発、1・2等特急:8時45分発) ・・列車編成はボックスシートの3等車と和食堂車のみであった ・・当時1・2等客と3等客を一緒にさせたくなかったための新設と考えられる (民主主義がまだ未発達であった当時の社会風潮を反映している) |
大正14年
1925.3.25 | 鉄道省、湯河原―熱海 開通 ・・これにより熱海線(国府津―熱海、現・東海道本線の一部)全通 |
1925.6.5 | 宮城電気鉄道、仙台-西塩釜 開業 ・・同鉄道の仙台駅は郊外電気鉄道の地下ターミナルとしては日本で初めてのものである。しかしのち国有化後東口に地上駅がつくられこの地下区間は歩行者用の駅内通路となった |
大正15年・昭和元年
1926.12.25 | (大正より昭和に改元) |
昭和3年
1928.11.6 | 政府、陸運の監督権を逓信省から鉄道省に移管 ・・このころ民営のバス路線が多く開設され、既存の鉄道に影響をあたえるものも少なからず存在するようになっていた ・・逓信省とは1885~1943年と戦後の一時期に設置され郵便などを扱った省庁である。郵便のマークはテイシンショウの’テ’を図案化したものである |
昭和4年
1929.9.15 | 鉄道省、ダイヤ改正 ・・東海道線の特急列車に愛称を 導入 ●1・2等特急を’富士’と命名 ●3等車による特急を’櫻(さくら)’と命名 ・・愛称名は公募によっており結果はトップが’富士’であり以下’燕’’櫻’’旭’ ’隼(はやぶさ)’’鳩’’大和’’鷗(かもめ)’などがあった |
昭和5年
1930.10.1 | 鉄道省、ダイヤ改正 ●特急’燕(つばめ)’(東京―神戸、所要9時間) 新設 ・・当初停車駅は横浜、国府津(上りは沼津)、名古屋、京都、大阪であった (国府津、沼津は現・御殿場線区間走行に伴う後部補機連結のため) (なお、補機解放は上下列車とも御殿場駅通過中に走行しながら行う) ●上野―日光間に準急列車運転開始(食堂車連結) ・・これは東武日光線に対抗するものとして新設された ●東京―熱海間に準急列車運転開始(1934年まで熱海は終点駅である) ・・このころから1937年7月のダイヤ改正までは鉄道省が’乗りたければ乗れ型’から’旅客誘致型’への変貌がみられた |
昭和6年
1931.2.1 | 鉄道省、3等寝台車 新設 ・・東京-神戸間の列車を手始めに連結されることになった |
1931.4.1 | 鉄道省、中央本線 八王子―甲府 電化 |
1931.9.1 | 鉄道省、清水トンネル完成に伴い上越線全通 ・・清水トンネルをはさむ水上―石打間は当初より電化区間である |
1931 | 鉄道省、鳥羽―(草津線)-姫路間に快速列車設定 ・・伊勢神宮参拝客のための列車である ・・戦前は食堂車も連結していた ・・この前年末には大阪電気軌道・参宮急行電鉄により大阪・宇治山田間が直結されたのでそれに対する対抗列車といえる (前年設定の日光線準急と似た存在である) ・・戦時中に運行が休止されたが1953年に臨時列車として復活した。のち1961.3.1に京都以東が準急’鳥羽’として優等列車に格上げされた |
昭和7年
1932.2.25 | 鉄道弘済会、設立 |
1932.3.25 | 省営バス、亀三線、亀山-三雲 開業 ・・亀三線はのちに亀草線に改称 |
1932.5.5 | 省営バス、亀草線、三雲―石部 延長開業 |
1932 | 鉄道弘済会、東京駅・上野駅において売店を設置 ・・鉄道殉職者の家族の生計維持のためにはじめられた |
昭和8年
1933.4.1 | 新潟電鉄、東関屋-白根 開業 ・・同年8月15日に燕まで開通し全通となる ・・この鉄道路線の建設の契機となったのは1922年の信濃川の大河津分水路の完成である。この分水路により信濃川本流のの水位が下がり、明治初期から運航されてきた巡航船(川蒸気とよばれた)が航行不能となったことに伴いその代替交通機関として開業することとなった |
1933.5.1 | ジャパン・ツーリスト・ビューロー(現・JTB)、北海道遊覧券、九州遊覧券を発売 ・・均一周遊券の始祖といえる |
昭和9年
1934.3.26 | 省営バス、広浜線、広島駅-亀山北口 開業 |
1934.6.16 | 省営バス、広浜線、亀山北口-大朝間を延長 |
1934.12.1 | 鉄道省、丹那トンネル開通 ・・同時に国府津―小田原―熱海―沼津のルートが東海道本線となり、国府津―御殿場―沼津のルートを’御殿場線’に改称 |
1934.12.1 | 鉄道省、ダイヤ改正 ●特急’燕’、(下り)東京―神戸間8時間37分、東京―大阪間8時間となる ●特急’富士’を1・2・3等特急にあらため、東京発午後3時発とする ●特急’櫻’を2・3等特急にあらため、東京1時30分発とする ・・特急’富士’は下関にて関釜連絡船を介して朝鮮半島方面に接続するものとし、’櫻’は下関にて関門連絡船を介して九州方面に接続するものとされ両列車は階級別から目的別に分けられることになった |
昭和10年
1935.3.15 | 鉄道省、福知山・山陰本線、大阪-大社間に2・3等急行列車 新設 ・・食堂車も連結されていた |
1935.11.28 | 鉄道省、土讃本線、三縄―豊永間が開通 ・・これにより高知県の鉄道が四国他県と鉄道でつながる |
昭和12年
1937.7.1 | 鉄道省、ダイヤ改正 ●特急’鷗(かもめ)’(東京-神戸) 新設 ・・東海道線には富士、櫻、燕、鷗と4本の特急列車が運行されることになった |
1937.7 ~1945.8 | (日中戦争) ・・日本の軍部は当初半年程度で終わらせるつもりであったが、結局8年後に日本は敗れた (このころの日本人は武力でもって領土を拡大し続けるべきであると当然のごとく考えている人が多かったようである) |
1937.12.1 | 鉄道省、ガソリン節約のためガソリンカーと省営バスの運転回数削減 |
昭和14年
1939.11.15 | 鉄道省、ダイヤ改正 ●急行列車の増発 (このころ大陸との往来が増加していた) ●湘南地方からの東京への通勤列車を増発 ●東海道線上り急行のスピードダウン(15分~35分増)がおこなわれる (’平行ダイヤ’がはじめて設定され、急行もノロノロ運転となった) ・・1872年の鉄道開業以来、急行列車のスピードダウンは初めてである |
昭和15年
1940.10.10 | 鉄道省、ダイヤ改正 ●観光地行き準急の廃止・普通列車化がおこなわれる |
昭和17年
1942.6.11 | 鉄道省、関門トンネル 完成 ・・7月1日より貨物列車運転開始 |
1942.10.11 | 鉄道省、24時制を実施(たとえば午後1時は13時と表示されるようになる) ・・また同時に’時間表’が現在のように’時刻表’とあらためられる |
1942.11.15 | 鉄道省、ダイヤ改正 ●関門トンネルに旅客列車運転開始 ●特急’富士’、長崎まで運転区間を延長 ●特急’櫻’、急行に格下げ |
1942 | 東亜旅行社(現・㈱JTB)、’時間表’を’時刻表’に改称して出版継続 |
昭和18年
1943.2.15 | 鉄道省、ダイヤ改正 ●特急’燕’を東京―大阪間に短縮 ●特急’鷗’(東京-神戸) 廃止 |
1943.7.1 | 鉄道省、急行料金を改訂(距離による区分を廃止) ・・同時に従来の特急’燕’、’富士’、’櫻’を第1種急行とし、ほかの急行列車を第2種急行とした |
1943.7.11 | 鉄道省、御殿場線 全線単線化 |
1943.10.1 | 鉄道省、ダイヤ改正(このダイヤ改正は’決戦ダイヤ’と銘打たれた) ●第1種急行’燕’(東京―大阪) 廃止 ●第1種急行’富士’、運行区間を博多までに短縮 ●急行列車(第2種急行)がスピードダウンされた(貨物列車の増発による) ・・このころの改正は貨物列車の増強に伴うものである。この背景としては1942年6月のミッドウェイ海戦での敗退以降の米軍潜水艦等の侵入によって一挙に日本近海が危険なものとなり、国内の物資輸送に関して海運の陸運への移行を余儀なくされる事実があった |
1943.11.1 | 政府、鉄道省と逓信省を廃止し運輸通信省を設置 |
昭和19年
1944.4.1 | 運輸通信省、’決戦非常措置要綱’にもとづくダイヤ改正 ●第1種急行’富士’ 廃止 ●1等車、寝台車、食堂車 全廃 ●100Km超の乗車券は警察発行の’旅行証明書’なしには発売とりやめ (警察にとって煩雑なため、この制度は9月に廃止となる) ●旅客運賃を30%値上げ |
1944.6.1 | 中国鉄道(岡山県)、同社のの鉄道路線が国有化される (現在のJR津山線、吉備線) |
1944.6.16 | (米軍機B29、北九州(八幡地区など)を空襲開始) ・・この時点における米軍機は中国内陸の成都基地から離陸していた。従って北九州が航続距離の限界であり本州の都市を攻撃することはできなかった |
1944.11.24 | (米軍機B29、東京を空襲開始) ・・サイパン島陥落後、米軍基地がつくられた。これにより本土の大半の空襲が可能になった ・・当初は軍需工場などの攻撃に重点が置かれた。大都市の住宅密集地域が徹底的に焼き払われたのは翌年の3月以降である |
昭和20年
1945.5.18 | 政府、運輸通信省を廃止し運輸省と逓信院を設置 ・・1年半前と同じ体制にもどる |
1945.6.10 | 運輸省、ダイヤ改正 ・・旅客列車の4分の1が削減された |
1945.8.15 | (終戦) |
昭和22年
1947.4.1 | 運輸省、上越線 高崎―水上 電化 |
1947.10.1 | 運輸省、上越線 石打―長岡 電化 ・・これにより、上越線全線電化 ・・上越線の電化は以前から考えられていた。しかし発電所を攻撃されたらひとたまりもないという軍部の意向により戦後に持ち越されることになった |
昭和24年
1949.4.24 | 運輸省、奥羽本線、福島―米沢 直流電化 |
1949.6.1 | 運輸省の現業部門が独立し、日本国有鉄道公社として新発足する ・・この公社化は監督部門と現業部門が同一の組織(運輸省)によって運営されていることにより(民営交通業者との)自由競争が妨げられているとしてGHQ(連合軍司令部)より指導をうけたことによる |
1949.9.15 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’へいわ’(東京―大阪、所要9時間)新設(食堂車が5年半ぶり復活) |
1949 | 国鉄、湊町(現・JR難波)-名古屋間に準急3往復 新設 ・・天王寺-名古屋間において3時間30分ほど要した |
昭和25年
1950.1.1 | 国鉄、特急’へいわ’を’つばめ’に改称 |
1950.3.1 | 国鉄、80系電車(=湘南型) 営業運転開始(東京‐沼津) ・・この時に初めて採用されたグリーンとオレンジ色の組み合わせは、沿線のミカンの葉と実にちなむ |
1950.5.18 | 日本自動車航送㈱、設立 ・・1950.7.25 下関-門司市小森江間にてフェリーボ-トによる航送開始 ・・1950.12 西鉄が京急より同社株式を譲受し西鉄系列の会社となる |
1950.6.1 | 国鉄、東北・日光線、快速’日光’運転開始 ・・C57+32系客車7両編成であった |
1950.7.31 | 国鉄、従来の鉄道局・管理部を廃止して27の鉄道管理局を設置 |
1950.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●急行(東京―宇野) 新設 (1951.12.2に’せと’(平仮名)と命名) (当初は東京―広島間の急行’安芸’と併結されていた。翌年9月に単独運 転となった後、11月25日にに急行’いずも’と併結されることになった) ●上越線急行(上野―新潟、1往復、のちに’越路’と命名) 定期化 ・・当時上越線の昼行の優等列車は、しばらくこの列車1本のみであった ●特急’つばめ’、’はと’の東京―大阪間の所要時間を8時間に短縮 |
昭和26年
1951.4.1 ~5.10 | 国鉄、ダイヤ改正 ●臨時特急’さくら’(東京―大阪) 運転 |
1951.5.1 | 日本発送電㈱、解体 ・・これにより全国に9つの電力会社が発足 |
1951.8.1 | 日本航空㈱、設立 |
1951.10.25 | 日本航空、東京―大阪―福岡 運航開始 |
1951.11.25 | 国鉄、ダイヤ改正 ●急行’いずも’(東京―大社)新設 ●急行’阿蘇’(東京-都城)新設 ・・急行’いずも’は東京―大阪間は1956年まで急行’せと’と併結 |
1951.12.12 | 国鉄、赤穂線、相生―播州赤穂(非電化) 開業 ・・同時に赤穂鉄道(有年―播州赤穂、軌間:762ミリ)が廃止となった ・・また播州赤穂駅が単に赤穂駅とならず直前に’播州’がつけられたのは当時国鉄飯田線に赤穂駅(こちらは’あかほ’と読む、1959年に駒ヶ根駅に改称)があったためである |
昭和27年
1952.4.1 | 国鉄、高崎線、大宮―高崎(操) 直流電化 ・・電化当初は全列車とも電気機関車牽引列車である。高崎線にモハ80系が運転されだしたのは1956.11以降である |
1952.7.1 | 政府、東京国際空港(羽田) 開設 |
1952.10.1 | 国鉄、上野―新潟間の昼行急行(当時は1往復のみ)を’越路’と命名 |
1952 | このころ地方の中小私鉄において(蒸気鉄道から)ディーゼル化が多く見られた |
昭和28年
1953.3.15 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’かもめ’(京都―博多)新設 |
1953.8.5 | 鉄道軌道整備法、公布 ・・戦前に制定された地方鉄道補助法に比べ支給金額が比べ物にならないほど少なくなったという。戦後における地方都市において私鉄の新線建設のケースが少なくなったのはバスの発達のほかこういったところにも理由があると考えられる |
昭和29年
1954.10.2 | 国鉄、臨時準急’あまぎ’(新宿―(品鶴線)―熱海) 運転開始 ・・現在の湘南新宿ラインを通る列車で当時は珍しい存在であった ・・1961.10.1に廃止 |
1954.12.10 | 国鉄、備後十日市駅を三次駅に改称 |
昭和30年
1955.3.1 | 国鉄 赤穂線、 播州赤穂-日生 開業 |
1955.3.19 | 国鉄、初の気動車準急が名古屋―湊町間に新設 (のちに’かすが’と命名) ・・車両はキハ10系が使用されていた |
1955.7.20 | 国鉄、準急’東海’(東京―名古屋、客車列車)新設 ・・下り便の東京発は15時5分とした ・・当時の東海道線の優等列車は関西以西を志向したものであって東海地区にとってはあまり便利なものといえなかった。実際東京発は午前発と19時以降発のものが多く片寄りがあった。’東海’号は2年後に電車化の上、3往復化されている |
1955.10.25 | 国鉄、ちどり号(広島-米子)に夜行便新設 ・・所要時間:7時間50分 |
昭和31年
1956.3.20 | 国鉄、3等寝台車が復活 |
1956.11.19 | 国鉄、東海道本線、全線電化 |
1956.11.19 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急あさかぜ(東京―博多)新設 ・・特急あさかぜについては京阪神地区を深夜に通過することから大鉄局より反対の声が上がっていた。(実際当時の東京・九州間の急行列車において大阪駅到着時にかなり多くの乗客が入れ替わっていたという) しかし列車を走らせてみると大ヒットといえる人気列車となった ●特急’つばめ’、’はと’の速達化が図られる(8時間→7時間30分) ・・また特急つばめ、はとに関しては30分のスピードアップとなった。これは電気機関車(EF58型)が蒸気機関車(C62)より勾配に強く、加速力にも優れていたことのほか、2回に及ぶ機関車付け替えを省略できたことが大きかった。また客車には、電化により煤煙による汚れの心配がなくなったことや、どこで見ても特急列車とわかるようにということで淡緑色(青大将色)が塗装された (機関車は2色塗装が採用できたが客車の方は時間的に間に合わず1色塗装となった) ●急行’佐渡’(上野―新潟、昼行) 新設 ・・これまでは上越線昼行急行は’越路’1本のみであった ●急行’おいらせ’(上野―青森) 新設 |
昭和32年
1957.4.1 | 国鉄、山陰本線、出雲今市駅を出雲市駅に改称 |
1957.6.20 | 国鉄、東京―大垣間にモハ80電車による長距離運転開始 |
1957.7.20 | 国鉄、東京―博多間に臨時特急’さちかぜ’運転開始 |
1957.9.5 | 国鉄、仙山線、仙台―作並間にて交流電気機関車運転開始 ・・交流電化第1号となる |
1957.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●準急’東海’(東京―名古屋、客車列車)を80系電車化、同時に3往復化 ●大阪・名古屋間の客車準急を80系電車化 (翌月に’比叡’と命名) ●特急’さちかぜ’(東京―長崎)定期化 |
1957.12.3 | 日本ヘリコプター輸送㈱、全日本空輸㈱に改称 |
昭和33年
1958.4.25 | 国鉄、臨時気動車急行’ひかり’(博多―小倉―別府) 運転開始 ・・同年5月1日に別府―熊本間延長 ・・同年8月1日に準急化 |
1958.4.29 | 国鉄新潟駅、現在地に移転 ・・これ以前はもっと信濃川寄りの地点(現在新潟東映ホテルや弁天公園がある)であった |
1958.8.31 | 国鉄、寝台特急’あさかぜ’号用の20系固定編成客車が落成 ・・この客車は客室用の電源を客車ごとの車軸発電機からとるのをやめ、編成端部の電源車に発電機を搭載し各車両に送電するものである。従来の方式では車軸発電機にとりつけられたファンベルトが焼けて切れたりして冷房装置(マイネ40,41などに装備)が作動しなかったりしていたためである ・・このとき客車の車体には初めて少し濃いめの青色(青15号)が採用された。これは当時山陽本線には蒸気機関車牽引による区間があり煤煙による車体の汚れを目立たなくするためであった。(青色の客車はこの時が初めてである) |
1958.9.17 | 国鉄、東海道線特急’こだま’用の151系電車 竣工 ・・本来の同列車の運転開始予定日には間に合ったが試運転や運転要員育成のため11月1日より営業運行となった |
1958.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’はつかり’新設(上野‐青森、常磐線経由、ブルー塗装の客車列車) (台風の影響により、10月10日に運転開始) ●特急’あさかぜ’、20系ブルートレイン化 ●特急’はやぶさ’、新設(東京―鹿児島間、旧・あさかぜ客車流用) |
1958.11.1 | 国鉄、電車特急’こだま’(東京―大阪、東京-神戸、各1往復)運転開始 |
1958.11.27 | 西日本鉄道、福島線(日吉町‐福島) 廃止 ・・建設省により、国道3号線の改修の障害となるため撤去を要請された |
1958.12.1 | 国鉄、気動車準急’きのくに’(天王寺-白浜) 運転開始 |
昭和34年
1959.7.15 | 国鉄、紀勢本線全通 |
1959.7.15 | 国鉄、ダイヤ改正 ●準急’くまの’(天王寺-新宮)が天王寺‐新宮-名古屋に延伸 ●急行’那智’(東京‐新宮、臨時列車) 運転開始 |
1959.9.22 | 国鉄、日光線、全線電化 |
1959.9.22 | 国鉄、ダイヤ改正 ●気動車急行’みやぎの’(上野-仙台、常磐線経由) 運転開始 ●準急’日光’(上野―日光)に157系電車を新製投入 ・・特急列車並みの車内設備があった ●急行’那智’(東京-新宮) 定期化 |
1959.10.1 | 国鉄、飯田線、赤穂(あかほ)駅が駒ヶ根駅に改称される ・・1954.7.1に旧・赤穂町にして周辺の町村を合併し駒ヶ根市が発足したためそれに伴うものである |
1959.11.5 | 国鉄、コンテナ特急’たから’号(汐留(貨)‐梅田(貨)) 運転開始 |
1959.11.21 | 国鉄、臨時電車特急’ひびき’ 運転開始 ・・この列車には157系(=日光型)が使用された |
1959.12.13 | 国鉄、長野‐名古屋間準急を大阪まで延長運転(準急’ちくま’)(客車列車) ・・この列車の命名発案者は’千曲川’ではなく’筑摩’(松本周辺の地域名)からイメージしたという(鉄ピク134p29) |
昭和35年
1960.4.25 | 国鉄、新宿―松本間にディーゼル急行’アルプス’運転開始 |
1960.6.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’つばめ’’はと’が151系電車特急化(東京大阪間6時間半に短縮) (上記2列車は’第1つばめ’、第2つばめ’と改称) ●上記2列車の電車化により1等車が全廃され、旧・2等車が1等車に、旧・ 3等車が2等車に改称された ●準急’丹波’(大阪―城崎、気動車) 新設 ●準急’くりこま’(仙台―盛岡、気動車)新設 ●急行’山陽’(岡山―博多、気動車) 新設 ●急行’せっつ’(東京-大阪、電車) 新設 |
1960.7.1 | 国鉄、乗車券につき、3等級制から2等級制に変更 |
1960.7.20 | 国鉄、特急’はやぶさ’(東京―鹿児島)、20系客車におきかえ ・・同時に運行区間を西鹿児島までに改める |
1960.10.14 | 国鉄、南福岡駅構内に南福岡電車区開設 |
1960.11.1 | 国鉄、仙山線 山寺-山形 交流電化完成 ・・仙台-山形間 電車運転開始 |
1960.12.10 | 国鉄、常磐線、特急’はつかり’をキハ81系に置きかえ |
昭和36年
1961.3.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ◎列車の新設 ●急行’なにわ’(東京―大阪、昼行)(153系電車) ●急行’金星’(東京―大阪、夜行)(153系電車) ●準急’鳥羽’(京都‐鳥羽、草津線経由(気動車) ●準急’伊那’ (名古屋―豊橋―辰野)(80系電車) ◎列車の格上げ ●準急’くまの’(名古屋‐天王寺) ⇒気動車化のうえ’急行’紀州’に改称 |
1961.5.1 | 国鉄、臨時急行’志賀’(上野―長野、キハ57系) 新設 ・・キハ57系気動車はアプト式区間を通過することができた |
1961.5.8 | 仙南交通、秋保(あきう)線 廃止 ・・同線は仙台市による買収案もあったが1953年6月に否決されている |
1961.6.1 | 国鉄、鹿児島本線、門司港―久留米 交流電化 ・・このころまで鹿児島本線の複線区間は久留米までであった。したがって電化工事も門司港―久留米間が考えられていた。しかし久留米駅が狭隘であったことからのち荒木駅まで電化されることになった |
1961.6 | 国鉄、ダイヤ改正 ●急行’蔵王’(上野‐山形)新設 (上野-福島間は急行’松島’と併結) |
1961.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ・・この時点より列車番号において電車列車の場合、数字の後ろに’M’、気動車列車の場合’D’が付くようにあらためられた ◎特急の新設 ●特急’富士’(東京-神戸、東京―宇野、各1往復) (東京・神戸間の1往復は’こだま’のうち1往復からの改称) ●特急’うずしお’ (大阪―宇野、1往復) ●特急’まつかぜ’(大阪―松江、福知山線経由、キハ82系使用) ●特急’つばさ’ (上野―秋田、キハ82系使用) ●特急’白鳥’ (大阪―上野・青森、キハ82系使用) ●特急’おおぞら’(函館―旭川、キハ82系使用) ◎準急の新設 ●準急’天竜’(新宿―(中央東・飯田線)-天竜峡) ・・長距離普通列車にも手が加えられた ●長距離普通列車111レ(東京―門司)が姫路にて分割運転となる (一方、上り112レは大阪にて分割) ◎準急の格上げ ●準急’ちくま’(長野‐大阪)、気動車化のうえ急行となる ◎列車の廃止 ●臨時準急’あまぎ’(新宿-(品鶴線)―熱海) |
1961.11.1 | 西日本鉄道、福岡駅高架化 ・・2つのかまぼこ型ドーム状の屋根をもつ、5面5線のターミナルとなる |
昭和37年
1962.2.15 | 国鉄、鹿児島本線、久留米‐荒木(4.9Km) 交流電化 |
1962.3.1 | 国鉄、急行’志賀’、’丸池’(キハ57系使用)の編成の一部を長野電鉄湯田中まで乗り入れ開始 |
1962.5.20 | 国鉄、信越本線、長岡―新潟 直流電化 |
1962.6.10 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’とき’(上野―新潟) 新設 |
1962.9.1 | 国鉄、赤穂線(相生―東岡山)、全通 |
1962.9.1 | 国鉄、宇野―鳥取間に準急’砂丘’運転開始 |
昭和38年
1963.4.4 | 国鉄、北陸本線 福井‐金沢 交流電化 |
1963.6.21 | 国鉄、信越本線、軽井沢-長野 電化 |
1963.6 | 国鉄、ダイヤ改正 ●準急’赤石’(新宿―(中央東・飯田線)―飯田) 新設 |
1963.10.1 | 国鉄、信越本線 横川-軽井沢間 複線化 |
1963.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●急行’信州’(上野‐長野、165系電車使用、4往復) 新設 |
1963.11.17 | 札幌市交通局、非電化の路面軌道線 開業 ・・路面ディーゼルカーが運行される |
1963.12.1 | 国鉄、博多駅 高架化移転 ・・これ以前は現在の博多区役所の位置にあった。駅付近には’開かずの踏切’があり、また駅舎が狭く改善がのぞまれていた ・・またこの移転は将来の新幹線乗り入れがすでに考慮されたものであった |
昭和39年
1964.3.20 | 国鉄、特急’まつかぜ’、松江・博多間 延長 |
1964.5.8 | 国鉄、青函海底トンネルの試掘を開始 ・・このあとトンネル開通まで青函航路をいかに持続させるかが問題として浮上した。旧型船11隻をすべて新型船に置きかえることになる |
1964.7.25 | 国鉄、山陽本線、横川―小郡 直流電化開業 ・・これにより山陽本線全線電化 ・・これより早く1960年にに九州においては交流電化(上記、門司港―久留米間)が完成していた。そこで交直接点をどこにするかが議論された。岡山付近、広島県内、下関駅構内など比較検討された。しかし山陽本線の機関車の保有両数が少なくできる事や、関門トンネル(すでに戦時中に直流電化にて開業)を交流化するのはトンネル断面の大きさから無理であると判明したことにより、現在のように門司駅構内に接点が設定された |
1964.10.1 | 国鉄、東海道新幹線(東京―新大阪)、開業 ・・’ひかり’号の所要時間は4時間、’こだま’は5時間であった ・・在来線においては以下の列車が新設された ●特急’しおじ’ (新大阪―下関) ●特急’つばめ’ (新大阪―博多) ●特急’はと’ (新大阪―博多) ●特急’やまばと’ (上野―山形) ●寝台特急’富士’ (東京―大分) ●寝台特急’はくつる’ (上野―青森) ●急行’つくし’ (大阪―博多) ・・運行区間の変更も行われる ●急行’那智’ (東京‐新宮 ⇒東京-紀伊勝浦) ・・準急列車の電車化も行われる ●準急’ときわ’、7往復中6往復を451系電車におきかえ |
1964.12.25 | 国鉄、北陸線に以下の特急を新設 ●特急’雷鳥’ (大阪―富山) ●特急’しらさぎ’(名古屋―富山) |
昭和40年
1965.3.5 | 国鉄、準急列車のうち運行距離が100Kmを超えるものを急行に格上げ |
1965.9.24 | 北陸鉄道、片山津線(動橋‐片山津、2.7Km) 廃止 |
1965.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●東海道新幹線’ひかり’(東京―新大阪間)の所要時間を短縮 (4時間から3時間10分にあらためる) ●特急’はくたか’(上野―金沢) 新設 ・・特急’白鳥’の大阪―上野間編成を別列車とした ●急行’ていね’(函館―札幌、函館本線経由) 新設(系統分割) ・・従来は急行’まりも’(函館―札幌―釧路)であったが札幌以南を分離 ●急行’銀河’(東京-神戸)を姫路まで延長運転 ●急行’越前’(上野‐福井、長野経由) 新設 |
1965.10.1 | 国鉄、鹿児島本線、 荒木―熊本 電化開業 ・・これにより、門司港―熊本間の電化が完了 |
昭和41年
1966.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’あさま’(上野―長野) 新設 |
1966.12.12 | 国鉄、特急’あずさ’ 運転開始 ・・本来は10月1日の予定であったが複線化工事が遅れたため運転開始がずれこんだ |
昭和42年
1967.2.11 | 北陸鉄道、金沢市内軌道線 全廃 ・・市内電車を廃止しバスによる一元化を推進したのは当時取締役のひとりであった土川元夫(1903~1974、1967年当時名鉄社長)である |
1967.5.15 | 日ノ丸自動車、鉄道線(米子市‐法勝寺) 全廃 |
1967.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●寝台電車特急’月光’(新大阪―博多) 新設 |
昭和43年
1968.8.22 | 国鉄、東北本線、全線電化 |
1968.9.20 | 国鉄、中央東線 梁川-猿橋間において新線に切り替え ・・中央東線には比較的少ない複線仕様のルート(猿橋トンネル、新桂川橋梁)となる ・・旧線は少し北の桂川沿いを通っていた |
1968.9 | 国鉄、信越本線、小諸駅西方、高架化 |
1968.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ・・準急列車が急行列車に統合される ・・新たに以下の特急列車が新設される ●特急’しなの’ (名古屋―長野) ●特急’にちりん’(博多―宮崎) ●特急’あいづ’ (上野―会津若松) ●特急’金星’ (名古屋-博多) ・・列車名の改称がある ●急行’ていね’ ⇒’ニセコ’ ●急行’天竜’、’赤石’ ⇒’こまがね’(一部を除き165系化) ●急行’那智’(東京‐紀伊勝浦) ⇒’紀伊’ |
1968 | 弘済出版社(現・交通新聞社)、1968年3月号より(大時刻表を改題し)’ダイヤエース時刻表’発行 ・・1975年2月号まで継続 ・・1975年3月号から1987年(国鉄民営化)までは再び’大時刻表’として継続 |
昭和44年
1969.4 | 国鉄、急行’伊豆’のうち157系により運行されていた列車を特急に格上げし、あらたに’あまぎ’と命名 |
1969.5.10 | 国鉄、運賃において等級制(1等、2等があった)を廃止 ・・これまで’1等座席車’と称していた車両を’グリーン車’に改称 |
1969.8.24 | 国鉄、赤穂線 全線電化 |
1969.9.29 | 国鉄、北陸本線、全線電化 |
1969.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ・・特急列車の新設がある ●特急’ひたち’(上野―平(現・いわき)) ●特急’いなほ’(上野―秋田、羽越線経由) ●特急’北越’(大阪―新潟) |
1969.12.8 | 国鉄、東海道新幹線、ひかり号の一部を16両編成化 |
昭和45年
1970.9.1 | 国鉄、鹿児島本線 全線電化 |
1970.9.15 | 国鉄、呉線 全線電化 |
1970.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●急行’安芸’を山陽本線経由とし下関まで延長、特急’あさかぜ’に格上げ ●電車急行’あき’、大阪以西の急行として新設(急行’とも’を改称) ●急行’霧島’(東京―西鹿児島)を’桜島’に改称 |
昭和46年
1971.3.1 | 国鉄、ミニ周遊券 発売開始 |
1971.4 | 国鉄、ダイヤ改正 ●北陸本線、福井金沢‐富山間に快速列車(6往復)設定 ・・幹線系線区における快速列車のテストケースとして実施される |
1971.9.16 | 国鉄、函館本線、急行’ニセコ’ 蒸機牽引を改めディーゼル機化 |
1971.12.16 | 札幌市交通局、地下鉄南北線、北24条―真駒内(12.1Km) 開業 ・・1960年代の札幌市は人口が100万人に達しておらず本格的な地下鉄を建設していくことは困難と見られていた。したがってはやくから中量輸送機関としてゴムタイヤ式鉄道の研究が行われていた |
昭和47年
1972.3.25 | 国鉄、山陽新幹線(新大阪―岡山) 開業 |
1972.10.2 | 国鉄、羽越本線・白新線、全線電化 ・・これにより、米原―青森間の日本海縦貫線が全線電化 |
1972.10.2 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’白鳥’(大阪―青森)、485系電車に置きかえ ・・この時、列車本数が多く パターンダイヤ化されている特急列車を’エル特急’とよぶようになった |
昭和48年
1973.5.27 | 国鉄、中央西線、中津川―塩尻 電化 ・・これにより中央西線が全線電化 |
1973.7.10 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’しなの’、381系電車に置きかえ |
昭和50年
1975.3.10 | 国鉄、山陽新幹線、岡山―博多 開業 |
1975.3.10 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’つばめ’廃止 ●特急’はと’廃止 ●特急’しなの’全列車381系化 ●急行’桜島’’高千穂’(ともに東京―西鹿児島)廃止 (’桜島’は鹿児島線経由、’高千穂’は日豊線経由) ●特急’あやめ’(東京‐鹿島神宮、4往復) 新設 ●特急’安芸’(新大阪‐下関、20系客車)新設 (急行’音戸’を特急格上げ) |
1975.10.1 | 国鉄、特急’あさま’ 181系電車を189系におきかえ |
1975.1125 | 国鉄、東北・奥羽本線、特急’つばさ’(上野―秋田)(キハ181系を置きかえて)485系電車化 |
1975.12.14 | 国鉄、室蘭本線 蒸気機関車牽引による旅客列車 運行終了 |
昭和51年
1976.6.6 | 国鉄、長崎本線・佐世保線、交流電化 |
1976.7.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’かもめ’(博多―長崎) 新設 ●特急’みどり’ (博多―佐世保) 新設 |
1976.7.9 | 大井川鉄道、C11型蒸気機関車とオハ35系客車3両を使用して’SL急行’を運転開始 |
1976.11.30 | 国鉄、信越線急行・中央東線急行においてビュッフェの営業が終了 |
昭和53年
1978.10.2 | 国鉄、優等列車愛称番号付与の方式を変更 ・・下り列車を奇数、上り列車を偶数とする。例えば’特急あずさ2号’であれば上りの初発の特急列車ということになる |
1978.10.2 | 国鉄、特急列車の先頭の愛称表示幕においてイラストを追加 |
1978.10.2 | 国鉄 、ダイヤ改正 ●夜行急行’ちくま’ 12系座席車+20系B寝台車化 ●特急’くろしお’ 電車化に伴い新宮以東を廃止 ●特急’南紀’(名古屋-紀伊勝浦、伊勢線経由) 運転開始 |
昭和54年
1979.8.1 | 国鉄、山口線、SL快速’やまぐち’号 運転開始 |
1979.10.1 | 国鉄、日豊本線、全線電化 |
昭和55年
1980.7.1 | 国鉄、輪島線 和倉駅を和倉温泉駅に改称 |
1980.10.1 | 国鉄、千歳線 千歳空港駅 開業 |
昭和56年
1981.3.1 | 長野電鉄、長野線、長野-本郷間 地下化 |
1981.4.1 | 福井鉄道、南越線、全線廃止 |
1981.7.26 | 福岡市交通局、地下鉄1号線、天神―室見間 開業 ・・2年後には国鉄筑肥線と相互乗り入れが開始されているので、九州の国鉄線に合わせ交流電化となってもよさそうではあるが直流電化となっている。 (交流電化するには事故の場合に折りたたんだパンタグラフと電車線(トロリー線)との距離を余分にとる必要がある。したがってトンネル断面を大きくしなければならなくなるので建設費がその分高くなる) |
1981.10.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’踊り子’新設(従来の急行’伊豆’と特急’あまぎ’を特急として統合) |
昭和57年
1982.3.1 | 国鉄、’青春18のびのびきっぷ’発売 ・・この’18’とは青春の象徴的年齢であるところからきている(国鉄旅客局) ・・翌年’青春18きっぷ’に改称 |
1982.6.23 | 国鉄、東北新幹線、大宮―盛岡 開業 |
1982.11.15 | 国鉄、上越新幹線、大宮―新潟 開業 |
1982.11.15 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’金星’(名古屋‐博多) 廃止 ・・名古屋地区より581系(583系)が見られなくなる ●特急’白鳥’が1往復(福井‐青森)増便 (急行’しらゆき’の格上げによる) ●急行’志賀’(上野‐屋代‐長野電鉄湯田中) 廃止 |
昭和58年
1983.7.5 | 国鉄、ダイヤ改正 ●急行’伊那’(豊橋―飯田) 廃止 |
昭和59年
1984.2.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ・・鉄道の特性を発揮できるもののみを残し、他は切り捨てるといった方針に沿ったものとなり寝台特急や急行列車が廃止された ●急行’比叡’(大阪-名古屋) 廃止 ●寝台特急’紀伊’(東京-紀伊勝浦) 廃止 ・・地方都市の近郊においてサービス改善がみられた ●’するがシャトル’運転開始 (東海道線(島田‐静岡‐興津)) |
昭和60年
1985.3.14 | 国鉄、東北新幹線、上野―大宮 開業 |
1985.3.14 | 国鉄、小松島線、廃止 ・・南海フェリーが小松島港から和歌山港まで運行されていたが接続ができなくなってしまった |
1985.3.14 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’まつかぜ’(大阪ー(福知山・山陰線)―博多)を大阪―米子に短縮 (同時に食堂車連結も中止) ●特急’いそかぜ’(米子―博多) 新設 |
1985.4.1 | 国鉄、矢部線(羽犬塚‐黒木、19.7km) 廃止 |
1985.11.24 | 富山地方鉄道、電鉄富山駅 構内改造工事完了 ・・シンプルながらも優美な終端駅となる ・・なお、これ以前も3面4線であり線路配置は同様であった |
昭和61年
1986.6.1 | 北陸鉄道、小松線 全線廃止(小松-鵜川遊泉寺、5.9Km) |
1986.10.1 | 国鉄、郵便輸送を全廃 |
1986.11.1 | 国鉄、ダイヤ改正 ●特急’まつかぜ’(大阪―米子) 廃止 ●急行’丹波’、’だいせん(昼行)’廃止 ●特急’北近畿’(新大阪―城崎) 新設 |
昭和62年
1987.4.1 | 国鉄、分割民営化 |
昭和63年
1988.3.13 | JR北海道、津軽海峡線(青函トンネル)、開業 |
1988.3.13 | JRグループ、ダイヤ改正 ●J東・J西、特急’かがやき’(長岡‐金沢、2往復) 新設 |
1988.4.1 | 本州のJRバス5社、JR旅客鉄道会社より独立して営業開始 |
1988.4.10 | 国鉄、瀬戸大橋線、開業 |
昭和64年・平成元年
1989.1.8 | (昭和より平成に改元) |
1989.3.11 | JRグループ、ダイヤ改正 ●JR西日本、東京―博多間100系’グランドひかり’ 運転開始 (16両編成の中央部4両が2階建て車であり、うち1両が食堂車) ●JR東日本、常磐線に’スーパーひたち’運転開始 ●JR東海、特急’ひだ’にキハ85系 使用開始 ●JR九州、特急’ゆふいんの森’ 新設 ●JR西日本、快速’サンライナー’(岡山―福山)新設(117系電車使用) |
1989.7.22 | JR西日本・四国、ダイヤ改正 ●JR西日本、’スーパーくろしお’新設(381系電車改造車使用) |
平成2年
1990.6.5 | JR西日本、金沢駅 貨物ホームを除き高架化 |
1990.9.1 | JR東日本、ダイヤ改正 ・・山形新幹線改軌工事との関係で奥羽線にて若干の変更をおこなった ●急行’津軽’を仙山線経由に変更、同時に583系に置きかえ ●寝台特急’あけぼの’のうち1往復を陸羽東線経由に変更、また別の1往復 も上越・羽越線経由に変更の上’鳥海’に改称 |
1990 | 富山地方鉄道、京阪電鉄より3000系電車車体の譲渡をうける ・・当初は阪急2800系の車体譲受を計画していたがクロスシ-ト座席の調達が困難であったので断念された |
平成3年
1991.1.1 | 下津井電鉄、鉄道線全線(児島―下津井、6.5Km、軌間762ミリ) 廃止 |
1991.6.20 | JR東日本、東北新幹線、東京―上野、開業 |
1991.7.1 | 同和鉱業、片上鉄道線(片上‐柵原) 廃止 |
1991.9.1 | JR西日本、七尾線、津幡-和倉温泉間 直流電化 ・・トロリー線を低くしなければならないトンネル(宝達駅南方の天井川の下)があるため直流となった |
平成4年
1992.3.14 | JRグループ、ダイヤ改正 ●東海道新幹線’のぞみ’運転開始(東京―新大阪、所要2時間半をうたう) (東京駅初発となるのぞみ301号は’名古屋飛ばし’で物議をかもした。 これは夜間に線路補修工事をおこなうので初発列車は路盤を固める べくその区間は徐行を要したためである。現在は’道床安定作業車’ という保線機械が開発され徐行は必要ではなくなっている。) ・・300系が使用され、当時最高時速は270Km/hであった ●紀勢東線、特急’南紀’にキハ85系使用開始 ・・キハ80系の最後の定期運用がなくなった |
1992.4.1 | JR四国、高徳線に残っていた客車列車が気動車化 ・・JR 四国から客車列車による普通列車がなくなる |
1992.7.1 | JR東日本、山形新幹線(福島―山形) 開業 ・・奥羽本線の同区間を1435ミリ軌間に改軌してその区間につき新しい名称をあたえたものであり、’ミニ新幹線’とよばれる方式である |
1992.7.1 | JRグループ、ダイヤ改正 ●山形新幹線’つばさ’(東京―山形) 新設 ●特急’こまくさ’(山形‐秋田) 新設 |
1992.7.15 | JR九州、ダイヤ改正 ●特急’つばめ’(博多―西鹿児島) 新設 ・・787系新型特急車のデビューにあわせ、西鹿児島発着便に新たな列車 名をつけることになった |
1992.7.15 | 仙台市交通局、地下鉄南北線 八乙女‐泉中央 延伸開業 |
平成5年
1993.3.18 | JRグループ、ダイヤ改正 ●新幹線’のぞみ’が山陽新幹線の博多まで運転 ・・JR西日本においても300系(3000番台)が投入された ●夜行急行’能登’、14系客車(座席車+寝台車)から489系におきかえ ●JR四国、高松から伊予市まで電化区間がつながり、特急’しおかぜ’、’い しづち’が(宇和島直通便をのぞき)電車化される ●東京駅発着の寝台特急の食堂車が営業休止 (特急’あさかぜ’、’はやぶさ’、’’富士、’さくら’) |
1993.12.1 | JR東日本、ダイヤ改正 ●特急’あいづ’(上野―会津若松) 廃止 |
平成6年
1994.7.15 | JR東日本、ダイヤ改正 ●東北・上越新幹線にてE1系’Max’ 営業運転開始 |
1994.9.4 | JR西日本、ダイヤ改正 ●特急’はるか’(京都―関西空港) 運転開始 |
1994.12.3 | JRグループ、ダイヤ改正 ●寝台特急’つるぎ’(大阪―新潟) 臨時列車に格下げ ●函館本線(小樽―岩見沢)に残っていた客車列車1往復(51系)運用終了 |
平成7年
1995.4.25 | JRグループ、ダイヤ改正 ●北陸本線、新造681系を使用し’スーパー雷鳥(サンダーバード)’新設 ●日豊本線、883系使用の’ソニックにちりん’新設 |
1995.10.1 | JR東海、ダイヤ改正 ●身延線、急行’富士川’が特急化され’ふじかわ’となる(373系電車使用) |
1995.12.1 | JR東日本、ダイヤ改正 ●磐越西線、客車列車による普通列車の運行がなくなる |
平成8年
1996.3.16 | JR東海、急行’東海’(165系)を373系を使用し特急化 |
1996.3.30 | JR東日本、ダイヤ改正 ●田沢湖線、(秋田新幹線化工事のため)1年間運休となる(バスで代行) ・・上記運休に対応し北上線経由の’秋田リレー号’が運転された ●東北本線、盛岡・青森間の客車による普通列車が701系電車化 |
1996.7.25 | JR東海、ダイヤ改正 ●特急’しなの’381系を383系に置きかえ (同時に’ワイドビュー’が前につくようになる) |
平成9年
1997.3.8 | JR西日本、ダイヤ改正 ●JR東西線、開業 |
1997.3.22 | JR東日本、秋田新幹線(盛岡―秋田) 開業 |
1997.3.22 | 北越急行、ほくほく線(六日町‐犀潟(さいがた)、59.5Km) 開業 |
1997.3.22 | JRグループ、ダイヤ改正 ●秋田新幹線’こまち’運転開始 ●東北新幹線、E2系が投入され275Km/h運転開始 ●山陽新幹線、500系’のぞみ’ 運転開始 ●山陰線、鳥取―米子間の12系客車列車(2往復)を気動車化 ●特急’はくたか’ (越後湯沢‐ほくほく線‐金沢) 新設 |
1997.10.1 | JR東日本、北陸新幹線、高崎―長野 開業 ・・当初は金沢方面への旅客の誤乗を防ぐため’長野行新幹線’と表示 ・・信越本線の横川―軽井沢間は廃止 ・・信越本線の軽井沢―篠ノ井間は’しなの鉄道’に移管 ・・この時東京駅(JR東日本の新幹線のりば)が2面4線化 (これにより上野始発の新幹線定期列車を東京始発にあらためる) |
1997.10.1 | JRグループ、ダイヤ改正 ●常磐線、特急’フレッシュひたち’(上野―勝田)運転開始(E653系投入) ●信越線、特急’あさま’が新幹線化 ●信越・北陸線、特急’白山’ 廃止 ●信越線夜行急行’能登’、上越線経由に変更 ●中央西線、夜行急行’ちくま’(12系座席+14系寝台)を383系電車化 |
1997.11.29 | JRグループ、ダイヤ改正 ●500系’のぞみ’東京乗り入れ開始 ●のぞみ301号(名古屋飛ばしで有名)がのぞみ1号に統合される ●特急’いなば’(岡山―鳥取、智頭急行線経由)新設 ●急行’つやま’新設(1往復のみ)(同区間には、快速’ことぶき’も新設) ●急行’砂丘’廃止 ●寝台特急’はやぶさ’、運転区間を熊本までに短縮 ●寝台特急’富士’、運転区間を大分までに短縮 |
1997.12.24 | JR東海・鉄道総研、山梨実験線リニアモーターカー 速度試験にて550Km/hを達成 |
平成10年
1998.3.14 | JRグループ、ダイヤ改正 ●高徳線、特急’うずしお’にN2000系投入、130Km/h運転開始 |
1998.4.25 | JR西日本、木次線、臨時快速’奥出雲おろち’号(DE10(またはDE15)+12系客車改造車2両) 運転開始 |
1998.7.10 | JR東海・JR西日本、285系寝台電車、’サンライズ出雲’・’サンライズ瀬戸’として営業運転開始 |
1998.12.8 | JRグループ、ダイヤ改正 ●常磐線、E653系増備により485系’ひたち’を全て’フレッシュひたち’化 ●大糸線、E127系100番台 投入 |
平成11年
1999.3.13 | JRグループ、ダイヤ改正 ●東海道・山陽新幹線、700系運転開始 ●山陽新幹線、厚狭駅に新幹線ホーム新設 ●徳島線、急行’よしの川’が特急’剣山’に統合される(四国の急行全廃) |
1999.7.16 | JR東日本・JR北海道、寝台特急’カシオペア’運転開始 |
1999.9.18 | JR東海,東海道新幹線、0系電車運行終了 |
1999.12.4 | JRグループ、ダイヤ改正 ●山形新幹線、新庄まで延伸 ●特急’こまくさ’、快速列車化(新庄以北の運転) ●急行たかやま(大阪ー飛騨古川)、特急ひだに格上げ ●急行かすが、キハ58・65型からキハ75系に置きかえられる ●久大本線、客車使用の普通列車 消滅 |
平成12年
2000.3.11 | JR西日本、ダイヤ改正 ●山陽新幹線、ひかりレールスター(700系7000番台)運転開始 ●東海道・山陽新幹線、’グランドひかり’(100系V編成)食堂車営業終了 |
2000.3.11 | JR東日本、仙石線 仙台市内一部区間(あおば通‐陸前原ノ町) 地下化 |
2000.10.1 | 大井川鉄道㈱、子会社の大鉄技術サービス㈱を存続会社として同社と合併し大井川鐵道㈱となる |
平成13年
2001.3.3 | JRグループ、ダイヤ改正 ●特急’白鳥’(大阪-青森) 廃止 ●特急’雷鳥’(大阪‐新潟系統のみ)廃止 |
2001.3.28 | 北陸鉄道、浅野川線 北鉄金沢駅 地下化 |
2001.4.1 | のと鉄道、穴水-輪島 廃止 |
2001.4.1 | 土佐電気鉄道、高知駅南口に乗り入れ ・・JR駅改札口との距離が短縮され便利になる |
2001.5.13 | JR四国、高松駅4代目駅舎使用開始 ・・駅自体が0.3km西へ移動(後退) |
2001.7.7 | JR西日本、ダイヤ改正(米子支社) ●キハ187系使用により、特急列車のスピードアップを行う ●鳥取鉄道部所属キハ58系の米子以西の運転とりやめ |
2001.10.1 | JR東海・名古屋鉄道、特急’北アルプス’ 廃止 |
2001.10.6 | JR九州、ダイヤ改正 ●筑豊本線、50系客車による運行廃止 ●筑豊線(折尾-桂川)と篠栗線に’福北ゆたか線’という愛称が与えられる |
平成14年
2002.4.1 | 長野電鉄、信州中野-木島 廃止 |
2002.5.17 | JR東海、100系’グランドひかり’を東海道新幹線の定期運用よりはずす |
2002.7.1 | 土佐くろしお鉄道、ごめん・なはり線(後免-奈半利) 全通 |
2002.11.23 | JR西日本、山陽新幹線、100系’グランドひかり’ 運行終了 |
2002.12.1 | JR東日本、東北新幹線、盛岡―八戸 開業 ●特急はやて(東京-八戸) 新設 |
2002.12.1 | IGRいわて銀河鉄道、盛岡―目時(82.0Km)開業(東北本線一部経営分離) ・・当初’いわて銀河鉄道’とする予定であったが別の会社で同名の会社が法人登記されていたものがあったため’IGR’を冠することになった (また当時アルファベット文字使用の登記は不可であったためカタカナにより’アイジーアール’と表記していた) |
2002.12.1 | 青い森鉄道、目時―八戸(25.9Km)開業 (東北本線一部経営分離) |
2002.12.1 | JR東日本、ダイヤ改正 ●東北新幹線、’はやて’(東京-八戸) 新設 ●上越新幹線 ’あさひ’を’とき’に改称 ●特急’はくつる’(上野-青森、24系寝台客車) 廃止 ●特急’はつかり’、’スーパーはつかり’(盛岡―青森・函館) 廃止 ●快速’海峡’(青森-函館・50系客車) 廃止 ・・JR線から定期普通客車列車がなくなる ●急行’アルプス’ 廃止 ●特急’スーパー白鳥’(八戸―函館) 新設 (J北・789系交流電車使用) ●特急’白鳥’ (八戸―函館) 新設 (J東・485系) ●特急’つがる’(八戸―青森・弘前) 新設 (J東・E751系、485系) |
平成15年
2003.7.20 | えちぜん鉄道、開業 ・・京福電気鉄道より越前本線と三国芦原線を第三セクターとしてひきつぐ |
2003.10.1 | JR東海、東海道新幹線、品川駅開業 |
2003.10.1 | JR西日本、小郡駅を新山口駅に改称 |
2003.10.1 | JRグループ、ダイヤ改正 ●東海道・山陽新幹線、’のぞみ’の1~3号車を自由席車化 ●東海道新幹線、’ひかり’、’こだま’も270Km/h運転開始(300系化) ●夜行急行’ちくま’、臨時列車化 ●特急加越が特急しらさぎに統合される ●瀬戸大橋線快速マリンライナーが新型車両におきかわる (JR西日本:223系5000番台、JR四国5000系) ●特急’いなば’(岡山‐智頭急行‐鳥取)がキハ187系化 (愛称も’スーパーいなば’に改称) |
平成16年
2004.3.13 | JR九州、九州新幹線、新八代―鹿児島中央 開業 |
2004.3.13 | JRグループ、ダイヤ改正 ●新型貨物電車M250系が’スーパーレールカーゴ’として運転開始 (東京貨物ターミナル―安治川口) ●上越新幹線、本庄早稲田駅、開業 |
2004.10.16 | JR西日本、急行’だいせん’(大阪‐出雲市)廃止 |
平成17年
2005.2.3 | 福岡市交通局、七隈線(天神南‐橋本) 開業 |
2005.3.1 | JRグループ、ダイヤ改正 ●寝台特急’さくら’(東京―長崎) 廃止 ●寝台特急’あさかぜ’(東京―下関) 廃止 ●寝台特急’富士’と’はやぶさ’を東京―門司間にて併結化 |
2005.4.1 | のと鉄道、穴水-蛸島 廃止 |
2005.4.1 | 伊豆急行、8000系電車 営業運転開始 ・・東急8000系をクロスシート化(海側のみ)して再使用 |
2005.10.1 | JRグループ、ダイヤ改正 ●寝台特急’彗星’ 廃止 ●寝台特急’あかつき’と’なは’が京都―鳥栖間にて併結運転化 |
平成18年
2006.3.1 | JR西日本、富山港線 廃止 |
2006.3.10 | 伊豆急行、2100系(1次車)、営業運転終了 |
2006.3.18 | JRグループ、ダイヤ改正 ●寝台特急’出雲’ 廃止 |
2006.4.29 | 富山ライトレール、営業開始 ・・もとはJRの富山港線であったがLRTして再開業 |
2006.9.1 | 長野電鉄、湯田中駅 ミニスイッチバック廃止 ・・1000系(もと小田急HiSE車、運転席が2階)導入のための措置 |
2006.12.9 | 長野電鉄、特急’ゆけむり’(1000系電車) 運転開始 |
平成19年
2007.3.17 | JR東海、静岡地区において113系、115系電車の運行を終了 |
2007.3.18 | JRグループ、ダイヤ改正 ●特急’東海’(東京―静岡) 廃止 |
2007.3.18 | 仙台空港鉄道(名取‐仙台空港) 開業 |
2007.7.1 | JR東海・西日本、ダイヤ改正 ●N700系、運転開始し所要時間短縮 ●品川始発の’のぞみ’設定 |
平成20年
2008.3.15 | JRグループ、ダイヤ改正 ●東海道新幹線、全列車が品川、新横浜に停車となる ●寝台急行銀河(東京―大阪) 廃止 ●寝台特急’なは・あかつき’(京都―熊本・長崎) 廃止 ・・これにより関西・九州間の優等列車は全廃となる |
平成21年
2009.3.14 | JRグループ、ダイヤ改正 ●ムーンライトながら 臨時列車化 ●ムーンライトえちご 臨時列車化 ●寝台特急はやぶさ・富士 廃止 |
平成22年
2010.2.28 | JR東海・西日本、この日限りで500系を’のぞみ’定期運用よりはずす ・・これ以降500系は8連化され、山陽新幹線’こだま’用となる |
2010.5.30 | 会津鉄道、(もと名鉄)キハ8500型 運行終了 ・・キハ8502,8503は2016年にマレーシア・ボルネオ島の鉄道にて運行 |
平成23年
2011.3 | JR九州、九州新幹線、博多―新八代、開業 |
平成24年
2012.4.1 | 十和田観光電鉄(国際興業系)、鉄道線(三沢―十和田市、14.7Km)廃止 ・・車両の一部(もと東急7200系・両運車)は大井川鐵道に移った |
2012.4.1 | 長野電鉄、屋代線、全線(屋代-須坂)廃止 |
平成25年
2013.2.4 | えちぜん鉄道、7000系電車 営業運転開始 ・・もとJR東海飯田線の119系電車を改造の上で再活用 |
2013.3.16 | JR東日本、長野総合車両センターに211系電車が転入 ・・長野地区の115系電車が置きかえられる |
2013.8.25 | 富山地方鉄道、観光列車’ダブルデッカーエキスプレス’ 運転開始 ・・元・京阪3000系の2階車を中間車として使用 |
2013.12 | ’ムーンライトながら’(東京―大垣)、185系化される |
平成26年
2014.4.1 | JR東日本、岩泉線 廃止 ・・この代替措置として東日本交通㈱によるバス路線が開設される |
2014.9.10 | JR北海道、デュアルモードビークルの導入を断念したと発表 |
平成27年
2015.3.12 | JR西日本、寝台特急’トワイライトエクスプレス’(大阪―札幌)この日の札幌発をもって運行終了 |
2015.3.14 | JR東日本・JR西日本、北陸新幹線(長野‐金沢) 延伸開業 |
2015.3.14 | えちごトキめき鉄道、開業 ・・北陸新幹線の延伸にともない、新潟県下の併行在来線区間(市振‐直江津、および妙高高原‐直江津)を承継 |
2015.12.6 | 仙台市営地下鉄、東西線(八木山動物公園-荒井、13.6Km) 開業 |
2015.12.20 | 札幌市電、環状運転 開始 |
平成28年
2016.3.26 | JR北海道、北海道新幹線(新青森―新函館北斗) 開業 |
2016.3.26 | JRグループ、ダイヤ改正 ●大阪しなの、名古屋‐大阪間 運転取りやめ |
2016.3.27 | えちぜん鉄道・福井鉄道、低床車両による急行電車の相互乗り入れ開始 |
2016.12.5 | JR北海道、留萌本線、留萌-増毛間 廃止 |
平成29年
2017.5.1 | JR東日本、E001系クルーズトレイン’SHUTTLE TRAIN四季島’営業運転開始 |
2017.7.5 | JR九州、日田彦山線 九州北部豪雨に伴い、添田‐夜明間にて運転見合わせ |
2017.9.2 | JR西日本、SL列車やまぐち号に新型客車(新35系)使用開始 |
2017.12.23 | JR東日本、中央東線、E353系特急電車(量産先行車) 営業運転開始 |
平成30年
2018.3 | JR西日本、三江線、廃止 |
2018.4.15 | JR東日本、新潟駅 新幹線と在来線(高架化)間において対面乗換開始 |
平成31年
2019.3.23 | 三陸鉄道、JR東日本より山田線の宮古-釜石間の移管を受ける ・・今回の移管区間と従来からの北リアス線と南リアス線を一括して’リアス線’ として呼称 |
令和1年
2019.3.16 | JRグループ、ダイヤ改正 ●J東、中央東線定期特急列車をE353系に統一 ●J北、北海道新幹線、青函トンネル内の最高速度を160Km/hに向上 |
2019.4.1 | JR北海道、石勝線夕張支線(夕張-新夕張、16.1Km) 廃止 |
2019.10.13 | 上田電鉄、台風19号に伴う洪水により千曲川橋梁が一部流出 |
令和2年
2020.2.22 | 富山地方鉄道㈱、富山ライトレール㈱を吸収合併 |
2020.3.8 | JR東海、700系新幹線電車 営業運転終了 |
2020.3.21 | 富山地方鉄道、路面電車線において、旧・ライトレール線と線路がつながる |
2020.4.17 | JR北海道、札沼線末端区間(北海道医療大学前-新十津川) 運行終了 ・・新型コロナウィルス蔓延に伴い予定を早める |
2020.4.1 | 札幌市交通局、路面電車に関する事業につき、上下分離を実施 ・・インフラ部(=下)は札幌市交通局が引き続き管理し、運行(=上)は札幌市交通事業振興公社が担当する |
2020.6.16 | JR東日本、新潟駅万代口駅舎 解体工事開始 ・・新駅舎は2023年完成予定 |
2020.7.1 | JR東海、東海道新幹線 N700S系電車 営業運転開始 |
2020.7.16 | JR九州・沿線自治体、日田彦山線の一部区間につき、BRT化で合意 |
2020.11.1 | JR東海、特急’ワイドビュー南紀’につき、グリーン車の連結を廃止 |
2020.11.13 | 富山地方鉄道、電鉄富山駅付近高架化仮線工事に伴い競争入札公告 ・・高架化後は2面2線(ただしホーム長:145m)のこじんまりしたものになり、現在の優美な終端駅はまもなく見納めとなる |
2020.12.21 | 北陸鉄道、浅野川線 03系電車 運転開始 |
令和3年
2021.1.22 | JR東日本・JR東海、ムーンライトながら(東京‐大垣)につき、今後運転しないと発表 ・・高速バスとの競争力低下や車両老朽化を理由とする |
2021.3.13 | JR東日本、ダイヤ改正 ●東北・上越新幹線、上野‐大宮間にて1分短縮(21分運転となる) ・・同区間の最高速度を引き上げた(110km/h⇒130km/h)ことによる |
2021.3.13 | JR九州、ダイヤ改正 ●特急’有明’(大牟田‐博多) 廃止 |
2021.3.13 | しなの鉄道、SR1系電車(一般仕様車) 営業運転開始 |
2021.3.27 | JR東日本、青森駅新駅舎 供用開始 |
2021.3.28 | 上田電鉄、千曲川橋梁復旧により全線運行再開 |
2021.4.1 | JR北海道、日高線 鵡川―様似 廃止 |
2021.6.2 | 長野電鉄、3500系電車(もと営団日比谷線3000系)、引退 |
2021.10.2 | JR西日本、ダイヤ改正 ●米子支社管内、普通列車の削減・区間短縮、快速列車の一部各停化を実施 |
2021.11.19 | JR東日本、SL銀河号(釜石線)の運行を2023年春に終了予定と発表 ・・客車の老朽化を理由とする |
2021.12.25 | 阿佐海岸鉄道、DMVを本格運行 |
令和4年
2022.3.12 | JR西日本、ダイヤ改正 ●岡山支社、快速’サンライナー’ 全廃 |
2022.3.16 | JR東日本、東北新幹線 福島県沖で発生した地震により、走行中の列車の脱線など被害をうける |
2022.3.22 | JR北海道、沿線自治体との協議により、函館本線の長万部‐小樽間の廃止を決定 |
2022.4.15 | 富山地方鉄道、特急列車一時的に全廃 |
2022.7.13 | JR北海道、キハ281系特急型気動車につき、定期運行は9月末までと発表 |
2022.9.1 | JR各社、フルムーン夫婦グリーンパスの発売につき、今秋は見送りとなる |
2022 | JR貨物、入替機につき、HD300に置き換え完了 |
令和5年
2023.3.18 | JR東海、新横浜駅始発ののぞみ号を設定 |
2023.4.1 | JR北海道、留萌本線 石狩沼田‐留萌 廃止 ・・同社としては深川‐石狩沼田間も2026年の廃止を予定している (北海道新幹線を延長し、東京直結ばかりを優先しても結果はでるのだろうか?) |
2023.7.21 | JR東海、新幹線の車内チャイムをUAの’会いにいこう’に変更 |
2023.7.29 | JR西日本、米子駅 新駅舎使用開始 |
2023.9.22 | JR東海、来年3月より新幹線と在来線の特急乗り継ぎ割引を廃止すると発表 ・・ほかのJR各社も同様の内容を発表 |
2023.10.1 | 大井川鐵道、家山‐川根温泉笹間渡 運行再開 |
2023.10.14 | 福井鉄道、ダイヤ改正 ●昼間時間帯の急行の運転をとりやめ。普通列車のみの30分毎運転となる |
2023.10.20 | JR東海、東海道新幹線 Pシートサービス(B席を廃止して中央にパーティーションを設置しA席およびC席につき、1.5席分の空間を提供)を開始 ・・7号車の6~10列目に設置され、計10席となる。追加料金は1200円 |
2023.10.31 | JR東海、のぞみ号・ひかり号につき、車内ワゴン販売終了 |
2023.11.1 | 伊予鉄道、松山市内線 坊ちゃん列車 当面運休 |
2023.11.30 | JR九州、813系電車につき、全車ロングシート化する計画を公表 |
2023.12.8 | 弘南鉄道、大鰐線 運行再開 |
2023.12 | JR東海、年末年始ののぞみ号につき、全車指定席とする |
2024.1.21 | 長電バス、長野市内の路線バスの日曜日の運行につき、当面運休開始 |
2024.3.29 | JR東海、リニア新幹線につき、2027年の開業は無理と発表 ・・静岡県内のトンネル工事の進捗状況による |
2024.4.1 | JR北海道、根室本線 富良野‐新得間 廃止 |
2024.4.6 | JR西日本、273系特急電車 伯備線にて運行開始 |
2024.5.1 | スカイレールサービス、広島短距離交通瀬野線(1.3km) 廃止 |
2024.5.11 | JR東日本、新潟駅120周年記念号(越後湯沢→新潟) 運行 ・・旧型客車使用の比較的長距離の運行。復路は翌日 |
2024.5.27 | 九州産交バスほか、交通系ICカード(くまもんのICカード)年内廃止予定と発表 ・・カード対応機器の更新時期にあたり、設備更新に多額の費用を要するため ●代替措置としてクレジットカードなどのタッチ決済を年度内に導入予定とする |
2024.夏 | 黒部宇奈月キャニオンルート(欅平‐黒四ダム) 開業予定 ・・乗り物ニュース(2023.10.1)による |
2024.12.1 | 立山黒部貫光、トロリーバスによる運行を終了 ・・以降は電気バスを使用 |
令和7年
2025.3.15 | JR四国、ダイヤ改正 ●特急うずしお:185系気動車の運用取りやめ |
2025.3.15 | JR東海ダイヤ改正 ●特急のぞみ:指定席が1・2号車のみとなる(3号車は指定席に変更) |
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